令和4年第4回区議会定例会 一般質問

最終更新日 令和5年1月1日

ページ番号 202002

11月29日及び30日の本会議では、30名の議員が区政をめぐる諸課題について質問を行いました。その一部を要約してお伝えします。

質問者一覧

質問者一覧
自由民主党世田谷区議団 石川ナオミ宍戸三郎菅沼つとむ真鍋よしゆき和田ひでとし
公明党世田谷区議団 佐藤ひろと福田たえ美
世田谷立憲民主党区議団 いそだ久美子中村公太朗中山みずほ羽田圭二藤井まな
無所属・世田谷行革110番・維新 ひえしま進桃野芳文
日本共産党世田谷区議団 江口じゅん子たかじょう訓子中里光夫
生活者ネットワーク世田谷区議団 金井えり子高岡じゅん子田中みち子
新風・せたがやの風 小泉たま子つるみけんご
減税せたがや あべ力也
レインボー世田谷 上川あや
世田谷無所属 ひうち優子
Setagayaあらた 佐藤美樹
都民ファーストの会 そのべせいや
国際都市せたがや 神尾りさ
区民を守る会 くりはら博之
無所属 青空こうじ

中山 みずほ(立憲)

  • 理由を問わない一時預かりの実施
    質問 在宅子育て家庭への支援を一層強化すべきだ。特に要望の多いゼロ歳児の理由を問わない一時預かりを区民に身近な子育て支援拠点である認可保育園で実施せよ。
    答弁 子育て支援の充実に向け、認可保育園での実施を検討する。
  • デザイン思考での政策形成
    質問 政策形成は前例にとらわれず利用者満足度の最大化を目指すデザイン思考で取り組むべきだ。DXを進める上で特に重要なこの視点をどう庁内に浸透させるのか。
    答弁 DX人材育成に係るプロジェクトチームなどを活用する。
  • 子どもが通いたくなる学校づくり
    質問 
    学校が抱える不登校などの問題を解決するには子どもの視点に立って支援策を考えることが必要だ。区長は子どもが通いたくなる学校づくりにどう取り組むのか。
    答弁 
    現状の教育にとらわれない特例校の設置などを検討している。

佐藤 美樹(あらた)

  • オープンデータ公開方法の見直し
    質問 
    区が公開しているオープンデータには二次利用できない形式のものが散見される。官民連携による行政サービスの拡充を見据え利用しやすい公開方法を検討せよ。
    答弁 誰もが使いやすいオープンデータの公開に向けて検討する。
  • 教員が気軽に相談できる場の充実
    質問 
    多忙な教員が不登校の子どもや保護者と丁寧に向き合うには、心に余裕を持ち前向きな気持ちでいることが大切だ。教員が気軽に悩みなどを相談できる場を整えよ。
    答弁 相談事業の更なる周知など悩みを抱える教員の支援に努める。
  • 子どもの権利や最善の利益の保障
    質問 親権に係る法改正が昨今議論されており、今後子どもの権利や最善の利益がより重要視される。子どもが意見を表明できる場の拡充などを子ども条例に位置づけよ。
    答弁 最善の利益を第一に子どもの権利の具体化に向けて議論する。

真鍋 よしゆき(自民)

  • 道路整備推進に向けた区長の姿勢
    質問 進捗が滞る下北沢駅周辺や恵泉通りの用地取得の交渉に関し、区長はさきの議会で整備完了に向け自らの行動も含め取り組む決意だと答えた。その後の対応を示せ。
    答弁 区長の指示で副区長や技監も地権者との面談に当たっている。
  • 都市整備基金を活用した道路整備
    質問 区民の困り事の1位は狭くて危険な道路だ。国から無償移管を受けた畦畔(けいはん)を道路区域に編入する規定を整備するとともに、基金を活用して道路拡幅事業を進めよ。
    答弁 ルール作りや財源確保策などを取りまとめ基盤整備を進める。
  • 社会情勢を踏まえた契約の在り方
    質問 
    今般の物価高騰や資材不足が公共事業に大きな影響を与えている。受注者からの契約スケジュールの前倒しや市場価格の変動に柔軟に応じるなど迅速に対応せよ。
    答弁 工期などの変更に柔軟に対応し、受注しやすい体制を整える。

ひえしま 進(F行革)

  • 給食における黙食の廃止
    質問 
    コロナ禍で飛沫(ひまつ)防止のため給食中に会話を控える黙食が子どもの心身に与える悪影響は計り知れない。他自治体での緩和の例も踏まえ区は早急に黙食を廃止せよ。
    答弁 黙食の見直しも含め、状況に応じて適切な対応を検討する。
  • 動物愛護の取組へのファンド創設
    質問 
    区はふるさと納税の返礼品拡充を表明したが税金で行う施策としては検討が不十分だ。納税者の関心が高い動物愛護推進に向けたファンドを創設し寄附を募れ。
    答弁 獣医師会やNPOなどと課題整理を行い、今後検討していく。
  • 公務と政務を混同した区長の判断
    質問 区長が政務で参加すべき都民ファーストの会の政治資金パーティーに、副区長を代理出席させた行為は公務との混同だ。代理なら秘書が出席すべきではないのか。
    答弁 都や都知事との円滑な関係づくりも踏まえ副区長が出席した。

桃野 芳文(F行革)

  • イベントで生じた収益の取扱い
    質問 
    区が給付金を支給した際、誤った税法上の取扱いを受給者に案内した事案があった。区の様々なイベントにおける収益についてはこうした税法上の誤りはないか。
    答弁 専門家に確認中であり、税務署へも相談し適切に対応する。
  • 区の税務申告漏れへの区長見解
    質問 
    たまがわ花火大会の事業収益に対し、正しく税務申告していない事実がさきの質問で判明した。これは大変な不祥事であり、区長から反省や謝罪の弁はないのか。
    答弁 申告しなかった点は極めて不適切で反省すべきと感じている。
  • 困窮する若者への奨学金支援
    質問 
    区は経済的な理由で進学できない若者への給付型奨学金の検討に3年かけると言うが、その間も若者の学ぶ機会は失われている。区長は早期開始を所管に指示せよ。
    答弁 
    物価高騰など経済的影響を捉え支援を加速するよう指示する。

福田 たえ美(公明)

  • 兵庫島公園のトイレの早期改善
    質問 区民のにぎわいの場である兵庫島公園は元年の台風被害を受けてから簡易トイレしかなく不満の声を聞く。バリアフリー対応で快適なトイレを早期に再整備せよ。
    答弁 ユニバーサルデザインに対応したトイレの早期再建に努める。
  • 補聴器の購入費助成制度の導入
    質問 高額な医療機器である補聴器の購入費用は医療費控除の対象となっているが、控除が適用されない非課税世帯には恩恵がない。区独自に補助制度を導入せよ。
    答弁 高齢者ニーズ調査の結果を踏まえ、必要性などを議論する。
  • 書かない行政窓口の実現
    質問 北見市では窓口のデジタル化で住民は申請書を詳細に書かずともワンストップで様々なサービスを受けられる。高齢者や障害者の負担軽減に向け区でも実現せよ。
    答弁 複数申請の際に氏名や住所が一括印字される方法を検討する。

神尾 りさ(国際)

  • 心豊かな暮らしを目指す区政運営
    質問 
    区民の心豊かな暮らしの実現に向け、暮らしやすさや幸福感を数値化したLWC指標を区政運営に生かすべきだ。次期基本計画に反映すべく活用手法を検討せよ。
    答弁 
    指標を研究する先行自治体の例も参考に更なる検討を進める。
  • 地域の特徴を引き出すまちづくり
    質問 
    区は再開発がない地域でも住民主体のまちづくりに伴走すべきだ。二子玉川の例に倣い民間活用などの手法を模索し、地域の特徴を引き出せる取組を支援せよ。
    答弁 勉強会などを通じ住民主体の特徴あるまちづくりを展開する。
  • 子どもの感性を育む文化施策
    質問 
    区共催のキネコ国際映画祭は子どもが他国文化を学ぶ重要な機会だ。不安定な世界情勢で国際交流が困難な今、区は同イベントを含め文化施策を更に推進せよ。
    答弁 多彩な事業を通じ、文化や芸術に親しむ機会の充実に努める。

江口 じゅん子(共産)

  • 高過ぎる国保料の区独自減免を
    質問 
    国保料軽減を求める世論の中、子育て世帯の減免を求めてきた。国による未就学児の減免が実現した今、諸課題を解決した上で区独自に未就学児以降の減免を。
    答弁 
    改めて解決のための課題整理と庁内検討を進める。
  • 不登校児の早急な居場所整備を
    質問 
    保護者よりほっとスクールでの受入を断られたとの相談があるなど不登校児の受皿不足は深刻。実態を把握し、ほっとスクール増設や居場所確保に早急に着手せよ。
    答弁 4年度中に実態調査を実施した上で居場所の確保に着手する。
  • 精神障害者手帳2級の方へ手当を
    質問 
    精神障害者や家族会から手帳2級保持者への心身障害者福祉手当支給の要望がある。区の苦情審査会から制度改善が示されたことを受け止め、早期手当支給を。
    答弁 当事者や家族会からの意見を踏まえ、制度の改善を検討する。

菅沼 つとむ(自民)

  • 将来を見据えた広域跡地の活用
    質問 
    上用賀1丁目の国立医薬品食品衛生研究所の解体工事が終われば約3㏊もの広大な跡地が残る。地区計画に沿い、避難所機能をはじめ将来を見据えた活用を目指せ。
    答弁 
    地区計画を踏まえ区として必要な公的利用の検討を進める。
  • BOP(ボップ)時間延長の職員への対応
    質問 
    区は新BOP(ボップ)学童クラブの時間延長を進めるに当たり職員の勤務体制にも留意すべきだ。育児など家庭の事情で19時までの勤務が困難な職員へどう対応するのか。
    答弁 延長時間帯に配置しないなど職員に配慮した運営体制を組む。
  • 総合運動場陸上競技場の人工芝化
    質問 
    区の総合運動場陸上競技場の利用率向上や競技種目の拡大に向け、水はけがよく雨天時を含め年中使える人工芝を導入すべきだ。区は5年度予算に経費を計上せよ。
    答弁 区民利用の観点で必要性を総合的に判断し予算対応を図る。

上川 あや(虹)

  • 改善のない図書館障害者サービス
    質問 
    私の前回の質問から一年、区教委が守った答弁は対面朗読の再開など一部だけ。6つの答弁は放置した。教育長は区民への裏切りを猛省し改善への決意を示せ。
    答弁 スピード感を持って対応し、利用者の最善の利益を目指す。
  • 縦割り排し点訳ニーズに対処せよ
    質問 
    点字図書給付の担当部は、区民ボランティア任せの図書点訳を知らず同ボランティアへの支援を打ち切った区教委も同給付を理解しておらず酷い。連携し善処を。
    答弁 関係所管で情報を共有し適切に案内できるよう整理検討する。
  • 同性ペアへの処遇差、差別では?
    質問 
    187の区立施設が37の指定管理者に管理されているが、区の外郭団体を除き殆どが同性カップルの職員処遇を平等とせず、差別の禁止規定もない。改善策を講じよ。
    答弁 指定管理者制度運用に係るガイドラインで具体的に定める。

藤井 まな(立憲)

  • 職種別労働報酬下限額の導入
    質問 
    厳しい区民生活の支援には、賃上げこそが最良の方策だ。区の労働報酬下限額を1170円から1220円に引き上げるとともに介護職や看護師など職種別の下限額を導入せよ。
    答弁 
    労働報酬専門部会からの意見書や財政状況を考慮し対応する。
  • 帯状疱疹ワクチンの接種費用助成
    質問 
    予防医療の推進は、区民の健康増進はもとより医療費抑制による区財政の健全化にもつながる。区は治療に高額な医療費がかかる帯状疱疹の予防接種費を助成せよ。
    答弁 国や都の動向を注視しながら今後の区の対応を検討していく。
  • 特別支援教室利用者の不安解消
    質問
    都の特別支援教室に係るガイドラインにある「原則の指導期間1年」との記載に保護者は不安を感じている。場合により延長可能な実態に合わせ訂正を求めよ。
    答弁 実際の運営で分かった課題などを都に伝えて改善を要望する。

青空 こうじ(無所属)

  • ケアマネジャーへの条例の周知
    質問 区民意識調査によると認知症に係る条例の認知度が非常に低い。まずは認知症者や家族と接する機会の多いケアマネジャーに存在を知ってもらえるよう周知せよ。
    答弁 
    条例や計画を伝える機会を設けるなど更なる啓発に努める。
  • 区の特色を生かした観光施策
    質問 
    区内観光の活性化に向けた施策を充実すべきだ。観光名所の浅草に倣い、文化芸術が盛んな下北沢と三軒茶屋を結ぶ茶沢通りにゆかりの著名人の手形を設置せよ。
    答弁 文化財団と連携し文化芸術の魅力を一層高める取組を進める。
  • ポスターを活用した劇場のPR
    質問 
    世田谷パブリックシアターは開場25周年を迎えたが、いまだ存在を知らない区民は多い。歴代の公演ポスターをのぼりにして通りや目立つ場所に掲示しPRせよ。
    答弁 ポスター掲示も含め文化財団と効果的なPR手法を検討する。

田中 みち子(生ネ)

  • ACPの実践に向けた普及啓発
    質問 私は父親をみとった経験から、患者が希望する医療やケアを事前に家族などと話し合うACPの推進を求めてきた。認知度が低い現状を踏まえ普及啓発に努めよ。
    答弁 介護事業者や区民向けの講習会などを通じ周知啓発に努める。
  • 地域で子どもを守る体制の強化
    質問 区が私の提案を受け、困難を抱える子どもへの早期支援に向けて砧地域の要保護児童支援協議会に子ども食堂を加えたことを評価する。全地域での参画を進めよ。
    答弁 協議会の役割などを丁寧に説明し他の地域での参画を進める。
  • ヤングケアラーへの確実な支援
    質問 
    区は小学5年と中学2年を対象に面接を実施しているが、家族のケアをする子どもの切なる声に寄り添えていない。再度丁寧にやり直し、確実に支援につなげよ。
    答弁 相談しやすい環境づくりや教員などの支援の質の向上を図る。

たかじょう 訓子(共産)

  • インボイス未登録事業者への対応
    質問 個人事業主に実質的な増税を迫るインボイス制度が2023年10月に導入予定だ。中小企業を守る観点から、区の契約においては制度の登録の有無を問わず平等に扱え。
    答弁 未登録事業者を排除することなく公正かつ適正な発注を行う。
  • 代替の集会施設確保の早期検討
    質問 区は北烏山地区会館廃止に伴う利用者との意見交換会において、30人規模が集える代替の集会施設を求める声に対し、検討すると答えた。早期に検討を進めよ。
    答弁 周辺のまちづくりの進展を捉え、集会施設の確保を検討する。
  • 低所得の課税世帯への支援拡充
    質問 区は物価高騰を踏まえ住民税非課税世帯に現金給付を行ってきたが、対象外の低所得世帯からも光熱費が払えないなどの切実な声を聞く。支援の対象を拡充せよ。
    答弁 国や都の補助金などを最大限使い、時期を逸さず判断する。

つるみ けんご(新風)

  • 窓口サービス向上への道筋
    質問 
    地域行政推進条例の制定により、区は地区におけるワンストップ窓口やたらい回しゼロの実現に取り組まなければならない。今後の具体的なスケジュールを示せ。
    答弁 
    モデル実施後、6年度からオンライン相談を全地区展開する。
  • 認知症損害賠償補償制度の導入
    質問 
    私が実施を求めてきた認知症損害賠償補償制度について認知症施策評価委員会での議論が終了したと聞く。これを踏まえ区はいつまでに導入可否を判断するのか。
    答弁 区としての見解の取りまとめを急ぎ検討し速やかに判断する。
  • 区立校での平等な教育機会の確保
    質問 
    子どもが興味や関心を抱いた分野に打ち込める環境づくりは重要だ。区長は特例校の設置で実現を図ろうとしているが、全校で取り組める方策はないのか。
    答弁 国が5年度から実施予定の研究事業の活用などを検討する。

くりはら 博之(区守会)

  • 郵便によるNHKの悪質な集金
    質問 
    NHKは宛名なしで郵便物を送れる特別あて所配達郵便による受信料徴収を始めた。郵便物が届いて混乱する区民に対し、契約は義務でない旨を丁寧に説明せよ。
    答弁 相談があった際は相談者に寄り添った親身な対応をしている。
  • 単身高齢者の孤立や孤独防止策
    質問 
    単身高齢者が地域社会から孤立し、周囲に助けを求められずに自宅で孤独死する痛ましい事態が起きている。区は未然防止に向け、どのような対策を講じるのか。
    答弁 
    安心コールなど4つの事業を中心に見守り施策を進めていく。
  • 凶悪事件の解決に向けた取組
    質問 世田谷一家4人強盗殺人事件の発生から22年が経過する。安全安心なまちづくりを目指す区として、事件を決して風化させない覚悟で解決に向けて力を尽くせ。
    答弁 警察と連携しながら、解決に向けた支援を積極的に展開する。

佐藤 ひろと(公明)

  • 避難所での二次的防災の備え
    質問 
    災害時の停電に備え、避難所や公共施設での電力確保策を強化すべきだ。安全で長期保管が可能なLPガスを利用した発電システムの導入を早急に検討せよ。
    答弁 様々な手法を比較して最善の選択となるよう検討を急ぐ。
  • 区立小学校での動物飼育の促進
    質問 
    動物飼育は情操教育に有効だが、適切な飼育環境の維持などがハードルとなり半数の区立小では未実施だ。全校実施に向け諸課題への対応を踏まえた指針を示せ。
    答弁 各校の飼育環境や飼育体制の実態を把握し取扱いを検討する。
  • 土砂災害特別警戒区域の解消へ
    質問 
    大蔵4丁目在住者から自宅裏の斜面が土砂災害特別警戒区域に指定されており自宅を改築できないと相談を受けた。当該地の指定解消に向けて保護対策を講じよ。
    答弁 
    まずは斜面の簡易調査や測量に着手し対策が可能か検討する。

中村 公太朗(立憲)

  • 都補助金の不正受給の経緯
    質問 今般発生した区内スポーツ団体による都補助金の不正受給は、支給の窓口である外郭団体と管理すべき区にも相当の責任があり、猛省すべきだ。詳細な経緯を示せ。
    答弁 
    領収書を偽造し実際の支出よりも多く補助金を受給していた。
  • 活用可能な区有地の周知
    質問 
    更なる税外収入確保に向け、区有地の活用を希望する事業者への周知を工夫すべきだ。土地の広さなどの詳細な情報を一覧にまとめ、区のサイトで常時公開せよ。
    答弁 5年度の現況調査の結果に基づき未利用区有地を公表予定だ。
  • スライド条項における柔軟な対応
    質問 物価の急変動により建設工事の契約金額を変更できるスライド条項は、残工期2か月以上が適用要件だ。厳しい経済状況に鑑み、要件を満たさずとも適用せよ。
    答弁 指摘の点を踏まえあらゆる機会を通じて様々な検討をしたい。

あべ 力也(減税)

  • 公職選挙法違反区議への罰則は?
    質問 
    現職区議が単独氏名記載ののぼり旗を掲げ街頭で政治活動を行っていたが、これは公職選挙法で禁止されているはずだ。違反者への詳細な罰則内容を示せ。
    答弁 
    禁固2年以下又は罰金50万円以下、公民権停止の対象になる。
  • 障害児への差別をゆるさない!
    質問 
    区立校の教員などがダウン症の子どもをダウンちゃんと呼んでいる実態を保護者から聞いた。差別用語であり許されないこの状況に対し、教育長の見解を示せ。
    答弁 あってはならいことであり、当事者や保護者に深くお詫びする。
  • 区立園入退園申請を両親に!
    質問 
    区立園では父母どちらかの申請で入退園が可能であり、別居中の家庭などでは子どもの連れ去り問題の原因となっている。両親双方の意思確認を申請条件とせよ。
    答弁 子どもの最善の利益を確保するため申請の在り方を検討する。

そのべ せいや(都ファ)

  • 不平等なおむつ支給の見直し
    質問 
    区は高齢者には広く紙おむつを支給しているが子どもは認可園に通うゼロ歳児にのみ支給している。育児負担となり出生数減にもつながるこの不公平さを見直せ。
    答弁 対象者の公平性などを踏まえ福祉政策全体で慎重に検討する。
  • 効果が不透明な慶祝事業の見直し
    質問 
    外出による買物が困難な高齢者が増える中、88歳と100歳の方に区内共通商品券を贈る慶祝事業には必要性がなく税金をばらまいているだけだ。事業内容を見直せ。
    答弁 社会情勢や財源などを考慮し見直しの内容や時期を検討する。
  • 保育園入園相談のオンライン実施
    質問 
    区の保育入園の相談は開庁時間帯に対面で行うため育休中の母親が来庁せざるを得ない。働く父親も参加できるよう平日夜間を含めたオンライン相談を実施せよ。
    答弁 モデル実施する他のオンライン相談の状況を見て検討する。

羽田 圭二(立憲)

  • 区役所で働く個人事業主の保護
    質問 
    区史編さん委員など区と法律上の任用関係にない方が安心して働ける環境を整備すべきだ。正規職員と同様にハラスメント相談などを受けられる仕組みをつくれ。
    答弁 フリーランス保護に係る国の動向を注視し対応を検討する。
  • 生活騒音問題の未然防止策
    質問 
    住宅のエコ化に伴い一般家庭が設置した省エネ機器を原因とする騒音問題の増加が懸念される。静穏な生活環境を守るため区の環境基本計画に未然防止策を定めよ。
    答弁 5年度からの計画の見直しに合わせ関係所管で議論を深める。
  • 教員の労働環境改善への区の認識
    質問 
    私は区に教員の中途退職や病気休職の増加への対策を求めた。区は再三、心のケアや教員同士の交流などを充実すると答弁している。その対応で効果はあるのか。
    答弁 学校への支援や業務の見直しを通じ教育環境の改善に努める。

和田 ひでとし(自民)

  • 不登校の子どもの受入体制拡充
    質問 不登校特例校やほっとスクールは学校復帰や社会的自立を目指す子どもの受皿として重要な役割を担っている。利用者が増える中、受入体制をどう拡充するのか。
    答弁 既存施設の活用も視野に新たな分教室などの整備を検討する。
  • 子どもの成長に資する道徳教育
    質問 
    いじめを未然に防ぐには、相手の立場を考え思いやる心の醸成が重要だ。道徳が教科化された今、区立校では道徳教育を子どもの成長にどう結びつけていくのか。
    答弁 物事を広い視野で多角的に考えられる子の育成に努めている。
  • 開かずの踏切解消に向けた調査
    質問 目黒区は自由が丘駅周辺の東横線と大井町線の連続立体化に向けた調査を継続する方針だ。当区も同路線の開かずの踏切解消に向け、5年度より調査を始めよ。
    答弁 目黒区と協議し調査費を精査するなど5年度以降実施したい。

いそだ 久美子(立憲)

  • 都市農業の積極的な振興
    質問 2022年からの生産緑地指定の解除開始以降、売却による農地の減少が懸念されている。区民農園の人気が高い現状を踏まえ、区の農地保全に向けた方策を示せ。
    答弁 
    取得した農福連携事業に係る農地などを生かし保全に努める。
  • 子どもの意見に応える責務
    質問 
    池尻小の校庭改修に際し児童から区宛てに128通もの意見や要望が寄せられた。区は保護者を通じてではなく、自分の意見をしっかり表明した児童へ直接回答せよ。
    答弁 工事の詳細をお知らせする区からのお便りの発行を検討中だ。
  • 制服リサイクルの促進策
    質問 
    区立中の制服購入による家庭の負担を軽減すべきだ。学校ホームページに専用サイトを設け当事者間での制服譲渡を促すなど効果的なリサイクルの仕組みを築け。
    答弁 保護者のSNSを活用したリサイクルの例を学校に紹介する。 

高岡 じゅん子(生ネ)

  • 樹木の病害虫被害に係る注意喚起
    質問 
    みどり率向上を目指す区は、樹木の保全に向け区民が病害虫被害を早期発見できる仕組みを築くべきだ。公園の樹木に対処法を記した看板を置くなど注意喚起せよ。
    答弁 身近な公園緑地への啓発看板の設置などを検討していく。
  • 環境リノベ事業の活用の推進
    質問 
    CO2排出量削減に向け住宅の省エネ化を支援する環境リノベ事業を一層推進すべきだ。区民の活用が進むよう分かりやすい名称や内容に見直すなど事業を刷新せよ。
    答弁 補助率の引上げなどより使いやすい制度となるよう検討する。
  • 子どもが意見表明できる場の創出
    質問 
    地域課題の解決には次代を担う子どもの声も生かすことが重要だ。タウンミーティングへの参加機会を設けるなど、地域で大人と意見交換できる場を創出せよ。
    答弁 様々な機会を捉えて子どもの意見を聞きまちづくりを進める。 

ひうち 優子(世田谷)

  • 自転車の取締りの強化
    質問 
    自転車事故の多発を受け、警視庁は悪質な自転車利用者へ刑罰を科すなど取締りを強化した。区内の事故削減に向け、交通ルールの啓発を警察と連携して行え。
    答弁 
    事故の削減に向けた啓発などを警察と連携して進める。
  • 電動キックボードの交通安全対策
    質問 
    電動キックボードのマナー問題が顕在化する現状を踏まえ、安全対策の強化やホームページでのルール啓発を強化すべきだ。現在の進捗状況と今後の対応を示せ。
    答弁 ホームページに新たに記事を載せており今後も啓発に努める。
  • マイナ保険証の導入状況について
    質問 
    国は2024年に健康保険証を廃止しマイナンバーカードと一体化する方針だ。区民の方がマイナ保険証を確実に使用できるよう利用環境の整備等の状況を伺う。
    答弁 国の責任で環境整備を図るよう機会を捉え要望していく。

小泉 たま子(新風)

  • 区民をお待たせしない窓口の実現
    質問 
    窓口混雑の解消こそが、地域に身近なまちづくりセンターの信頼感の向上につながる。マイナンバーカードの手続が行えるセンター数を計画よりも倍増せよ。
    答弁 
    課題を整理し適切かつ迅速な窓口対応ができるよう準備する。
  • 窓口混雑の全面解消に向けた取組
    質問 
    区は窓口混雑の全面解消を進めると表明したが、実現に向けた具体的な行動が不明確だ。全国から世田谷に転入される方々への情報提供を含めどう取り組むのか。
    答弁 電話受付方法の改善など5つの当面の目標を設定し取り組む。
  • 多様な区政課題への責任の所在
    質問 
    区が抱える課題は多岐にわたり、区長一人で判断できるものではない。各課題の解決に当たり誰がリーダーシップを取りどのように区民へ説明責任を果たすのか。
    答弁 副区長と教育長が各領域を統括し区長が最終的な責任を負う。

宍戸 三郎(自民)

  • 京王線連立事業に関する情報発信
    質問 京王線連立事業の工期延長により沿線住民の悲願である開かずの踏切解消は先送りとなった。住民生活への影響を踏まえ事業の詳細を分かりやすく広報せよ。
    答弁 
    地域に分かりやすい情報発信手法を都や京王電鉄と協議する。
  • 京王線利用者への丁寧な周知
    質問 
    工事で仮駅舎が設置され改札口が上下線で分かれると、利用者によっては乗車の際に開かずの踏切を渡る必要が生じる事もある。区は工事内容を丁寧に周知せよ。
    答弁 沿線住民や利用者へ的確な情報を適宜発信するよう努める。
  • 京王線のバリアフリー化の推進
    質問 
    京王線にはエレベーターなどのバリアフリー設備が不十分な駅が多い。誰もが安全に利用できるよう、地域住民の声を聞きながら連立事業の中で確実に整備せよ。
    答弁 要望を京王電鉄に伝え、誰もが利用しやすい駅を目指す。

金井 えり子(生ネ)

  • 介護保険制度改定に伴う区の対応
    質問 
    2024年の介護保険制度改定で、要介護1~2の方の訪問介護などが区の事業に移行されれば、約1万5000人もの対象者の受皿を十分確保できない。国に見直しを求めよ。
    答弁 必要に応じて全国市長会などを通じた働きかけを行っていく。
  • 放射性物質検査の縮小後の対応
    質問 区は福島の原発事故を受け行ってきた食品の放射性物質検査を縮小する。区民の安全安心の点から検査の精度は維持されると聞くが、今後どう対応するのか。
    答弁 不測の事態の際は、早急に検査体制を拡充できるよう努める。
  • 区立校で行う空気検査の改善
    質問 アレルギーや化学物質過敏症に悩む子どもがいる中、良好な学習環境を確保するには学校での空気検査の精度向上が大切だ。検査項目を拡充し定期的に測定せよ。
    答弁 専門業者と相談し有用性を確認した上で実施可否を検討する。 

中里 光夫(共産)

  • 憲法と平和をめぐる問題について
    質問 岸田政権の改憲、軍事費倍増は、大増税と戦争国家への道で、暮らしも平和も破壊する。9条を生かした平和外交が重要だ。憲法と平和への区長の認識を示せ。
    答弁 
    憲法9条を守り、子どもたちに平和を願う思いを継承したい。
  • 介護保険の改悪中止を
    質問 
    次期介護保険制度改正で、利用者負担増や給付削減が狙われている。負担増は利用抑制につながり重症化、生活の質低下になる。区の認識を示し、国に中止求めよ。
    答弁 制度改正に係る議論の状況に応じ国に必要な働きかけを行う。
  • 小田急線跡地での交通安全対策
    質問 
    小田急線跡地に整備したシモキタ雨庭広場は車道に囲まれた立地にあり区民から広場への出入りが怖いとの声を聞く。安全のため横断歩道設置など対策を講じよ。
    答弁 地域の声を警察署に伝え、安全な交通環境の確保に取り組む。

石川 ナオミ(自民)

  • 精神疾患のある方への支援の課題
    質問 
    区は精神疾患のある方が安心して自分らしく生活ができる環境の整備を先進的に進めてきた。これまでの取組を通して、どのような課題が見えてきたのか。
    答弁 障害者と住民が安心して暮らせる地域づくりが重要と考える。
  • 地域共生社会の実現に向けた支援
    質問 
    精神疾患のある方と住民の双方が安心して暮らせる地域を構築すべきだ。共生社会の実現に向け、障害当事者はもちろん地域住民に寄り添った支援に取り組め。
    答弁 地域の声を受け止めながら、地域共生社会の構築を目指す。
  • ネットいじめの未然防止対策
    質問 
    SNSなどの普及に伴い子どもの間で急増している「ネットいじめ」への対応が急務だ。通報アプリを導入するなど未然防止と早期発見に向けた対策を講じよ。
    答弁 子どもがネットいじめについて相談できる仕組みを検討する。 

(補足)代表質問や一般質問では下記のとおり省略表記を使用しています。

  • 環境リノベ事業=環境配慮型住宅リノベーション推進事業

会派名等

  • 自民=自由民主党世田谷区議団
  • 公明=公明党世田谷区議団
  • 立憲=世田谷立憲民主党区議団
  • F行革=無所属・世田谷行革110番・維新
  • 共産=日本共産党世田谷区議団
  • 生ネ=生活者ネットワーク世田谷区議団
  • 新風=新風・せたがやの風
  • 減税=減税せたがや
  • 虹=レインボー世田谷
  • 世田谷=世田谷無所属
  • あらた=Setagayaあらた
  • 都ファ=都民ファーストの会
  • 国際=国際都市せたがや
  • 区守会=区民を守る会
  • 無所属=無所属

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区議会事務局

電話番号 03-5432-2779

ファクシミリ 03-5432-3030