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世田谷区トップページ > 烏山地域 > 烏山地区 > 地区のできごと一覧 > 地域風景資産に地区3箇所が選出されました(烏山地区)
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最終更新日 2023年11月29日
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世田谷区では、地域の大切な風景を区民が守り・育て・つくる「風景づくり活動」の推進のため、地域風景資産の選定を行っています。3回目の今回は、平成24年7月の候補募集から約1年半をかけて、20件の地域風景資産を選定し、烏山地区からは以下の3件が選出されました。
宍戸家より給田小学校に移築・保存された古民家は、せたがや百景にもなっています。日常的な児童の憩いの場であると共に、千歳民族資料保存会と児童による掃除や障子の張り替え、PTAや地域の団体による行事など、学校、地域、子ども、保護者の協働による「生きた風景」となっています。
古民家を通して、子どもたちに昔の建築物や地域活動に興味を持ってもらうなど、環境教育の場として一層活動を広げていくことが期待されます。
給田小学校の古民家
せたがや百景でもあり、寺院が連なる路地や寺院内の池や花木の他、第1回地域風景資産の釜六の天水桶、国歌の歌詞にも出てくるさざれ石、そば禁止の碑など、様々な魅力を包含しています。地下水や湧水を含む自然環境を保護するため、烏山寺町環境協定を締結する活動も地域で行われています。
関東大震災により、都心東部各地で消失した寺院が集まって形成された寺町は、世田谷の都市化が始まった歴史を体現し、近代都市計画の要素を感じることができます。都市観光の資産、あるいは都市づくりの歴史を示す財産として丁寧に扱うべき価値があり、地域風景資産にとどまらない風景づくりにつながっていくことが期待されます。
烏山総合支所 烏山まちづくりセンター
電話番号:03-3300-5420
ファクシミリ:03-5384-3222