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世田谷区トップページ > イベント・観光情報 > [世田谷美術館分館] 清川泰次の写真 ――その時代とまなざし

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最終更新日 2025年6月3日

ページID 25928

[世田谷美術館分館] 清川泰次の写真 ――その時代とまなざし

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清川泰次

対象のかたちを写し取ることに捉われない抽象表現を追求した画家・清川泰次(1919-2000)。清川は油絵をはじめた頃、同時に写真にも強い関心を抱きました。慶応義塾大学経済学部在学中は写真部に所属し、イコフレックスやライカなどのカメラで出身地の浜松や東京、国内の旅行先、家族、友人などを撮影しています。5,000点を超えるフィルムのほか、カメラの性能や撮影技法を細かくまとめたアルバムや技法書などの旧蔵書も残っており、当時、清川が大変熱心に写真を勉強した様子がうかがえます。
また清川は、1950年代に訪れたアメリカやヨーロッパ、アジアなど、海外の街並みも撮影しました。まだ珍しかったカラーフィルムを用いて撮られた写真も多く、海外の様子を伝える資料として子ども向けの学習誌につかわれたこともありました。雑誌『アサヒカメラ』1955年2月号では、清川がパリで撮影した、画家・藤田嗣治(1886-1968)のアトリエ内の写真が表紙となっています。
清川は写真家として活動したわけではありませんでしたが、対象が端正に美しく捉えられた数多くの写真は、昭和の人々や場所の記録として、またひとりの撮影者の表現として貴重といえるでしょう。当館では開館以来、作家の生前にはほとんど知られていなかったこうした写真を、撮影年代や被写体をはじめ様々な切り口でご紹介してきました。本展では、時代背景やこれまでに当館で開催した写真展をふまえ、いま清川の写真をどのように捉えられることができるか考えます。

日程

  • 2025年4月1日(火曜日)から2025年9月7日(日曜日)

休館日:毎週月曜日 (ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)

時間

開館時間:午前10時から午後6時まで(入場は午後5時30分まで)

場所・会場

世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
〒157-0066 世田谷区成城2丁目22番17号
電話:03-3416-1202
[交通案内]
小田急線「成城学園前」駅南口下車 徒歩3分

費用・料金

観覧料:一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
( )内は20名以上の団体料金。
世田谷区内在住・在学の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料。

申込可能な申請方法

  • オンライン利用不可能

  • 窓口利用不可能

  • 郵送利用不可能

  • 電話利用不可能

  • ファクシミリ利用不可能

  • メール利用不可能

  • コンビニ利用不可能

展覧会について

詳しくは清川泰次記念ギャラリーをご覧ください

お問い合わせ先

世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
〒157-0066 世田谷区成城2-22-17
電話:03-3416-1202