更新日:平成29年3月30日
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2013年以降、中国で鳥インフルエンザ(H7N9)の患者発生が報告され、特に2016年末以降、患者報告が急増しています。このため国立感染症研究所では、「今後も継続的に症例が発生することが懸念される」、「日本国内への患者流入の可能性も否定できない」との見解を示しています。感染源はまだはっきりとわかっていませんが、患者の多くは直接的または間接的に家きん等と接触していたことが判明しています。
平成28年2月から平成29年1月までにWHOが公表した鳥インフルエンザ(H7N9)に感染した患者の推定感染地域は以下の通りです。
中国の上海市、北京市、天津市、江蘇省、安徽省、浙江省、河北省、山東省、 広東省、江西省、福建省、湖南省、湖北省、遼寧省、香港、マカオ
中国に限らず、海外へ渡航される方は渡航前に下記の厚生労働省検疫所(FORTH)のリンク(新しいウィンドウが開きます)を必ずご確認いただくとともに、現地では鳥に直接触ったり、死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。また、石けんと水で手を良く洗い、咳エチケットを心がけましょう。
鳥インフルエンザは一般的に鳥類がかかる病気で、通常、ヒトに感染することは稀です。しかし今回、中国から複数の患者報告があり、鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスが検出されています。ヒトからヒトへの持続的な感染は報告されておりませんが、今後、ウイルスの変異によりヒトからヒトへの持続感染が起こる可能性もありますので、注意が必要です。
鳥からヒトへの感染例では他にH5N1型(強毒)が東南アジア地域で報告されています。
日本国内では、家きんや死んだ野鳥から鳥インフルエンザが検出されていますが、鳥からヒトへの感染事例は報告されておりません。
ウイルスに感染した家きんやその排泄物、死体、臓器などに濃厚接触することで感染することがあります。
1〜10日(多くは2〜5日)
高熱と急性呼吸器症状(咳、のどの痛み等)、時に重症の肺炎を起こすことがあります。
入国時に、発熱、咳、のどの痛みなどの症状がある場合は、検疫所へご相談ください。
中国から帰国された方で鳥インフルエンザ(H7N9)の心配がある方は、世田谷保健所感染症対策課(電話番号 03-5432-2441)でもご相談をお受けしています。なお、帰国後に発熱や急性の呼吸器症状(せき、たん、鼻水など)がある場合は、医療機関に連絡の上、受診してください。
夜間・休日の診療所のご案内は、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」電話番号 03-5272-0303(24時間)へご連絡ください。
感染症対策課
電話番号 03-5432-2370
ファクシミリ 03-5432-3022
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区役所の行き方
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