スマートメーターの有効活用
最終更新日 令和元年7月1日
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スマートメーターについて
「スマートメーター」は、毎月の検針業務の自動化やHEMS(ヘムス、住宅用エネルギー管理システム)等を通じた電気使用状況の見える化を可能にする新しい電力メーターです。
東京電力パワーグリッド株式会社では、HEMS機器への電力メーター情報発信サービスの利用申込や、平成28年4月から始まった電力小売自由化に伴い新たな電力会社への切替を申し込んだ契約者への設置を開始しています。また、上記以外でも計画的にスマートメーターへの取替を行っており、世田谷区を含むサービスエリア全てのメーターを2020年度までに取り替える計画としています。スマートメーターへの取替えは原則無料です。
電力小売自由化の開始により、スマートメーターによる電気使用状況の見える化を活用した、省エネ支援サービスや季節別時間帯別料金プランなどが充実し、省エネ促進や電力ピークシフトによる効率的な電力活用が可能になると期待されています。
区では、環境負荷を抑えたライフスタイルの確立に取り組んでおり、スマートメーターを活用した省エネ促進の方法などについて、情報提供を進めてまいります。
どんなことができるの?
1 インターネットで電気の使用状況を見える化
従来は月1回の検針により1か月間の総使用量を計測していましたが、スマートメーターは日々30分ごとに電気の使用量を計測します。スマートメーターが導入されると電力会社のホームページなどで提供されるサービスを通じて、自身の家庭の「30分ごとの電気の使用量」がわかるようになります。
こうしたデータを活用して
- 基本料金は妥当か。(高すぎないか)
- 節電できる余地はないか。(各社の料金プランに適用できないか)
などを検討してみませんか。
スマートメーターがあるから節電できるのではなく、スマートメーターで電気の使用量を見える化し、契約の見直しや節電意識を高めることで結果的に節電につなげていきましょう。
「見える化」の詳細は契約中の電力供給会社へお問い合わせください。
- 電気の供給者変更(契約変更)を行っている場合は、契約変更後の供給者へお問い合わせください。
- 電気の供給者変更を行っていない場合は東京電力エナジーパートナー株式会社へお問い合わせください。
2 HEMS(住宅用エネルギー管理システム)機器との連携
スマートメーターで計測した使用量を、即時にHEMS(住宅用エネルギー管理システム)機器等へ送信することができます。30分ごとの電気の使用量に加えて、リアルタイムの電流値などを把握することが可能となります。
例えば、電気の使用量が多い時間帯において、HEMS機器により家電機器を制御するなど、より効果的な省エネが期待できます。
HEMSの利用には、HEMS機器の導入と電力メーター情報発信サービスの申し込みが必要です。
3 電力会社による遠隔での自動検針
従来は検針員による目視検針が必要でしたが、スマートメーターの設置により遠隔での自動検針が可能となります。また電気の停止時や復旧時などには、電力会社による遠隔での電力量や通電状況の確認が可能となります。
区の省エネポイントアクションにも活用してください
区では、区民の皆さまの省エネの取組みを支援するため、平成27年度より「省エネポイントアクション」を実施しています。
コースに参加登録(申込期間があります)して結果をお知らせいただくことで、「省エネポイント」を獲得でき、獲得したポイントは区内共通商品券と交換できます。
スマートメーターを活用し、効率よく省エネに取り組んでみてはいかがでしょう。
詳細は省エネポイントアクションのページをご覧下さい。
関連リンク
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環境計画課
電話番号 03-5432-2214
ファクシミリ 03-5432-3062