令和4年第1回区議会定例会 一般質問

最終更新日 令和4年4月29日

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2月22日及び2月24日の本会議では、30名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

質問者一覧
自由民主党世田谷区議団 阿久津皇加藤たいき河野俊弘宍戸三郎菅沼つとむ和田ひでとし
公明党世田谷区議団 津上仁志福田たえ美
世田谷立憲民主党区議団 いそだ久美子桜井純子中塚さちよ羽田圭二
無所属・世田谷行革110番・維新 田中優子ひえしま進
日本共産党世田谷区議団 江口じゅん子たかじょう訓子中里光夫
生活者ネットワーク世田谷区議団 金井えり子高岡じゅん子田中みち子
新風・せたがやの風 小泉たま子つるみけんご
減税せたがや あべ力也
レインボー世田谷 上川あや
世田谷無所属 ひうち優子
Setagayaあらた 佐藤美樹
都民ファーストの会 そのべせいや
国際都市せたがや 神尾りさ
区民を守る会 くりはら博之
無所属 青空こうじ

阿久津 皇(自民)

  • 北朝鮮の拉致問題解決への取組
    質問 
    北朝鮮による拉致問題を早期に解決するためには、問題を風化させず区と議会で声を上げ続けることが重要だ。区長は区民への理解促進に向けどう取り組むのか。
    答弁 解決に向け区民の関心と認識を深めるための取組を継続する。
  • プロスポーツを見る機会の創出
    質問 プロスポーツを見ることはスポーツを始める良いきっかけになる。リコーブラックラムズ東京などの区内プロチームと積極的に連携し区民の観戦機会を創出せよ。
    答弁 団体と区民の交流機会を設けスポーツに親しむ取組を進める。
  • 医療的ケア児への支援拡充
    質問 医療的ケア児のいる家庭が安心して子育てを続けられる環境づくりと支援の拡充が急務だ。区立校や幼稚園での看護師などの配置について今後の見通しを示せ。
    答弁 看護師配置も進めながら切れ目のない支援の展開に努める。

くりはら 博之(区守会)

  • NHK受信契約不要テレビの設置
    質問 地上波放送を受信せずインターネットでの動画視聴に特化したチューナーレススマートテレビはNHKと契約が不要だ。リモート会議での活用も視野に導入せよ。
    答弁 既存の事務用パソコンとモニターなどで代用可能と考える。
  • 正しい個人を育む道徳教育の推進
    質問 
    道徳教育では国が示す規範を子どもに押しつけるのではなく、自ら考え正しく行動できる個人を育むことが大切だ。区立校ではどのような教育を実践しているのか。
    答弁 自立し他者と共により良く生きるための道徳教育を進める。
  • 区における更生保護の推進
    質問 地域の安全安心を守るため、罪を犯した人の社会復帰を支援し再犯を防ぐ更生保護の活動は重要だ。区は保護司や保護観察所と連携し更生に向けた支援を充実せよ。
    答弁 関係機関と連携し円滑に社会復帰できるまちの実現を目指す。

上川 あや(虹)

  • 弱者切捨ての改札無人化に対処を
    質問 
    区のUD審議会にも委員を出す京王電鉄が国交省のガイドラインも区の整備基準も無視して改札無人化と駅員削減を進めている。区は基準をどう機能させる考えか。
    答弁 しっかり機能するよう鉄道事業者との連絡、調整を徹底する。
  • 駅改築中に駅員削減を進める危険
    質問 
    高架化工事に伴い駅構造が変化し続ける中、京王は駅員削減を密かに進めている。区はホームドア設置まで駅員削減を控えるよう要請を強めるべきではないか。
    答弁 適切な人員配置を含め、安全上の十分な配慮を求めていく。
  • 同性ペアにも平等な義援金配分を
    質問 
    区は私の提案を受け、新年度より同性ペアへの災害弔慰金の同額支給を開始するが、災害義援金についても平等配分の見通しが立ったと聞く。制度の概要を示せ。
    答弁 
    同性パートナーを含め対象範囲を定める要綱などを策定する。

いそだ 久美子(立憲)

  • トイレのユニバーサルデザイン化
    質問 
    区施設の中には人工肛門保有者などに対応したトイレがあると表示しているにもかかわらず洗い場などがなく実質的に利用できない施設がある。早急に改修せよ。
    答弁 
    優先順位をつけ、できるところから設備の改善に努めていく。
  • 塩化カルシウムの危険性の周知
    質問 
    塩化カルシウムは降雪後の路面や校庭の凍結防止に有効だが、直接触れると炎症を起こすなど取扱いに注意が必要だ。本品の危険性を児童生徒に周知しているのか。
    答弁 
    散布エリアになるべく立ち入らないなどの指導を行っている。
  • 全児童生徒を対象にした悩み相談
    質問 
    児童生徒が悩みを相談できる場を拡充すべきだ。区が小学5年と中学1年を対象に実施している全員面談を、不安を抱える受験生をはじめ他の学年にも拡大せよ。
    答弁 
    他学年にも全員面談を広げていくよう学校に周知していく。

桜井 純子(立憲)

  • インクルーシブ教育実現への方策
    質問 
    区立校では校長のインクルーシブ教育への理解度に差がある。障害の有無に関わらず共に学び共に育つインクルーシブ教育を世田谷の教育としてどう浸透させるか。
    答弁 
    各校の好事例やガイドラインなどを学校現場に周知していく。
  • 障害者理解促進に係る条例の目的
    質問 
    区は障害者への理解促進と差別解消に係る条例制定に向け検討中だ。明石市が同様の条例案で掲げている社会全体をインクルーシブにする視点も参考に取り組め。
    答弁 
    誰もが自分らしく共に暮らせる地域共生社会構築を目指す。
  • 戸籍窓口での本人確認方法の改善
    質問 
    戸籍窓口での本人確認の際、婚外子に父親の氏名を書かせた差別事件を受け、戸籍を確認して聞き取るよう求めたが5年経つ今も改善されない。直ちに対応せよ。
    答弁 
    現在の運用を見直す方向で事務処理の詳細などを検討する。

そのべ せいや(都ファ)

  • 父親の育児を歓迎する取組の推進
    質問 
    男性の育児を推奨する割にお出かけ広場や児童館の中には未だに母親のみが前提となっているケースが散見される。出産と関係ない不合理な父親差別は撤廃せよ。
    答弁 
    育児に関わる全ての方が参加しやすい事業の実施に努める。
  • 母子健康手帳を、子ども手帳に
    質問 
    既に1割の自治体が親子健康手帳という名称を採用している。性別による子育てへの障壁をなくす契機として、世田谷区も母子健康手帳の通称を変更できないのか。
    答弁 父親や多様な形の家族での活用を念頭に国の動向を注視する。
  • 男性不妊の周知啓発
    質問 
    不妊の原因は女性にあると思われがちだが、原因の約半数は男性にある。4月からの不妊治療保険適用化を好機と捉え男性不妊についても多世代に周知啓発せよ。
    答弁 
    男性も当事者であることを広く区民に向け周知啓発する。

中塚 さちよ(立憲)

  • 区の特色を生かした税外収入獲得
    質問 
    税収減70億円に達するふるさと納税への区の対策は限界にきている。区ゆかりの著名人や人気の地域イベント等民間の力を借り、区内外に魅力発信し寄附を集めよ。
    答弁 魅力発信とともに寄附への結びつきを柔軟な発想で検討する。
  • 予期せぬ妊娠への早期相談支援
    質問 
    予期せぬ妊娠に悩む若者は、親などに伝わることを恐れ区役所には相談しにくい。民間支援機関の案内チラシを学校などのトイレに設置し早期支援につなげよ。
    答弁 
    より多くの若い世代に相談先を情報提供できるよう取り組む。
  • 中高年のひきこもり支援の方向性
    質問 
    中高年のひきこもりへの支援は就労支援に限らず、高齢、障害部門と連携し福祉サービスや居場所につなぐことも重要だ。新たな相談窓口ではどう支援するのか。
    答弁 本人や家族の要望も尊重し総合的かつ継続的に支援していく。

中里 光夫(共産)

  • 憲法9条を守る区長の積極的取組
    質問 
    保坂区長の憲法9条を守る活動は平和を願う区民や活動団体の励みとなる。改憲に前のめりな国に対し、平和の取組を推進してきた区として積極的な対応を示せ。
    答弁 
    平和都市宣言の下で戦争回避への声を区民と共に上げていく。
  • 緊急ショートステイの早期再開
    質問 
    介護を担う家族のコロナ感染時に要介護者を受け入れる緊急ショートステイ事業を区は1月に終了させた。第6波での現場や事業者の声を踏まえ早急に再開せよ。
    答弁 
    4月以降の事業再開に向けて施設と協議や調整をしている。
  • 区立保育園が果たすべき公的役割
    質問 
    コロナ禍で保育需要が不透明の中、区立園の整備抑制は保育の質を守る役割の後退につながる。保育関係者や保護者の参加と協働の下、区立園の役割発揮を進めよ。
    答弁 
    人員や財源を確保し、現場の声などを広く聞いて進めていく。

ひえしま 進(F行革)

  • 区のずさんな事業執行による失態
    質問 
    抗原定性検査キット配布事業では希望者が殺到し混乱を招いた上、キットが転売されるなど貴重な医療資源を無駄にした。区はこの結果をどう捉えているのか。
    答弁 
    効果的な使用方法の説明が不足した点など反省や課題が残る。
  • 利用率の低い臨時PCR検査会場
    質問 
    区の無症状者限定の臨時PCR検査会場は開設当初の利用件数が日に10件にも満たなかった。急遽(きゅうきょ)対象を広げたようだが1日300件の検査能力を生かせているのか。
    答弁 
    当初1日平均約7件だったが2月21日時点では53件である。
  • 区長の軽率なリツイートの真意
    質問 
    維新の会の橋下元代表をヒトラーに例えた菅直人元総理を擁護する記事を区長はリツイートした。政治色が強く他人を侮辱する主張に軽々しく賛同してよいのか。
    答弁 
    私は橋下氏を批判する趣旨でリツイートしたのではない。

青空 こうじ(無所属)

  • 地域共生社会の実現に向けた取組
    質問 
    地域共生社会の実現に向け、障害者などが周囲に援助や配慮を求めるヘルプマークやヘルプカードを普及すべきだ。ポスター掲示やイベントを通じ十分啓発せよ。
    答弁 
    商店街や障害者団体などと協力し、普及拡大に取り組む。
  • 災害時における自助・共助の促進
    質問 
    災害時などに医療的ケアが必要な方を円滑に支援につなげる視点からもヘルプマークなどの利用を促すべきだ。区が2021年に開設したHi・na・(ひなた)taで周知を強化せよ。
    答弁 
    利用者本人やその家族などへ周知を図り、活用を促していく。
  • ヘルプマークの一層の周知啓発
    質問 
    民間のヘルプマークに係る調査では障害当事者の半数は存在を知らず利用率も約20%と大変低い。利用促進に向け区は当事者視点で具体的な啓発方法を検討せよ。
    答弁 
    障害当事者などとの協働を通じ活用を促す取組を検討したい。

金井 えり子(生ネ)

  • 大人への消費者教育の機会拡充
    質問 
    カード決済などの浸透で消費者被害が多様化する中、子どもに加え大人への消費者教育も重要だ。被害防止に係る講座のオンライン化など、教育機会を拡充せよ。
    答弁 
    カリキュラムなどを適宜見直し、講座の更なる活用を図る。
  • ヤングケアラーへの支援強化
    質問 
    家族の介護などを担う子どもを一層支援すべきだ。区が4年度に実施するヤングケアラー実態調査が今後の支援につながるよう、子どもの声を取組に十分反映せよ。
    答弁 結果を所管で共有し子どもや家庭への適切な支援につなげる。
  • 家族介護者支援に向けた人材確保
    質問 
    介護を必要とする人が家族の負担を心配することなくサービスを選ぶことができる社会の実現に取り組むべきだ。区は介護人材の確保に、より一層力を注げ。
    答弁 介護人材を支援し質の高い介護サービスを安定的に確保する。

田中 みち子(生ネ)

  • 子宮(けい)がんワクチン勧奨への対応
    質問 
    国が子宮(けい)がんワクチンの勧奨を再開したが、副反応の割合は依然と高く実態の把握が肝要だ。区は医薬品の副反応に係る救済機構からの情報を議会に報告せよ。
    答弁 
    副反応疑い事案の議会報告については今後検討していく。
  • 子宮(けい)がんワクチンの正しい周知
    質問 
    今般のワクチンは勧奨中止前と同じものだが改良されたものだと認識している区民がいる。接種するかを正確に判断できるよう有効性とリスクを丁寧に周知せよ。
    答弁 
    予診票とともに有効性やリスクを記したお知らせを送付する。
  • 副反応に係る支援体制の強化
    質問 
    子宮(けい)がんワクチンの副反応に係る支援体制への区の課題認識は甘く、接種開始に不安が残る。万全の体制を築いた上で開始すべきと考えるが、区長の認識を示せ。
    答弁 副反応などの支援体制について改善できるものは改善したい。

つるみ けんご(新風)

  • 科学的知見に基づいた政策判断
    質問 
    区民が納得できる区政運営には、科学的根拠や適正な手続に基づく意思決定過程の透明化が不可欠。混乱を招いた抗原検査キット無料配布の政策決定過程を示せ。
    答弁 区内で迅速かつ偏りなく配布する視点に立って決定した。
  • 学校を核とした地域づくりの推進
    質問 
    国が4年度予算案で示す「学校を核とした地域力強化」の視点は重要。私達全ての区民にとって学校が居場所や学びの場となるよう創意工夫を凝らして取り組め。
    答弁 学校と地域が双方向で連携した実効性ある取組を検討する。
  • 教育格差解消に向けた区の認識
    質問 
    区の教育ビジョン調整計画案には教育における格差についての記述が一切ない。子ども達の現状から教育格差を再定義し子どもの健やかな成長の機会を創出せよ。
    答弁 学力だけでなく多様な個性に目を向けることが重要と考える。

たかじょう 訓子(共産)

  • 住民自治の充実に向けた条例制定
    質問 
    区が進める地域行政推進計画では、住民自治の仕組として権限を有さない「地区情報連絡会」が示された。多様な住民の参加を広げ、住民自治の発展を進めよ。
    答弁 地域参加の機会づくりなど多くの方が携われる取組を進める。
  • 旧池尻中跡地活用の計画見直し
    質問 
    旧池尻中跡地の民間活用は広大な校庭も利用する計画だが、池尻小や地域団体が日常的に使うため継続的な使用を保障すべきだ。区は住民の声を聞き計画を見直せ。
    答弁 
    団体が引き続き活動できるよう場の確保について検討する。
  • 北烏山地区会館廃止に伴う影響
    質問 
    区は北烏山地区会館を廃止する予定だが、近隣に30人規模の会議室がなく集会施設の配置基準にも反するため存続すべきだ。区はサービス低下に対応できるのか。
    答弁 
    寺町通り区民集会所へのリモート会議の整備などを検討する。

神尾 りさ(国際)

  • 障がい者が活躍できる機会の拡充
    質問 
    共生社会の実現に向け、障がい者が能力を生かし活躍できる機会を拡充すべきだ。農福連携などによる就労の場や、文化芸術の才能を生かせる場を拡大せよ。
    答弁 障害者が自身の能力を生かし活躍できる場の拡充に取り組む。
  • 多文化共生・国際交流事業の推進
    質問 
    区は今般の組織改正で国際交流や文化芸術振興を担う生活文化政策部にホストタウン業務を移管する。これを機に、多文化共生・国際交流事業を一層推進せよ。
    答弁 
    区民参加の機会を創出し当該事業の推進に一層取り組む。
  • MaaS(マース)による移動利便性の向上
    質問 
    MaaS(マース)というサービスの導入は移動の利便性を高め、交通不便地域や気候危機などの課題解決につながる。早期実現に向け、交通事業者との連携を強化せよ。
    答弁 交通事業者から情報を収集し積極的に調査研究を進める。

ひうち 優子(世田谷)

  • 無料PCR検査体制の拡充
    質問 
    区内の薬局や区施設などで実施中の都のPCR等検査無料化事業は、濃厚接触者などが気軽に受検でき不安解消につながっている。検査場所の更なる拡充を図れ。
    答弁 2月16日時点で区内に23か所ある会場の増設を検討していく。
  • サイクルマップの利用促進
    質問 
    区民がサイクリングをより楽しめるよう区内名所を記したサイクルマップの利用促進を図るべきだ。スマートフォン仕様に改め、既存の観光マップとも連動させよ。
    答弁 
    サイト上でリンクを貼るなど、観光情報との連携強化を図る。
  • 電子図書館の図書の充実
    質問 
    区の電子図書館は利便性の高さから区民に好評だが、書籍数は蔵書全体の僅か0.1%であり図書館のDXを進める上でも更なる導入が不可欠だ。今後の計画を示せ。
    答弁 動画や音声版など、より魅力的なコンテンツの充実を図る。

宍戸 三郎(自民)

  • 特殊詐欺被害に対する区の認識
    質問 
    区民生活を守るための特殊詐欺撲滅対策が急務の中、区での被害は10年連続して23区で最も多い。対策が一向に進んでいない現状を区はどう認識しているのか。
    答弁 より実効性、即効性の高い対策の必要性を認識している。
  • 特殊詐欺撲滅に向けた区の対応
    質問 
    区は特殊詐欺を重要課題と位置づけるにもかかわらず、4年度予算に計上した自動通話録音機の購入費はあまりにも少ない。購入台数はどのように決めたのか。
    答弁 2021年の貸出し台数に基づき次年度の購入台数を2000台とした。
  • 若者への特殊詐欺防止の啓発
    質問 
    若者が特殊詐欺グループに利用され犯罪に加担する事件が増えている。未来ある若者を加害者にも被害者にもさせないため、地域ぐるみで啓発活動を強化せよ。
    答弁 
    若者をはじめ地域全体の意識向上と見守り活動促進に努める。

菅沼 つとむ(自民)

  • 三軒茶屋分庁舎一部移転への道筋
    質問 
    区は建て替え後の昭和信用金庫三軒茶屋支店に、産業振興公社など三軒茶屋分庁舎の機能を一部移す予定だ。賃貸借に向けた予算措置や仮契約などの状況を示せ。
    答弁 仮契約はしておらず一部使用の覚書を取り交わす予定である。
  • 旧池尻中跡地活用事業の費用負担
    質問 
    区は旧池尻中跡地活用において耐震改修費などとして2億3000万円超を4年度予算に計上した。運営事業者決定後の外構と内装の工事費は誰が幾ら負担するのか。
    答弁 
    予算額は未定だが外構は区が内装は事業者が負担予定である。
  • 区立校校庭への人工芝の早期導入
    質問 
    駒沢小のゴムチップ舗装の校庭は雨天時に滑りやすく、経年劣化による色落ちや破損も激しい。補修時期を機に耐用年数が長く工事費も同程度の人工芝化を進めよ。
    答弁 モデル実施も含め、校庭整備の基本的な考えを適宜見直す。

江口 じゅん子(共産)

  • コロナのPCR検査等の拡充を
    質問 
    福祉・学校施設の職員・利用者対象のPCR社会的検査等は集団感染防止等に(つな)がり、区民は評価している。対象拡充と体制強化、広く区民対象の実施を求める。
    答弁 感染状況などを踏まえ体制強化や対象拡充するなど見直す。
  • 18歳までの子ども医療費助成を
    質問 
    我が党が実施を求めた議会質問や世論もあり都は準備経費を計上した。所得制限・自己負担なし、入院中の食事代も助成する制度とし財源も都の責任だと求めよ。
    答弁 
    5年度の実施に向け制度設計を行い都に必要な措置を求める。
  • 4年度国保保険料の抑制引下げを
    質問 
    都は4年度国保料の大幅値上げ案を提案した。我が党は区長に次期保険料の抑制・引下げ求め申入れをした。次期保険料を決する区長会での区長の対応と成果は。
    答弁 保険料上昇抑制を訴え保険料負担増加を抑制することとした。

田中 優子(F行革)

  • 半強制的な募金集めの改善
    質問 
    区が町会自治会に募金を要請する手法では、本来任意である募金が半強制的になり問題だ。区施設に募金箱を置くなど個人が自発的に行うよう実施方法を改めよ。
    答弁 様々な募金方法を周知し区民に理解と協力をお願いしていく。
  • 民生委員の報酬に係る区長の見解
    質問 
    区長は民生委員の成り手不足解消に向けた報酬付与に前向きだったが、今定例会では制度の枠組み内で改善すると消極的な答弁に一転した。考えが変わったのか。
    答弁 まず枠組み内で改善を図り、民生委員の声も聞き検討を深める。
  • 精神障害者のきょうだいへの支援
    質問 
    精神障害者のきょうだいは、親からとり残され甘えることもできず、将来不安を抱えて孤独の中にいる。区は相談したりホッとしたりできるような居場所をつくれ。
    答弁 精神障害者の家族支援に、きょうだいの視点も加え検討する。

高岡 じゅん子(生ネ)

  • 脱炭素社会の実現に向けた方針
    質問 
    区が掲げるCO2排出量実質ゼロを2050年までに達成するには、全区民が暮らし方の変革に取り組む必要がある。気候危機対策基金の創設を契機とした施策方針を示せ。
    答弁 
    区独自施策を示し区民や議会などの意見を伺いながら進める。
  • 実効的な気候危機対策の推進
    質問 
    気候危機対策には車に依存しない社会の実現や災害対策に資するグリーンインフラ整備で街が変わることが必要だ。都市整備所管で連携し主体的な取組を進めよ。
    答弁 戦略的・効果的な都市整備政策を検討し職員一丸で取り組む。
  • 区内でのリユース事業の展開
    質問 
    区民にも好評な区の粗大ごみのリユースに係る実証実験は資源循環型社会の実現への一歩になると考える。効果や将来的な活用策を明確にした上で本格実施せよ。
    答弁 検証で良好な結果が得られた場合は、新事業として展開する。

津上 仁志(公明)

  • 旧池尻中利用団体の活動継続担保
    質問 
    旧池尻中跡地活用に際し、区は校庭の団体利用を制限する可能性があるにもかかわらず代替地確保などの説明がない。活動場所は確保できているのか明確に示せ。
    答弁 過去の閉校事例も参考に代替場所を確保できるよう調整する。
  • 旧保健センター跡地の活用方針
    質問 
    元年度の若林地区での車座集会で、住民から旧保健センター跡地への児童館などの整備を望む声があったが、区からの回答はいまだない。検討状況を説明せよ。
    答弁 区分所有者の世田谷区医師会と跡地の取扱いを協議している。
  • 硬式野球の活動場所の拡大
    質問 
    区内で硬式野球ができる場所は少ない。区立公園のグラウンドに、バッティングゲージなどを設置し飛球対策を講じることで、硬式野球での利用を可能とせよ。
    答弁 
    ゲージの設置なども含め他球場の事例も参考に検討していく。

羽田 圭二(立憲)

  • 建設事業者と連携した取組の強化
    質問 
    個人宅の屋根修繕に係る訪問詐欺が発生している。被害防止に向け、区内建設事業者と連携して良質なサービスの提供と詐欺事例の周知を行うなど一層取り組め。
    答弁 地域から信頼される建設業となるよう支援を行っていく。
  • 異学年交流の更なる推進
    質問 
    中里小では新たなモデルとして異学年交流を積極的に進める中で、異学年学級編成上の教員配置や周辺校の連携などの課題が見えてきた。今後どう取り組むのか。
    答弁 研究校を複数指定し、異年齢集団での学びの効果を検証する。
  • 玉川浄水場の給水拠点機能の維持
    質問 
    都は昨年玉川浄水場の廃止計画を表明した。災害時での安定した飲み水の供給に向け、当該施設が引き続き給水拠点としての役割を果たすよう都へ働きかけよ。
    答弁 廃止する計画だが災害時の給水拠点機能は残すと聞いている。

河野 俊弘(自民)

  • 区民目線でのせたがやペイ普及策
    質問 
    せたがやペイを地域通貨として普及させるには区民目線での方策が必要だ。行政窓口での決済や区民ならではの特典付与など、民間が成し得ない価値を創出せよ。
    答弁 地元イベントの協力者へのポイント付与など、活用を広げる。
  • 教育分野におけるDX推進
    質問 
    学校ではコロナ禍での子どもの教育機会確保と教員の負担軽減が急務だ。オンライン学習用の万全なネットワークと教員のリモートワーク環境を早期に整備せよ。
    答弁 
    ネットワークの増強とリモートワーク環境整備を進めていく。
  • プラスチック資源循環施策の推進
    質問 
    区はプラスチック製品の分別収集・再商品化の在り方を検討中だ。実施した際の経費の増加や分別収集開始に伴う丁寧な周知などの難題に区はどう対応するのか。
    答弁 
    諸課題の整理や手法の検証を十分行い、区の対応を決める。 

あべ 力也(減税)

  • 一人暮しや夫婦のみ世帯対策を!
    質問 
    区の世帯割合は一人暮し世帯が53%、夫婦のみ世帯は17%と孤独や孤立が懸念される。次期基本計画には人口構成による世田谷の課題として政策の軸とせよ。
    答弁 人口構成や地域社会の見通しなど様々な角度から分析する。
  • 保育園に紙おむつサブスク導入を
    質問 
    渋谷区が導入した保育園での紙おむつ定額サービスは保護者が園に持参する手間や保育士が園児ごとに管理する負担を軽減した。衛生面も踏まえ区でも取り入れよ。
    答弁 渋谷区の取組などを保護者の意見も聞きながら検討していく。
  • 区立保育園のお昼寝の見直しを
    質問 
    区立保育園での昼寝について、3歳児以降は無理に寝かされるストレスや夜の寝つきが悪くなることを心配する保護者の声を聞く。区は昼寝方針の見直しを図れ。
    答弁 
    一人ひとりに合わせ柔軟に対応していく必要があると考える。

小泉 たま子(新風)

  • 説明会における不誠実な区の対応
    質問 
    宇奈根・喜多見地区のバス路線変更に係る説明会において、区は地域住民の路線維持を求める要望書を受け取らなかった。区は不誠実な対応を猛省し、即刻正せ。
    答弁 
    地域の声を十分受け止め区民生活を支える取組を進めていく。
  • 地区レベルでの総合行政の実現
    質問 
    区の地域行政制度改革では地区を基点に行政の縦割りを排した行政組織を目指すべきだ。まちづくりセンターへの権限付与を進め地区での総合行政を実現せよ。
    答弁 総合的な行政サービスの充実を地区から進めていく。
  • 重要性が増す対面窓口の改善
    質問 
    区は地域行政制度改革の検討を進めるが、対面窓口の重要性の高まりをまるで認識していない。まずは、混雑や不便さ、たらい回しが起きる原因を早急に検証せよ。
    答弁 窓口の重要性を認識して職員育成を進め対応力向上を図る。

福田 たえ美(公明)

  • 特別支援学級の地域偏在の解消
    質問 
    特別支援学級が区内の一部地域に集中しており、通学距離や通学時間を理由に断念する子どもも少なくない。区はあらゆる手を尽くし早急に地域偏在を解消せよ。
    答弁 
    従来手法にとらわれず柔軟な発想で地域偏在解消に取り組む。
  • 学習障害の子どもへの効果的指導
    質問 
    学習障害の子どもは障害の程度で症状が様々だ。個々の状況に応じ効果的な学習支援ができるよう、科学的根拠に基づいた指導やタブレット端末の活用を進めよ。
    答弁 他自治体での先進的取組などの情報を収集し指導充実を図る。
  • 離婚家庭への面会交流支援
    質問 
    明石市の離婚家庭への面会交流支援では子どもが安心安全に交流できるよう第3者による面会日程調整などを無料で行っている。区も有効な交流支援に取り組め。
    答弁 国の動向を注視し必要な支援や効果的な周知方法を検討する。

加藤 たいき(自民)

  • 出産費用に係る助成制度の拡充
    質問 
    少子化に歯止めをかけるべく出産による経済的負担を減らす対策を充実すべきだ。第三子以降の出産費用を一部助成する区の制度を改め第一子から全額助成せよ。
    答弁 国の動向を注視し時期を捉え必要な制度改正などを行う。
  • 複合的な高齢者施策の推進
    質問 
    民間スポーツクラブを高齢者の居場所として活用する事業は孤立防止や健康増進に資する有効な施策だが、区は3年度の実施を見送った。4年度こそ実施せよ。
    答弁 スポーツクラブとの連携を含め高齢者施策を検討していく。
  • 先端技術を活用した特殊詐欺対策
    質問 
    品川区は特殊詐欺対策としてAIが通話内容を分析し注意喚起を促す自動通話録音機を導入し成果を上げている。区も先端技術を活用した実効的な対策を講じよ。
    答弁 他の導入実績や効果などを検証し有効な対策の実施に努める。

和田 ひでとし(自民)

  • 今後の区立幼稚園の在り方
    質問 
    区立幼稚園の入園者数が大幅に減少する中、私立園では閉園の危機に直面する園すら存在する。区はこうした事態を踏まえ、区立園の在り方をどう考えていくのか。
    答弁 
    適切な規模などの検討体制を築き7月を目途に在り方を示す。
  • 公共施設の複合化の加速
    質問 
    公共施設の適正配置の視点から学校改築時の複合化を加速すべきだが、奥沢中の例では児童館併設に約8年を要する。生徒数減少も見据え着実かつ迅速に進めよ。
    答弁 多角的視点で最適かつ早期の整備を関係所管で鋭意検討する。
  • 狭隘(きょうあい)道路の解消に向けた取組
    質問 
    災害に強いまちづくりを進めるには狭隘(きょうあい)道路の解消が喫緊の課題だ。区は拡幅整備に係る土地所有者への助成を増額する方針だが、どの程度の効果を見込むのか。
    答弁 土地所有者の負担を少なくして、整備実績の増加を見込む。

佐藤 美樹(あらた)

  • SDGs(エスディージーズ)を取り入れた事業評価
    質問 
    地球規模の資源不足が心配される中、持続可能な社会実現への取組を着実に進めるべきだ。区はSDGs(エスディージーズ)の視点で施策を評価し続けながら次期基本計画を定めよ。
    答弁 民間調査による課題分析を行い、施策の評価方法を検討する。
  • 学校教育と学童クラブの情報連携
    質問 
    区が学習や学校生活の情報一元化を進める中、放課後の過ごし方も教育上重要な情報であるため追加すべきだ。学童クラブの放課後児童システムとの連携を図れ。
    答弁 
    システムの更新を見据え情報連携しやすい仕組みを検討する。
  • 実態に即した特別支援学級の整備
    質問 
    区は自閉症・情緒障害特別支援学級の整備計画を入室希望が想定を超えたため見直した。実態に即した計画となるよう未就学時の情報を持つ福祉所管と連携せよ。
    答弁 
    教育と福祉の所管で情報共有を図り設置校増に向け整備する。

(補足)代表質問や一般質問、会派意見では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 支所=総合支所
  • あんすこ=あんしんすこやかセンター
  • Hi・na・(ひなた)ta=医療的ケア相談支援センターの愛称
  • 東京2020大会=東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会

会派名等

  • 自民=自由民主党世田谷区議団
  • 公明=公明党世田谷区議団
  • 立憲=世田谷立憲民主党区議団
  • F行革=無所属・世田谷行革110番・維新
  • 共産=日本共産党世田谷区議団
  • 生ネ=生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 新風=新風・せたがやの風
  • 減税=減税せたがや
  • 虹=レインボー世田谷
  • 世田谷=世田谷無所属
  • あらた=Setagayaあらた
  • 都ファ=都民ファーストの会
  • 国際=国際都市せたがや
  • 区守会=区民を守る会
  • 無所属=無所属

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電話番号 03-5432-2779

ファクシミリ 03-5432-3030