令和5年7月の「区長の談話室」(ゲスト:江原由美子氏、阪口さゆみ氏)

最終更新日 令和5年8月14日

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令和5年7月の「区長の談話室」

令和5年7月2日・9日放送
区長の談話室「女性を支える『らぷらす』!」

7月9日は2日の再放送です

世田谷区立男女共同参画センター「らぷらす」は、世田谷区における男女共同参画推進の拠点施設として、すべての人が性別にかかわりなく自分らしく生き生きと暮らすことができる社会を実現することを目指しています。そのために、世田谷区男女共同参画プラン調整計画に基づいて、時代のニーズに合った事業を展開し、老若男女が集い、活躍できる拠点となれるよう、安心・安全な施設運営を行っています。

近年、女性の活躍の場が増えてきましたが、一方、働く女性を取り巻く経済的な困難も指摘されています。生きづらさを抱えた女性の支援も同時に増えています。女性をめぐる問題や課題を考えていきます。

  ゲスト紹介、「らぷらす」について 

  • パーソナリティ:保坂展人区長、今日もよろしくお願いいたします。
  • 区長:はい、よろしくお願いいたします。
  • パーソナリティ:では今日は「女性を支える『らぷらす』!」と題しまして、三軒茶屋にある「世田谷区立男女共同参画センターらぷらす」からお送りしています。早速ゲストをご紹介しましょう。東京都立大学名誉教授の江原由美子さんです。よろしくお願いいたします。
  • 江原氏:よろしくお願いいたします。
  • パーソナリティ:区長、江原さんのご紹介をお願いしていいですか。
  • 区長:はい、江原さんにはですね、世田谷区で男女共同参画多文化共生推進審議会の会長を務めて頂いています。この審議会では、今から5年ほど前に世田谷区多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例を作る際の議論を頂いております。つい最近、昨年の秋から世田谷区の基本計画の審議会委員をされてきたんですが、この委員会の議論の中で、やはり若い女性にすごくストレス、負荷がかかっているにも関わらずですね、行政や様々な窓口に若い女性を対象としたチャンネルというのが意外と作られていないんだというお話が印象的で、今日はじっくりと伺いたいと思います。
  • パーソナリティ:はい、わかりました。よろしくお願いします。そしてもうお一方です。この「らぷらす」館長の阪口さゆみさんです。よろしくお願いいたします。
  • 阪口氏:よろしくお願いします。
  • 区長:この「らぷらす」はですね、世田谷区の男女共同参画センターなんですが、本当に先進的な取り組みを先代の桜井館長の時代から、本当に意欲的に、また多様に広げていまして。後でお話があると思うのですが、「らぷらすフェスタ」、毎年やるのですがすごい熱気なんですね。そのあたり紹介して頂けたらと思います。
  • パーソナリティ:はい、よろしくお願いいたします。では早速なんですけれども、この「らぷらす」、1991年に誕生したということで、もう30年以上。区民の皆さんは「らぷらす」という言葉は一度くらいは皆さんおそらく聞いたことがあるとは思うんです。ただ実際どのような場所なのかというのをご存じない方というのもたくさんいらっしゃると思うので、まずは阪口さんの方から、この「らぷらす」がどのような場所なのかということを教えて頂けますでしょうか。
  • 阪口氏:はい、ありがとうございます。「らぷらす」はですね、三軒茶屋にあります。三軒茶屋の駅から国道246号線を渋谷方面に向かって歩いて頂いて7分くらいの所に出てくる白いビルの3階から5階にあります。じゃあ「らぷらす」はどんなことをしているのかというと、さっき区長もおっしゃって頂いたように、世田谷区における男女共同参画推進の拠点施設になっているんですね。それで、全ての人が性別に関わりなく自分らしく生き生きと暮らすことができる社会を目指して、私たちは講座とか相談とか、色んな啓発事業をやっています。

女性の生きづらさについて

  • パーソナリティ:よく区長のお話の中で、生きづらさを抱える方々というのをよくおっしゃることだと思うんですけれども、最近の女性に関して言うと区長は今どのようにお考えですか。
  • 区長:確かに若い女性、特に男の子とはまた違う圧力というかストレスが多い、と同時にすごく悩んでる子が多くて、かなり思い詰めてらっしゃる方もいて。その相談というのが意外と行政の窓口を探してもあまりなかったりとか。あとは「らぷらす」でも取り組んでいらっしゃるんだけれども、例えばシングルマザーの子育てだとか、就業だとか、支援が必要だと。児童養護施設出身の若者たちを支援しますというのは区でもやってます。普通の大学生、あるいは普通の社会人なんだけれども凄く辛いというようなところについては、なかなか取り組みが手探りというか、まだまだだなというふうに思っています。
  • パーソナリティ:見えづらいところでもあるかとは思うのですけれども。今、阪口さんの方から、幅広くというお話だったのですが、若い女性というところでお話をすると、コロナがあったりとかで仕事を失った方というのもすごくたくさん聞くわけですよね。最近。そういうことについては江原さんはどういうふうにお考えですか。
  • 江原氏:まず一番根本的に、なぜ女性なのかということをいいますと、男性とライフイベントの時の身体的な影響、妊娠・出産といった、あるいは子育てといったことに関連して、ものすごく違うんですよ。そのことが意外と十分認識されていないと。で、若い時代にそれが訪れるということですね。それをやってしまうと女性は職業上の継続だとか、そういうこと自体が非常に危うくなるような事態に晒されるんですね。それが基本的な若い女性の問題の一番底に、下にあるものなんですけれども、同時に社会条件が加わってる。近年においては、女性が家庭にいてずっと男性に扶養されるというような形が可能になる家族というのは少なくなっていますよね。だから働かなくちゃいけないというプレッシャーも女性にかかってきてる。つまり扶養されるっていう安心感がない。にも関わらず女性の雇用は非常に状況が悪い。ということで、この前のコロナの時に女性はエッセンシャルワーカーが多いといったことや、働き方というか、雇用形態ですかね、非正規の方が多いということで非常に苦境に陥ったと。そういう問題があって、若い女性たちには、だいたい若い時代は男性も女性も職業的自立とか身辺自立と住居の自立とか色んなことを成し遂げなきゃならないんですが、そこのところに色んな悪条件と女性があるが故の自分の身体的な職業継続できる状態でいられるかどうかの不安も重なって非常に不安定になると、私は基本的に思っています。
  • パーソナリティ:はい。阪口さんは実際に現場にいらっしゃるわけですけれども、どうですか。実際お会いしてみて。そういった方々にお会いすると思うのですが。
  • 阪口氏:そうですね。少し前のことなんですけれども、「らぷらす」が初めて若年女性、若い女性の生きづらさに向き合ったことがあります。10年前にパソコンの技術を習得する講座と、自分の心を元気にする講座、合わせて20回の連続講座をしたんですけれども、やはりその時から女性たちはなかなか生きづらさを人に言えない環境にあった。それとあと、就労に結びつかない。パソコンを知らない方がいらっしゃったんですよ。当時。スマホで文章を打てるけれども、ビジネス文書は打てない、パソコンが使えない、そういう方たちがやはり10年前からいらっしゃったってことがあったんですね。それがたぶん今も継続していると思います。コロナ禍の中で、シングルマザーは特にすごく影響を受けました。仕事がなくなったりっていうことがあったんですけれども、そこにいる子どもたち、同じようにパソコンがない、学校に行きづらい。まあ行けなかったですよね、あの時。学校に行けないので学習ができない、という意味で、本当に若年というか若い女性たちがすごく色んな機会を奪われているんだなということがわかります。あとちょっと相談のことについてお話させて頂くと、「らぷらす」では悩み事DV相談というのをやっています。その相談件数がコロナ禍を機に1.5倍に上がりました。2021年度からはLINE相談を始めています。LINE相談で、本当は10代、20代の子たちに届くといいかなと思ったんですけれども。でも今まで悩み事DV相談は50代の方が多かったんですけれども、それが若干下がってきて40代の方が増えているというところもありますので。やっぱり若い女性たちが、どこかに繋がりたい、どこかに話したいという思いが出てきているのかな、それを受け止める受け皿になっているのかなというのは感じています。

  世田谷区、らぷらすの女性支援施策について

  • パーソナリティ:そうなんですね。現場ではそういうふうに感じていらっしゃるということで。区長、世田谷区としても、もちろん支援策というのは色々やっているということになりますよね。
  • 区長:そうですね。今、江原先生のお話で不安定雇用、非正規労働の方が多いんですよね。子育てをしながら、あるいはひと段落してと。ですから雇用の調整弁という悪い言い方ですけれども、コロナの時にまず真っ先に失業するというようなことになってしまう。それで貯えとかがなかなか作れないので困窮してしまうと。この「らぷらす」がある建物、今はちょっと移転しましたけれども、上の階で生活困窮者自立支援センター「ぷらっとホーム世田谷」というのをやっていて、そこにも結構ですね、お金がもう尽きてしまったんでということで一時的にお金を融資して頂くっていうことでものすごい行列ができた中に若い女性の姿もありました。
  • パーソナリティ:ということは、区としての政策というのはこの「らぷらす」の事業と結びついている部分というのもたくさんあるんですか。
  • 区長:はい、区としてはですね、より厳しい、ひとり親家庭でお子さんを育てられている女性、これは男性も含みますけれども、に対する支援は割とスキームを組んでやっています。そのほかも色々なテーマを持って女性支援していますけれども、もっと幅広くですね、今、若い世代の女性が、働いて生きて、自分を、未来を開いていくっていうだけでも大変なところに持ってきて、例えば妊娠・出産とか子育てをどうするのかっていうことを、場合によってはひとりで引き受けていくような重圧を受けていると。そこ全般についての取り組みっていうのは、これを機会に考えていきたいなと思います。
  • パーソナリティ:今、若い女性というお話がたくさん出たんですけれども、もちろん「らぷらす」では最初におっしゃって下さったように、全般的なことというのもたくさんやっていらっしゃるということで。「らぷらす」での色んなやっている内容、色々ありますよね。本当にホームページを見るとたくさんあって、本当に色んなところにアプローチをして下さっているんだっていうことを、一度見て頂ければ皆さんお分かりいただけると思うんですけれども。ここでその内容についてご説明して頂いてもよろしいでしょうか。阪口さんお願いしていいですか。
  • 阪口氏:はい。ありがとうございます。まず、「らぷらす」では啓発をやっています。啓発のために講座を色々なことをやっているんですけれども。先ほど区長の言ったお話と絡むかもしれないんですけど、「らぷらす」では「離婚をめぐる法律制度活用講座」というのをやっているんですね。ここ数年やっているんですけれども、この講座、毎年定員を超える人数の方にお申し込み頂いているんです。内容自体はそんなに変えていないんですけれども、でも毎年それだけの人数がいらっしゃるってことは、それだけ女性たちが困っているということが見えてきているのかなと思います。中にはこれからシングルになろうという方で、妊娠中でこの講座を受けに来る、あと親子で受けに来るという方たちがいらっしゃいます。それ以外にも、「らぷらす」では女性の起業を応援しているんですね。ですので起業支援とか、イベントをやったりしています。それ以外には、男女共同参画というと女性ばっかりというふうに思われてしまいがちなんですけれども、「らぷらす」では男性のためのワークライフバランスを考えるために、親子でシネマを楽しむ会とか、父と子で楽しむクッキング教室をやって、ご自身の、パパの生き方も一緒に考えていくというのもやらせて頂いています。あと相談では、もちろん女性の就業支援もやっているんですけれども、男性の相談もやっています。もうひとつ、性的マイノリティの方への相談と居場所事業というのをやっているんですね。性的マイノリティの方たちってなかなか自分たちが安心して話をできる場所がないということで、らぷらすではもう6年、7年になるんですけれども、毎月1回居場所っていうものをやっていて、定期的に通ってくださる方とか、その中では昨年から趣向を変えてアンダー23としまして、若い世代の方々に来て頂くという取り組みもやっています。そちらは大学と連携させて頂いて大学生と一緒にやっています。
  • パーソナリティ:その辺りに関して、世田谷区は本当にとても進んだ取り組みをしていますけれども。
  • 区長:私が感心したのはですね、今、館長のお話にあったLGBTQの皆さんの、存在自体もう、いて当然で、しかしこれまではっきりと自覚されてこなかった。例えば自治体でどう扱っていくのか。例えば世田谷区で始めている同性カップルの宣誓書、認証制度というようなものが、今は全国に広がって255自治体で65%の人口もカバーしているくらいになっているんですが、でも初めてやる所が多いですね。本当にどういうふうに窓口を作っていくのかとか、あと企業でどんな受け入れとか理解をしていったらいいのかっていうことの講座ですよね。人事担当者とか総務の担当者とかの講座を連続してやってくれていて、かなり分厚いテキスト本が、この世田谷の「らぷらす」の中での講座から生まれたというのは非常に感銘しております。
  • パーソナリティ:そんな中でイベントっていうお話も先ほどあったんですけれども、区長、7月22日に「らぷらすフェスタ」というのがありますけれども。
  • 区長:存在感あるイベントですね。これは樋口恵子さんとですね、坂東眞理子さん、ご存じの方多いと思いますけど、今老いについて、もう包み隠さず、敢えて樋口さんの言葉を紹介すると「ヨタヘロ期」っていうね。そういう状態になるんだよっていうふうに語られている。そして坂東眞理子さん、昭和女子大で長らく学長、総長ということで活躍されていますが、このお二人が対談するっていう「老いも若きも七転び八起き」という。これ超人気だそうですね。
  • 阪口氏:そうなんです。あっという間に定員を超えてしまって、今キャンセル待ちの状態で。たくさんの方に来ていただきたいなと思っています。
  • パーソナリティ:わかりました。ありがとうございます。ではまだこの後もお話をお伺いしていきたいと思います。
  • パーソナリティ:今日の区長の談話室は「女性を支える『らぷらす』!」と題しまして、三軒茶屋にある「世田谷区立男女共同参画センターらぷらす」からお送りしています。ゲストは東京都立大学名誉教授の江原由美子さんと、この「らぷらす」館長の阪口さゆみさんです。引き続きよろしくお願いいたします。「らぷらすフェスタ」も大人気というお話をさせて頂いたんですけれども、その他にもこの「らぷらす」では本当に色々な角度から色々な方たちを支えるイベントというか催しが行われているということなんですが、具体的には阪口さんどのようなことになっているんですか。中身は。
  • 阪口氏:ライフキャリアを考える講座を必ず入れています。それ以外ですと、相談ブースをたくさん設けているんですね。なかなか相談って行きづらいので、ここにいらした時にちょっと相談してみる。法律相談であったりとか子どもの発達相談であったりとか、お金のやりくりの相談であったりとか、もう、すぐ予約が埋まってしまっています。あとですね、シングルマザーの方たちに喜ばれるのが、ハンドマッサージのコーナーです。10分、15分なんですけれども、人にやってもらうっていうのは、もうポロポロって泣かれる方もいらっしゃるくらいなんですよ。あと子どもと一緒に遊ぶコーナーとか、あとなかなかスーツって普段では着ないものなので、なかなか買うのにちょっと勇気がいりますよね。ですので、ある企業の方とかにご協力頂いてスーツのリサイクルなんですけれども、提供させて頂いたりしています。あと、食料品も皆さま大きな紙袋にいっぱいご用意させて頂いてお持ち帰り頂いています。

課題と今後の展望

  • パーソナリティ:江原さんは今のお話いかがですか。
  • 江原氏:はい、大変具体的で、その時その時のその方たちにとってはとっても役に立つ、そういう支援をされていると思うんですけれども。そういう点ではとても高く評価できると思うんですが、もうちょっと広くして頂きたいというのが私の希望で、ある意味困難を抱えた女性に対しては法律もできておりますし、自治体はかなり努力して今みたいなきめ細かい色んな支援をして下さってると思うんですが、実はそこにまだなっていない女性たちも大変たくさん悩みを抱えている。経済的なものが安定していないと鬱になったり不安になったりするということがずっと世界的にもわかっているんですね。そういう状況に若い女性たちは置かれていて。でも自分は相談するまでもないとか、こんな話したらみんなに笑われるんじゃないか、全然私は困ってないとか。でもやっぱり鬱々として非常に苦しい思いをしている方たちがいる。そういうことをもうちょっと視野に入れて、例えば私が非常に今心配だと思っているのは、生理の貧困はやっとわかりましたけれども、見えてきましたけれども、生理だけじゃないんですね。様々な健康って問題が、男性とは違う、若い女性たちにはあるんですよ。ところがお金がないんで医者に行けない、時間がないんで行けないみたいな方たちもたくさんいらっしゃって。健康保険とかそういう問題もありますし。あともうひとつは自立する時期なので、親から離れたいと思っている方たちがけっこういらっしゃるんですが、経済的な問題が自立を難しくしているので家を出てしまう若い女性たちもいるんです。大変危ないんですね。こういう方々に対する支援とか、つまりあまり相談に行きつかない、そういう方々に対して、またその問題が非常に複雑なんですね。決して経済的なものだけじゃなくて健康の問題とか人間関係、親子関係、そして自分自身に対する自信の問題とか。そういうことが複雑に絡まった問題で生きづらさを抱えてる方が多いので。ぜひもう少し広がった支援というのをお願いできたらなと思っております。
  • パーソナリティ:ちょっとした悩みに他人からは見えても、自分にとっては本当に辛いっていうことって、なかなかそこが一番人に言えないっていう部分になっていたりするので。そこを受け止めて下さるところがあるっていう所が、皆さんに知って頂けるといいなと私も個人的に思うんですけれども。阪口さん、今こうしていったらいいなというお話があったんですが、この先「らぷらす」としてはどんな風に、例えば展望とかそういうのがもしあれば教えて頂けますか。
  • 阪口氏:そうですね。やっぱり若い女性たち、若い女性たちだけじゃないのかもしれないんですけれども、中学生、高校生の中で悩みを抱えているとかこれ悩んでいいのかな、悩みなのかなと思っている子たちがたくさんいると思うんですよ。そういうところにらぷらすでは出前講座をやっていますので、入っていって伝えられたらいいかなと思っています。あとそういう子たちが気軽に来られる居場所みたいなものが出来たらいいなって思っていますが、それにはすごく準備が大変だと思うので、これから希望ですけれどもなんかそういう若者たちが集まれる「らぷらす」になれたらいいかなっていうふうに思います。

まとめ

  • パーソナリティ:ありがとうございます。じゃあ最後に江原さんの方からお願いしていいですか。
  • 江原氏:若い女性の問題だけじゃなくて基本的には全ての男女にかかわると思うんですが、子育てと労働時間が両立できるような雇用の在り方とか、社会構造的に考えなきゃいけないことって山ほどあって。それらも関連して若い女性に、今日は若い女性に焦点を当てましたけれども、様々な方々の生きづらさって生まれていると思うんですね。そういう意味ではもうちょっと社会は考えていかなければいけないというふうに思っています。
  • パーソナリティ:では最後に区長、お願いします。
  • 区長:私は若い女性が参加できるっていう意味では今でもほんとは「らぷらす」の色んなイベントは参加できると思うんですが。実際にですね、「らぷらす」の色んなイベントの中では割と元気をもらうのは企業ミニメッセ。女性たちがお店とか会社、ブランドを立ち上げて勝負に出るぞっていう。結構凄い熱気なんですよね。こういう所で少し一歩先を行っている先輩方であるとか。あるいは女性の中での悩みが多層ですよね。30代、40代、50代。ちょっと多世代で語り合ってみるような、自然に知り合えるような、「らぷらす」もそういう場になっていければ、若い女性が孤独・孤立を回避できる、いい場所を見つけたなと思えるような活動を期待したいと思います。
  • パーソナリティ:わかりました。この「らぷらす」なんですが、場所が東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅で降りて、歩いて7分くらいの場所ですね。昭和女子大学の隣のビルになります。
  • 区長:わかりやすいですね。昭和女子大の隣ですからね。
  • パーソナリティ:そうですね。すぐお隣のビルになります。電話番号は03-6450-8510、03-6450-8510番となっています。「らぷらす」で検索して見て頂くと本当に色んなところに焦点を当てたイベントだったり施策だったりとかがあるので、何か自分にひとつは興味があるものが必ず見つかると思いますので、まずは見て頂きたいなと思います。今日は「女性を支える『らぷらす』!」と題しまして、三軒茶屋にあります「世田谷区立男女共同参画センターらぷらす」からお送りしました。ゲストに、東京都立大学名誉教授の江原由美子さんと、そして「らぷらす」館長の阪口さゆみさんにお越しいただきました。区長もどうもありがとうございました。
  • 区長・江原氏・阪口氏:ありがとうございました。
写真7月放送
写真左より江原氏、阪口氏、パーソナリティ、保坂区長

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