タマリバタケ「日常生活に農と人のつながり」(提案型協働事業)
最終更新日 令和6年7月23日
ページ番号 202947
!新着情報!
★タマリバタケのカレンダーを追加しました。(下段にてご確認ください)
【イベント情報】
「タマリバタケ展」-農を守るコミュニティづくり-
※詳しくはページ下部、またはこちらをご覧ください。
【タマリバタケ日記】
最新号(vol.19)はこちら
※過去の写真やタマリバタケ日記はページ下部の添付写真、添付ファイルをご覧ください。
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■事業導入(実証実験)の背景
世田谷区の南西部には多くの農地があり、そのほとんどが農家のみなさんにより経営されています。農地は、生産緑地法に基づく生産緑地とそれ以外の農地に区分されており、平成4年度に最初に指定された生産緑地地区は629箇所、都市計画決定面積は約142.86haでした。
その後、生産緑地地区は、減少し続け、令和5年度(令和5年11月)には471箇所、約81.16haとなり、平成4年度から、158箇所、約61.7haの農地が消滅したことになります。
そのような中、国は平成27年度に都市農業振興基本法を制定し、その翌年に「都市農業振興基本計画」を策定しました。この計画では、都市農地の位置付けを「宅地化すべきもの」から「都市にあるべきもの」へと大きく転換し、計画的に農地を保全していくこととしました。
これまで、世田谷区は都市整備方針に「みどり豊かで住みやすいまちをつくる」とのテーマ別方針を定め、みどりとみずを守り育て、農地保全及び緑・水環境を創出するなどの取り組みを進めてきました。
区としては、引き続き農地を保全していくために、これまでの生産緑地の保全に加えて、新たに民有地などのみどりの保全策として農的活用による保全の取り組みを進めていくことにしました。
■事業趣旨
タマリバタケは、地域交流のタマリバと農体験のハタケを組み合わせた造語となりますが、「地域のつながりを育む畑」を目指したコミュニティ型農園として、令和3年度よりNPO法人neomura(ネオムラ)と区が協働で事業(実証実験)を行っています。NPO法人neomura(ネオムラ)からの事業提案書はこちらからご覧ください。
活動場所は区の土地となりますが、上野毛地域の皆さんをはじめ多くの方に参加いただき、暮らしの中に農を取り入れ、農を学びながら収穫を楽しむなど、親交を深められる共有の畑や場とし、これらの活動を通じて、地域住民の生活の一部に「農」や「自然との接点」が入ることで、農の大切さや必要性を学び、共感することにつながるよう農地を守るコミュニティづくりを目指します。
■事業期間 令和6年5月30日~令和7年2月28日
※提案型協働事業としては本年度で最後となります。
■活動場所 世田谷区上野毛3-25番先(添付ファイル位置図参照)
■開園時間 月曜日~日曜日 8:30~17:00
(近隣住民への周知により、上記の利用時間としています。)
※活動日(コミュニティデイ)以外においても開園しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。
■活動日 隔週の土曜日・日曜日に、みんなで集まるコミュニティデイを開催しています。
コミュニティデイは原則、第1・3・5日曜日、第2・4土曜日の10時~12時です。
下記カレンダーをご確認ください。(雨天中止)
■タマリバタケのカレンダー
NPO法人neomura及びタマリバタケ運営委員会が計画するスケジュール表をご確認の上、タマリバタケデイにご参加ください。(下のスケジュール表をクリックすると、拡大してご覧になれます。)
7月 8月
インスタグラムで日々の活動を発信しています。
■これまでの活動(主なもの)
項目 | 年 | 内容 |
「地域交流」編 | 2021 | テーブル、椅子の設置、シンボルツリー設置 |
2022 |
「地球温暖化と食べ物」の紙芝居イベント、丸太椅子設置、砂場づくり、七夕祭り、夕涼み会、大人向け絵を描くワークショップや、藍染ワークショップなど |
|
2023 | 楽ちん堂との連携(かき氷屋台)、掲示板の設置、エントランスのワークショップなど | |
「ハタケ」編 | 2021 | 草刈り、開墾、日常の水やり、物置の組み立て |
2022 | 草刈り、日常の水やり、野菜の収穫、種の収集、コンポスト設置(一部)、綿ワークショップなど | |
2023 | 草刈り、日常の水やり、野菜の収穫、種の収集、春の大園芸大会、次大夫堀民家園での小麦の製粉体験など |
※サムネイル画像をクリックで拡大できます。
■全体の状況
(1)本事業の活動を通じて、タマリバタケのコンセプトに共感した多様な方々が参加しています。
(2)参加者は累計1000名を超え、毎週10名~20名が集まる場となっています。上表の実績のとおり、日常生活の中で「農のある暮らし」に共感し、参加者のみなさんが農地の機能について少しずつ理解を深めている状況です。
(3)本事業では、参加者のみなさんが協力し合い、野菜作りを学びながら、作業中の会話や、交流イベントを通して人とのつながりを広げています。
■これからのことについて
タマリバタケはみんなでつくるコミュニティ型農園です。現地には交流空間と2つの農的空間があります。これらの空間でのコミュニティ活動や畑の作業活動を通して、新しい意見やアイデアをみんなで出し合いながら「みんなの居場所」として育てていきたいと考えています。
なお、高齢者との交流は地域にとっても大切なことと考えていますので、高齢者の参加を呼び掛けていきたいと思います。
「タマリバ」編
・子どもから高齢者まで様々な方が参加できる地域交流のイベントを開催していきます。
(イベントは みんなで話し合いながら進めます。)
・近隣の大学や社会福祉協議会などとの連携を検討していきます。
「農体験」編
・継続的に野菜作りや収穫体験を行います。
・農作物の学びや食育などのイベントを開催します。
※タマリバタケの活動状況については、NPO法人neomuraが発行する「タマリバタケ日記」などの通知を、町会掲示板や町会回覧(二子玉川町会および上野毛町会等)をしています。また、NPO法人neomuraのホームページで、FacebookやInstagramでもタマリバタケの情報を掲載していますので、そちらをご覧ください。
※初めての方、高齢者の方、大歓迎です。手ぶらで仲間に加わってください。お待ちしています。
(予約不要、参加費はかかりません。)
(注)タマリバタケのハタケは区画割りの分担農園ではなく、みんなで作る農園スペースとなります。収穫した野菜等は持ち帰れます。
区としては、この実証実験を地域のより多くの方に知ってもらい、様々な形でかかわっていただけたらと考えています。タマリバタケに興味がある方、参加を考えていらっしゃる方は、ぜひ下記担当へご連絡ください。
註)2023年5月8日より感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)上の位置づけが「5類感染症」へ変更されましたが、個人の主体的な選択を尊重し、マスク着用は個人の判断に委ねることを基本としています。
ただし、流行期においては、これまでの感染症防止対策を行いながら取り組むものとします。
■【イベント情報】
「タマリバタケ展」-農を守るコミュニティづくり-
タマリバタケのこれまでの活動記録を区民の方に広く知っていただくため、タマリバタケの展覧会を巡回開催しています。
※申込は不要です。どなたでもご覧になれます。
※詳しくはこちら、または「タマリバタケ展チラシ」よりご覧ください。
■協働事業者問合先
NPO法人neomura (📧 tamaribatake@neomura.or.jp)
※タマリバタケ周辺地域においてアンケート調査を行いました。
結果についてはこちらをご覧ください。
添付ファイル
- 位置図(PDF形式 267キロバイト)
- 2022タマリバタケ日記9月号(PDF形式 111キロバイト)
- 2022タマリバタケ日記10月号(PDF形式 110キロバイト)
- 2022タマリバタケ日記11月号(PDF形式 104キロバイト)
- 2022タマリバタケ日記12月号(PDF形式 118キロバイト)
- 2023タマリバタケ日記1月号(PDF形式 107キロバイト)
- 2023タマリバタケ日記2月号(PDF形式 422キロバイト)
- 2023タマリバタケ日記3月号(PDF形式 371キロバイト)
- 2023タマリバタケ日記4月号(PDF形式 278キロバイト)
- 2023タマリバタケ日記5月号(PDF形式 209キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.10(PDF形式 317キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.11(PDF形式 466キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.12(PDF形式 237キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.13(PDF形式 243キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.14(PDF形式 229キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.16(PDF形式 269キロバイト)
- タマリバタケ日記vol.17(PDF形式 253キロバイト)
- タマリバタケ日記vol18(PDF形式 375キロバイト)
- タマリバタケ日記vol19(PDF形式 249キロバイト)
- タマリバタケ日記裏面(各号共通)(PDF形式 237キロバイト)
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関連リンク
このページについてのお問い合わせ先
都市整備政策部 都市計画課
電話番号 03-6432-7148
ファクシミリ 03-6432-7982
所在地 〒158-0094 世田谷区玉川1-20-1