減らそう、生ごみ![第6回 講習会編]
最終更新日 令和6年2月2日
ページ番号 208234
はじめに
世田谷区では、平成22年から「生ごみ堆肥で美味しい野菜作り講習会」を開催してきました。(新型コロナウイルス感染症の拡大による中止期間を除く。)
「生ごみを堆肥にして活用すると土が元気になるのに、利用しないで捨ててしまうのはもったいない」と活動を行っているNPO法人えこひろばを講師としてお招きし、生ごみ減量のための啓発活動として当事業を行ってきました。
講習会の実施内容
講習会の特徴としては、体験を重視した生ごみ堆肥作り実習で、参加者が実際に生ごみ堆肥を作って持ち帰れることです。また、せっかく作った堆肥が捨てられないように、生ごみ堆肥の使い方や生ごみ堆肥を使った家庭菜園作り、収穫した野菜の美味しい食べ方の説明等にも力を入れています。
(生ごみ堆肥の作り方については、「減らそう、生ごみ![第3回 堆肥作成編]」を参照ください。)
そして、参加された方には、家庭菜園で使用できる米ぬかと野菜の種をプレゼントしています。
事後アンケートのご紹介
それでは、回答いただいた事後アンケートの中から、参加者の声を一部紹介します。
生ごみ堆肥作りは意外と簡単だった!
- 「土と野菜くずと米ぬかだけで簡単に堆肥ができた。牛乳パックを開けるのが楽しみ。」
- 「簡単に出来て「臭わない」ことに驚きました。また、開封しなければずっと保存できる点もとても良かった。」
- 「堆肥作りの実習が思ったより簡単で、自宅でもやってみたいと思った。」
コツが分かった!
- 「堆肥を早く作るためには、野菜くずを細かく刻んだり、水分を減らすことが大切だと分かった。」
- 「これまで本やインターネット等で堆肥の作り方を勉強していたが、実際に講習会に参加して良く分かった。」
ごみが減る、捨てるものが生かされる!小さな循環の輪ができる!
- 「生ごみを堆肥の素として使い始めてから、燃えるごみの量や重さが格段に減少し驚いた。」
- 「身近な捨てているものを、活かせることが実感できて感動した。」
- 「生ごみを堆肥として使うことにより、捨てる生ごみの量がほとんど無くなり、今になってサランラップやビニール袋等、生ごみ以外のごみの多さに驚いている。」
- 「生ごみが堆肥となり、それを活用して野菜を育て、美味しく食べ、また発生した生ごみが堆肥となるサイクルが素晴らしいと思った。」
エコな暮らし方に気付いた!
- 「自然を活かした、省エネ生活の楽しさを体感した。そのような意識がさらに広まれば良いと思う。」
- 「日常の中でエコを意識すると、暮らしが変わっていくと感じた。」
- 「生ごみから作った堆肥を使い、野菜を作るというエコの取組みを、自宅で実践できることが印象に残った。各自でできることは小さなエコかもしれないが、それが増えれば大きな力になると思う。」
- 「生ごみが減って役に立ち、美味しいものができて、こんなに良いことはないと思う。参加して本当に良かった。」
おわりに
アンケート結果から、講習会に参加して、生ごみ堆肥だけでなく暮らしや環境問題等についても、色々な気づきがあったようですね。
当事業の開始前と比べ、現在は生ごみ堆肥の認知度は上がり、関心を持つ人も増えています。生ごみ堆肥作りを通して、家庭菜園の楽しさや環境に配慮した暮らし方を実践し、周囲に広げていく方々が今後もさらに増えることを願っています。
関連リンク
このページについてのお問い合わせ先
清掃・リサイクル部 事業課
電話番号 03-6304-3253
ファクシミリ 03-6304-3341