9〜10ページ 私たちがめざす道路整備の考え方 「私たちがめざす道路の基本方針」に基づき、補助第54号線及び世区街第10号線の整備の考え方を、 3つのエリアに分けて議論し、まとめました。 A 補助第54号線(西側)(事業認可区域より西側が開通するまでの暫定的な整備) ページ11、12  考え方@ 歩く人が中心のまちとして、安全安心な歩行者の動線を確保  考え方A 日常的な利活用の場となり、かつ大きなイベント時には車道と歩道を一体空間として       利活用できるよう設え方を工夫  考え方B 居住者や荷さばき等以外の通過車両を制限  考え方C 居住者も来街者も親しめるよう道路空間をデザイン B 補助第54号線(東側)及び世区街第10号線(街路部分) ページ13、14  考え方@ 歩く人が中心のまちとして、安全安心な歩行者の動線を確保  考え方A 補助第54号線西側及び世区街第10号線を車両通行止めにして利活用する際に       必要な機能を確保  考え方B 駅前広場への動線として、車両通行機能を確保  考え方C 日常的な利活用を想定し、歩道の設え方を工夫 C 世区街第10号線(駅前広場) ページ15、16  考え方@ 歩く人が中心のまちとして、すべての利用者に配慮した駅前広場  考え方A 大きなイベント時は、車両通行止めにして利活用できるよう設え方を工夫  考え方B バスやタクシー、一般車両が駅前広場にアクセスし、円滑にかつ快適に乗り換えできる一方で、       車両が長時間滞留しないような取組みを工夫  考え方C まちの玄関にふさわしい景観及び施設デザインの駅前広場 与条件等について(検討にあたっての条件や図面表記について)  提案書の取扱いについて  ・提案内容は、今後、世田谷区が関係機関と協議のうえ、できる限り設計に反映するものとする。  道路への設置が検討されている施設   交番:交差点部に整備が検討されている   階段等:駅舎の南側に階段、エレベーターと階段下のスペースに公衆トイレの整備が検討されている。   換気塔:駅前広場の交通島に小田急線下北沢駅換気塔の設置が検討されている。  提案書中の図面表記について  ・ロータリー形状は、事業認可図書に基づいたものを図示する。  ・現況道路との接続の仕方や交通規制は、現状のものを図示する。  ・図示した内容は、今後の関係機関協議により変更の可能性がある。  ・商店街内の通り名は、下北沢商店連合会による通称名で表記する。 私たちがめざす道路整備イメージ図(3つのエリア毎の道路整備イメージは、次頁以降を参照) (イメージ画像)@駅前広場をのぞむイメージ画像 (イメージ画像)A補助第54号線(西側)の歩道空間イメージ画像(沿道建物はイメージです) 11〜12ページ A 私たちがめざす道路整備イメージ〈補助第54号線(西側)〉(事業認可区域より西側が開通するまでの暫定的な整備) 「私たちがめざす道路整備の考え方」に基づき、具体的な整備イメージをまとめました。 考え方@歩く人が中心のまちとして、安全安心な歩行者の動線を確保 ・駅とまちとをつなぐ歩行者動線を保持したい。 ・歩道内の歩行空間を十分に確保するため、街路樹は車道寄りに植えたい。 ・歩行者が休憩や交流の場として活用できるベンチを設置したい。 ・安全な明るさを確保するため、街路灯を設置したい。 ・駐輪場は、サークル部に地下式のタイプを設置したい。 ・だれもが利用しやすく、分かりやすい、まちの情報を発信する案内板を適宜設置したい。  (写真)広告と一体となったまちの案内板のイメージ 考え方A 日常的な利活用の場となり、かつ大きなイベント時には      車道と歩道を一体空間として利活用できるよう設え方を工夫 ・歩道と車道の境界に必要な施設は大きなイベント時に支障となりにくい車止めとし、  道路内の行き来がしやすいように歩道と車道の段差はできるだけ小さくしたい。 ・利活用に効果的な、緑陰が確保できる街路樹を植えたい。 ・歩道と車道を一体空間として利活用できるよう、植樹帯ではなく植樹ますと可動式大型プランターを設置したい。 ・利活用に必要な電源や水道を設置したい。  (写真)利活用時に支障になりにくい車止めのイメージ  (写真)可動式プランターのイメージ  (写真)利活用に必要な電源のイメージ 考え方B 居住者や荷さばき等以外の通過車両を制限 ・通過車両を制限するため、東側からしもきた百花通りへは通り抜け不可としたい。  ※サークル部のしもきた百花通り(11C204)との接続のさせ方は、以下のa案を基本にしつつ、   交通量調査、周辺交通ネットワークやすべての利用者に配慮して整備したい。   a案:緊急車両以外は、しもきた百花通りからの進入はできないようにする案(道路整備イメージ図内)   b案:しもきた百花通りからの車両は、これまでの通行と同様に東側方向に通行できるようにする案(右図) 考え方C 居住者も来街者も親しめるよう道路空間をデザイン ・すべての施設は、景観の統一感やデザイン性を重視し、ナチュラルなイメージで景観を統一したうえで、  部分的にオリジナリティーのあるアートなデザインを取り入れたい。 ・街路樹の選定に際しては、“木のトンネル”となるような景観、季節感、維持管理のしやすさに配慮したい。 ・サークル部については、特徴を活かした設えとしたい。 道路整備イメージ図  デザインに工夫をして適宜配置する施設  ・街路灯  ・車止め  ・可動式大型プランター  ・まちの案内板  ・休憩できるベンチ  ・利活用時に活用できる電源や水道  緑陰が確保できる街路樹  駅とまちとをつなぐ歩行者動線  地下式駐輪場提案箇所  車両動線のイメージ  駅とまちとをつなぐ歩行者動線 日常的な利活用イメージ図  充分な歩行空間を確保した上で、街路樹間の利活用を想定。   歩行空間 利活用空間 歩道8.5m    車道9.0m   利活用空間 歩行空間 歩道8.5m 利活用イメージ写真  (写真)オープンカフェのイメージ(車道と歩道を一体空間とした利活用時)  (写真)イベントのイメージ(車道と歩道を一体空間とした利活用時)      出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/dorokeikan/index.html)