令和5年第2回区議会定例会 一般質問

最終更新日 令和5年7月22日

ページ番号 204905

6月15日及び16日の本会議では、31名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

質問者一覧
自由民主党世田谷区議団 阿久津皇くろだあいこ河野俊弘坂口賢一佐藤正幸真鍋よしゆき山口ひろひさ
公明党世田谷区議団 いたいひとし河村みどり津上仁志
立憲民主党・れいわ新選組世田谷区議団 オルズグル中山みずほ原田竜馬藤井まなみやかおり
日本維新の会・無所属・世田谷行革110番 田中優子桃野芳文若林りさ
日本共産党世田谷区議団 川上こういち坂本みえこ
都民ファーストの会・Setagayaあらた 佐藤美樹そのべせいや
生活者ネットワーク世田谷区議団 おのみずき関口江利子
レインボー世田谷 上川あや
世田谷無所属 ひうち優子
国際都市せたがや 神尾りさ
せたがやの風 つるみけんご
国民民主党世田谷 石原せいじ
参政党 岡川大記
無所属 青空こうじ

中山 みずほ(立憲れ)

  • 全庁でのDX推進への機運醸成
    質問
    区のDX推進は利用者視点でサービスを改善していく「サービスデザイン」の考え方を取り入れている。具体的な取組に当たり、まずは全庁での機運醸成に努めよ。
    答弁 実践的な研修を行うなど、より一層庁内への浸透を図る。
  • 住民満足度向上のための官民連携
    質問
    区民満足度向上のため官民連携にもサービスデザイン思考を導入すべきだ。社会課題の解決や区民生活の利便性向上を前面に打ち出した上で連携企業を募れ。
    答弁 区民視点によるテーマで企業と連携するなど改善を重ねる。
  • 子どもの意見を反映した部活動
    質問
    よりよい子ども施策を行うには直接子どもの声を聞くことが肝要だ。子どもに影響が大きい部活動の地域移行に際しては部活に属さない生徒も含め意見聴取せよ。
    答弁 全ての区立中生徒や保護者にアンケートを行い考え方を伺う。 

オルズグル(立憲れ)

  • 起業家の人脈形成に向けた支援
    質問
    起業家にとって最大の課題は顧客探しだ。区は起業家の人脈形成を後押しするため、顧客との接点づくりなどに直結するセミナーや交流機会を一層充実せよ。
    答弁 新たな産業活性化拠点で、接点づくりなどの支援に取り組む。
  • 起業に挑戦しやすい環境づくり
    質問
    様々な世代が起業に挑戦しやすい環境づくりを推進すべきだ。時間や場所を選ばずに創業セミナーなどを受講できるよう講義を録画しユーチューブなどで公開せよ。
    答弁 セミナーの主催者や講師などの意見を踏まえ検討を進める。
  • 多文化共生施策の拡充
    質問
    多くの外国人が暮らす区として多文化共生施策を拡充すべきだ。日本語のオンライン教育の充実や飲食店メニューの英語化、区民への英語教育の推進に注力せよ。
    答弁 提案の取組を含め、次期多文化共生プランの中で検討する。

桃野 芳文(維無行)

  • 医療的ケア児受け入れ施設の拡充
    質問
    医療的ケア児の保護者から施設の定員数や送迎に対し改善要望がある。施設整備を着実に進めるとともに、家賃補助や送迎補助など施設の運営支援も検討せよ。
    答弁 利用者の希望に沿った施設運営に向け総合的な支援を考える。
  • 医療的ケア児の学ぶ環境の改善
    質問
    人工呼吸管理が必要な医療的ケア児でも保護者の付添いなく通学できるよう看護師配置を求めてきた。区は何らかの対応をするとしているが具体的に進捗を示せ。
    答弁 5年度中にガイドラインを策定するため検討を進めている。
  • 区史編さん問題への区長の対応
    質問
    区史編さん事業で区は著作者人格権の不行使を受け容れない執筆者を編さん委員から外した。区長は選挙中、関係者に善処を約束したと聞く。今後の対応を示せ。
    答弁 現在係争中であることから、具体的な言及は控える。 

山口 ひろひさ(自民)

  • 自転車用ヘルメットの着用促進
    質問
    自転車利用者のヘルメット着用が全年齢で努力義務化されたことを受け、区独自に購入経費を補助することを評価する。補助制度を広く周知し、着用促進を図れ。
    答弁 警察と連携した交通安全運動などによる周知啓発を進める。
  • 教員が安心して働ける環境づくり
    質問
    教員が働きながら安心して妊娠や出産ができる環境づくりを推進すべきだ。妊娠初期などの休暇制度を充実するとともに、休暇を取りやすい組織風土を醸成せよ。
    答弁 休暇制度の周知を図るとともに都に制度の充実を要望する。
  • 地域活性化に向けた取組の推進
    質問
    外国人観光客が増加する今、区内経済の活性化に向けた取組を推進すべきだ。民間の斬新な発想も生かし、等々力渓谷や豪徳寺などの資源を効果的にPRせよ。
    答弁 世田谷の特徴を生かし、区内消費の拡大などにつなげていく。

神尾 りさ(国際)

  • 区政への地域幸福度指標の活用
    質問
    区民の幸せな暮らしの実現に向け、幸福感などの主観的指標と統計データなどの客観的指標からなる地域幸福度指標を活用すべきだ。次期基本計画の参考にせよ。
    答弁 国の動向を注視し、他自治体の例も参考に検討を進める。
  • 地域ぐるみの子育て環境の構築
    質問
    子育て中の保護者を対象とした区の調査で、子育て家庭の孤立傾向が明らかになった。地域ぐるみで子育て家庭を支え見守る環境の構築に区はどう取り組むのか。
    答弁 伴走型相談支援など地域で支援につながる取組を充実する。
  • 防災の担い手となる若者の育成
    質問
    地域住民を中心とした避難所運営では高齢化や固定化が課題だ。災害時に地域を支える若者の育成に向け、中学校で防災の担い手を育てる教育を推進せよ。
    答弁 地域と連携した防災教育のさらなる拡充に向けて取り組む。 

河野 俊弘(自民)

  • せたがや版eスポーツの推進
    質問 誰もが分け隔てなく参加できるeスポーツは福祉や教育をはじめ多岐にわたる分野での活用が期待できる。専門人材を含めた会議体を新たに設け取組を推進せよ。
    答弁 庁内に会議体を設け有識者などの意見を聞き活用を検討する。
  • ICTを活用した学習環境の充実
    質問
    児童生徒に配付しているタブレットを一層活用すべきだ。自由研究や発表会の成果を学校間で共有するなど子どもの学習意欲向上につながる取組を推進せよ。
    答弁 共有可能なものを整理しネットワーク環境の構築を進める。
  • 学校の屋外プールでの酷暑対策
    質問
    近年、猛暑による日中の気温上昇などにより水泳授業を中止するケースが増えている。日よけ対策として効果的な遮熱ネットを学校の屋外プールに整備せよ。
    答弁 他自治体の事例を参考にしながら、よりよい対策を検証する。 

つるみ けんご(風)

  • 窓口のあるべき姿
    質問 DX推進による窓口のオンライン化に取り組む際は、対面で区民に寄り添う窓口の重要性を念頭に置いて進めることが肝要だ。区が描く窓口のあるべき姿を示せ。
    答弁 ニーズに応じて対応できる、よりよい窓口の実現に取り組む。
  • 子どもの好奇心を育む学校づくり
    質問 子どもにとって学校は好奇心と学ぶ力を育む場であるべきだ。現在策定中の教育振興基本計画の中に区が今後取り組むべき教育行政の方向性として位置づけよ。
    答弁 個々の子どもを主体とした学びのスタイルとして位置づける。
  • 認知症検診の導入
    質問
    私が元年の定例会で都の補助を活用した認知症検診の導入を求めたところ、区は既存事業との整合性などを踏まえ検討すると答弁した。改めて現在の見解を示せ。
    答弁 現段階で導入は予定しておらず、相談体制の整備に注力する。

河村 みどり(公明)

  • 休日保育の予約方法の改善
    質問
    休日保育の予約は電話のみの先着順で、受付が朝の忙しい時間帯のため保護者の負担となっている。直ちに予約のオンライン化と園の空き状況の見える化を図れ。
    答弁 予約システムの導入に向けて具体的な手法の検討を進める。
  • 高齢者の孤立を防ぐ取組の推進
    質問
    高齢者の孤立や孤食を防ぐには、食を介した交流の場づくりが有効だ。社会福祉協議会を軸に担い手の確保など地域資源を開拓し、各地区での取組を推進せよ。
    答弁 地区のニーズを的確に把握し、地区内の資源開発を進める。
  • 未就学児の療育環境の充実
    質問
    児童発達支援事業では特定の事業所に利用が集中し、十分なサービスが提供できていない状況だ。利用状況を可視化し、保護者に情報を提供できる体制をつくれ。
    答弁 事業所間の情報共有の場を設けるなど、連携を強化していく。 

佐藤 美樹(都S)

  • 子どもの意見表明の権利保障
    質問
    意見表明は子どもの権利を守る重要な要素だ。子どもが意見を形成し表明する力を高めるため、議論を交わす場の創出や意見を政策に反映する仕組みを設けよ。
    答弁 意見を率直に表明できる環境と反映できる仕組みを整える。
  • 「財政見える化ボード」の活用
    質問
    財政状況を可視化した「財政見える化ボード」を区が導入したことを評価する。効果的に利用されるよう、庁内での積極的活用や区民への周知強化に取り組め。
    答弁 研修で活用するとともに、SNSなどでのPRを強化する。
  • 緑のインフラへの助成制度の拡充
    質問
    自然の持つ機能を防災などに活かすグリーンインフラを家庭で取り組むことも増えている。雨水流出抑制にもつながる雨庭づくりなどへ区として助成を検討せよ。
    答弁 関係所管と議論を重ね、実施を見据えて検討を進める。

くろだ あいこ(自民)

  • 子育て利用券の利便性向上
    質問
    子育て利用券は子育て世帯と地域をつなぐ重要な支援策だが、紙配付のため利用しづらいなどの声を数多く聞く。電子決済アプリせたがやペイとの連携を検討せよ。
    答弁 利用券は都の補助を活用しており連携には協議が必要となる。
  • せたがやペイの利用促進策
    質問
    せたがやペイが日常的に利用されるにはチャージ方法の拡充が不可欠だ。クレジットカードとの連携や銀行口座からのオンラインでのチャージを早期に実現せよ。
    答弁 銀行口座との連携については5年度中に開始予定である。
  • 道路整備事業の強力な推進
    質問
    狭あい道路の解消、とりわけ子どもや若者の人口が多い喜多見、宇奈根地区での取組が急務だ。災害時や日々の暮らしの安全を守るため道路整備を力強く推進せよ。
    答弁 地先道路整備を推進し、安心で安全なまちづくりに取り組む。 

藤井 まな(立憲れ)

  • 土のうステーションの設置拡大
    質問
    近年、集中豪雨がどこでも起こり得る危険性がある中、土のうステーションが身近な場所に存在することが区民の安全安心につながる。設置拡大に力を注げ。
    答弁 区民から要望のある場所への設置拡大を進めている。
  • コンビニへの消火器具の配備
    質問
    消火活動に使うスタンドパイプを24時間営業のコンビニをはじめ郵便局などに設置することは地域防災力の向上につながる。区は協定を締結し、設置拡大を図れ。
    答弁 設置に伴う協定の締結に向け、個別の調整を進めていく。
  • 報償費への労働報酬下限額の適用
    質問
    区では学校生活サポーターなどに支払う報償費が労働報酬下限額より低く設定されている。適正な労働条件の確保に向け報償費にも労働報酬下限額を適用せよ。
    答弁 関係部署で情報を共有し予算編成の中で対応を検討していく。 

佐藤 正幸(自民)

  • 祖師ヶ谷大蔵駅駅前広場の利活用
    質問 祖師ヶ谷大蔵駅駅前広場は、利用手続が煩雑であり十分に活用されていない。地域のにぎわいを創出する場として区民の利活用が進むよう、手続を簡素化せよ。
    答弁 区民の利便性が高まるよう手続の電子化に向け検討を進める。
  • ベビーシッター利用への区の見解
    質問
    区は予算確保が困難などの理由で都のベビーシッター利用支援事業を活用していない。区の都合で区民は不利益を被っている状態だが、活用する予定はないのか。
    答弁 事業を行う他区での課題や安全確保の状況などを研究する。
  • 地区の特性を踏まえた防災対策
    質問
    災害から区民の命を守るには地区の特性を踏まえた防災対策が必要だ。区は地区ごとの被害想定を十分に考慮した上で、必要な資機材の配備や予算措置を進めよ。
    答弁 地区防災計画の修正の際に必要な予算措置などを検討する。

川上 こういち(共産)

  • インボイス制度への問題提起
    質問
    個人事業主に実質的な増税を迫るインボイス制度開始を控え、個人事業主は廃業への強い危機感を覚えている。区長は切実な声を受け止め、区長会などで提言せよ。
    答弁 早い段階で区長会で問題提起できるよう準備を進めていく。
  • 区内事業者への丁寧な実態調査
    質問
    区が実施予定の事業者への実態調査が、地域経済と区民生活を豊かにする政策立案につながることを期待する。現場の経営状況や生の声をしっかりと把握せよ。
    答弁 調査結果から事業者の状況を精緻に把握し政策立案に生かす。
  • 上用賀公園への憩いの場の整備
    質問
    3年に閉館したふじみ荘に代わる新たな高齢者の憩いの場が必要だ。上用賀公園拡張事業におけるスポーツ施設は温浴施設を含む多世代交流の場として整備せよ。
    答弁 住民との意見交換会での意見などを参考に検討を重ねる。

坂本 みえこ(共産)

  • 健康保険証廃止の撤回
    質問
    国が進める健康保険証を廃止しマイナンバーカードに一体化する方針は、保険証一枚で医療が受けられる国民皆保険制度の崩壊に繋がる。撤回を国へ強く求めよ。
    答弁 必要な保険診療が受けられるよう国などへ各種要望を上げる。
  • 補聴器購入費助成制度の創設
    質問
    障害まで至らないが耳が不自由な中等度難聴者の生活の質向上に向け、支援策を講じるべきだ。補聴器購入費助成制度を創設し購入後のアフターケアまで実施せよ。
    答弁 アフターケアなども考慮し、6年度からの実施を検討する。
  • サニタリーボックス設置の案内
    質問
    疾病などで尿漏れパッドを利用する方への配慮から区施設でも男性用トイレへのサニタリーボックスの設置が進んできた。利用者に分かるよう案内表示を設けよ。
    答弁 トイレ入口付近に設置案内のサインを表示し周知に努める。 

ひうち 優子(世田谷)

  • 自転車安全教室の受講機会の拡充
    質問
    自転車事故が最も多い20~40代への交通ルール啓発が必要だ。オンラインでの安全教室やSNSを活用した動画配信を実施するなど働く世代の受講機会を拡充せよ。
    答弁 オンライン活用などの工夫を凝らし受講者数の増加に努める。
  • 奥沢駅前への平置き駐輪場の設置
    質問
    電動自転車など重量化する自転車の増加に伴い、収納が容易な平置き駐輪場の需要は高い。奥沢区民センターの奥沢駅前への仮移転に合わせ、駐輪場も設置せよ。
    答弁 建築主との協議の中で使いやすい駐輪場の確保を依頼する。
  • 公園内へのドッグランの整備
    質問
    世田谷では多くの区民が犬を飼っているが、ドッグランがある公園は僅か2箇所だけだ。身近な地域への設置拡大に向け、区は具体的にどう進めるつもりなのか。
    答弁 近隣住民などの理解促進に向け、関係団体と協議していく。

真鍋 よしゆき(自民)

  • 本庁舎等整備の工期延伸への疑義
    質問
    設計段階から工期変更を繰り返してきた本庁舎等整備は1期工事だけで既に2回、計8か月もの工期延伸が生じている。区役所は一体いつになれば完成するのか。
    答弁 工事受注者が提出する修正工程を基に完成時期を見極める。
  • 本庁舎等整備の施工者決定の経緯
    質問
    本庁舎等整備の施工者は低入札価格調査を経て決定したが、工期延伸が繰り返される現状を考えると、調査結果に疑問を感じざるを得ない。区の見解を示せ。
    答弁 大型建設工事の実績が多いことなどから施工可能と判断した。
  • 狭あい道路の拡幅整備の推進
    質問
    狭くて危険な道路を解消し安全安心なまちを築くため、私は国からの譲与財産である畦畔(けいはん)などの活用を区に再三提案してきた。活用ルールの検討状況を示せ。
    答弁 7月中には譲与財産を区で整備する態勢を整えたい。 

津上 仁志(公明)

  • 旧保健センター跡地の有効活用
    質問
    旧保健センター跡地活用に際し、多くの地元住民が子どものための施設整備を望んでいる。青少年交流センターや地域体育館を含む複合施設として整備せよ。
    答弁 区分所有者である医師会と協議が整い次第、地域へ説明する。
  • 学校の不審者侵入防止策の強化
    質問
    児童生徒を狙った犯罪が全国で多発する中、学校での不審者侵入防止に係る対策が急務だ。校門への電子錠の設置拡大や警備員の常時配置などを早急に進めよ。
    答弁 門扉への電子錠の設置と併せ警備員の配置拡大を検討する。
  • 多子世帯への支援の充実
    質問
    国の幼児教育・保育無償化により第3子以降の給食費は免除されるが、一定の年齢制限に対し不満の声がある。多子世帯支援として独自に事業を拡充せよ。
    答弁 国の動向を注視し、今後の負担の在り方を検討していく。 

関口 江利子(生ネ)

  • ゲーム課金問題への対策強化
    質問
    子どものゲーム課金に関する区内での相談件数が年々増加しており、対策は急務だ。ネットリテラシー教育など、トラブルの未然防止に向けた取組を強化せよ。
    答弁 保護者や子どもへの普及啓発などがより進むよう工夫する。
  • 上用賀公園周辺道路の安全対策
    質問
    上用賀公園拡張計画における周辺道路の安全対策は子どもの命を守る上で重要だ。公園と接する世田谷通りに横断歩道などを設置するよう関係機関に要請せよ。
    答弁 道路管理者である都などに交通安全対策を粘り強く要請する。
  • 資源を生かす循環型経済の実現
    質問
    資源を生かす循環型経済の推進には区民の参加と協働が不可欠だ。まずは区が率先してプラスチックの削減やごみの発生抑制に取り組み、区民に模範を示せ。
    答弁 区が率先垂範し、循環型社会の実現に積極的に取り組む。

おの みずき(生ネ)

  • 学校における包括的性教育の推進
    質問
    学校での性教育を推進すべきだ。リプロダクティブ・ヘルス/ライツのリーフレットを活用し適切な性知識の下、健康的な人間関係を築ける教育に取り組め。
    答弁 リーフレットの活用方法を整理し、各学校に周知していく。
  • 困難を抱える若者への支援の充実
    質問
    困難に直面しても様々な理由から親を頼れない大学生世代への支援を充実すべきだ。若者の実態調査を早急に実施し、支援のニーズに即した施策を展開せよ。
    答弁 5年度に調査を行い、効果的な若者支援策の実現に取り組む。
  • 実効性のある気候変動対策の推進
    質問
    区が目指す温室効果ガス排出量実質ゼロの実現には区民の協力が不可欠だ。幅広い世代を巻き込んだ気候市民会議を実施し、成果を確実に区の施策に反映せよ。
    答弁 先行事例も踏まえ実効性の高い会議となるよう検討を進める。 

そのべ せいや(都S)

  • 待機児童認定後のサポート推進
    質問
    区は3年ぶりに発生した待機児問題に責任を持ち解決すべきだ。待機児の世帯はもちろん通園距離などの理由で利用を断念した方も含め寄り添った対応に努めよ。
    答弁 今後も入園を希望する方が利用できるよう選考手続を進める。
  • 学童保育関連予算の確保
    質問
    学童クラブの指導員不足の要因は国や都からの補助が少なく、区が大半の事業費を負担しており十分な人件費が捻出できていないことにある。運営手法を改善せよ。
    答弁 区の負担割合改善への取組などを進め安定した運営に努める。
  • 紙媒体による広報のアップデート
    質問
    新聞購読世帯が50%を割る中、区は広報紙頼みの情報伝達から転換が急務だ。2億円弱の広報紙発行を見直しマジョリティに届くインターネット広告を活用せよ。
    答弁 他自治体での事例の情報収集やセキュリティ面の確認を行う。 

原田 竜馬(立憲れ)

  • 審議会への若者参加枠の設置
    質問
    5年度より施行されたこども基本法に基づき、若者の声を区政に生かす仕組みを拡充すべきだ。審議会に30代以下の若者を1名以上登用する若者参加枠を設置せよ。
    答弁 審議会の主旨などと照らした上で、設置を庁内に働きかける。
  • 文化芸術に触れる機会の充実
    質問
    子どもが文化芸術に触れる機会を拡充すべきだ。世田谷美術館や文学館の無料観覧の対象を高校生世代まで拡大するとともに、祝日などに限らず常に無料とせよ。
    答弁 課題の整理を進め、他自治体の事例なども参考に検討する。
  • DV加害者の更生に向けた取組
    質問
    DV被害を減らすため、被害者支援だけでなく、加害者の更生にも取り組むべきだ。再び被害者に危険が及ばぬよう十分注意し、加害者更生プログラムを実施せよ。
    答弁 被害者の安全安心の確保を第一優先に有効な手法を検討する。 

若林 りさ(維無行)

  • DX推進による区民サービス向上
    質問
    区民の利便性向上や行政コスト削減に資するDXを推進すべきだ。全ての行政手続に係る業務プロセスを抜本的に見直し、最適化を図った上で電子化に取り組め。
    答弁 関係所管で連携しながら、オンライン化の取組を推進する。
  • 防犯カメラの設置促進
    質問
    安全安心に暮らせるまちを実現するため、犯罪抑止や事件発生後の円滑な捜査に効果がある防犯カメラの設置拡大に一層取り組むべきだ。区長の認識を示せ。
    答弁 必要性を認識し、商店街や町会などへの助成を拡大している。
  • ペットとの同行避難体制の強化
    質問
    災害時にペットと一緒に避難する際は、餌やケージなどのペット用品の持参が基本となるが、緊急時のため用意が難しい場合もある。区でも備蓄を検討せよ。
    答弁 都の動物愛護相談センターと備蓄品の提供について協議する。 

石原 せいじ(国民)

  • 学校給食への有機農産物の活用
    質問
    子どもの健康や食育を推進する観点から、学校給食には安全性の高い食材を選ぶことが重要だ。化学肥料や農薬を使用していない有機農産物を積極的に取り入れよ。
    答弁 価格面などの課題もあるが、可能な限り使用を広げていきたい。
  • 給食食材の保護者への周知
    質問
    学校給食費の無償化を機に、保護者から食材の質の低下を不安視する声を聞く。国産食材など、安全性の高い食材を使用していることを保護者に積極的に周知せよ。
    答弁 広報紙などでの情報発信や地域交流の機会を通じPRを図る。
  • 商店街の魅力向上への支援
    質問
    区内消費を拡大するには商店街に若者を呼び込むことが重要だ。商店街が商店や地域住民の様々な発想を生かして魅力向上を図れるよう、区は支援を強化せよ。
    答弁 新たな発想を得られるよう、商店街への加入促進に努める。 

上川 あや(虹)

  • 同性ペアに平等な公務遺族補償を
    質問
    区は私の求めに応じ、職員が公務災害死した際の遺族補償に同性パートナーを加える新制度を構築するが、根拠規定や支給方法、財源等が不明瞭。その詳細を示せ。
    答弁 要綱を整備し、配偶者と同等の一時金を区の単費で支給する。
  • 高齢難聴者に寄り添った窓口改善
    質問
    高齢化で加齢性難聴者が増える中、区の窓口対応にもコミュニケーション支援の強化が求められる。他自治体に倣い音声文字化システムの実証実験を開始せよ。
    答弁 先行自治体の実験結果などを参考にしながら検討していく。
  • 関東大震災で起きた虐殺への追悼
    質問
    関東大震災時のデマにより朝鮮人が殺傷される事件が当区でも起きた事実を区に確認し、公の追悼を求めてきたが本年9月でその100周年。具体的な対応を示せ。
    答弁 平和資料館で検討している企画展で教訓として紹介する。 

阿久津 皇(自民)

  • 戦略的な広報の展開
    質問
    区のサービスを区民に一層利用してもらうには、単なる情報発信にとどまらず相手にしっかり伝わる広報が必要だ。戦略的広報の展開に向け専門人材を登用せよ。
    答弁 外部人材活用に向けて調整を進めるなど、広報強化に努める。
  • DXを活用した見守りの強化
    質問
    デジタル技術は人々の生活の利便性を上げることはもとより安全安心な環境づくりにも役立つ。高齢者や子どもなどの見守りを強化する視点で一層DXを推進せよ。
    答弁 区民にとって安全安心で豊かな生活につながるよう取り組む。
  • 老朽マンションの適正な維持管理
    質問
    築40年超のマンションの増加が見込まれており対策強化が急務だ。適正な維持管理に係る法整備が進む中、住人の高齢化による管理不全などにどう対応するのか。
    答弁 管理不全の兆候があるマンションへの専門家派遣などを行う。 

岡川 大記(参政党)

  • コロナワクチン接種への疑義
    質問
    コロナワクチンが感染や重症化予防に効果があるのか疑問だ。因果関係が不明とはいえ区内で58件もの健康被害が発生している事態に鑑み、接種を一旦中止せよ。
    答弁 国の審議会では接種を中止すべきとの判断に至っていない。
  • 学校での脱マスクに向けた取組
    質問
    学校での脱マスクを推進すべきだ。一般的なマスクでは予防効果がないことや、屋外での着用は換気を妨げ逆効果であるなどの情報を子どもや学校に発信せよ。
    答弁 適宜、適切にマスク着用の見直しについて対応していく。
  • 高齢者の居場所づくりの充実
    質問
    高齢者が孤立せずに生きがいを持って暮らすには、身近な居場所づくりが重要だ。各地区のまちづくりセンター内に多世代が集い楽しく過ごせる場を整備せよ。
    答弁 モデル実施の検証を行い、多様な居場所づくりを検討する。 

青空 こうじ(無所属)

  • 大衆芸能のさらなる振興
    質問
    人々の暮らしにささやかな楽しみや安らぎをもたらす大衆芸能を観光施策などに一層活用すべきだ。策定中の次期文化・芸術振興計画にはどう位置づけるのか。
    答弁 区として大衆芸能の振興を図っていくものとして規定する。
  • お笑いによる高齢者の健康増進
    質問
    笑いが心身によい影響を与えることが医学的にも証明されている。高齢者の健康増進や外出機会確保のため、身近な地域での大衆芸能公演を定期的に開催せよ。
    答弁 健康増進や交流機会創出などの点から庁内で連携し検討する。
  • 大衆芸能の担い手を支える取組
    質問
    コロナ禍など社会環境の変化により出演機会を失ったアーティストへの支援が必要だ。区のイベントに積極的に招くなど、芸能活動を継続できる環境を整えよ。
    答弁 文化芸術の幅広い振興に向け、アーティスト支援を検討する。 

いたい ひとし(公明)

  • 特別支援学級への移動支援の実施
    質問
    区内の特別支援学級は地域偏在があり、保護者の多くが遠方の学校まで子どもを送迎している。保護者の負担軽減に向け、バスなどを用いた移動支援を実施せよ。
    答弁 地域偏在の解消を進め、個別の移動支援についても研究する。
  • 地区会館へのエレベーターの設置
    質問
    地区会館の中には階段しかない施設も多く、高齢者など足が不自由な方の利用は困難だ。早急に施設を総点検し課題を整理した上でエレベーターの設置を進めよ。
    答弁 法令など様々な確認を要するためまずは点検方法を検討する。
  • 玉川野毛町公園への商店の誘致
    質問
    野毛地区は商店が非常に少なく、地域住民は日々の買物にも苦労している。生活環境の改善に向け、拡張事業が進む玉川野毛町公園にコンビニなどを誘致せよ。
    答弁 パークPFIなどを活用し、飲食や物販などの施設を誘致する。 

みや かおり(立憲れ)

  • 学用品の完全無償化の実現
    質問 昨今の厳しい経済事情に鑑み教育費における保護者負担の軽減が急務だ。学校入学時はもとよりその後も大きな負担となっている学用品の完全無償化を実現せよ。
    答弁 社会全体で子育てを支援する視点を踏まえ、検討していく。
  • BOP(ボップ)学童クラブの職員確保策
    質問
    一部の新BOP(ボップ)学童クラブで行っている長期休暇中の児童への弁当配付は働く保護者負担の軽減に有効だ。配付に際し課題となっている職員確保への方策を示せ。
    答弁 区が委託する派遣事業者による人材確保策などを進めている。
  • 全学童クラブでの弁当配付の導入
    質問
    BOP(ボップ)童クラブにおける長期休暇中の弁当配付を全ての新BOP(ボップ)へ拡大すべきだ。区は地域人材との協力体制を強化し、早期の実現に向けて全力を挙げよ。
    答弁 各新BOP(ボップ)の運営状況に鑑み導入時期を含め方針を整理する。 

坂口 賢一(自民)

  • 区立小での道徳教育の進め方
    質問
    いじめの増加などを背景に、他人を思いやる心などについて学ぶ道徳教育の重要性が増している。効果が見えにくい教科だが、区立小ではどう取り組んでいるのか。
    答弁 問題場面を想定した体験的な活動など工夫して実施している。
  • 区道の無電柱化の推進
    質問
    区道の無電柱化は快適な歩行空間や良好な景観の確保に加え、電柱の倒壊による道路の閉鎖を防ぐなど、防災機能の強化にもつながる。区は積極的に推進せよ。
    答弁 区内の緊急輸送道路から優先して整備を進める予定である。
  • 結婚を希望する若者への支援充実
    質問
    少子化に歯止めをかけるため、結婚を希望する若者世代への支援を充実すべきだ。家賃が低額な住居の紹介や出会いの場となるイベントの実施などを検討せよ。
    答弁 多様な出会いや交流の場となるイベントを実施予定である。 

田中 優子(維無行)

  • 保育園における虐待防止策の強化
    質問
    区立園での虐待件数は年々増すばかりであり、まさに区の保育環境は危機的状況だ。虐待防止策として効果が期待される防犯カメラの設置を早急に進めよ。
    答弁 7月より区立園の現地調査を開始し、順次機器の設置を行う。
  • 性と生殖に関する教育の推進
    質問
    子どもが性と生殖に関する適切な知識を学ぶ機会を充実すべきだ。区のリプロダクティブ・ヘルス/ライツに係るリーフレットを活用して性教育を推進せよ。
    答弁 リーフレットの活用方法を整理し、各校への周知などを行う。
  • ボッチャの普及に向けた取組
    質問
    ボッチャは障害のある人もない人も共に楽しめるスポーツだ。区民へのさらなる普及に向け、体験できる機会をホームページで周知するなど積極的に情報発信せよ。
    答弁 参加機会を増やすとともに区民に積極的に周知していく。 


(補足)代表質問や一般質問では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 支所=総合支所 

会派名等

  • 自民 = 自由民主党世田谷区議団
  • 公明 = 公明党世田谷区議団
  • 立憲れ = 立憲民主党・れいわ新選組世田谷区議団
  • 維無行 = 日本維新の会・無所属・世田谷行革110番
  • 共産 = 日本共産党世田谷区議団
  • 都S = 都民ファーストの会・Setagayaあらた
  • 生ネ = 生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 虹 = レインボー世田谷
  • 世田谷 = 世田谷無所属
  • 国際 = 国際都市せたがや
  • 風 = せたがやの風
  • 国民 = 国民民主党世田谷 
  • 参政党 = 参政党
  • 無所属 = 無所属 

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電話番号 03-5432-2779

ファクシミリ 03-5432-3030