世田谷区認知症在宅生活サポートセンターの運営事業者の選定結果について

区では、「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」第17条に基づく、区の認知症在宅支援施策における専門的かつ中核的な役割を果たす拠点として、認知症在宅生活サポートセンターを区立保健医療福祉総合プラザ（世田谷区松原6－37－10）内に設置し、業務委託により運営を行っています。

このたび、令和5年度から令和9年度までの認知症在宅生活サポートセンター運営事業者を、プロポーザル方式により公募選定しましたので報告します。

選定事業者

1. 事業者名　医療法人社団プラタナス
2. 所在地　東京都世田谷区用賀2丁目41番17号 用賀二丁目ビル1・2階

選定経過

年月日	経過
令和4年7月27日	第1回選定委員会（選定基準等の審議）
8月  4日	事業者公募開始
9月30日	提案書提出期限（1事業者が応募）
11月11日	第2回選定委員会（書類審査、ヒアリング審査）

総合評価

現在の認知症在宅生活サポートセンターを運営しており、区政を取り巻く状況や課題を的確に捉えているほか、法人としても、認知症ケア経験のある医師・看護師・作業療法士等の専門職が多く在籍し、認知症初期集中支援チーム事業（区委託事業）や在宅医療、訪問看護等、認知症分野における実績も豊富であると評価された。また、「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」の理念や地区の取組みを把握しており、区と協力しながら、同条例に基づく事業を通じて、地域福祉の向上に寄与する熱意が感じられた。

本業務の実施にあたり、医師会や認知症サポート医、世田谷認知症ネットワーク研究会等の既存組織のほか、地域の関係団体等との連携・協働を重視すること等を付帯条件としたうえで、当該事業者の提案を採択するとの評価に至った。