令和5年度食品衛生リスクコミュニケーション事業「手洗いを科学する」を開催しました

最終更新日 令和6年3月21日

ページ番号 156457

世田谷区では毎年、食品衛生リスクコミュニケーション事業を開催し、食の安全に関する様々なテーマについて、消費者、食品事業者、行政との間で意見交換などを行っています。

令和5年度食品衛生リスクコミュニケーション事業は「手洗いを科学する」と題して開催しました。

食品衛生リスクコミュニケーション事業「手洗いを科学する」

  • 開催日時 令和6年1月31日(水曜日) 午後2時から午後4時
  • 開催場所 三軒茶屋キャロットタワー5階 生活工房 セミナールームAB
  • 参加者数 60名(消費者、食品事業者、行政担当者含む) 
  • 主催・共催 世田谷保健所・世田谷区食品衛生協会

(1)専門家による講演

公益社団法人日本食品衛生協会 学術顧問 野田 衛氏

演題「できている? 効果的な手洗い」

特に冬場に流行するノロウイルスの汚染経路や食中毒事例を紹介しいていただき、ノロウイルスによる食中毒等を予防するための効果的な手洗いについて、実験から得られたデータなどを用い科学的に講義していただきました。

富士通株式会社コンバージングテクノロジー研究所 岩崎 翔氏

演題「AIが見守る、正しい手洗いのススメ~衛生管理の新たな可能性を探る~」 

AIを活用した複雑な手洗い動作の認識技術を開発されたご経験から開発のエピソードなど従来の食品衛生の視点でない視点から「正しい手洗い」について講義していただきました。

(2)パネルディスカッション

専門家に加え、消費者(世田谷区消費生活課区民講師 井岡 智子氏)、事業者(医療法人社団さくら会 世田谷中央病院 管理栄養士 山本 亜矢子氏)、行政担当者がパネリストとして登壇し、講演内容や講師への質問、効果的な手洗いについて相互に意見交換を行いました。

手洗いは身近な衛生管理の一つですが、手洗い動作は複雑であるため効果的に手を洗うことは難しいとの共通認識を持つことができました。

※世田谷保健所では、せたがや動画で適切な手洗いの紹介や手洗いチェッカーの貸し出しを行っています。

(3)質疑応答

講師、保健所職員が参加者のご質問、日頃の疑問等にお答えしました。

専門家による講演
野田講師による講演
専門家による講演
岩崎講師による講演
パネルディスカッション
パネルディスカッション
質疑応答
質疑応答
質疑応答
質疑応答

添付ファイル

PDFファイルの閲覧にはAdobe Reader(無償)が必要です。お持ちでない方は、Adobe社のサイトからダウンロードしてください。

関連リンク

このページについてのお問い合わせ先

世田谷保健所 生活保健課 食品衛生企画

電話番号 03-5432-2911

ファクシミリ 03-5432-3054