6 用語解説 (45ページ) アプローチ(あぷろーち) 接道部や門扉まわりから、建物の玄関に至るまでの通路の周辺部分。 園芸種(えんげいしゅ) 自然界に元々存在する植物種(基本種)をもとに、人工的に交配し作り出した種のこと。 活着(かっちゃく) 移植した植物が、根付いて生長すること。 グランドカバー(ぐらんどかばー) 地面を植物で被うこと。 群植(ぐんしょく) 広い面積に同種類の植物をたくさん植えること。 国分寺崖線(こくぶんじがいせん) 立川市の北東から大田区に至る多摩川沿いの河岸段丘の総称。区内では高低差約10〜20mの 帯状崖地となっており、みどりが多く湧水地が多数あり、動植物の生態的な質が高く、世田谷区のみ どりの骨格となっている。 こぼれ種(こぼれだね) 草本植物のうち、一年で枯れるものを一年草という。一年草は毎年、花を咲かせて実を結び、種を 作るが、この種が自然と地面に落ちて、翌年以降に発芽・生長することを「こぼれ種で増える」という。 コンテナ緑化(こんてなりょっか) 地面に直接植えるのではなく、植木鉢やプランターなどの容器に土を入れ、植物を植えること。 シンボルツリー(しんぼるつりー) 広場や庭、出入り口などにおいて、その植栽場所の性格を一番はっきりと表現している樹木、あるい はその植栽場所の中心となる樹木のこと。 樹冠(じゅかん) 直立性の樹木の、枝や葉によってつくられる冠状の輪郭。 積載荷重(せきさいかじゅう) その建築物が積載に耐えられる重さのこと。屋上緑化に使用する土壌(湿潤時)や植物(将来的な生 長も見越す)の総重量は、建築物の積載荷重以下に抑えることが大前提である。 一般財団法人世田谷トラストまちづくり(いっぱんざいだんほうじんせたがやとらすとまちづくり) 区民主体による良好な環境の形成と参加・連携・ 協働のまちづくりを推進支援するために設立された 財団法人。緑地管理機構の指定を受けている。 (都市緑地法第68条) 接道部(せつどうぶ) 敷地のうち、道路に接している部分をいう。 草本(そうほん) いわゆる草のこと。木質繊維の発達が不十分なため、小形で細い茎を持つ植物の総称。草本植物ともいう。 多年草(たねんそう) 一度、種をまいて育てると、何年も枯れずに育つ草本植物。冬でも地上部に葉を残すものや、地上部 は枯れて根だけ残るものなどがある。 地被類(ちひるい) 地表面を被うことを目的として植栽される、背が低い樹木や多年草のこと。世田谷区の緑化基準では 高さ30センチメートル未満の樹木や多年草を地被類として位置づけている。地被植物、グランドカバープランツ ともいう。 ツリーサークル(つりーさーくる) 樹木の根元部分をより自然に近い状態に保ち、樹木の健全な生育を促すことができる根囲い保護材。 つる植物(つるしょくぶつ) 茎がつる状になる植物。細い茎が地面をはうように伸びたり、他の樹木や支柱などに巻きつき、ある いは吸着したりすることで体を支える。つる性植物ともいう。 ドライエリア(どらいえりあ) 地下室を持つ建築物の外壁を囲むように掘り下げられた空間のこと。主に地下室の環境の改善のた めに設けられる。 根鉢(ねばち) 樹木の掘り取りに際し、土を付けて掘り上げられた根部のこと。 葉張り(はばり) 樹木の横幅の大きさで、左右の枝の端から端までのこと。 ヒートアイランド現象(ひーとあいらんどげんしょう) 都市域の気温が周辺部より高くなる現象。冷暖房 や排気ガスなど人工熱の放出と、気温の上昇を抑える緑地の減少などが原因。等温線が島の等高 線に似るところから、熱の島と言われる。 風致地区(ふうちちく) 都市における良好な自然的景観を維持するため、「都市計画法」に定める地域地区。世田谷区内で は「多摩川風致地区」が指定されている。 マルチング材(まるちんぐざい) 地表面の飛散防止、雑草の生育抑制、保温・保湿による植物生育の促進のため、地表面を被う材料 のこと。 みどり率(みどりりつ) 緑が地表を覆う部分に公園区域・水面を加えた面積が地域全体に占める割合。 平成18年度の調査で、本区のみどり率は 25.56%であり、区制100周年にあたる2032年に、みどり 率33%の達成を目指している。 木本(もくほん) 木(樹木)のこと。または、茎及び根が肥大生長して多量の木部をつくり、年々その細胞壁が木化し て硬くなる多年生植物の総称。木本植物ともいう。 屋敷林(やしきりん) 農家等の屋敷の周りを囲む樹林で、防風、防火等の機能のほか、燃料や堆肥、材木の利用なども目 的として仕立てられたもの。地域独自の風景をつくる。関東ではケヤキが代表的。 擁壁(ようへき) 主として土留め等として、切土面や盛土面を支持し、土圧を受け止める構造物。 ・地被類の例(ツワブキ)・地被類の例(ホトトギス) 問い合わせ先  みどり33推進担当部 みどり政策課 電話番号03-5432-2282 ファクシミリ03-5432-3083 令和3年5月6日以降の連絡先 電話番号 03-6432-7902 ファクシミリ03-6432-7989