区のおしらせ「せたがや」令和4年3月15日号

令和4年第1回区議会定例会区長招集あいさつ(要旨)

新型コロナウイルス感染症対策

 1月に入り、区内の1日の新規感染者数が1000件を超え、濃厚接触者も急増し感染が急拡大しました。区では、東京都PCR等検査無料化事業の実施場所の提供のほか、区独自に区内3か所で抗原定性検査キットを無料配布しました。PCR検査については、上用賀公園の拡張予定地に検査車両5台を配置し、臨時の確定検査のPCR検査会場を開設しました。また、3回目のワクチン接種は、高齢者施設を優先して開始し、集団接種も交互接種の安全性や有効性を伝え加速していきます。

世田谷区未来つながるプラン(案)

 今年、区制90周年を迎えます。区制100周年に向かう次の10年間は、新たな未来を担う組織の変容を遂げていく期間であり、つながるプランにおける2年間は、まさにその助走期間となるものです。令和6年度から始まる次の基本計画のテーマを見据え、連続的に架橋していく内容とします。地域に根ざした「生命を守る取組み」を進め、社会的孤立から「人と人のつながり」の修復へと変容させる視点に立って、「コミュニティ」「居場所」「プラットホーム」を土台とした持続可能な政策展開を準備します。

教育施策の推進

 教育総合センターを開所しました。区内大学や高校のネットワークを生かし、企業やNPOなど、地域社会が学校教育を豊かにする取組みを進めます。

子ども・若者、子育て支援

 「世田谷区子ども条例」が施行され20年目となります。子どもの権利や子どもの意見表明について、改めて、子どもや若者、区民の皆さんと議論する機会を設け、子どもの権利擁護と意識醸成に取り組みます。「子ども・子育て応援都市」として、子育て支援を一層充実させ、子どもや若者が自分らしく健やかに育つことができる地域社会を実現します。

高齢福祉

 質の高い介護サービスが安定的に提供できるよう、区独自の支援策として、介護現場で働く人の家賃負担を軽減する「介護職の住まい支援」を充実します。引き続き、介護資格取得時の支援や、職場環境改善のためのデジタル機器導入費用の支援にあわせて、介護人材の持続可能な確保につないでいきます。

みどり33と気候危機対策

 区制100周年となる2032年までにみどり率33%を掲げています。今後、玉川野毛町公園や上用賀公園の整備、北烏山7丁目樹林地の取得など公園づくりを進めます。気候危機から区民の生命と財産を守り、二酸化炭素の排出量を削減する施策を安定的、継続的に行う財源を確保するため、世田谷区気候危機対策基金を創設する条例を提案します。

世田谷区産業振興基本条例の改正

 経済的な成長のみならず、働き方や環境配慮など、従前の経済政策の枠外にあった問題意識や価値の重要性も踏まえた、地域の経済発展と課題の解決を両立する地域経済の持続可能な発展をめざして、本定例会へ条例の一部改正案を提案します。

 

※あいさつの全文は、区のホームページでご覧になれます。また、区議会会議録(5月中旬発行予定)は、区政情報センター、総合支所区政情報コーナー、図書館等でご覧になれます。

 


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