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世田谷区トップページ > 福祉・健康 > 認知症 > 「世田谷区制90周年・希望条例2周年記念イベント「本人が企画し、本人が語る『おれの人生、おもしろく、楽しく、あっけらかんと』」を開催しました
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最終更新日 2023年3月14日
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区では、認知症の人を含むすべての区民の希望及び権利が尊重され、ともに安心して自分らしく暮らせるまちを目指して、令和2年10月1日に「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」を施行しました。
世田谷区制90周年と条例の施行から2周年を記念して、令和5年2月12日(日曜日)に、日本大学文理学部 百周年記念館(桜上水3-25-40)において、漫画家・タレントの蛭子能収さんをゲストにお招きし、イベントを開催しました。イベント当日の内容を録画配信していますので、ぜひご覧ください。
令和2年10月に施行された「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」に関する取組みや世田谷区が目指す姿について、世田谷区認知症施策評価委員会 委員長 大熊 由紀子さんと保坂 展人区長が熱く語り合いました。
蛭子能収さんの今までの体験、日頃の生活や思い、これからの願い等をテーマに、楽しいトークセッションが繰り広げられました。
また、貫田 直義さんが登壇されなかったので、代わりに世田谷区認知症在宅生活サポートセンターの遠矢 純一郎医師がメッセージを読み上げました。
最後に、蛭子さんから皆さんへ伝えたいことを聞かれると「ずっとまだ生きてやるぞ、とにかく、簡単に死なないで」とお話されたことが印象的でした。
(右から、ファシリテーターの保坂展人区長、漫画家・タレントの蛭子能収さん、マネージャーの森永真志さん、世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 遠矢純一郎医師)
会場の日本大学文理学部 百周年記念館 国際会議場には、多くの人が足を運んでくださいました。
現在、世田谷区内の各地区で少しずつアクションチーム活動が始まっています。
認知症であってもなくても、自由に語り合いながら、望みを一緒に叶える楽しい活動をしています。
砧あんしんすこやかセンターの渡辺さんが「キヌタdeカフェ」の取り組みについて、アクションを報告しました。
烏山地区(南烏山・北烏山・給田)で行ったアクションとして、給田お買い物マルシェ3周年記念イベント、希望の木プロジェクト、アクション講座等を烏山あんしんすこやかセンターの秋友さんと五月会の本多さんが紹介しました。
当日1階ロビーにて、各地区アクションの様子をパネル展示しました。内容は以下のとおりです。
RUN伴(ランとも)は、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指して、認知症の人やご家族、地域住民、医療・福祉関係者の方々と一緒にタスキをつなぎ、日本全国を横断するプロジェクトです。
世田谷区では、令和4年10月1日(土曜日)にRUN伴+(ランともプラス)せたがや2022を開催しました。当日の様子はこちらから御覧いただけます。
テレビで拝見していた独特のはにかむような語り口も含めて、蛭子さんらしさは変わらずにあることを会場の皆さんもお感じになられたことと思います。いろいろわからないことやできないことがあっても、その人らしくありつづけることができるのだということを体現された蛭子さん。そして区長自らそこに向き合われ、蛭子さんの思いや個性を引き出されたことも、とても意義深く感じられました。
(世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 遠矢 純一郎 医師)
高齢福祉部 介護予防・地域支援課 認知症在宅生活サポート
電話番号:03-5432-2954
ファクシミリ:03-5432-3085