区のおしらせ「せたがや」令和5年6月1日号(1面)

最終更新日 令和5年6月1日

大雨の季節に備えて

世田谷区長 保坂展人(のぶと)
世田谷区長
保坂展人(のぶと)

 雨の降り方に、大きな異変が起きています。近年、「線状降水帯」という言葉を耳にすることが増えました。発達した複数の積乱雲が線状に並んで襲来することで、限られたエリアに長時間、猛烈な雨を降らせます。
 集中的な豪雨が続くと、河川では急激に水位が上がり、周辺より土地が低い場所では浸水の危険性が、土地に大きな高低差のある場所では土砂災害の危険性が高まります。自然の猛威から身を守るためには、お住まいの地域の水害リスクを確認し、どのように避難するのか、あらかじめ決めておくことが大切です。
 区では、地形による水害の危険性を示す「洪水・内水氾濫ハザードマップ」や「土砂災害ハザードマップ」を作成しています。区のホームページで公開しているほか、お近くのまちづくりセンター等でも配布しています。
 区では、災害のおそれが高まった場合、避難を促す情報を発信します。エフエム世田谷(83・4メガヘルツ)で災害情報を流すとともに、区のホームページや災害・防犯情報メール配信サービス、ツイッター、防災行政無線等でお知らせしていきます。
 いざというときのために、大雨への備えをお願いします。

 

風水害への備え、できていますか?

風水害への備え、できていますか?

雨の多い時季になりました。いざというとき慌てず行動できるよう、風水害に備えましょう。

問合せ先:災害対策課 電話番号:03-5432-2262 ファクシミリ番号:03-5432-3014

 

日頃の備え

[1]「洪水・内水氾濫ハザードマップ」等で、自宅や周辺で浸水するおそれがないか確認する

洪水・内水氾濫ハザードマップ

 川から離れた場所でも、浸水のおそれがある場所があります。

[2]台風や大雨のおそれがあるときの自身や家族の行動を決めておく

 東京マイ・タイムラインで、あらかじめ風水害時の自身や家族の行動を決めておきましょう。「洪水・内水氾濫ハザードマップ」に記載されている「水害時避難行動判定フロー」も役立ちます。
※風水害への避難に備えた行動を時間の流れに沿ってあらかじめ決めておくもの。

ハザードマップの配布場所

まちづくりセンター、図書館、総合支所地域振興課、災害対策課

ハザードマップ、東京マイ・タイムライン

風水害に備えましょう⇒区HP番号/186327

[3]家の周りを点検・清掃する

[4]土のう・止水板を準備する

[5]気象情報をこまめに確認する

災害時の情報収集方法(風水害編)⇒区HP番号/162729

 

水害時の避難 ~避難所へ行くことだけが避難ではありません

  • 多摩川の洪水による浸水や土砂災害のおそれがある場所にお住まいの方は、原則、自宅以外の安全な場所への避難が必要です。
  • 避難というと、避難所へ行くことが思い浮かびますが、それ以外にも様々な避難の仕方があります。自身や家族に合った避難の仕方や避難先をいま一度考えてみましょう。

自主避難

自主避難

自身で宿泊施設等を確保して避難する。

縁故避難

縁故避難

家族や親戚、友人の家に避難する。

水害時・土砂災害時避難所について⇒区HP番号/186335

 

このページについてのお問い合わせ先

上記お問い合わせ先参照

このページは広報広聴課が作成しました。