令和2年第4回区議会定例会 一般質問

最終更新日 令和3年1月1日

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11月26日及び27日の本会議では、31名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

質問者一覧
自由民主党世田谷区議団 阿久津皇議員加藤たいき議員宍戸三郎議員菅沼つとむ議員畠山晋一議員真鍋よしゆき議員
公明党世田谷区議団 佐藤弘人議員高久則男議員平塚敬二議員
世田谷立憲民主党社民党 いそだ久美子議員風間ゆたか議員桜井純子議員中塚さちよ議員中山みずほ議員羽田圭二議員
無所属・世田谷行革110番・維新 ひえしま進議員桃野芳文議員
Setagayaあらた 神尾りさ議員つるみけんご議員
日本共産党世田谷区議団 江口じゅん子議員たかじょう訓子議員中里光夫議員
生活者ネットワーク世田谷区議団 金井えり子議員高岡じゅん子議員田中みち子議員
減税せたがや あべ力也議員
レインボー世田谷 上川あや議員
世田谷無所属 ひうち優子議員
都民ファーストの会 そのべせいや議員
区民を守る会 くりはら博之議員
無所属 青空こうじ議員

真鍋 よしゆき議員(自民)

  • 予算編成への大きな懸念
    質問 区は3年度予算編成に向けた事業見直しで70億円を削ったが、なお130億円を超過したままであり、先行きが大変心配だ。この状況で予算編成にどう対応していくのか。
    答弁 国や都の財源を最大限活用していくことが不可欠だと考える。
  • コロナ禍での本庁舎整備の進め方
    質問 区は新型コロナの影響で延期した本庁舎整備の入札公告を再開した。当事業を今進めることは、厳しい財政状況を区民に理解してもらうことの妨げにならないのか。
    答弁 区民理解に努め、関連事業費も縮減を目指しながら進める。
  • 千歳烏山駅周辺まちづくりの推進
    質問 国から取得した千歳烏山駅南側の土地は本来、京王線連立事業のために取得したが、違う用途で暫定利用されたままだ。改めて連立事業に活用すると明言せよ。
    答弁 先行取得した土地の活用を視野に周辺まちづくりを推進する。

神尾 りさ議員(あらた)

  • ホストタウンとしての気運醸成
    質問 桜とハナミズキは日米の友好の象徴として100年以上前から両国で親しまれてきた。東京2020大会の気運醸成に向け、米国のホストタウン事業でもこの花を活用せよ。
    答弁 ホストタウンのロゴや切手、植樹などを通じて理解促進を図る。
  • SNSを活用した交流の場の創出
    質問 
    オンラインでの交流が広がり、異世代同士が気軽に情報や課題を共有している。SNSを活用しヒト・モノ・コトがつながるプラットフォームを早急に構築せよ。
    答弁 対面に加えSNSでのプラットフォームの取組を加速させる。
  • 民間主導によるまちづくりの推進
    質問 都市再生推進法人となった二子玉川エリアマネジメンツによる地域主体のまちづくり計画が区内で初めて策定された。法人化を目指す団体にこの事例を周知せよ。
    答弁 適時、関連情報やノウハウを提供し共に進めていく。

田中 みち子議員(生ネ)

  • 外環道工事での緊急時対応の改善
    質問 調布市の外環道工事現場周辺で道路陥没事故が起きた。これを踏まえ、区は事業者に対し緊急時の考え方を記した冊子の抜本的な改善と区民への再配布を求めよ。
    答弁 道路陥没なども緊急時と捉えて見直すよう再度働きかける。
  • 子ども食堂を含む地域支援の輪
    質問 
    地域支援の一つである子ども食堂は困難を抱える子どもの支援団体との連携が弱い。支援の輪が広がるよう要保護児童支援協議会代表者会議などに参加させよ。
    答弁 オブザーバー参加を可能とするなど協議会の運営を見直す。
  • 生活保護を相談しやすい環境整備
    質問 
    長引くコロナ禍で困窮世帯の増加が懸念される。保護申請をためらわないよう、制度周知の視点から生活保護のしおりを見直し、ホームページや窓口で案内せよ。
    答弁
    ホームページに公開するとともに、窓口でも配架していく。

阿久津 皇議員(自民)

  • 創業支援での新たな仕組みの構築
    質問 
    区内産業の活性化を図る上で若者が新しい事業に挑戦できる環境が必要だ。コロナ禍で雇用情勢が厳しい今こそ創業支援における新たな仕組みを構築せよ。
    答弁 相互交流が可能な通信手段の活用など準備を進めている
  • 出産に係る費用助成の増額
    質問 
    健康保険における出産育児一時金は、実際の出産費用と比べて少なく家計の負担が大きい。子育て利用券や区内共通商品券も活用し、区独自で助成額を増額せよ。
    答弁
    国の動向を注視し、区として必要な制度改正などを行う。
  • 議員によるハラスメントへの対応
    質問 
    議員による職員へのパワハラやセクハラは特殊な関係性から表面化しにくい。職員が議員からハラスメントの被害を受けた場合、区はどのように対応するのか
    答弁
    心身をむしばむおそれがある場合は担当の交代など対応する。

風間 ゆたか議員(立民社)

  • 高齢者の健康づくりの在り方
    質問 コロナ禍の高齢者の健康増進施策は屋外でのコミュニティーづくりの支援に注力すべきだ。民間スポーツクラブ任せの区の手法は財源の浪費であるため、見直せ。
    答弁
    身近な場所での仲間づくりなどの点を踏まえ慎重に検討する。
  • オンラインを活用した不登校対策
    質問 
    熊本市では教育のオンライン化により不登校の子どもの約半数が支援につながった。区が設置予定の不登校特例校でも誰もが参加できるオンラインを基本とせよ。
    答弁
    タブレット導入を進め、不登校などの支援に最大限活用する。
  • 自主性を育む生徒会サミット運営
    質問 
    今後の教育は生徒の自主性や自立、自治を育むことが重要だ。生徒会サミットが中心となり、校則づくりをテーマに全生徒がオンラインで議論する取組を検討せよ。
    答弁
    運営やテーマを生徒会サミットメンバーや教員で検討する。

くりはら 博之議員(区守会)

  • 携帯電話に係るNHK受信料
    質問 
    過去の最高裁において、ワンセグ機能付携帯電話の所持がNHK放送の受信設備の設置に当たると示されたが、既に受信契約を結んでいる場合は新たな契約は不要とした。区保有の当該機能付携帯電話に係るNHK受信料について区はどう対応しているのか。
    答弁 区保有の当該機能付携帯電話178台について新たな契約は不要であることをNHKに確認した。
  • 区内で起きた凶悪事件への対応
    質問 遺族や被害者の無念が晴らされないまま世田谷一家4人強盗殺人事件の発生から2年12月で20年が経過し、犯人検挙は年々難しくなっている。区は区民の安心安全な暮らしを守るため、事件の風化を防ぎ、犯人検挙と事件解決に向けた取組を積極的に行え。
    答弁 区民の安全安心な暮らしを確保するため、警察と連携し事件解決に向けた支援などに取り組む。

あべ 力也議員(減税)

  • 子宮(けい)がんワクチンは自己決定で
    質問 
    子宮(けい)がんワクチン接種は、がん予防効果が期待される一方で副反応のリスクを伴う。区長は接種を強制せず、区民の自己決定に必要な正確な情報提供に努めよ。
    答弁 丁寧な相談対応や正しい情報提供などに努めるよう指示した。
  • 保育園での保護者負担を軽減せよ
    質問 
    区立園で従来続いている布団干しやシーツ替えを負担と感じる保護者が増えている。子育て環境改善の一環としてあしき伝統を廃止し、保護者の負担を軽減せよ。
    答弁
    園と保護者との適切な役割分担について改めて検討していく。
  • 法人後見制度の積極的なPRを!
    質問 
    社会福祉協議会が行う法人後見は、個人の後見人の場合に起こりがちな様々な課題に対応できる制度だ。一層の普及と利用促進に向け、制度のPRに力を注げ。
    答弁 法人後見についてホームページやハンドブックに掲載する。

上川 あや議員(虹)

  • 外国籍の子の就学調査は穴だらけ
    質問 
    区教委の外国籍児童への就学調査は義務教育対象者でないのをいいことにおざなりで、依然、三桁は未把握。電話調査や訪問調査を徹底し不就学ゼロを確認せよ。
    答弁
    回答がない全ての家庭への有効な確認手法を検討し実施する。
  • 罹災(りさい)証明発行迅速化の約束実行を
    質問 
    区は、私の提案を受け大量の罹災(りさい)証明書発行業務をスマホの写真判定等で迅速化できる自己判定方式の導入検討を約束したが改善がない。いつ実現できるのか?
    答弁 導入に向け、2年度中に写真の撮り方などの周知を目指す。
  • ハラスメント防止は児童生徒にも
    質問 
    私の提案を受け区教委は、教職員間のハラスメント防止要綱に人種やLGBT等を追記したが、教員の児童生徒に対するハラスメント防止要綱にも同改正が必要だ。
    答弁
    早急に要綱改正し教員への啓発や研修の充実に向け取り組む。

加藤 たいき議員(自民)

  • 不妊治療費助成の対象拡大
    質問 区の不妊治療費助成は治療後か妊娠できず中止を決めた場合しか受け付けない事後申請方式だ。治療中も助成対象とするなど金銭的負担や精神的負担の軽減を図れ。
    答弁 妊娠に係る相談を通じ本人の気持ちに寄り添う対応に努める。
  • 避難所の位置や空き状況の可視化
    質問 
    元年の台風19号では避難所の空き情報が錯綜(さくそう)し区民の混乱を招いた。豊島区に倣い、民間と連携し位置や空き状況をネット上などで確認できる仕組みを導入せよ。
    答弁 密集対策や避難行動に寄与できるよう導入への検討を進める。
  • せたがやペイの利便性向上
    質問 
    電子商品券せたがやペイのアプリが恒久的なインフラとなるには決済機能以外の付加価値が必要だ。AED設置場所の情報を入れるなど複合的なアプリとせよ。
    答弁 選ばれるアプリを目指し利用者の声を聞き運営者と議論する。

高久 則男議員(公明)

  • 健康ポイント制度の導入
    質問 
    区民の健康づくりを一層促進すべきだ。検診受診や運動機能向上に取り組んだ際に健康ポイントを付与し、ポイント数に応じて報奨を得られる仕組みを導入せよ。
    答弁
    個人へのインセンティブ提供事業の実施に向け検討を進める。
  • 不育症治療への区の独自支援
    質問 
    流産などを繰り返す不育症は保険が適用されず、高額な治療費を要する。少子化対策や子を授かりたいとの希望をかなえるため、早急に区独自の支援策を講じよ。
    答弁 国や都との役割などを踏まえ区の支援について検証していく。
  • 暮らしの保健室の整備推進
    質問 身近な所で医療や介護などの悩みを無料で相談できる「暮らしの保健室」を整備すべきだ。民間事業者が区施設で運営するモデルを構築するなど積極的に進めよ。
    答弁 民間で実施している当該事業と連携して柔軟に対応していく。

菅沼 つとむ議員(自民)

  • ふじみ荘廃止後の居場所づくり
    質問 
    さきの議会で高齢者の憩いの場であるふじみ荘の廃止が決まった。区は代替施設として民間のスポーツクラブなどを示したが、高齢者のニーズに沿うのか。
    答弁 利用する高齢者の声を聞き、ニーズに沿った場づくりを進める。
  • 東急バス路線廃止延期の働きかけ
    質問 
    東急バスは成城学園前駅~都立大学駅北口間の路線廃止を決めた。区は路線存続に向け、地域や学校へ利用促進を図ることを条件に1年間の廃止延期を求めよ。
    答弁路線維持に向けた対策の検討を東急バスに対して求めていく。
  • 旧池尻中跡地の有効活用
    質問 旧池尻中跡地の広大な敷地が有効活用されていない。実績が低調なものづくり学校での活用はやめ隣接する世田谷公園との一体的なスポーツ公園として整備せよ。
    答弁 周辺環境との連続性も意識し具体的な活用策を検討する。

金井 えり子議員(生ネ)

  • 文化芸術活動への新たな支援策
    質問 
    コロナ禍の文化芸術活動への区の支援は不十分であり舞台音響などの技術者を目指す若者が諦めざるを得ない状況だ。文化芸術を守るため新たな支援策を講じよ。
    答弁 国の施策も踏まえ、持続可能な区の文化芸術の取組を進める。
  • 遊び場や緑保全としての公園確保
    質問 
    公園は緑地保全はもちろん子どもの体力向上の観点からも重要な存在だ。大規模敷地の用地変更などで緑地や公園が決して失われることのないよう確保に努めよ。
    答弁
    土地改変の際は必要な公園緑地の整備を事業者に促している。
  • 香害(こうがい)の啓発チラシの配布先拡大
    質問 
    柔軟剤などの強い香りに起因した香害(こうがい)の周知啓発が進んでいない。啓発チラシをまちづくりセンターや図書館など区民に身近な公共施設でも積極的に配布せよ。
    答弁 図書館などでの配布やSNS活用で更なる普及啓発に努める

桜井 純子議員(立民社)

  • 区による障害者の人権侵害
    質問 
    砧支所のケースワーカーが障害者本人の意向を確認せず契約手続を進めたことは人権を踏みにじる行為であり、2度と起こしてはならない。区の認識を示せ。
    答弁 障害特性に応じた意思決定を尊重できず大変申し訳なかった。
  • 移動支援団体との協力協定締結
    質問 
    区と災害時の協定を結ぶ団体は警察への届出により災害時の交通規制の対象外となる。障害者などの移動支援のため福祉車両運行事業者との協定締結を進めよ。
    答弁 条件や課題を事業者と共有し、締結に向け迅速に取り組む。
  • インクルーシブ教育の推進
    質問 
    区は教育計画の改定に際し、ICT活用などコロナ禍での変化を分析し生かすとともに障害の有無を問わず学び合うインクルーシブ教育の推進を明確に位置づけよ。
    答弁
    インクルーシブ教育の推進など一層の教育施策の推進を図る。

青空 こうじ議員(無所属)

  • 子どもの個性を育む教育の充実
    質問 学業不振を理由とした子どもの自殺が増えている。学力習得に加え多様な個性を育み生きていくために区はどのようなプログラムや学習環境を設けているのか。
    答弁 端末を配備し個人の興味関心に応じ学べる環境を整えていく。
  • 認知症者への見守り支援の充実
    質問 
    認知症者が安心して暮らすためには外出先で迷っている時に、周囲の人が気軽に声をかけ優しく見守る地域となることが望ましい。区の見守り支援の在り方を示せ。
    答弁 地域全体で高齢者を見守るネットワークづくりなどを進める。
  • 行方不明になった認知症者の件数
    質問 
    認知症者が外出先から帰れなくなり警察に提出された行方不明届の件数が年々増加している。区内でも多くの在宅認知症者が暮らす中、何件の届出があるのか。
    答弁
    警察は届出の原因を個別に公表しておらず詳細は不明である。

つるみ けんご議員(あらた)

  • 区民の声を反映した窓口の在り方
    質問
    2年度の区民意識調査ではまちづくりセンターで手続できる業務の拡充を求める声が多かった。地域行政の推進に向け、この結果を窓口の在り方にどう生かすのか。
    答弁 行政手続に関する窓口サービスの拡充を検討し取り組む。
  • 高齢者のくつろぎの場の創出
    質問 
    高齢者の居場所は足腰が不自由な方などでも通いやすい範囲につくることが重要だ。高齢者の生活実態や要望を的確に捉え、身近なくつろぎの場を創出せよ。
    答弁
    身近な地域で安心して過ごせる居場所づくりの充実を進める。
  • 認知症者損害保険制度の検討状況
    質問 
    これまで再三取り上げてきた認知症に伴う踏切事故等に係る損害賠償保険制度について、区は「検討する」との答弁を繰り返すばかり。検討状況を具体的に示せ。
    答弁
    民間保険がある中で公平な制度設計にできるか検討している。

中山 みずほ議員(立民社)

  • 区民ニーズに即したDX推進
    質問
    区のデジタル技術を活用した業務改革であるDXの取組は保育園入園手続の簡略化など区民利益を念頭に進めるべきだ。民間の視点も取り入れて全庁で取り組め。
    答弁
    DXの意義を庁内共有し民間の視点を生かしながら検討する。
  • DX推進に対する区長の姿勢
    質問 
    区長はDX推進に際しリーダーシップを一層発揮すべきだ。就任当初に掲げた仕事の5%を大胆に変える5%改革をDX推進では50%改革として迅速に取り組め。
    答弁 デジタルデモクラシー実現に向け50%改革に着手し進める。
  • ICT支援員による支援体制強化
    質問 
    学校でのICT活用を支援するICT支援員が区立校90校に対し6名では支援が行き渡るのか疑問だ。支援員19名が授業支援も行う熊本市に倣い体制を強化せよ。
    答弁 増員を早急に検討するなど効果的な学校支援に取り組む。

たかじょう 訓子議員(共産)

  • 暮らしの総合相談窓口の周知徹底
    質問 
    コロナ禍での生活上の困りごとなどの相談先を案内する「暮らしの総合相談窓口」を各支所に設置したことを評価する。この窓口の開設を区民へ広く周知せよ。
    答弁
    区ホームページへの掲載や広報紙に掲載し広く周知していく。
  • 児童育成手当の増額
    質問 新型コロナの影響で家計が逼迫(ひっぱく)しているひとり親家庭の生活不安を解消すべきだ。生活困窮家庭への経済的支援の強化に向け、区の児童育成手当を増額せよ。
    答弁 ひとり親家庭の生活実態の把握に努め必要な支援を検討する。
  • 千歳烏山駅周辺地区のまちづくり
    質問 
    千歳烏山駅周辺地区の地区計画原案が示された。変化するまちへの関心の高まりを受け、多くの住民が話し合う場への支援など、参加と協働のまちづくりを進めよ。
    答弁
    多様な主体が連携した魅力あふれるまちづくりに取り組む。

高岡 じゅん子議員(生ネ)

  • 新型コロナ感染予防に係る啓発
    質問 
    新型コロナへの正しい知識がないことで、区民に感染症への不安感が広がることが危惧される。感染症予防アドバイザーの派遣拡大や指導動画配信を行い啓発せよ
    答弁
    アドバイザーや関係所管と協議し派遣先拡大などを検討する。
  • 介護人材不足解消への事業展開
    質問 
    人材不足産業を中心とした短時間短期間雇用マッチング支援事業が介護人材の確保につながることに期待が高まる。中長期的な人材育成に資する視点で取り組め。
    答弁 働く環境などを理解し就職先を決めてもらう事業としている。
  • これからの地域行政の在り方
    質問 
    地域行政推進に係る条例の策定に合わせ地域課題を住民主体で解決する仕組みを構築すべきだ。地域のまちづくりセンターが協議の場となるよう条例に位置づけよ。
    答弁 課題解決に向けて協議する実効性ある仕組みを検討する。

平塚 敬二議員(公明)

  • 2050年までに温室効果ガス実質0(ゼロ)
    質問 
    既存の区施設においても、再生可能エネルギーを「創る」取組みが必要だ。今後は国の施策を活用し、太陽光などの発電設備と蓄電池をセットでの設置を進めよ。
    答弁
    実施手法を検討し再生可能エネルギーをつくる取組を進める。
  • 自殺予防対策の更なる強化
    質問 
    自殺予防対策を強化すべきだ。SNSを活用した相談窓口を早急に整備するとともに、区ホームページから国や都のSNS相談にリンクできるよう改善せよ。
    答弁
    相談希望者を速やかにつなげられるよう、早急に取り組む。
  • 火災警報器の更新を促す工夫
    質問 
    区内の高齢者世帯を対象とした火災警報器の無償設置から10年が経過した。機器の寿命による不調で火災の犠牲となることがないよう更新を促す対策を工夫せよ。
    答弁 関係所管と協力し火災警報器の正しい理解と更新に努める。

中里 光夫議員(共産)

  • コロナ禍から区民を守る施策推進
    質問 
    コロナ禍から区民の命と暮らしを守ることが区政の最重要課題だ。この間の区の感染拡大防止策や事業者支援を充実する方向で補正予算と3年度予算を編成せよ。
    答弁
    国や都の政策を見定めつつ、財源を確保し必要な施策を進める。
  • 飲食店応援キャンペーンの見直し
    質問
    感染拡大防止と経済活動の両立は重要だが、第3波の今、区の飲食店応援キャンペーンは立ち止まり見直しを。テイクアウトに重点を置くなど支援方法を見直せ。
    答弁
    感染状況などを注視して運用方法を検討し適切に対応する。
  • 区独自の国保料減免の実施
    質問 
    コロナ禍で国が実施する国保料減免は家計が悪化した人の大きな助けとなっている。今後も国に減免の継続を要請するとともに、多子世帯へは区独自減免を講じよ。
    答弁
    国へ働きかけを強め区として早期実現を目指し検討を進める。

いそだ 久美子議員(立民社)

  • 区立校のトイレ洋式化の推進
    質問 
    区立校のトイレ洋式化率は62%で23区中ワースト2位だ。災害時に避難所として利用されることも踏まえ、工事費が安い便器交換手法の導入など早急に改修せよ。
    答弁 工事の工夫などしながら洋式化率80%の早期実現に取り組む。
  • 仙川の長年放置された土砂の撤去
    質問 
    仙川の竜沢寺橋付近では長年の堆積土砂から樹木や雑草が生え虫も大量発生し環境を損なっている。近隣から指摘がある地点は土砂撤去に重点的に取り組め。
    答弁
    仙川の流下能力確保と環境改善を都と連携し計画的に進める。
  • 若手研究員の経済的な支援
    質問 
    未来を担う若手研究員の住まい確保を支援すべきだ。空き家オーナーを紹介する一方で区内の児童生徒に研究のすばらしさを講演してもらうなど方策を検討せよ。
    答弁 シェアハウスなどの活用をトラストまちづくりと研究する。

桃野 芳文議員(F行革)

  • コロナ禍での困窮世帯への支援策
    質問 
    低所得のひとり親世帯を支える国の児童扶養手当は前年所得で審査するためコロナ禍による家計の急変に対応できない。区独自の継続的な支援策を早急に講じよ。
    答弁
    実態把握調査の結果を基に必要な支援を検討、実施する。
  • 児童虐待早期発見への区の対応
    質問 2年6月に大田区で発生した3歳女児衰弱死事件では親が3歳児健診を受けさせていなかった。早期発見の機会である検診未受診家庭に区はどう対応しているのか。
    答弁 必要に応じ保健師が訪問などを行い子どもの安全を確認する。
  • 大蔵運動場陸上競技場の運用改善
    質問 大蔵運動場陸上競技場フィールド部分は、一般開放せず指定管理者のスポーツ振興財団だけが事業で使用している。区民が様々な種目で利用できるよう改善せよ。
    答弁
    芝の管理などの課題を整理し、スポーツ振興財団と検討する。

羽田 圭二議員(立民社)

  • 所得減が招く悪循環からの脱却
    質問 
    コロナ禍で日本経済の悪化は一層強まった。非正規雇用労働者の格差を是正し、低賃金で所得が増えないため消費が伸びず税収も悪化するといった悪循環を断て。
    答弁 適正な賃金確保の視点に立ち、時期を逸さずに対策を講じる。
  • 住民の意思決定権の保障
    質問 
    ふじみ荘廃止の決定プロセスに利用者の声を反映させたのか疑問だ。策定予定の地域行政推進に係る条例には、住民の意思決定権を保障する内容を盛り込め。
    答弁
    住民参加の手法や施策などへの反映手順などの検討を進める。
  • 学校運営における校長の裁量権
    質問 
    特色ある学校づくりは校長による独自の判断も必要だが教員や保護者等の意見を無視して進めるべきではない。校長の裁量権について教育委員会の見解を示せ。
    答弁 校長による適正な学校運営に向け、指導や助言をしていく。

畠山 晋一議員(自民)

  • 生徒と指導員の良好な関係づくり
    質問 
    コロナ禍で部活動が制限される中、外部指導員と生徒が信頼し合える環境が必要だ。アンケートなどを通じて、互いの思いや考えを共有できる取組を進めよ。
    答弁
    学校と連携し、アンケートの実施に向けて検討していく。
  • 交通死亡事故ゼロへの対策の強化
    質問
    区道での歩行者の交通死亡事故が過去6年間で7件起き、うち10歳未満の児童が3名も含まれている。悲痛な事故が起きぬよう交通死亡事故ゼロに向け尽力せよ。
    答弁 効果的な交通安全啓発を行うなど交通死亡事故ゼロを目指す。
  • ペーパーレス化の一層の推進
    質問 
    区ではコロナ禍を機に会議でのタブレット活用などペーパーレス化が進む中、議会への報告はいまだ紙文書のままだ。一層のペーパーレス化にどう取り組むのか。
    答弁 タブレットの導入など議会と相談しながら積極的に取り組む。

中塚 さちよ議員(立民社)

  • 図書館改革の一層の推進
    質問 
    企業が指定管理者の武雄市立図書館は職員や民間の発想を生かし市民ニーズに応えている。区の図書館改革では職員の意欲を高めアイデアを生かす運営を目指せ。
    答弁 職員のアイデアを柔軟に取り入れる仕組みなどを検討する。
  • 高齢者の健康づくりの場の確保
    質問 
    コロナ禍で地域の健康づくり活動が軒並み中止となり高齢者の体力低下が懸念される。区施設などの安心した環境での健康活動をPTなど専門職と連携して行え。
    答弁
    地域のリハビリテーション専門職と連携した取組を進める。
  • 男性に向けた子宮(けい)がんの啓発
    質問 
    子宮(けい)がんの原因となるウイルスへの感染は性交時のコンドーム使用により感染のリスクを下げることができる。感染予防について男児や男子学生にも啓発せよ。
    答弁 男女問わず教育する必要があり性教育の場の活用を検討する。

江口 じゅん子議員(共産)

  • 介護職確保策の強化を
    質問
    特養ホーム等基盤整備と人材確保策は区の責務だ。現場の声踏まえ処遇改善やイメージアップ等対策を強化するとともに、都のICT促進補助金の上乗せを行え。
    答弁 総合的な人材確保策を進め、提案を含め更なる策を検討する。
  • 外環道区内のボーリング調査を
    質問 調布の陥没事故等は地上部に影響が無いとした大深度の安全神話が崩れた重大事態だ。喜多見でも振動・騒音被害があり、ボーリング等含む徹底調査を求めよ。
    答弁
    陥没などの調査を踏まえ必要性を確認し事業者と協議する。
  • 祖師谷団地建替え、転居等支援を
    質問 
    住民から「JKK紹介物件は家賃が高く転居出来ない」「建替え後の高い家賃では戻れない」等不安が聞かれる。転居に対し丁寧に対応するようしっかりと伝えよ。
    答弁 移転や家賃水準など丁寧な対応を都住宅供給公社に求める。

佐藤 弘人議員(公明)

  • プラスチック資源循環の推進
    質問 
    脱プラスチックとともに資源の循環利用も推進すべきだ。資源循環型社会を目指す国の動向に合わせ区も事業者と新たなプラスチックリサイクル事業を検討せよ。
    答弁 プラスチック資源循環について3年度より専門家と検討する。
  • 介護認定調査事務のデジタル化
    質問 
    超高齢化に伴い介護を要する人が増え介護度を判定する介護認定調査員は業務過多に陥っている。認定調査をデジタル化して調査業務を効率化し負担軽減を図れ。
    答弁 他自治体の例を情報収集し、導入への課題整理や検討を進める。
  • 「せたがや版道の駅」の創設
    質問 
    厳しい財政状況に鑑み、稼げる公共施設運営が必要だ。拡張予定の玉川野毛町公園に農産物市場や防災などの機能も備えた「せたがや版道の駅」を創設せよ。
    答弁
    収益を上げられる施設誘致の実現を目指し取り組む。

そのべ せいや議員(都ファ)

  • 保育園入園選考へのAI導入
    質問 
    入園選考をAIで全体最適化すれば申込者全員の入園も可能となる。公平性・再現性の観点からも申込を機械判別に適した形式として、AI選考の基盤を整えよ。
    答弁 選考フォーマットの見直しを含め検討の必要があると考える。
  • 児童生徒による清掃活動の現代化
    質問 
    毎日・全員・15分の清掃に年50時間費やしている。ほうき・ちりとり等の前時代・不衛生な清掃を掃除機に換え、子どもたちの時間と清潔な教室を確保せよ。
    答弁
    清掃する場所などに応じ、掃除機などの活用を検討する。
  • 子どもが清掃活動を行う意義
    質問 
    学習指導要領の裏付けなく、既にロボットに代替されている清掃は現代の社会参画意識・働く意義の学びには適さないと考えるが、児童生徒へ意義を説明できるのか。
    答弁
    集団での役割や責任を持つことにつながると説明していく。

ひえしま 進議員(F行革)

  • 自治権拡充に向けた区の方向性
    質問 
    区長は自治権拡充に向け政令市化を公言するが、区は法令上不可能なため既存の枠組みに捉われず検討する方針を示した。区長の目指す世田谷の将来像を示せ。
    答弁 都区制度改革などの検討を進め4年度以降在り方をまとめる。
  • 世田谷モデルの実効性確保
    質問 
    PCR検査拡充策である世田谷モデルはクラスター化抑止が目的だが、月1回の検査を3度行う悠長な施策だ。安価で簡便な検査キットを使い検査回数を増やせ
    答弁
    様々なキットがあるので、しっかり検証し判断していきたい。
  • 世田谷モデルの効果検証
    質問 
    区民の血税を約4億円もつぎ込んだ世田谷モデルは3年1月に終了する。実効性を疑問視されてきた事業だけに効果検証が重要だが、どのような計画で臨むのか。
    答弁 実施状況を整理分析し2年12月中旬を目途に議会に報告する。

ひうち 優子議員(世田谷)

  • 図書館への視覚支援デバイス導入
    質問 
    読みたい文章を指さすと自動音声が読み上げる視覚支援デバイス「オーカムマイリーダー」は、視覚障害者や高齢者の読書環境改善に役立つ。図書館に導入せよ。
    答弁 先行導入している他自治体の情報を収集し調査研究を進める。
  • 図書館ホームページの改善
    質問 
    図書館ホームページを見直し利便性を向上すべきだ。本の表紙画像の表示機能とページ前画面へ戻る機能を追加するとともに、タイムアウト時間延長も検討せよ。
    答弁 システム改修などの際に、利用者要望などを踏まえ検討する。
  • 学校での配付プリントの電子化
    質問 
    多くの保護者の方からの声を受け、さきの議会で保護者と教員双方の負担軽減のために提言した、児童への紙の配付プリントのオンライン化は進んだのか。
    答弁
    課題もあるが早期の導入に向け、積極的に検討を進めていく

宍戸 三郎議員(自民)

  • 学校長の短期間での異動の改善
    質問 
    学校長が1、2年で異動する状況で学校と地域が信頼関係を築けるのか疑問だ。地域における子どもの健全育成に影響が及ばないよう、都に改善を求めよ。
    答弁 学校と地域が一体で教育活動を行えるよう、都に働きかける。
  • 魅力ある教員の育成
    質問 
    児童生徒が尊敬できる魅力的な先生と出会える環境づくりに力を注ぐべきだ。区が設置予定の教育総合センターの活用を含め教員育成にどのように取り組むのか。
    答弁
    人権配慮などの様々な課題に対応できる教員を育成していく。
  • 地域貢献を実感できる職場体験
    質問 
    区立中生徒が行う職場体験には、町会活動への参加や消防団員との交流など、地域貢献の喜びを実感できる取組も大切だ。今後の方針について区の考えを示せ。
    答弁
    キャリア教育として職業観を育めるよう、学校を支援する。

(補足)代表質問や一般質問では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 東京2020大会=東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 環境リノベ事業=環境配慮型住宅リノベーション推進事業
  • 支所=総合支所

会派名等

  • 自民=自由民主党世田谷区議団
  • 公明=公明党世田谷区議団
  • 立民社=世田谷立憲民主党社民党
  • F行革=無所属・世田谷行革110番・維新
  • あらた=Setagayaあらた
  • 共産=日本共産党世田谷区議団
  • 生ネ=生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 減税=減税せたがや
  • 虹=レインボー世田谷
  • 世田谷=世田谷無所属
  • 都ファ=都民ファーストの会
  • 区守会=区民を守る会
  • 無所属=無所属

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ファクシミリ 03-5432-3030