「世田谷区気候非常事態宣言」を行いました

最終更新日 令和2年10月16日

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「世田谷区気候非常事態宣言」を行いました

地球温暖化に起因する強力な台風や集中豪雨が頻発し、その被害は年々甚大化しています。しかし、世界の二酸化炭素排出量は、今なお増加が続いており、今後も、極端な高温や大雨が発生する可能性がより高くなるとされています。こうした気候危機の状況を、区民・事業者の皆さんと区が共有し、SDGs(エスディージーズ・持続可能な開発目標)が目指す持続可能な社会の実現に向け、ともに行動していくために、令和2年10月16日に「世田谷区気候非常事態宣言」を行いました。

世田谷区気候非常事態宣言

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地球温暖化の状況と影響

地球温暖化は急速に進んでいます

人々の活動により、特に産業革命以降、石炭や石油といった化石燃料が大量に使用され、二酸化炭素等の温室効果ガスが大量に大気中に排出されるようになりました。

その結果、地球が過度に温暖化することとなり、近年になるほど温暖化は急速に進んでいます。

世界の年平均気温偏差

細線(黒):各年の平均気温の基準値からの偏差、太線(青):偏差の5年移動平均値、直線(赤):長期変化傾向。基準値は1981~2010年の30年平均値。出展:「世界の年平均気温」(気象庁ホームページより)

地球温暖化の影響による台風や集中豪雨の被害が甚大化

近年、記録的な猛暑や集中豪雨などが頻発しており、地球温暖化の影響が要因とされる気象災害等の被害は深刻さを増しています。

令和元年10月の台風第19号は各地に甚大な被害をもたらし、区内でも多摩川沿いでは大規模な浸水被害が生じました。

令和元年10月の台風第19号による多摩川の被害のようす
多摩川 令和元年10月13日10時頃撮影

気候危機は、待ったなしの状況です!

国連の報告書では、今世紀末には世界の平均気温が現在よりも、最大4.8℃上昇すると予測されています。また、平均気温の上昇を抑えるためには、二酸化炭素の排出を2050年までに実質ゼロにする必要があります。

こうした待ったなしの状況を踏まえ、世田谷区は、区民・事業者の皆さんと気候危機の問題を共有し、気象災害から区民の生命と財産を守る取組みと、二酸化炭素の排出を削減し気候変動を食い止める取組みを進めていきます。

気候危機への主な取組み

1 いまの気候危機からいのちを守る取組み

強力な台風、頻発する集中豪雨、記録的な猛暑などの異常気象から区民のいのちを守る取組みを進めていきます。

台風や集中豪雨に備える

「洪水・内水氾濫ハザードマップ」の全戸配布等情報発信の強化、避難所開設・運営体制の強化、河川・下水道の整備推進、グリーンインフラとしての施設整備

猛暑に備える

日射による路面温度上昇と蓄熱の低減のための遮熱性舗装の整備、緑地や農地の保全、建物の屋上・壁面緑化推進

2 これからの気候変動を食い止めるための取組み

地球温暖化に伴う、集中豪雨や猛暑日の増加、生態系や農作物への影響などを抑制するため、みどりの保全・創出、再生可能エネルギーの利用拡大・創出、エコなライフスタイルの確立など、分野横断的な取組みを継続的に進めます。

みどりを守り、増やす

樹木や都市農地の保全、新たな公園緑地整備

再生可能エネルギーを「創る」「使う」

区民向け蓄電池の導入補助、公共施設への太陽光発電設備(区立小中学校など)・地中熱利用設備(保健医療福祉総合プラザ)の設置や再生可能エネルギー電力の導入、交流自治体との連携による自然エネルギー電力の利用促進

環境にやさしく暮らす

省エネルギー行動・環境教育の推進、海洋プラスチックごみ問題への対応、住まい・建物の省エネルギー化の推進、食品ロスの削減

3 気候危機問題の共有と取組み

気候変動への危機意識を区民・事業者の皆さんと区が共有しながら、環境に配慮した行動を具体的に実践できるよう、情報発信していきます。一人ひとりができることを、みんなで考え、ともに行動していきましょう。

災害に備えましょう

「洪水・内水氾濫ハザードマップ」等により、あらかじめ避難に備えた行動を確認しましょう。

みどりを守り、増やしましょう

自宅で花や緑を育てる、生垣をつくるなど、みどりを増やす取組みに協力しましょう。

再生可能エネルギーを「創る」「使う」を進めましょう

太陽光発電や太陽熱利用設備等を設置し、再生可能エネルギーを取り入れましょう。

環境にやさしく暮らしましょう

買い物の際は、レジ袋等使い捨てプラスチック製品の利用を控えましょう。

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環境政策部 環境計画課

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