下馬地区は、下馬1丁目から6丁目及び野沢1丁目から4丁目です。世田谷区の東南端、目黒区と接するところに位置しています。地形は台地と低地から成り、起伏が多く、宅地は全体の72.6%です。東京では30年以内に70パ-セントの確率で首都直下地震が起き、私たちが住む下馬地区でも大きな被害が出ると予想されています。 下馬地区の人口は、令和3年1月現在、43,257人、世帯数23,482世帯です。 首都直下地震等による東京の被害想定によると、東京湾北部地震M7,3、冬の夕方18時、風速8メ-トル毎秒の場合、下馬地区の被害想定は全壊棟数255棟、半壊棟数750棟、全焼棟数940棟、死者28人です。 災害が発生した際には、自分の身は自分で守る、自分たちのまちは自分たちで守るという心構えと行動が重要です。 震度5弱以上の場合は、下馬まちづくりセンターに拠点隊が参集します。 災害時、電話やインタ-ネットが使用できなくなることも想定されます。日ごろから、災害時の行動について情報を共有しておくことが大切です。災害用伝言ダイヤル171、災害用伝言板のウェブ171を活用しましょう。 町会や自治会に加入して、地域行事や防災訓練に参加し、地域のつながりをつくり、地域の人たちと、困った時の相談先や連絡先を普段から確認しておきましょう。 震災時、避難勧告や避難指示が出たときや自主避難のときでも、基本的には、次の順序で避難します。家屋の倒壊や火災などで自宅が危険になったときは、まず、一時集合所に避難します。一時集合所は、危険回避のために一時的に集合してみる、または、避難のために一時的に集合するところで、区内に約480か所指定されています。火災延焼などで一時的に危険が迫ったときは、広域避難場所に避難します。広域避難場所は火災延焼などにより自宅、一時集合所が危険な状態になった場合に避難する場所です。区内外24か所を指定しています。火災延焼の危険は去ったが、自宅が安全でないときは、指定避難所に避難します。指定避難所は、自宅での居住継続が困難な場合、または、二次災害を受ける可能性のある場合に一時的に受け入れるための施設です。危険が去り、自宅が安全なときは在宅避難をしましょう。 まず、一時集合所についてです。下馬地区の一時集合所は、次のとおりで、町会や自治会ごとに異なります。下馬1丁目町会は、下馬1-42-12駒繋小学校、池尻1-5-27世田谷公園です。駒繋西自治会は、下馬1-42-12駒繋小学校、池尻1-5-27世田谷公園、三軒茶屋1-4-1中里小学校です。下馬2丁目北町会は、下馬2-31-4こどものひろば公園です。下馬新生自治会は、下馬4-1-1下馬中央公園、下馬4-10-5子の神公園、下馬4-28-3駒繋公園です。下馬5丁目町会は、下馬4-1-1下馬中央公園、下馬4-28-3駒繋公園です。下馬6丁目町会は、下馬6-42-1下馬公園、野沢3-2-12南原公園、目黒区碑文谷6-9-11碑文谷公園です。野沢1丁目明朗会は、野沢1-4-3旭小学校、野沢1-29-27野沢明朗公園です。野沢2丁目町会は、野沢1-4-3旭小学校、野沢2-4-6鶴ヶ久保公園、野沢2-26-20野沢二丁目公園です。野沢3丁目町会は、野沢3-38龍雲寺、野沢3-34-16中丸小学校、野沢3-19-6野沢公園です。野沢四丁目自治会は、野沢4-8-17関電工敷地、野沢4-22-1野沢児童遊園です。 続きまして、広域避難場所についてです。広域避難場所は区内に約480か所指定されています。世田谷公園一帯の対象区域は、池尻1丁目、池尻2丁目、池尻3丁目です。昭和女子大学一帯の対象区域は、太子堂1丁目、太子堂4丁目、太子堂5丁目、若林1丁目、若林2丁目、三軒茶屋1丁目、三軒茶屋2丁目、下馬1丁目、下馬2丁目、下馬3丁目の一部、上馬1丁目、野沢1丁目の一部です。駒沢オリンピック公園一帯の対象区域は、鶴巻2丁目、駒沢公園、野沢1丁目の一部、野沢2丁目、野沢3丁目、野沢4丁目、上馬2丁目、上馬3丁目、上馬4丁目、上馬5丁目、新町1丁目、新町2丁目、新町3丁目、駒沢1丁目、駒沢2丁目、駒沢3丁目、駒沢4丁目、駒沢5丁目、深沢1丁目、深沢2丁目、深沢6丁目です。学芸大学附属高校一帯の対象区域は、下馬3丁目の一部、下馬4丁目、下馬5丁目、下馬6丁目です。 続きまして、指定避難所についてです。下馬地区の指定避難所は、次のとおりです。旭小学校の避難対象区域は、野沢1丁目全域、野沢2丁目1番から6番、野沢2丁目7番の一部、野沢2丁目9番から34番、野沢4丁目全域、上馬1丁目全域、三軒茶屋1丁目1番から4番、三軒茶屋1丁目11番から20番、三軒茶屋1丁目21番の一部、下馬2丁目17番から18番、下馬3丁目35番から36番です。旭小学校の避難所運営主体は、野沢1丁目明朗会、野沢2丁目町会、野沢四丁目自治会、上馬東町会です。旭小学校の電話番号は、3424-1337です。 駒繋小学校の避難対象区域は、下馬1丁目全域、下馬2丁目1番から16番、下馬2丁目19番、下馬2丁目23番、三軒茶屋1丁目5番から7番です。 駒繋小学校の避難所運営主体は、下馬1丁目町会、駒繋西自治会です。駒繋小学校の電話番号は、3424-0820です。 中丸小学校の避難対象区域は、野沢3丁目全域、下馬6丁目1番から36番、下馬6丁目41番から54番です。 中丸小学校の避難所運営主体は、野沢3丁目町会、下馬6丁目町会です。中丸小学校の電話番号は、3424-4422です。 駒留中学校の避難対象区域は、下馬3丁目の35番と36番を除く全域、下馬4丁目全域、下馬5丁目全域、下馬6丁目37番から40番、野沢2丁目7番の一部、野沢2丁目8番です。 駒留中学校の避難所運営主体は、下馬新生自治会、下馬5丁目町会です。駒留中学校の電話番号は、3424-3070です。 三宿中学校の避難対象区域は、下馬2丁目20番から22番、下馬2丁目24番から44番、太子堂1丁目全域です。 三宿中学校の避難所運営主体は、下馬2丁目北町会、太子堂1丁目町会です。三宿中学校の電話番号は、3413-4511です。 続きまして、福祉避難所についてです。福祉避難所は、自宅や避難所での避難生活に配慮や支援が必要な高齢者や障害者等を受け入れる施設で、区の要請により開設されます。 下馬地区の福祉避難所は、次のとおりです。下馬2-3-10特別養護老人ホームときわぎ世田谷、下馬2-20-14ケアセンターふらっと及び下馬福祉工房、下馬2-21-11特別養護老人ホームフレンズホーム、下馬2-25-8特別養護老人ホーム下馬の家、下馬2-31-34-101世田谷福祉作業所、下馬6-29-22アライブ世田谷下馬です。 続きまして、在宅避難と備蓄についてです。自宅が倒壊や火災等の被害がなく、安全な場合は、避難所の密集回避のためにも在宅避難をしましょう。そのためには事前に自宅の安全対策を行い、食料や水などを備え、準備を整えておくことが大切です。備蓄は、3日以上、できれば1週間分を家族構成に合わせて準備しましょう。飲料水は1人1日3リットル。家族が最低3日間以上、できれば1週間生活できる分を用意しましょう。水道水は容器に口元までいっぱいに入れ、直射日光を避ければ、塩素の効果は3日ぐらい持続します。食品は、レトルト食品、即席麺、缶詰、菓子類、野菜ジュースなどで、缶詰は缶切りが必要ないものが便利です。 生活用品は、はし、スプーン、紙皿、食品包装ラップ、ごみ袋、ビニール袋、缶切り、カセットコンロ、ガスボンベ、洗面用具、医薬品、ウェットティッシュ、ラジオ、ランタン、懐中電灯、作業用手袋、新聞紙などを用意しましょう。水の汲み置きは、風呂に水を張っておくのも1つの方法で、消火にも役立ちます。いつも買う2倍の量の米、水、レトルト食品、缶詰などを購入し、半分使ったら使った分と同じ量を購入するロ-リングストック法は、非常時の備蓄になります。また、支援物資を受け取りや情報収集、必要なボランティアを依頼するためにも、避難所にも足を運びましょう。 続きまして、自宅の安全対策についてです。 自宅を安心な場所にすることが、災害への備えの一歩です。区の支援制度を活用し、自宅の耐震化や家具類の転倒防止、落下防止等を行いましょう。 建物の耐震診断、耐震改修工事の助成、家具転倒防止器具取付支援などの耐震化支援事業やブロック塀等撤去工事助成事業は、防災街づくり担当部防災街づくり課で行っています。代表電話5432-1111までお問合せください。 続きまして、トイレの備えについてです。下水道や自宅の排水設備の損傷によりトイレが使えなくなる可能性があります。ごみ袋や新聞紙等を利用して緊急用トイレを作る準備をしておきましょう。ごみ袋と新聞紙でつくる緊急用トイレの作り方は、まず、45リットルのごみ袋を2重にして便座にかぶせます。その中にクシャクシャにした新聞紙2枚を十字に重ねて置き、さらに短冊状に切ってクシャクシャにした新聞紙を敷き詰めます。排泄後は中のごみ袋を1枚だけ取り出し、空気を抜き強く縛って収集まで保管します。 続きまして、避難所についてです。避難所は、各町会及び自治会が主体となって運営します。避難してきた方々もお互いに助け合って生活していくことが必要です。皆で決めたル-ルを皆で守り、より良い生活環境をつくりましょう。 居住スペ-スは限られているため、プライバシーに配慮し、お互いに譲り合って生活しましょう。また、学校の早期授業再開のことを考えて使用しましょう。 ペット専用スペースは、犬や猫などの小動物に限ります。必ずケージ等に入れてください。また、ペットと一緒に生活することはできません。  ボランティアサテライトでは、避難所や在宅避難者からの依頼を受け付け、ボランティアに協力依頼をします。  マンホールトイレは、ルールを守って清潔に使用しましょう。井戸水の汲み上げは皆で協力しましょう。 また、避難所へ行く場合は、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用や検温等を徹底しましょう。 続きまして、風水害についてです。風水害は震災と同様、日頃からの準備と正しい知識を身につけることが大切です。自分の住んでいる地域を知ることができるハザードマップは、令和2年全戸配布済みです。お持ちでない方は、下馬まちづくりセンタ-、電話番号3424-1781までお問い合わせください。 また、家の点検をして、対策を立てることも大切です。強風や豪雨により、壊れたり、飛ばされる物がないか確認しましょう。側溝や雨水ますは、日頃から掃除し、水が流れ込む可能性の高い地下駐車場や地下室がある場合は、止水板の設置や土のうの用意をしましょう。 土のうは、区内各所の、土のうステーションをご利用ください。下馬地区では、下馬3-14-9下馬区民集会所前の歩道脇に設置されています。 詳細は、土木部土木計画調整課、代表電話5432-1111までお問い合わせください。 また、自宅が安全でなくなったときは、災害対策本部が必要と判断した場合、各地域で水害時避難所が開設されます。開設状況はホームページや防災無線などでご確認ください。 下馬地区及び付近の水害時避難所は、下馬4-13-4下馬地区会館、上馬4-10-17上馬地区会館です。震災時の避難所とは異なりますので、ご注意ください。 建物の2階以上など、より高い場所へ避難する垂直避難や、親戚や知人宅など自宅外へ避難する水平避難など、気象情報を参考に適切な避難行動を とってください。 このファイルについての問合せ先は、世田谷総合支所地域振興課下馬まちづくりセンター、電話番号03-3424-1781、ファクシミリ03-5486-7667までお願いします。