令和元年度「ECOステップせたがや」 環境監査における優良取組み事例一覧 ※現場監査及び書類監査対象部署から選出している。 第1位 駒沢小学校 12票 @児童が環境に関するポスターを描き、掲示している。また、環境ポスターコンクールに75点応募し、特選2点、  入選5点の成績を得た。ポスターを描くにあたっては、事前に必ず環境学習を行い、学習しつつ絵を描くことが、  環境保護に繋がっているということを児童たちに意識させるようにしている。 A4年生のエネルギーに関する学習で、「水の学習」として出前授業を行い、普段使用している水がどのような  経路を辿って来ているかなど、資源の大切さについて意識させるようにしている。 B全てのごみ箱でごみの種別を色分けするなどして表示し、低学年の児童にもわかりやすく分別できるようにして  いる。 C5年生の3学期の授業で、海洋プラスチックごみ問題について取り上げる予定である。 D給食を残さず食べたクラスに完食シールを配り完食を奨励しているが、やりすぎにならないように配慮しながら  行っている。 第2位 池之上小学校 8票 (1)地域の方の協力を得た以下の取組みにより、児童が自然と触れ合い、親しめるようにしている。  @毎週水曜日に、地域のボランティアの方に、大小2つあるビオトープの整備を15年以上行っていただいている。   季節ごとの花、植物を植えたり、生きものの観察ができるように整備いただくとともに、20分休みなどに、地   域の方が来て観察会を行っていただいている。  A授業で生け花の先生に来ていただいたり、等々力の農家の方に花壇づくりを行っていただいている。 (2)ごみ箱の表示等で分別をわかりやすくし、児童たちが集積場に持っていくなどの教育を行っている。また、    各クラスでECOな取組みや3R運動を奨励し、取組みを促している。 第3位 世田谷保健所感染症対策課 7票  風しん流行に伴い区事業への申し込みが急増し、受付票の大量印刷を急遽実施したり、高齢者肺炎球菌定期予防 接種の経過措置延長が急遽決定したことで、周知文書等の作成が必要になったこと、また、夏の保育施設などの感 染症集団発生に伴う保護者向け通知の作成を行ったことでコピー用紙の使用数が前年比35%増となった。その中で、 風しん抗体検査の申し込みが昨年夏頃からかなり増加してきたことに伴い、年末頃から情報政策課と調整し、平成 31年1月から電子申請での受付を開始した。これにより申請用紙の削減のみならず、日中の事務量減による時間 外勤務の電力使用量減などの省エネルギーにもつながった。本年4月から全国統一で実施している風しん追加的対 策の対象者である世代の男性は、電子申請に積極的な年代であるため、今年度の用紙削減にも期待できる。 第4位 烏山総合支所保健福祉センター生活支援課 6票  業務上、業務ユーザー使用が中心の職員はメールアドレスを取得していなかったが、全職員にメールアドレスを 付与し1日1回は確認するようにしてもらうことで、必要な事務連絡を紙からメールに切り替え、紙使用量の削減 を図った。また、要確認事項は投票機能で既読確認を促すことにより、連絡事項の伝達の実効性及び業務効率を高 めた。 第4位 施設営繕担当部施設営繕第一課 6票 ・ノー残業デイ(水曜日)には17:35に一斉消灯を行い、帰宅を促している。 ・事務室内の蛍光灯はブロック毎に付番表示し、電源ボタンと対照できるようにすることで、こまめに使用して  いる。さらに、蛍光灯毎に個別のプルスイッチ(ひも)でも入り切りできるようにしている。 ・半日以上離席する際のPC電源オフを徹底している。 ・サーキュレータを積極的に活用し、職員増に伴う室温上昇を抑えている。 第4位 環境政策部環境保全課 6票 ・環境幹事会や環境審議会にかける資料(事業者からの提出書類)を事前に職員が精査し、真に必要なページのみ  コピーすることで、昨年度に比べて約3割の資料削減につながっている。 ・@PC画面の明るさ調整方法の職員周知と明るさ調整実施(支障が出ない範囲で照度を下げる)、A総合支所から の報告資料を、紙での提出からエクセルシートへの入力によるメール提出へ変更したことに伴う紙の削減、Bファ ンコイル(全体空調)の強弱調整方法の周知と温度調整実施、C長時間の離席時のPC電源オフの徹底、退庁時の電 源タップスイッチオフ(個別のPCにつながるスイッチ)及び最終退庁者の電源タップ本体のスイッチオフなど、様 々な取組みを積極的に行い、省エネルギーに努めている。 第4位 城山小学校 6票 エコ・チェックリストの活用  エコ委員会が実施。全クラスが帰りの会で、チェックリストに掲げる項目の実施状況を確認している。低学年は 教諭が、高学年は児童同士で実施している。毎月優秀な取組みについて校内放送で紹介している。 第8位 財務部経理課 5票  裏紙利用できる用紙について、自課で使いきれないほど発生した場合は、他の職場に提供し、区全体としての コピー用紙購入数の縮減に寄与している。 第9位 世田谷総合支所保健福祉センター健康づくり課 4票 ・受付業務で保険証等をコピーする際には、複合機のIDコピー機能を活用し、用紙を削減している(ID両面  を1枚に印刷できる)。 ・資料はなるべくPDF化し、メールで課内周知している。 【参考】平成30年度のコピー枚数は29年度比2.3%削減。 第9位 玉川総合支所保健福祉センター保健福祉課 4票 1.メールにグラフを添付して、紙の使用量の見える化を行い、職員へ配信している。 2.電動自転車の充電器にタイマーを取り付け、夜間は電源が切れるようにしている。 3.行動計画の目標達成のため、四半期に一度だった確認を、2ヶ月に1度に確認の頻度を多くした。 4.係長会等の内部会議での紙の配付を極力無くした。 第9位 経済産業部産業連携交流推進課 4票  部庶務において、月毎の複合機の複写枚数表を、複合機の前に掲示するとともに、各課は、枚数表を個人あてに メール送付し共有化を図っているが、その複写枚数表がかなり詳細であり、モノクロ、カラーに分けて前年度比の 数値、グラフとともに記載されている。また、複合機に裏面専用トレイを予め設定し、裏面利用を促進している。 第9位 清掃・リサイクル部玉川清掃事務所 4票 ・作業員の収集作業中(主に午前中)に、休憩室のエアコンの温度調節を行い節電に努めている。 ・保守委託事業者より、ボイラーの温度調整を事務所職員でも行うことが可能であるとの説明があり、その後、  適宜温度の調整を行っている。温度を2〜3度下げると、相当の灯油節約につながる。 第9位 船橋希望中学校 4票  船橋希望中学校は先進的な取り組みが評価され、昨年にユネスコスクールに認定されており、生徒や教職員の 意識も高い学校である。また、環境教育や関連する取り組みを含む様々な情報を学校のホームページから広く発 信しており、保護者や地域住民に対する啓発にも繋がっている。