区のおしらせ「せたがや」令和4年10月15日号(6・7面)

最終更新日 令和4年10月15日

ご存じですか?
世田谷区認知症とともに生きる希望条例

問合せ先:介護予防・地域支援課 電話番号:03-5432-2954 ファクシミリ番号:03-5432-3085

認知症とともに生きる希望条例とは?

認知症とともに生きる希望条例とは?

 区では、認知症の本人を含む全ての区民が自分らしく生きる希望を持ち、本人の意思と権利が尊重され、安心して暮らし続けることのできる地域共生社会の実現をめざし、2年10月に「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」を施行しました。

 

希望条例について詳しくはこちら
▲希望条例について
詳しくはこちら

希望条例について詳しくはこちら:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/006/003/d00187370.html

なぜ、いま「希望条例」なの?

区の現況

 区の人口約92万人のうち、65歳以上の認知症の方の推計(国の推計値による)は、2022年は約3万2千人、2030年には約4万3千人と年々増加していきます。
 認知症は誰もがなる可能性があり、将来、あなたもその一人になるかもしれません。

なぜ、いま「希望条例」なの?

認知症の本人に聴こう!声から学ぼう!

二次元コードからご本人のメッセージ動画をご覧になれます。

長谷部 泰司さん

長谷部 泰司さん

元スーパーマーケット関連会社社長。退職後、73歳で認知症の症状が現れ、関西から次女の暮らす世田谷へ。

  • 診断後、間もないころは自分も家族も混乱した。付き合い方がわかり、いまはとても安定している。
  • 自分ができることをしながらひとり暮らしを。「老人として自立した生活」を送るのがモットー。
二次元コード

ご本人のメッセージ動画:https://youtube.com/watch?v=_tLkyuwmtkQ&feature=share新しいウインドウが開きます

澤田 佐紀子さん

澤田 佐紀子さん

小中高や特別支援学級で30年以上、美術を教える。60歳を過ぎたころから、授業に困難を感じ、認知症を自覚。

  • 教師として、子どもに美術を教えていた。周囲はできないと思い込んでいても、できることを支援すると子どもは伸びる! 自分も同じ。

貫田 直義さん

貫田 直義さん

テレビ局では多くの看板番組を制作。テレビ局社長を退職後、70歳で「ソファーのうしろからゴリラが」など幻視が現れ、レビー小体型認知症と診断される。

  • 決めつけないでほしい。
  • 家にこもっていてはだめ、どんどん外に出よう。オープンにしよう。
二次元コード

ご本人のメッセージ動画:https://youtu.be/fo5G4tBT2SM新しいウインドウが開きます

林 信之さん

林 信之さん

大手自動車メーカー勤務後、60歳で国際特許事務所をスタート。80歳まで現役だったが、ペースメーカーを入れたころから認知症の症状が出始める。

  • 妻とは仲良く、おたがい笑顔でいたい。
  • もの忘れは年々進んでいるが、絵を毎日描いていることが生きるチカラに。
二次元コード

ご本人のメッセージ動画:https://youtu.be/9S5Yy_lFDrU新しいウインドウが開きます

認知症観を変えよう!
~認知症観が変わると社会(まち)も変わる

古いイメージ

古いイメージ

(1)他人ごと。自分には関わりがない。目をそらす。
(2)本人はわからない。できない。本人の声を聴かない。
(3)本人が決めるのは無理。まわりが決めてあげるのが当然。
(4)支援してあげる。本人は支援される一方。
(5)地域で暮らすのは無理。

悪循環におちいり、おたがいが暮らしにくい

新しいイメージ

新しいイメージ

(1)自分ごと。自分にも関わりがある。備える。
(2)本人なりにわかる。できることがある。本人の声を聴く。
(3)本人が人生の主人公。本人なりの思いがある。自分で決められる。
(4)本人が自分のチカラを活かして活躍する、支えあう。
(5)地域で暮らし続けられる。自分は自分。

良循環が生まれ、おたがいが暮らしやすい

身近な地域で、認知症の本人や地域の方がこんな取組みを行っています

キヌタdeカフェ

キヌタdeカフェ

 誰でも気軽に集まり、おしゃべりができる場として、「認知症カフェ」を開催しています。

 

認知症カフェ

★このほかにも、様々な団体が医療や福祉の専門職に相談したり地域の方と交流できる「認知症カフェ」を運営しています。

 

認知症カフェについて詳しくはこちら
▲認知症カフェについて
詳しくはこちら

認知症カフェについて詳しくはこちら:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/006/002/001/d00143440.html

折り鶴プロジェクト

折り鶴プロジェクト

 東京2020 大会開催を契機として、認知症の本人や地域の方等が作成した折り鶴で、アメリカ国旗・区旗のモザイクアートパネルを作成しました。

サロン かめ アクション講座

サロン かめ アクション講座

 桜新町にあるサロンで、アクション講座(世田谷版認知症サポーター養成講座)を開催しました。

身近なあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)とつながろう

身近なあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)とつながろう

 区では、「認知症観の転換」や「地域づくり」を推進するため、区独自のテキストや認知症の本人が出演する動画等を活用した「アクション講座(世田谷版認知症サポーター養成講座)」を、各地区のあんしんすこやかセンターで実施しています。ご興味のある方は、ぜひお近くのあんしんすこやかセンターへご連絡ください。

 

アクションガイド(アクション講座用テキスト)はこちら
▲アクションガイド
(アクション講座用
テキスト)はこちら

アクションガイド(アクション講座用テキスト)はこちら:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/006/002/001/d00140966.html

あんしんすこやかセンターの一覧はこちら
▲あんしんすこやか
センターの一覧は
こちら

あんしんすこやかセンターの一覧はこちら:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/001/006/d00040698.html

「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」
制定記念シンポジウム

二次元コード
▲詳しくはこちら

 希望条例の制定を記念して、2年10月25日に、学識経験者による基調講演と、認知症の本人を含めた意見交換を行うシンポジウムを開催しました。

ホームページ:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/006/003/d00188597.html

「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」
施行1周年記念イベント

認知症体験者と語り合おう!!ともに生きる今と未来
~いっしょにつくる希望のまち世田谷~

二次元コード
▲詳しくはこちら

 希望条例のさらなる普及啓発を目的として、3年11月6日に、若年性認知症の丹野智文さんをコーディネーターとしてお迎えし、認知症の本人によるパネルディスカッションを開催しました。

ホームページ:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/005/002/d00194618.html

 

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このページは広報広聴課が作成しました。