再生可能エネルギーの普及拡大

最終更新日 令和4年3月9日

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再生可能エネルギーの普及拡大に向けて

再生可能エネルギーとは

再生可能エネルギーとは、法律(補足)で「エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの」として、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他自然界に存する熱、バイオマスが規定されています。再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しない優れたエネルギーです。
(補足)エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律

世田谷区における再生可能エネルギー施策の位置付け

区では、世田谷環境基本計画(平成27~令和6年度)の中で、『自然の恵みを活かしたエネルギーの利用拡大と創出をめざす』こととし、区民の再生可能エネルギー利用率25%という目標を掲げ、その達成に向けて、以下の2つの取組みを行っています。

エネルギーの地産地消

公共施設の屋根を活用した太陽光発電

公共施設を新・改築する際に、太陽光パネルの設置を進めており、該当する小学校では、太陽光発電量がわかるモニターを設置して、環境教育に活用しています。また、太陽光発電に適した屋根を民間事業者に貸し出し、民間事業者と連携して太陽光発電を行っています。

公共施設の「屋根貸し」による太陽光発電事業の実績について

世田谷区みうら太陽光発電所

神奈川県三浦市にある区有地(三浦健康学園跡地)に開設した発電所で、年間で一般家庭の約160世帯分の電気を発電し、売電して得た収益を区の環境政策に活用しています。

「世田谷区みうら太陽光発電所」発電中!

再生可能エネルギー活用に向けた自治体間連携

世田谷区は住宅都市であるため、自区内で大規模なエネルギーの地産が難しく、再生可能エネルギーの資源が豊富な下記5自治体との電力連携による利用拡大も行っています。

・群馬県川場村(木質バイオマス発電)

・青森県弘前市(雪国対応型太陽光発電)

・長野県(水力発電)

・新潟県十日町市(地熱発電)

・新潟県津南町(小水力発電)

自然エネルギーを活用した自治体間連携について

今後、私たちにできること

日常生活で使用する電気を再生可能エネルギーでつくられた電気にすることにより、地球温暖化の原因となる温室効果ガス排出量の削減に貢献することができます。

「せたがや版RE100」の実現に向けた取組み

世田谷区の目標

世田谷区では、地球温暖化対策地域推進計画にて、以下のとおりの目標を掲げています。

世田谷区地球温暖化対策地域推進計画

世田谷区の目標
目標年度 対 象 削 減 目 標
中期目標 〔2030年度〕 エネルギー消費量 2013年度比で25.1%削減
温室効果ガス排出量(7ガス※全体) 2013年度比で26.3%削減
二酸化炭素排出量 2013年度比で27.3%削減
長期目標 〔2050年度〕 温室効果ガス排出量(7ガス※全体) 2013年度比で80%削減

※地球温暖化対策の推進に関する法律で定める7種類の温室効果ガス

区民・事業者の皆さんとともに手を携え、『自然の恵みを活かして小さなエネルギーで豊かに暮らすまち世田谷』の実現をめざして、取り組んでまいりたいと考えています。

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環境政策部 環境・エネルギー施策推進課

電話番号 03-6432-7133

ファクシミリ 03-6432-7981

所在地 世田谷区玉川1-20-1二子玉川分庁舎内