平成30年4月発行「こだま」143号 編集委員長依田禮子 事務局上野毛まちづくりセンター  電話番号03-3705-1361 ファクシミリ番号 03-5707-7028  ホームページ http://www.city.setagaya.lg.jp/  一面  「こだま」は、上野毛地区(上野毛町会・野毛町会・玉川中町会・中町4・5丁目町会)の編集 委員で作るミニコミ紙です。4月号では、地区の中で起こった2つの気になる話題を掲載しました。 皆さんの周りではいかがですか? 地域パワー全開 1月22日に4年ぶりに降った大雪。私の家は、上野毛4丁目、約30mほどの私道の一番奥にあります。 翌23日はとてもよいお天気となりましたが、あまりの雪の多さにびっくりしていると、まだ暗い朝6時頃、 外で音がします。出てみると、お隣のご主人が私の家の前を通れるように雪かきをしてくださっていました。 とてもうれしくて心から感謝です。  ごみの日だったので、ごみを出しに行きましたら、一年前に股関節の手術を受けた方が玄関から道路まで 通れるように、ご近所の奥様が雪かきをしてくださっていて胸がいっぱいになりました。  1時間ほど用足しをして帰宅するとまたまたびっくり。私の家の前まで、全く雪がないのです。先ほどの 奥様が、大学生のお嬢さんとご近所のご主人様と一緒に、雪かきをしてくださったのです。 私の主人は週3回人工透析を受けていますが、送迎の車がリフト付きの大きい車で、この車が入れないと困る からと、皆様できれいに雪かきをして、いつもの道にしてくださったのです。こんな素敵な温かいご近所さんに 囲まれていたなんて、あらためて優しい幸せな気持ちになりました。感謝!感激!とても幸せ!   翌日は透析の日、車のドライバーさんもびっくり。「あの大雪をたった1日でこんなにきれいにしてくださるなんて。 お話を聞いて、私も幸せな一日が過ごせそう。」と感激されていました。  私も少しでもお役にたてればと地域のボランティアをしています。  先日、20年ぶりにおみくじを引きました。家に帰って見てみるとこうありました。「心配事なく、うれしい運です から、わき目もふらず一心に、自分の仕事を大事に、他人を大事に励みなさい。」 大吉です!R.O. 路線バスの中で 先日、二子玉川行きのバスに乗っていた時のことです。4~5歳くらいの男の子が、乗車口側の一番前の席に一人で 座っていました。タイヤの上の席なので、座席が高く、バスが曲がる度に男の子が傾き心配になりました。「すぐ後 ろに座っているおじいさんと一緒かな?」と思って見守っていますと、次のバス停で、おじいさんは一人降りてしま いました。  すると、近くにいたご婦人が、たまりかねて男の子に声を掛けました。「坊や、お母さんは?」男の子は「あっち だよ。」と通路をはさんで反対側の、運転手さんの後ろの席を指差しました。お母さんは、スマホに夢中でした。 ご婦人は、お母さんの所に行き、「あの席は、急ブレーキやカーブの時に、小さい子ども一人では危ないわよ。 お子さんの傍についていてあげて。お子さんが危ないと運転手さんにもご迷惑が掛かるのよ!」お母さんは、子どもに 一度視線を移しましたが、再びスマホをはじめてしまいました。  するとご婦人はあきらめ顔で男の子に「ここから長い急坂になるからしっかりつかまっていてね。危ないから。」 と声をかけ席に戻りました。そして、その様子を見ていたお隣の方と顔を見合わせていました。  バスの中や電車の中、駅のホームや交差点、町の中には小さいお子さんには危険なことが沢山あります。 どうぞ、よく見てあげてくださいね。 二面 第45回新春マラソン大会から 上野毛地区伝統の新春マラソン大会が、1月14日日曜日、玉川小学校周辺会場で開催されました。冬晴れの寒風の中、 小学校3年生から一般までの423人が元気よくコースを駆け抜けました。 大会を支えるボランティア(ゴール担当) 大会は200人を超える地域のボランティアの力で運営されています。今回は、ゴール担当、野毛町会の桑原武さんに お話を伺いました。 はじめは走路監視担当、そして10年ほど前からゴールの入賞者担当になりました。 ゴール直後の息の上がった1~6位の入賞者を誘導して「ゆっくりでいいよー。」と声をかけながら、学校や学年、 名前を書いてもらいます。入賞者が僅差でゴールに入って来るときが大変です。 何年か前に、3位でゴールした女の子に「頑張ったね。入賞おめでとう。」と声をかけると、その子は「3位なんかじゃ 嬉しくない。1位になりたかった。」と怒ったんです。印象に残りましたね。その子は翌年優勝しました。案外優勝者は、 「やったー。」という感じではなく「しっかり準備してきました。」という冷静な選手が多いように思います。 ゴール後の子どもたちが「おまえ何位だった? 俺3位!」などと元気に話している様子を見守るのも楽しみです。 私は今年、1位の入賞者の担当をしましたが、ゴール担当は毎年同じメンバーも多く、少しずつ顔なじみが増えていきますね。 ゴールは森の児童館・玉川スポーツ少年団・町会・玉川小PTA・中町小PTA・玉川中PTAが担当しています。 上野毛あんしんすこやかセンターからのお知らせ ◇最近の活動報告 ・H30年1月17日「上野毛地区包括ケア会議」~いつもの生活が送れる地 域を目指す~町会を始め多くの関係機関の方々に参加頂き、災害時の   備えについて話し合う事が出来ました。  ・H30年3月15日第4回いきいき講座 「おとこの料理講座」65歳以上の男性が対象。 ◇29年度今後の主な活動予定 ・第5回いきいき講座  H30年3月27日(火)「消費者被害を防ぎましょう」  上野毛まちづくりセンター活動フロアー(定員30名) ・はつらつ介護予防講座    毎月:第2・第4水曜日 午後2時~4時   第2水曜地下1階大会議室 第4水曜2階活動フロアー 第4水曜は前日8:30~17:00までに電話でご予約ください。 ・家族会ご案内   ①一息会 認知症の方を介護されている方同士で話をする家族会。 ②ケアメンの会 介護をされている男性介護者の会。 上野毛地区会館や上野毛まちづくりセンター活動フロアー等を予定。 お問合せ 上野毛あんしんすこやかセンター(中町2-33-11)      上野毛まちづくりセンター内 電話 03 3703 8956   上野毛地区社会福祉協議会からのお知らせ♪ サロン・ミニデイ・子育てサロンに参加してみませんか?  身近な場所での仲間作りや交流・閉じこもりの防止といったことを目的とする、お茶やおしゃべりを中心とする活動です。 まずはお気軽にご見学からいかがでしょうか? 参加希望・お問合せは 社会福祉協議会上野毛地区事務局 担当:坂田・川西 ℡070-3946-9799  皆様の温かいご協力に厚く御礼申し上げます。 ☆赤い羽根共同募金 1,222件 1,483,450円 (平成29年10月) 事務局 上野毛まちづくりセンター ☆歳末助けあい・地域支えあい募金 1,862件 1,818,330円   (平成29年12月) 社会福祉協議会上野毛地区事務局 みどりの感謝状 身近なまちづくり推進協議会は、地域の緑化や環境を守る活動をしています。御推薦いただいた中から選定し、 7月に開催予定の「さぎ草展」の会場で、写真を展示し「緑の感謝状」を贈呈します。   樹木や生垣、プランターの草花などを通して、身近なまちの緑を育み、地域の環境や街並みに潤いをもたらしてくれているお宅や、 公園や緑道などの公共スペースで、緑化や環境づくりに寄与する活動を実施している団体等を御推薦ください。 お問合せ上野毛まちづくりセンター 電話03 3705 1361 FAX 03 5707 7028