区のおしらせ「せたがや」令和4年4月15日号

地域社会から福祉を向上させる予算

 3月29日、区議会で令和4年度当初予算が可決されました。今年度は「地域社会から福祉を向上させる予算」と名付けました。
 まん延防止等重点措置が全面解除となりましたが、感染者数は十分に減ることなく、リバウンドの心配もされています。引き続き、迅速な検査と治療に結びつける保健所体制も維持していきます。
 また、高齢者施設で介護にあたる職員のための住まい支援や、年齢を問わないひきこもり相談窓口の一元化に取り組みます。教育分野ではICT教育基盤の充実や、不登校児童・生徒への支援を強化します。せたがやPayの普及にも力を入れ、地域経済を支援します。
 さらに、気候危機に対応する基金を設立し、環境配慮型住宅リノベーション事業を強化します。また、みどり豊かな「玉川野毛町公園」や「上用賀公園」の拡張を進め、緑化と合わせて豪雨対策にも効果のあるグリーンインフラに取り組みます。
 区の予算規模は、新型コロナウイルス対策などにより年々増加していますが、区の貯金にあたる「基金残高」は1173億円で、借金にあたる「特別区債残高」561億円を大幅に上回り、健全財政を維持しています。
 コロナ禍に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻の影響が加わり、エネルギー価格の高騰や、急激な円安による物価高など不確定要素も増しています。引き続き、区民の生命と健康、暮らしを守るために行政運営にあたります。

世田谷区長 保坂展人(ほさかのぶと)

 

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