[世田谷美術館分館] 京都と武蔵野 ――向井潤吉が描いたふたつの風景
本展では、洋画家・向井潤吉(1901-1995)にゆかりの深い、京都と武蔵野を描いた作品を集めてご紹介します。
戦後40年にわたり、全国各地の草屋根の民家を描き続けた向井にとって、京都は生まれ故郷であるとともに、好んで取材に赴く土地でもありました。とくに秋から冬にかけて、大原、丹波、嵯峨野などの民家や、近隣の奈良の風景も描いています。
一方、東京近郊や埼玉方面は、1933年に世田谷区弦巻の地にアトリエを構えた向井の最も身近な取材地でした。早春の頃には、梅の開花にさそわれるように出かけ、武蔵野の広い空とともに民家を描いています。また、郊外の宅地化が進むにつれて、次第にその足は秩父方面にまで延びていきました。
描かれた京都と武蔵野を見比べると、民家のたたずまいや季節感など、微妙な風趣の違いが描き分けられていることに気づきます。向井が愛してやまなかったふたつの風景を、どうぞお楽しみください。
日程
- 2025年4月1日(火曜日)から2025年9月7日(日曜日)
休館日:毎週月曜日 (ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)
7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館、7月22日(火曜日)、8月12日(火曜日)は休館
時間
開館時間:午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
場所・会場
世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
〒154-0016 世田谷区弦巻2丁目5番1号
電話:03-5450-9581
[交通案内]
東急田園都市線「駒沢大学」駅西口下車 徒歩10分
東急世田谷線「松陰神社前」駅下車 徒歩17分
東急バス(渋05)渋谷駅から弦巻営業所「駒沢中学校」下車 徒歩3分
費用・料金
観覧料:一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
( )内は20名以上の団体料金。
世田谷区内在住・在学の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料。
申込可能な申請方法
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オンライン利用不可能
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窓口利用不可能
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郵送利用不可能
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電話利用不可能
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ファクシミリ利用不可能
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メール利用不可能
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コンビニ利用不可能
展覧会について
詳しくは向井潤吉アトリエ館をご覧ください