区のおしらせ「せたがや」令和4年3月15日号
ひきこもり相談窓口
区では、4月から三軒茶屋に「ひきこもり相談窓口」を開設します。愛称は「つながる」という意味をこめて、「リンク」にしました。
これまで、池尻で40歳未満のひきこもり当事者と家族を支援してきた「メルクマールせたがや」と、社会的に困窮したり、孤立した当事者を、年齢を超えて支援してきた「ぷらっとホーム世田谷」が同じ建物に入り、協力して相談窓口を運営します。
ひきこもり当事者と家族の相談に乗る窓口では、対面や電話、メール等でやりとりができるほか、SNSでも問合せができるようにします。
長い年月をかけて悩まれてきたひきこもり当事者同士が交流し、語り合う居場所の運営や、家族の声を受け止めアドバイスする相談、身近な場での「ひきこもり相談」も出張で行います。
ひきこもりに至る経緯には、様々な個人個人の事情・要因が複合していることもあります。
ぷらっとホーム世田谷・メルクマールせたがやが最初の窓口となり、高齢・障害・子どもなど関係する多様な支援機関が連携して、当事者の意向を尊重した支援を提供していきます。
また、同じ場所に「せたがや若者サポートステーション」も加わって、若者の悩みや困りごとへの支援体制をつくります。
あせらず、時間をかけ、結果を急がずに少しずつ自分らしく暮らすことができるよう、気軽に相談でき、当事者に寄り添った伴走の場をめざしていきます。
世田谷区長 保坂展人(ほさかのぶと)
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