[世田谷美術館分館] 宮本三郎 都市と自然 ―それぞれの光
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洋画家・宮本三郎(1905-1974)は、人物を描くことを得意としていた一方で、日本各地や滞欧先において、しばしば風景画も描きました。本展では、宮本三郎が描いた都市と自然、それぞれの風景を光の表現に注目してご紹介します。
戦後の東京では、復興から高度経済成長期にかけてビルが次々に建設され、都市化が急速に進みます。その時代の中で、1958年に完成し首都の新たなシンボルとなった東京タワーや、街中のビルの灯り、カラフルなネオンサインなどは、宮本が新たな都市の風景として選び取った題材でした。人工的な光にあふれる夜景は、都市に渦巻く欲望とエネルギーを、ネオン輝く光を通して表現したものと言えるでしょう。
一方で宮本は、自身の出身地である石川県小松市をはじめ、箱根、長崎など、彼が訪れた各地の自然あふれる風景も描いています。自然の風景を描く際には、その土地特有の日差しの印象を巧みに描き分け、その場の空気や時間を表現しました。
都市と自然という、宮本の対照的なまなざしの先にある「光」をご覧ください。
日程
- 2025年11月1日(土曜日)から2026年3月15日(日曜日)
休館日:毎週月曜日 (ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)、年末年始(2025年12月29日~2026年1月3日)
11月3日(月曜日・祝日)、11月24日(月曜日・振休)、1月12日(月曜日・祝日)、2月23日(月曜日・祝日)は開館、11月4日(火曜日)、11月25日(火曜日)、1月13日(火曜日)、2月24日(火曜日)は休館
時間
開館時間:午前10時から午後6時まで(最終入館は午後5時30分まで)
場所・会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
〒158-0083 世田谷区奥沢5丁目38番13号
電話:03-5483-3836
[交通案内]
東急東横線・大井町線「自由が丘」駅より徒歩7分
東急大井町線「九品仏」駅より徒歩8分
東急目黒線「奥沢」駅より徒歩8分
東急バス(渋11)田園調布駅から渋谷駅「奥沢六丁目」下車 徒歩1分
東急バス(園01)田園調布駅から千歳船橋駅「浄水場前」下車 徒歩10分
費用・料金
観覧料:一般220円(180円)、大高生170円(130円)、65歳以上/中小生110円(90円)
※障害者の方は110円(90円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
※( )内は20名以上の団体料金
※世田谷区内在住・在学の小・中学生は土、日、祝・休日は無料
申込可能な申請方法
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オンライン利用不可能
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窓口利用不可能
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郵送利用不可能
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電話利用不可能
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ファクシミリ利用不可能
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メール利用不可能
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コンビニ利用不可能
展覧会について
詳しくは世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館ホームページをご覧ください