区のおしらせ「せたがや」令和4年12月15日号(1面)
最終更新日 令和4年12月15日
住宅の断熱効果で省エネと健康を
世田谷区長
保坂展人(のぶと)
日本の平均的な家屋の欠点は、冬に室内が寒すぎることにあります。
以前、デンマークで住宅建設実習の訓練施設を見たとき、壁の厚さが日本と比べると、とても分厚いことに驚きました。こうした断熱壁を標準仕様にしているとのことでした。
区では、令和2年に「世田谷区気候非常事態宣言」を行い、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロをめざしています。
住宅都市である世田谷区での効果的な二酸化炭素排出対策は、住宅でのエネルギー消費の抑制を図ることです。
住まいの断熱を進めることで暖房効果を高め、室内温度を快適に保つことは、環境問題に貢献するだけでなく、健康をサポートすることにもつながります。心疾患やヒートショックなどを改善・予防する効果も確認されていて、一挙両得です。
また区では、窓の断熱改修、太陽光パネルの設置など、環境面に配慮した住宅改修を行う場合、経費の一部を補助しています。ご興味のある方は、ぜひ、区のホームページ等をご覧ください。
まずはできることから始め、快適で健康に、地球にもやさしい暮らし方を進めましょう。
住まいの断熱と省エネアクションを!
▲区のホームページ
でも省エネについて
ご紹介しています
冬は暖房や給湯器などの使用により、エネルギー消費量が多くなる季節です。省エネは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を減らし、光熱費の削減にもつながります。一人ひとりが省エネの意識を持ち、快適で楽しく、地球にやさしいエコライフを送りましょう。
問合せ先:環境・エネルギー施策推進課 電話番号:03-6432-7130 ファクシミリ番号:03-6432-7981
ホームページ:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/002/003/d00199853.html
《STEP 1》
やってみよう! 省エネアクション
暖房
カーテンやサーキュレーター等で暖房効率を高めましょう
年間で1410円お得
外気温6℃のとき、暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
電気便座
放熱防止のため、ふたの閉め忘れに注意しましょう
年間で920円お得
冷蔵庫
季節に合わせて設定温度を調節しましょう
年間で1630円お得
参考:東京都環境局『家庭の省エネハンドブック2022』
《STEP 2》
熱は窓から逃げる! 住まいの省エネDIY
断熱テープ
サッシ枠に断熱テープを貼ると結露が抑制され、部屋の保温性が高まります
カーテン
断熱性能の高いカーテンを選ぶことで暖房効率が高まります
ハニカムブラインド
ハニカム(ハチの巣)構造を持たせた断熱ブラインドが効果的です
《STEP 3》
区の補助金をご活用ください! 住宅リノベーション
画像:東京都住宅政策本部、(一社)日本
建材・住宅設備産業協会『住宅の省エネ
リフォームガイドブック』を参考に区で作成
住宅の省エネ化には、複層ガラスや二重窓の取り付けが非常に有効です。交換工事に対する補助金(環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金)をご活用ください。窓以外にも、高断熱浴槽、太陽光発電システム(太陽光パネル)、家庭用燃料電池(エネファーム)等の補助金メニューがあります。
今年度の受付期間は、1月31日まで(エネファームは2月28日まで)ですが、申請は受付終了の2週間前までにお願いします。
▲詳しくは、
区のホームページ
をご覧ください
問合せ先:環境・エネルギー施策推進課 電話番号:03-6432-7133 ファクシミリ番号:03-6432-7981
ホームページ:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/003/d00190129.html
このページについてのお問い合わせ先
上記お問い合わせ先参照
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