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最終更新日 2025年1月1日

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令和6年第4回区議会定例会 一般質問

11月27日及び28日の本会議では、31名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

自由民主党世田谷区議団 加藤たいきくろだあいこ坂口賢一佐藤正幸宍戸三郎畠山晋一真鍋よしゆき
公明党世田谷区議団 いたいひとし河村みどり福田たえ美
立憲民主党・れいわ新選組世田谷区議団 オルズグル桜井純子中山みずほ原田竜馬みやかおり

無所属・世田谷行革110番

大庭正明ひえしま進
日本共産党世田谷区議団 たかじょう訓子中里光夫
都民ファースト・国民民主・あらた 石原せいじ佐藤美樹そのべせいや
生活者ネットワーク世田谷区議団 おのみずき関口江利子
レインボー世田谷 上川あや
世田谷無所属 ひうち優子
国際都市せたがや 神尾りさ
せたがやの風 つるみけんご
参政党 岡川大記
日本維新の会 若林りさ
無所属 青空こうじ

佐藤 正幸(自民)

  • 違反広告物への対策の強化
    質問 路上で散見される広告の貼られたカラーコーンは道交法に違反しており撤去が可能だ。まちの美化を担う違反広告物除去協力員の手引を改善せよ。
    答弁 協力員向けの手引で分かりやすく周知できるよう工夫する。
  • 富士山の噴火による被害想定
    質問 富士山が噴火した場合、火山灰が0.3cm積もっただけで雨が降った際に停電が発生し、3cmで二輪駆動車が走行不能になると予測されている。区の被害想定を示せ。
    答弁 火山灰が2~10cm程度積もり、広い範囲で被害が想定される。
  • 学校での闇バイト対策の強化
    質問 IQが正常域と障害の境にある境界知能の子どもが、多発する闇バイトによる犯罪に利用されているとの指摘がある。子どもを守るため学校での対策を強化せよ。
    答弁 保護者や教員、福祉部門などが連携し、未然防止に努める。

石原 せいじ(都国S)

  • 中小企業への支援の拡充
    質問 経済を支える中小企業が休廃業により減少しており、対策は急務だ。販路拡大や事業再構築など経営の安定化に向けた支援を拡充するとともに支援策を周知せよ。
    答弁 補助事業の実績などからニーズを把握し施策の充実に努める。
  • 区内農業振興への仕組みづくり
    質問 区内農産物「せたがやそだち」を使用したビジネスプランコンテストは、新たな事業を生み出し区内農業の発展に大きく寄与する。今後どう取り組むのか。
    答弁 開発製品をPRするなどせたがやそだちの価値向上を目指す。
  • 有機農業に取り組む農家への支援
    質問 有機農産物は価格や安定供給の面に課題はあるが、安全性が高く、学校での食育の推進などにも効果的だ。流通促進を図るため、区内有機農家への支援を充実せよ。
    答弁 有機農産物の取組や価格への理解促進に向けたPRに努める。

桜井 純子(立憲れ)

  • 真のインクルーシブ教育の実現
    質問 区は各校のインクルーシブ教育を支援するチームを立ち上げる。特別支援教育との違いを捉えた支援となるよう専門的知見を持つスーパーバイザーを配置せよ。
    答弁 外部の専門家に助言を受けるなど一歩ずつ取組を推進する。
  • 支援困難ケースへの対応力強化
    質問
    区は福祉緊急対応などに当たる際に専門的な知見で助言などを行うチームを新設する。特に重要なアセスメント力を高めるため構成メンバーに介護職を加えよ。
    答弁 医療や介護技術など各種専門職を加えた構成を検討している。
  • 平和事業の更なる推進
    質問
    せたがや未来の平和館が10周年を迎える今、平和事業を一層前進させるべきだ。専門員が能力を生かせる環境整備や平和学の視点を取り入れた事業に取り組め。
    答弁 専門員の能力を生かしながら平和学の視点も踏まえ推進する。

いたい ひとし(公明)

  • アダプティブファッションの普及
    質問
    既製品の衣服が体に合わず、不便を感じている方は少なくない。区は障害者や妊婦など誰もが着やすい衣服「アダプティブファッション」の普及促進に注力せよ。
    答弁 当該衣服を扱う事業者への補助など官民共創の取組を進める。
  • 認知症診断費用への補助の創設
    質問
    認知症の重症化を防ぐには早期発見、早期治療が重要だが、高額な診断費用が受診控えの要因となっている。受診促進に向け、診断費用の補助制度を創設せよ。
    答弁 早期の発見や対応への強化に向け医師会とも連携し検討する。
  • バス路線を維持する仕組みの構築
    質問
    区内ではバス路線の廃止や減便が相次いでおり対策は急務だ。路線の存続に向け、バス事業者や沿線住民などが参画して地域公共交通を維持する仕組みを構築せよ。
    答弁 多様な主体との連携、協働により運行維持への検討を進める。

佐藤 美樹(都国S)

  • 自然エネルギーの新技術の導入
    質問
    従来の太陽光パネルよりも柔軟で軽量なペロブスカイト太陽電池が次世代の発電技術として注目されている。脱炭素の取組として区施設への導入を検討せよ。
    答弁 メーカーに接触するなど区施設への調達方法を模索する。
  • 選挙ポスター掲示板の再利用
    質問
    選挙の際に設置されるポスター掲示板の再利用を一層進めるべきだ。環境教育やシチズンシップ教育推進の観点から、学校での活用が進むよう積極的に取り組め。
    答弁 子どもが選挙に関心を持つきっかけとなるよう広く周知する。
  • 中学校への防災ヘルメットの配備
    質問
    災害時には各自が防災頭巾をかぶって避難する小学校と異なり、区立中には生徒を守る道具の備えがない。災害から生徒の命を守るためヘルメットを配備せよ。
    答弁 配備の実現に向け、財源の確保など関係所管で調整を図る。

神尾 りさ(国際)

  • 学校施設を活用した地域づくり
    質問
    放課後や休日の学校施設は学校教育法に照らせば地区会館などと同様に使えるはずだ。学校を地域づくりの拠点に位置づけ多様な人が利用できる環境を整えよ。
    答弁 地域利用を視野に入れた施設整備を進め、利用の拡大を図る。
  • PTA活動に対する意識の転換
    質問
    PTAは出会いや交流、相互学習など保護者自身の人生を豊かにする社会教育活動だ。自発的な参加者を増やすため、工夫を凝らして活動の意義をPRせよ。
    答弁 保護者にPTA活動の良さ、楽しさを伝えられる広報に努める。
  • 心を育む遊びの推進
    質問
    心の知能指数を示すEQは社会生活を営む上で重要な要素だが、日本は各国と比べ極端に低い。EQは遊びの中で育まれることを踏まえ、遊びの大切さを発信せよ。
    答弁 非認知能力を育む効果などの知見を踏まえ積極的に発信する。

ひえしま 進(F行革)

  • 外国人の住民税滞納問題の現状
    質問
    外国人の住民税の滞納が全国的に問題となっており、多くの自治体が徴収に苦慮している。区では5年度の徴収率、差押え件数、滞納額はどのような状況なのか。
    答弁 区全体での集計になるが、99.2%、3344件、約25億円である。
  • ミドル期シングルへの区の認識
    質問
    35~64歳までの単身者「ミドル期シングル」は増加傾向にあり、今後この層が孤立せず生涯にわたり安心して暮らせる地域づくりが必要だ。区の認識を示せ。
    答弁 地域参加につながるコミュニティづくりが必要と考えている。
  • 公園のバリアフリー化の徹底
    質問
    区内には深沢7―14遊び場のように、ユニバーサルデザインに準拠していない公園等はいくつあるのか。今後取り残された場所はどのように整備していく考えか。
    答弁 15箇所あり、公園改修の機会などを捉え工夫して取り組む。

青空 こうじ(無所属)

  • せたがや未来の平和館の充実
    質問
    せたがや未来の平和館では開館10周年を記念して展示をリニューアルすると聞く。平和への取組の充実に向けて、どのような展示の内容を検討しているのか。
    答弁 来館者が平和とは何かをより身近に感じられるよう工夫する。
  • 将来を担う子どもへの平和学習
    質問
    戦争を起こさないためには将来を担う子どもたちに対する意識啓発が大切だ。せたがや未来の平和館では、子どもが平和や戦争と向き合える体験を拡充せよ。
    答弁 平和に関するボードゲーム会など体験型の事業を展開予定だ。
  • 川崎市の平和資料館との連携強化
    質問
    恒久的な平和の実現に向けては、自治体の枠を超えた連携交流も重要だ。区と同様に平和への取組に力を入れている川崎市の平和館との交流事業を拡充せよ。
    答弁 効果的な展示について意見交換するなど、連携交流を進める。

上川 あや(虹)

  • 不登校に多い起立性障害に配慮を
    質問
    区が新設する不登校特例校の登校時間は朝9時だが不登校の3~4割に朝弱い起立性調節障害は併存するとされ合理的配慮の欠如は明らか。後ろ倒しできないか。
    答弁 他自治体では昼間部と夜間部の併設例もあり検討対象とする。
  • 夜間中学も不登校生徒の選択肢に
    質問
    国は令和元年通知で不登校学齢生徒の夜中での受入れも可と方針転換したが、区立夜中は排除したままだ。学びを保障する見地から、その通学も可とするべきだ。
    答弁 他自治体の事例などを参考に、具体的な申請ごとに検討する。
  • 有為な人材を取り戻す復職制度を
    質問
    先の議会で職員の育児と仕事の両立困難を取上げたが直近の人事委員会勧告も、やむなく退職した職員の復職制度を「検討されたい」とした。ならばぜひ導入を。
    答弁 経験者の復帰は貴重な機会であり円滑な実施に向け取り組む。

中里 光夫(共産)

  • 紙の健康保険証廃止への区の対応
    質問
    国が進めるマイナンバーカードと保険証の一本化で区民の混乱は必至だ。トラブルを防ぎ医療を受ける区民の権利を守るため、区としてできる対策に尽力せよ。
    答弁 区のコールセンターやホームページでの説明と周知に努める。
  • 学校施設の改修計画の策定
    質問
    省エネ断熱化やバリアフリー化、空調更新や教室不足など各校は様々な課題を抱えている。どの学校にどれだけの課題があるかを明確にし計画的に改修を進めよ。
    答弁 現況把握に努め教育と営繕部門が連携し着実に改修を進める。
  • 下北沢エリアマネジメントの推進
    質問
    下北沢駅周辺のまちづくりを協議するエリアマネジメントの取組が始まった。一部に偏らず地域の様々な関係者の意見を聞き、参加しやすい場となるよう進めよ。
    答弁 地元の団体や企業が連携した下北沢らしい取組を支援する。

畠山 晋一(自民)

  • 子宮頸がんワクチンの接種促進
    質問
    我が会派は子宮頸がんから区民の命を守るため、HPVワクチンの接種促進への取組を求めてきたが、いまだ接種率は低調だ。接種率の向上にどう取り組むのか。
    答弁 積極的な周知啓発と医師会などと連携し接種率の向上を図る。
  • 23区内への火葬場の建設
    質問
    臨海部広域斎場組合によれば、世田谷を含む関連5区の死亡者数が2060年代にピークを迎える。火葬場の不足を見据え、都や23区と連携し火葬場の新設に取り組め。
    答弁 他自治体の状況や法令を精査し都や他区へ新設を働きかける。
  • ペット防災の推進
    質問
    人と動物との共生を掲げる区として災害時にペットの安全を守る防災対策にも注力すべきだ。動物愛護に係る区へのふるさと納税を積極的に活用し施策を進めよ。
    答弁 獣医師会世田谷支部などから意見を伺い施策を推進していく。

原田 竜馬(立憲れ)

  • 子どもの貧困対策の充実
    質問
    親の経済状況による体験の格差が生じないよう福岡市の習い事への費用助成や鎌倉市の体験プログラムへの電子ポイントの付与など、経済的な支援を実施せよ。
    答弁 子どもの育ちに必要な体験の機会を保障する支援を充実する。
  • 困難を抱える高校生世代への支援 
    質問
    高校生世代の抱える問題は多様化しており、きめ細かな支援が求められている。困難を抱える高校生世代の学習面や生活面を包括的に支援する体制を構築せよ。
    答弁 高校生活や進路の悩みにも対応可能な支援策を検討する。
  • 自分を見つめ直す生涯学習の実施
    質問
    予測が困難な時代である今、自分の進む道を安心して見つけられる環境を整えるべきだ。学び直しや他者との交流を通じ自分を見つめ直す生涯学習の場を創出せよ。
    答弁 あらゆる世代の生涯学習が進むよう環境の整備に取り組む。

関口 江利子(生ネ)

  • 配慮が必要な児童生徒への支援
    質問
    通常の学級の子どもへ向けて支援チームの定期巡回が始まる。構成員には、学校生活のつまずきを身体面・心理面から工夫により改善する作業療法士が必要だ。
    答弁 今後、関係諸機関に在籍する作業療法士との連携を検討する。
  • だれもが通える学校環境の整備
    質問
    すべての子どもの学びを保障するには、学校環境をインクルーシブな視点で整えるべきだ。学校が主体的に環境改善に取組むよう区教育委員会から働きかけよ。
    答弁 様々な好事例を共有するなどして現場の意識向上につなげる。
  • 清掃工場建て替えへの区民参加
    質問
    故障・休炉が続いた世田谷清掃工場の建替えが8年度から始まるが、区民参加・情報提供が不十分だ。周知徹底と区民の意見反映の仕組みを清掃一組に求めよ。
    答弁 他自治体の取組などを参考に検討するよう清掃一組に伝える。

おの みずき(生ネ)

  • 性犯罪被害者への支援体制の強化
    質問
    新たな犯罪被害者等支援条例に、緊急避妊の支援が含まれた点を評価する。性暴力の実態や背景等を理解し、相談者に寄りそう医療機関との連携体制を構築せよ。
    答弁 医師会に条例の基本理念などを説明し連携体制の構築を図る。
  • 女性の参画による防災備蓄の充実
    質問
    防災・復興分野の女性の参画促進が重要だ。区が養成する女性防災コーディネーターに備蓄内容の点検と改善提案を求め、多様なニーズに対応する備蓄を進めよ。
    答弁 意見を聞く機会を設けるなど避難所環境の改善に取り組む。
  • 意思決定の場の男女同数を原則に
    質問
    区は国連女性差別撤廃委員会の勧告を受け止め、2030年までに女性管理職比率50%を達成すべきだ。次期特定事業主行動計画に実現に向けた具体の取組を盛り込め。
    答弁 国連や国の情勢も参考に次期計画で目標の再設定などを行う。

坂口 賢一(自民)

  • フリーランスへの支援強化
    質問
    フリーランスの労働環境を向上するため、発注者との取引の適正化を図る法律が施行された。両者に法の理解促進を図るとともに、フリーランスを一層支援せよ。
    答弁 セミナーの実施など適切な受発注につながる取組を検討する。
  • 家庭教育への支援の充実
    質問
    いじめなどの問題の解消には、保護者が家庭の中で他者への思いやりや倫理観を子どもに伝えることが重要だ。家庭の教育力を向上させるための支援に注力せよ。
    答弁 関心が高いテーマの動画提供など保護者の学びを支援する。
  • 消防団員の確保策
    質問
    地域防災の要である消防団の担い手が減少しており対策は急務だ。女性や学生の加入促進を図るとともに、他自治体に倣い、外国人の加入についても検討せよ。
    答弁 加入促進に一層努め、外国人については都の動向を注視する。

大庭 正明(F行革)

  • 新庁舎レストランの不可解な貸付
    質問
    区は新庁舎レストランの事業者選定に当たり、厨房のみを事業者に貸す不可解な方針を示した。賃料を取らない飲食スペースには自由に飲食物を持ち込めるのか。
    答弁 貸付区域ではないため注文した物を食べる場所に限定しない。
  • 新庁舎レストランの設計への疑義
    質問
    区は事業者選定の不調をおそれ、賃料を下げるため厨房のみを貸す魂胆のようだが、賃料が高額になることは設計時に分かったはずだ。考えずに設計したのか。
    答弁 区民交流機能の充実や区の収入確保の視点から規模を決めた。
  • 議会軽視も甚だしい区の姿勢
    質問
    区は新庁舎レストランの事業者選定において、所管委員会での説明とは異なる仕様で事業者募集を開始し議会を欺いた。議会軽視と言える一連の行動を猛省せよ。
    答弁 変更点について詳しく説明できず反省すべきと考えている。

つるみ けんご(風)

  • 施設使用料値上げの見送りを
    質問
    物価高で区民生活が厳しい中、区は施設使用料を値上げする方針だ。区民の活動の場である施設の現時点での値上げは保坂区政の基本姿勢に反するのではないか。
    答弁 将来にわたり施設機能を維持するために必要と考えている。
  • 高齢者のくつろげる居場所問題
    質問
    区は高齢者がくつろげる居場所について「地区展開の実現に近づける」と表明しているが、取組が一向に見えない。今後の展望と具体的なスケジュールを示せ。
    答弁 居場所事業の拡充や地区資源を総合的に捉えた検討を進める。
  • 学校の危機管理対応の見直しを
    質問
    児童の水筒への異物混入から保護者への報告まで1週間も要した事案は、適時適切な対応とは言い難い。保護者への連絡等を含め危機管理対応を全面的に見直せ。
    答弁 学校安全対策マニュアルに事案を載せるなど意識向上を図る。

河村 みどり(公明)

  • 被爆地への小中学生派遣の実現
    質問
    次世代への継承が課題の中、被爆の実相に触れる学びは貴重な機会である。広島市や長崎市が提供する平和学習の小中学生派遣を実現すべきだ。区長の見解を示せ。
    答弁 子どもたちが当該プログラムに参加できるよう協議を始める。
  • 障害者の余暇活動支援の充実
    質問
    障害者の余暇活動の場が少ない現状から、日中一時支援の補助を受けずに自主事業で取り組んでいる事例もある。実態を調査し必要な補助と新たな施策を進めよ。
    答弁 実態を把握した上で適切な補助額について引き続き検討する。
  • 介護人材確保への区独自の支援策
    質問
    都は介護人材の確保と定着に向け、介護職に就く方の奨学金返済費用を助成している。当事業の対象とならない介護職を独自で助成する他区に倣い区も実施せよ。
    答弁 都や他自治体の支援策も参考に介護人材確保の取組を進める。

ひうち 優子(世田谷)

  • 電動キックボードのルール啓発
    質問
    電動キックボードのシェアサービスは利便性の高さから利用者が急増しているが、運転マナーが問題となっている。利用者にルールやマナーの周知を徹底せよ。
    答弁 関係所管で連携し、安全性が向上するよう周知に努めていく。
  • 多摩川ランニングコースの整備
    質問
    区内のランニング人口が増える中、多摩川河川敷が砂利道で走りづらいとの声を聞く。管轄する国が整備を進めないのならば区が占用許可を得て道を舗装せよ。
    答弁 占用には課題があり、改善に向けて国との協議を進める。
  • 奥沢駅周辺への図書館機能の整備
    質問
    私が再三提案してきた奥沢駅周辺の図書館機能の整備に向け、区はようやく、駅から離れた奥沢図書館仮事務所を駅前に移転する。今後どのように展開を図るのか。
    答弁 駅前に移転後、絵本の配架を検討するなど機能の拡充を図る。

そのべ せいや(都国S)

  • 子育てしやすい住環境づくり
    質問
    区内の住宅価格が今以上に上昇すれば、子育て世代の住居の確保は一層困難となる。安心して子どもを産み育てられる世田谷を築くための住環境づくりを進めよ。
    答弁 都と連携した住宅施策の拡充に努め、住環境整備を推進する。
  • 子どもの一時預かりの無償化
    質問
    第二子以降の保育料が都内で無償化されたが、日常的に保育施設を利用していない家庭が一時的に子どもを預ける際の費用は有料のままだ。区独自に無償化せよ。
    答弁 財政負担や国の制度との整合など慎重な検討が必要である。
  • 大学の研究への協力体制の構築
    質問
    国際競争が激化する今、大規模自治体としてイノベーションに貢献していくべきだ。区が有するデータや施設などを大学の研究につなげられる仕組みを構築せよ。
    答弁 区内大学の研究成果が広く生かされるよう連携していく。

たかじょう 訓子(共産)

  • 就学援助の拡充
    質問
    就学援助で学用品の購入に支給される金額は、物価高騰の影響で実際の購入額と開きがある。教育費に係る保護者負担の軽減に向け実態を把握し支給額を見直せ。
    答弁 他自治体の動向を注視しながら関係所管で連携し検討する。
  • 保育の質確保に向けた取組
    質問
    国は保育士の処遇改善に向け給与を引き上げる方針を示した。国が実施した後も、区独自に行う保育士一人当たり月額1万円の助成を継続し、保育の質を担保せよ。
    答弁 安全で質の高い保育の維持に向け、予算編成の中で検討する。
  • 北烏山7丁目緑地整備の進め方
    質問
    北烏山7丁目緑地の利活用に際し、樹木の保全や災害時活用施設として公園整備などを望む声が多く聞かれる。子どもを含めた地域住民の声をどう反映するのか。
    答弁 ワークショップを開催するなど多世代の声を聞く工夫をする。

宍戸 三郎(自民)

  • ACPの普及啓発
    質問
    人生の最終段階の医療などに関し家族を含めた関係者で話し合うアドバンス・ケア・プランニングは、最期までよりよく生きる上で大切な取組だ。普及に努めよ。
    答弁 本人や家族が希望する療養やみとりの実現に向け啓発する。
  • 年収の壁見直しによる区への影響
    質問
    所得税が発生し配偶者控除などが受けられなくなる「103万円の壁」の見直しが議論されている。仮に基礎控除額を75万円引き上げた場合、区の収入はどうなるのか。
    答弁 区の特別区民税は毎年250億円程度の減収となる見込みである。
  • 年収の壁撤廃に伴う事業者の影響
    質問
    年収の壁には106万円や130万円もあり、撤廃されれば社会保険料の増が雇用主の大きな負担となる。厳しい経営環境にある区内事業者への影響をどう見ているのか。
    答弁 壁の撤廃は事業者に少なからず影響を与えると認識している。

岡川 大記(参政党)

  • デジタル教育の今後の進め方
    質問
    デジタル機器が子どもの学力や視力を低下させることが様々な調査で指摘されている。今後、区はデジタル教材と紙の教科書をどのように取り扱っていくのか。
    答弁 教員が両方を効果的に使い分けることができるよう支援する。
  • 不登校の子どもを減らす取組
    質問
    不登校児童生徒を減らすには教員が一人ひとりの子どもと向き合える時間を確保し、個々の主体性を引き出す教育を進めることが肝要だ。今後の取組方針を示せ。
    答弁 子どもが多様な学びに主体的に取り組む学校づくりを進める。
  • 離婚後の親子交流への支援
    質問
    離婚後も親子関係を維持できる環境を整えることは子どもの健全な成長を支える上で極めて重要だ。次期子ども・若者総合計画に親子交流への支援を盛り込め。
    答弁 親子交流の重要性を認識しており、計画への反映を検討する。

真鍋 よしゆき(自民)

  • 道路事業協力者への支援
    質問
    次期せたがや道づくりプランでは道路事業協力者への支援をしっかりと盛り込むべきだ。必要に応じて用途地域の変更や道路残地の買収を進め生活再建を支えよ。
    答弁 権利者の意向を十分に把握し生活再建を第一に事業を進める。
  • 主要生活道路の整備計画の見直し
    質問
    区は主要生活道路の整備計画を40年以上見直していない。歩道がなく危険な千歳烏山駅から芦花恒春園バス停までの千歳通りを計画に含めるなど見直しを図れ。
    答弁 現地の状況を踏まえ次期道づくりプラン策定の中で検討する。
  • 地先道路の整備推進
    質問
    区民の日常生活に最も身近な地先道路の整備が進んでいない。国から移管された畦畔や赤道を地先道路に活用する方針に見直し、より積極的に整備を推進せよ。
    答弁 畦畔や赤道の位置を考慮するなど実効性の高い計画を目指す。

加藤 たいき(自民)

  • 酷暑に対する区の危機管理体制
    質問
    熱中症による死亡者が増加しており、酷暑対策は喫緊の課題だ。命にも関わる近年の暑さを災害と捉え、危機管理部門が主導して全庁を挙げた対策に尽力せよ。
    答弁 危機管理部を中心とした関係所管が連携して対策に取り組む。
  • 避難所開設時の鍵の管理
    質問
    発災時に避難所となる学校の開錠に町会が向かう体制は実効性に強い不安がある。鍵の管理を無人化できるデジタルセキュリティキーボックスを各校に設置せよ。
    答弁 機能や運用面などについて整理し学校と協議する必要がある。
  • 国勢調査に当たる調査員の確保
    質問
    区は国勢調査の調査員を町会に依頼しているが、負担が大きく成り手不足が課題だ。次回の2025年実施に備え、区が一部調査を補うなど調査員の確保に万全を期せ。
    答弁 区職員の活用拡大や新たに郵便局などへの協力依頼を行う。

みや かおり(立憲れ)

  • 外国人児童生徒への支援の強化
    質問
    区立校に通う外国人児童生徒が増加傾向にある。日本語の指導や補習などを行う「帰国・外国人教育相談室」が区内に1箇所しかない現状を鑑み、増設せよ。
    答弁 対応の強化に向け、規模や機能の拡充について検討を進める。
  • 保護者が相談しやすい環境づくり
    質問
    保護者が教員の体罰を相談しやすい環境をつくるべきだ。学校、家庭、地域が連携して子どもを育てる意識を高めることで、開かれた学校づくりを徹底せよ。
    答弁 「地域とともにある学校」の理念を基本に環境整備を図る。
  • 犯罪被害から区民を守る取組み
    質問
    狛江市では闇バイトによる強盗事件を受け、自宅に防犯カメラやセンサーライトなどを設置する際の費用を助成している。区民の不安軽減に向けて区も実施せよ。
    答弁 助成の実現可能性を探るとともに防犯意識の向上に努める。

中山 みずほ(立憲れ)

  • 給田幼稚園の跡地利用の見直し
    質問
    区は給田幼稚園の跡地に区立保育園を整備するとしている。烏山地域で私立幼稚園の閉園が相次ぐ現状に鑑み、幼稚園児も通える認定こども園として整備せよ。
    答弁 地域事情などを考慮し、子ども施策の方策について検討する。
  • デジタルポイントラリーの進め方
    質問
    高齢者の健康増進を図るデジタルポイントラリー事業への疑問や改善を求める声を多く聞く。参加者以外からの意見も積極的に取り入れ、事業の改善につなげよ。
    答弁 介護予防事業の参加者などから意見を聞く機会を創出する。
  • 婚活イベント「せた婚」の評価
    質問
    区は少子化対策の一環として5年度から行政主催の婚活イベント「せた婚」を実施している。実施結果を踏まえ、区は当該事業をどのように評価しているのか。
    答弁 参加者の満足度が高いことから一定の成果があったと考える。

福田 たえ美(公明)

  • 区民が納得できる施設使用料改定
    質問
    今般区が示した施設使用料の改定案は値上げの根拠や理由が不明確だ。区民が納得できるよう、サービスとコストの面から民間の施設と比較可能な基準を設けよ。
    答弁 利用者負担の導入指針の見直しの中で指摘の点も検討する。
  • 激甚化する水害への対策強化
    質問
    地球温暖化を背景に、風水害の一層の激甚化、頻発化が懸念される。区民を守るため、豪雨時に水害が想定される区域の溢水防止策及び浸水被害対策を強化せよ。
    答弁 排水施設を増設するなど多方面から浸水被害軽減に取り組む。
  • 早期段階からの認知症対策の推進
    質問
    認知症の重度化を防ぐには、脳の健康度検査による認知症が疑われる方の早期発見、早期対応が重要だ。医師をはじめとする多職種と連携した支援体制を整えよ。
    答弁 早期対応への取組の強化に向け医師会などと連携し検討する。

くろだ あいこ(自民)

  • 分園整備による保育待機児の解消
    質問
    少子化が進む一方で保育希望の割合は増加し、待機児が発生している。北沢、砧地域で始まる1、2歳児対象の認可園分園整備を一層拡大し待機児解消に努めよ。
    答弁 新規施設の整備を含め、あらゆる手法で定員の確保に努める。
  • ゼロ歳児の入園調整の拡大
    質問
    ゼロ歳児クラスは年度前半の欠員は多いが徐々に埋まるため、後半は高指数でも入園できず不公平な状態だ。7年度からの前後半の入園調整を私立園にも拡大せよ。
    答弁 運営費面に課題もあり区立園の実施状況を踏まえて検討する。
  • 男性のHPVワクチン接種の周知
    質問
    2024年10月から男性のHPVワクチン接種への全額補助が始まったが、医療現場からは区の周知不足を指摘する声を聞く。補助対象者に伝わるよう周知を徹底せよ。
    答弁 区ホームページなどの内容を見直し効果的な周知に努める。

若林 りさ(維新)

  • 子育て世代への応援事業の改善
    質問
    出産・子育て応援事業は、応援ギフトの支給までの手続が煩雑かつ長期間にわたり大変不便だ。子育て世帯が必要とする時期に受け取れるよう手続を簡略化せよ。
    答弁 案内の配付方法を工夫するなど利便性の向上を検討する。
  • 補助金を活用した動物施策の充実
    質問
    区は人と動物との共生社会の実現を目指す活動への補助事業を開始した。本事業の普及に努め、保護猫や飼育放棄などの課題解決に向けた地域活動を後押しせよ。
    答弁 動物連絡員などと連携し動物と共生する地域の形成に努める。
  • 福祉職の魅力発信
    質問
    デザイン性の高い写真を用いて介護職の魅力を広報する「介護プライド」は人材確保に大きく寄与している。この取組を他の福祉職にも拡大して魅力を発信せよ。
    答弁 就労につながる施策について、積極的に検討していく。

オルズグル(立憲れ)

  • 多文化共生に向けた区の姿勢
    質問
    多文化共生の推進条例を制定してから6年もたつが、いまだ区からは真剣に取り組む姿勢が感じられない。区長が中心となり組織全体に条例の理念を浸透させよ。
    答弁 職員の異文化への理解を促し、条例の理念を浸透させていく。
  • 区史編さんの透明性の確保
    質問
    区史編さんにおいては誰がどの文章を作成したのかを明らかにするとともに、著作権などの取扱いを執筆者としっかり確認することが重要だ。今後の対応を示せ。
    答弁 著作権などを尊重した内容の契約を執筆者と結ぶ必要がある。
  • 松原地区の交通安全対策の強化
    質問
    松原地区を南北に通る松原大山通りなどは子どもの通学時間帯に多くの車両が通り大変危険だ。横断歩道の設置や制限速度を20kmに下げるなど安全対策を講じよ。
    答弁 北沢警察署への要請を含め、更なる安全性の確保に努める。

(補足)代表質問や一般質問では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • あんすこ=あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)
  • 清掃一組=東京二十三区清掃一部事務組合

会派名等

  • 自民=自由民主党世田谷区議団
  • 公明=公明党世田谷区議団
  • 立憲れ=立憲民主党・れいわ新選組世田谷区議団
  • F行革=無所属・世田谷行革110番
  • 共産=日本共産党世田谷区議団
  • 都国S=都民ファースト・国民民主・あらた
  • 生ネ=生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 虹=レインボー世田谷
  • 世田谷=世田谷無所属
  • 国際=国際都市せたがや
  • 風=せたがやの風
  • 参政党=参政党
  • 維新=日本維新の会
  • 無所属=無所属

お問い合わせ先

世田谷区議会 区議会事務局  

ファクシミリ:03-5432-3030