(かしょう)世田谷区立二子玉川公園整備基本構想 平成21年12月 1はじめに (かしょう)世田谷区立二子玉川公園は、昭和32年の都市計画決定後、一部の変更を経て、現在は面積約6.3ヘクタールの地区公園として計画しています。平成20年8月13日に都市計画事業として事業認可を取得し、 公園の整備に向けて取り組んでいます。 公園整備については、平成17年4月発表の世田谷区都市整備方針の中で、多摩川の水を意識したレクリエーション施設を備え、やちょうなどの野生生物や生態系に配慮した公園」となるよう目標を定めています。 また、二子玉川駅周辺地区は、平成17年3月発表の世田谷区基本計画の中でにぎわいの拠点に位置付けており、民間再開発をはじめとした都市基盤づくりにより、魅力あるまちづくりを推進していくこととしています。そのため、再開発事業、道路事業、河川事業とも相互に 連携・調整がとれた総合的な計画づくりを進める必要があります。 この基本構想は、平成18年9月に作成した基本構想案をもとに、上位計画等との整合性を図りながら、地域住民の代表者による検討を行うとともに、アンケートやオープンハウスなどによる意見や要望を反映し、公園整備の基本的な考え方として策定したものです。 今後も地域住民等の参画を得て、計画づくりを進めながら、平成24年度末の一部開園、平成26年度末の全面開園を目指します。 (かしょう)世田谷区立二子玉川公園の計画位置 2基本的な考え方 公園整備におけるいつつの基本的な考え方を示します。 その1安全、安心の公園づくり 地域住民が安全、安心で快適なくらしを営むため、震災や水害など緊急時の公園利用を想定した公園にするとともに、平常時においても防犯性の高い公園とします。 その2人々がつどい、ふれあえる交流の空間づくり にぎわいの核の拠点としての二子玉川地域にふさわしい、文化的で魅力的な空間をつくりだします。 その3みどりとみずをつなぐネットワークづくり こくぶんじがいせんと多摩川をつなぐ、まとまりのあるみどりとみずの拠点をつくりだし、やちょうや昆虫、植物などをとおして四季を感じることができ、景観を楽しめる場所を確保します。 その4憩いと健康の空間づくり 公園を訪れる誰もが利用しやすく、快適で健康に過ごせる、くつろぎと憩いの場所を確保します。 その5子どもがのびのびと遊べる空間づくり 子どもが自然とふれあい、元気良く遊ぶことができる場所を確保します。以上