世田谷区自転車活用推進計画及び自転車等の利用に関する総合計画 令和3年度から令和12年度 追補版 世田谷思いやり自転車プロジェクト 令和4年7月 世田谷区 追補版の発行について 区は令和3年7月に策定した「世田谷区自転車活用推進計画及び自転車等の利用に関する総合計画」の5章において、各鉄道路線沿線の自転車利用環境の現状と課題を整理し、今後必要となる主な取組みを示しています。 将来の自転車利用の傾向については、令和3年度の放置自転車実態調査の結果を踏まえた上で、駅周辺への自転車の乗り入れ台数に関する推計を行うこととしており、この度、自転車駐輪環境の整備を検討する際の基礎数値として「5.3 自転車の乗入台数の推計」を追加いたします。 追補版の構成は通学通勤等を目的とした長時間の駐輪と夕方の買い物等の放置自転車に区分して、推計を行っています。 1ページ 5章 鉄道路線沿線及び駅周辺の自転車利用環境整備(追補) 5.3自転車の乗入台数の推計 通勤通学者向けの駅周辺における駐輪場の整備は、相応の土地を必要とし、公共施設整備や土地利用などについての長期展望が必要となります。このため、毎年行う放置自転車実態調査をもとに、駅周辺への自転車乗入台数および傾向を把握し計画策定時に推計を行っています。 通勤通学等による自転車利用等の状況について (1)放置自転車実態調査 区内における自転車利用の実態として、毎年10月の平日11時頃の駅周辺の放置自転車台数と駐輪場への駐輪台数(以下「実駐輪台数」という)を調査しており、令和3年度は、都内の緊急事態宣言が解除された後、令和3年10月に調査を行っています。 表1では、令和3年度放置自転車実態調査の結果(隣接区分も含む)を示しています。 この調査は、10月の平日11時時点の調査です。 京王線の代田橋駅、明大前駅、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、八幡山駅、芦花公園駅の7駅、 小田急線の喜多見駅の1駅、 田園都市線の池尻大橋駅の1駅、 大井町線の自由が丘駅の1駅、 は、駅周辺の隣接市区の乗入台数を含みます。 実駐輪台数には、月ぎめ、日ぎめ、時間貸しを含みます。 放置自転車台数、実駐輪台数、乗入台数で示しています。 放置自転車台数と実駐輪台数の合計は、自転車の乗入台数になります。 路線ごとの駅別で示しています。 はじめに、京王線についてです。 代田橋駅は、放置自転車台数11台と実駐輪台数87台、合計、乗入台数98台。 以後、 明大前駅は、9台と1,060台、合計、乗入台数1,069台。 下高井戸駅は、2台と228台、合計、乗入台数230台。 桜上水駅は、12台と1,166台、合計、乗入台数1,178台。 上北沢駅は、125台と102台、合計、乗入台数227台。 八幡山駅は、17台と636台、合計、乗入台数653台。 芦花公園駅は、9台と109台、合計、乗入台数118台。 千歳烏山駅は、185台と4,239台、合計、乗入台数4,424台。 次に、井の頭線についてです。 池ノ上駅は、放置自転車台数1台と実駐輪台数52台、合計、乗入台数53台。 以後、 新代田駅は、2台と69台、合計、乗入台数71台。 東松原駅は、7台と67台、合計、乗入台数74台。 次に、小田急線についてです。 東北沢駅は、放置自転車台数0台と実駐輪台数40台、合計、乗入台数40台。 以後、 下北沢駅は、69台と597台、合計、乗入台数666台。 世田谷代田駅は、2台と74台、合計、乗入台数76台。 梅ヶ丘駅は、14台と369台、合計、乗入台数383台。 豪徳寺駅は、4台と294台、合計、乗入台数298台。 経堂駅は、57台と3,349台、合計、乗入台数3,406台。 千歳船橋駅は、54台と2,017台、合計、乗入台数2,071台。 祖師ヶ谷大蔵駅は、9台と2,285台、合計、乗入台数2,294台。 成城学園前駅は、5台と2,919台、合計、乗入台数2,924台。 喜多見駅は、17台と2,605台、合計、乗入台数2,622台。 次に、田園都市線についてです。 池尻大橋駅は、放置自転車台数24台と実駐輪台数587台、合計、乗入台数611台。 以後、 三軒茶屋駅は、72台と2,430台、合計、乗入台数2,502台。 駒沢大学駅は、57台と751台、合計、乗入台数808台。 桜新町駅は、40台と1,941台、合計、乗入台数1,981台。 用賀駅は、27台と2,790台、合計、乗入台数2,817台。 二子玉川駅は、21台と3,648台、合計、乗入台数3,669台。 次に、大井町線についてです。 自由が丘駅は、放置自転車台数50台と実駐輪台数400台、合計、乗入台数450台。 九品仏駅は、3台と76台、合計、乗入台数79台。 尾山台駅は、27台と522台、合計、乗入台数549台。 等々力駅は、13台と276台、合計、乗入台数289台。 上野毛駅は、5台と307台、合計、乗入台数312台。 次に、目黒線についてです。 奥沢駅は、放置自転車台数7台と実駐輪台数117台、合計、乗入台数124台。 最後に、世田谷線についてです。 西太子堂駅は、放置自転車台数1台と実駐輪台数0台、合計、乗入台数1台。 若林駅は、8台と0台、合計、乗入台数8台。 松陰神社前駅は、6台と0台、合計、乗入台数6台。 世田谷駅は、9台と58台、合計、乗入台数67台。 上町駅は、13台と84台、合計、乗入台数97台。 宮の坂駅は、7台と0台、合計、乗入台数7台。 松原駅は、1台と40台、合計、乗入台数41台。 全駅では、放置自転車台数1,002台と実駐輪台数36,391台、合計、乗入台数37,393台。 表1については、以上です。 図1のように、放置自転車台数と実駐輪台数による「自転車の乗入台数」は、令和2年度においては、前年度比で約17%減少しており、新型コロナウイルスの感染拡大により不要不急な外出が自粛された影響を受けたものと推測されます。 2ページ 令和3年度は、前年度比で約3%程度の増加となり、新型コロナウイルス感染症の蔓延以前の状況には戻っていません。また、今後、どの様に推移するかは予測できない状況となっています。 図1では、自転車の乗入台数と収容可能台数の推移(隣接区含む)を示しています。 平成22年度から令和3年度までの台数の推移についてです。 実駐輪台数と放置自転車台数の合計が、自転車の乗入台数になります。 まずは、乗入台数の推移についてです。 平成22年度は、38,493台。 平成23年度は、40,327台。平成24年度は、40,219台。 平成25年度は、42,312台。平成26年度は、42,047台。 平成27年度は、43,140台。平成28年度は、42,463台。 平成29年度は、42,405台。平成30年度は、41,999台です。 令和元年度は、実駐輪台数42,339台と放置自転車台数1,311台、合計、乗入台数43,650台。 令和2年度は、実駐輪台数35,299台と放置自転車台数975台、合計、乗入台数36,274台。 乗入台数は、令和元年度から令和2年度にかけて、約17パーセント減少しています。 令和3年度は、実駐輪台数36,391台と放置自転車台数1,002台、合計、乗入台数37,393台。 乗入台数は、令和2年度から令和3年度にかけて、約3パーセント増加しています。 次に、収容可能台数は、平成22年度から令和元年度まで、約10,000台、令和2年度は、約20,000台、台数に空きがある状態です。 令和3年度は、令和2年度同様、乗入台数37,393台に対して、収容可能台数は、54,826台と、約20,000台、台数に空きがある状態です。 乗入台数は、新型コロナウイルス感染症の蔓延以前の状況には戻っておらず、また、今後、どの様に推移するかは予測できない状況となっています。 図1については、以上です。 (2)区立駐輪場の利用状況 利用率の推移をみると、「月ぎめ利用」は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、1割程度減少したままとなっています。また、「日ぎめ利用」の状況も同様であり、今後、どの程度の推移となるか予測できない状況となっています。 一方、買い物等の短時間駐輪も多く含まれる「時間ぎめ利用」については、新型コロナウイルスの感染症の蔓延以前の状況に一旦は戻りましたが、再び減少しており、今後も新たな変異株の出現に伴う感染拡大により、影響を受ける可能性を含んでいます。 図2では、区立駐輪場の利用率の推移を示しています。 平成29年4月から令和4年1月までの利用率の推移についてです。 月ぎめの利用率は、 平成29年4月から令和2年4月までは、約100パーセントを推移します。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大以降、令和2年5月から令和4年1月までは、約 90パーセントを推移し、1割程度減少したままとなっています。 日ぎめの利用率は、 平成29年4月から令和2年2月までは、約100パーセントを推移します。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大以降、令和2年4月から5月までは、約40パーセントまで減少します。 その後、令和2年8月から令和4年1月までは、約60パーセントから約100パーセントを推移し、どの程度の推移となるか予測できない状況となっています。 時間ぎめの利用率は、 平成29年4月から令和2年2月までは、約120パーセントを推移します。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大以降、令和2年4月から5月までは、約50パーセントまで減少します。 その後、令和2年11月には約120パーセントまで一旦戻りますが、令和3年1月には、約90パーセントまで減少し、令和3年2月から令和3年12月までは、また約120パーセントを推移し、令和4年1月には、約90パーセントまで減少し、今後も新たな変異株の出現に伴う感染拡大により、影響を受ける可能性を含んでいます。 図2については、以上です。 3ページ 新たな生活様式の社会への浸透について 新型コロナウイルスは、現在も社会生活に大きな影響を与えています。都内主要私鉄各社の輸送人員は、テレワークの浸透など新たな生活様式への変化、不要不急な外出の自粛等の影響により、乗降客数も大きく減少しています。 また、令和3年8月にデルタ株による緊急事態宣言が発せられ、令和4年1月からはオミクロン株による感染が急速に広がるなど、新型コロナウイルスの収束が見えていない状況下での新たな生活様式の社会への浸透は、把握できない状況にあります。 将来の乗入台数の推計について 駅周辺における将来の自転車乗入台数は、通勤通学等を目的とした長時間駐輪の台数(通勤や通学等が中心となる平日11時点の乗り入れ台数)について推計を行います。 (1) 通勤通学を目的とした長時間の駐輪について 令和4年2月現在、新型コロナウイルスが日本国内で広がり収束が見えない中、令和4年度以降の社会活動の状況を見極めることが難しい状況です。放置自転車実態調査や区立駐輪場の利用状況などをみても、コロナ禍の影響を受けて不確実な状況であることから、駅周辺の自転車の乗入台数について将来の予測を計算上導くことは困難です。 そのため、通勤や通学等を目的とした長時間におよぶ駐輪については、図3のように、令和8年度に予定される中間見直しまでの暫定値として、「令和3年度調査における自転車の乗入台数」を推計値として位置付け、中間見直しに際し、新たな生活様式の状況と駐輪場利用や放置自転車の状況を改めて整理し、見直しを行ないます。 図3では、将来の乗入台数の推計イメージを示しています。 平成24年度から令和12年度までの乗入台数の推移です。 自転車の乗入台数は、 平成24年度は、40,219台。平成25年度は、42,312台。 平成26年度は、42,047台。平成27年度は、43,140台。 平成28年度は、42,463台。平成29年度は、42,405台。 平成30年度は、41,999台。令和元年度は、43,650台。 令和2年度は、36,274台です。 令和3年度から令和12年度までは、37,393台とし、令和3年度の乗入台数を暫定的に推計値として位置付けます。 各駅について、令和3年度の乗入台数を暫定的に推計値として位置付け、令和8年度を目途に中間見直し時に再推計を行います。 図3については、以上です。 4ページ 表2では、将来の乗入台数を示しています。 駐輪場整備台数に対して、自転車乗入台数推計値で示しています。 路線ごとの駅別で示しています。 はじめに、京王線についてです。 代田橋駅は、駐輪場整備台数219台に対して、自転車乗入台数推計値は98台。 以後、 明大前駅は、1,418台に対して、1,069台。 下高井戸駅は、553台に対して、230台。 桜上水駅は、2,051台に対して、1,178台。 上北沢駅は、200台に対して、227台。 八幡山駅は、1,414台に対して、653台。 芦花公園駅は、218台に対して、118台。 千歳烏山駅は、6,346台に対して、4,424台。 次に、井の頭線についてです。 池ノ上駅は、駐輪場整備台数120台に対して、自転車乗入台数推計値は53台。 以後、 新代田駅は、83台に対して、71台。 東松原駅は、68台に対して、74台。 次に、小田急線についてです。 東北沢駅は、駐輪場整備台数100台に対して、自転車乗入台数推計値は40台。 以後、 下北沢駅は、878台に対して、666台。 世田谷代田駅は、189台に対して、76台。 梅ヶ丘駅は、576台に対して、383台。 豪徳寺駅は、597台に対して、298台。 経堂駅は、4,397台に対して、3,406台 千歳船橋駅は、3,093台に対して、2,071台。 祖師ヶ谷大蔵駅は、3,371台に対して、2,294台。 成城学園前駅は、5,053台に対して、2,924台。 喜多見駅は、3,368台に対して、2,622台。 次に、田園都市線についてです。 池尻大橋駅は、駐輪場整備台数1,060台に対して、自転車乗入台数推計値は611台。 以後、 三軒茶屋駅は、3,275台に対して、2,502台。 駒沢大学駅は、892台に対して、808台。 桜新町駅は、2,688台に対して、1,981台。 用賀駅は、3,504台に対して、2,817台。 二子玉川駅は、6,469台に対して、3,669台。 次に、大井町線についてです。 自由が丘駅は、駐輪場整備台数673台に対して、自転車乗入台数推計値は450台。 以後、 九品仏駅は、139台に対して、79台。 尾山台駅は、526台に対して、549台。 等々力駅は、284台に対して、289台。 上野毛駅は、415台に対して、312台。 次に、目黒線についてです。 奥沢駅は、駐輪場整備台数200台に対して、自転車乗入台数推計値は124台。 最後に、世田谷線についてです。 西太子堂駅は、駐輪場整備台数0台に対して、自転車乗入台数推計値は1台。 以後、 若林駅は、0台に対して、8台。 松陰神社前駅は、0台に対して、6台。 世田谷駅は、60台に対して、67台。 上町駅は、183台に対して、97台。 宮の坂駅は、0台に対して、7台。 松原駅は、146台に対して、41台。 全駅では、駐輪場整備台数54,826台に対して、自転車乗入台数推計値は37,393台とし、令和3年度の乗入台数を暫定的に推計値として位置付けます。 表2については、以上です。 (2)今後の対応 民間も含めた駐輪場の収容可能台数は5万4千台分を超え、多くの駅で数の上では充足していますが、駐輪場の立地状況等により駅前には放置自転車が見られる状況です。 各駅における駐輪場の適正配置や自転車シェアリングの普及促進、大型自転車等への対応など、4章で示す施策の取り組みを進めます。今後、施策の取り組み状況を踏まえつつ、中間見直しを目途に、収容可能台数の余剰分に係る活用の検討や、民間シェアサイクルの実証実験を踏まえ、公共交通機関と自転車利用の利便性向上を含め、今後のコミュニティサイクル/レンタサイクルのあり方について検討します。 なお、駅周辺における将来の自転車乗入台数については、自転車駐輪環境の整備を検討する際の基礎数値となりますが、鉄道事業者との協議等も含め、具体的な検討にあたっては、駐輪場の立地や利用状況、令和4年度以降の放置自転車実態調査の結果など、駅周辺の自転車利用の課題と実態を十分に踏まえながら検討することとします。 夕方の放置自転車について 夕方の買い物等を目的とした自転車は、駐輪場が空いたとしても、目的地付近の道路上にとめてしまう傾向があります。特に、駅周辺における夕方の放置自転車対策は課題となっていることから、夕方の放置自転車の状況の把握を行います。 (1) 買い物等を目的とした夕方の放置自転車の算出について 令和元年度の夕方の買い物等を目的とした放置自転車調査において、区内15駅の放置自転車の状況を調査した結果、夕方ピークの放置自転車の台数は11時の時点の概ね2倍であり、未調査の駅については、この傾向を区内各駅に適用します。 5ページ なお、コロナ禍において、外食を控え、家庭内の食事が増える傾向にある等、夕方の買い物を主とする購買活動(自転車利用)への大きな影響は見受けられず、商店街への移動手段も変わらないと推測されます。しかしながら、令和3年度の11時台の実態調査では、放置自転車台数が大きく減っています。このことから、新型コロナウイルスの影響のなかった令和元年度の調査結果を利用し、目安値を算出します。 表3では、夕方の放置自転車台数(目安値)を示しています。 路線ごとの駅別で示しています。 はじめに、京王線についてです。 代田橋駅は、夕方放置自転車目安値50台。 以後、 明大前駅は、50台。 下高井戸駅は、110台。 桜上水駅は、50台。 上北沢駅は、70台。 八幡山駅は、50台。 芦花公園駅は、20台。 千歳烏山駅は、570台。 次に、井の頭線についてです。 池ノ上駅は、夕方放置自転車目安値10台。 以後、 新代田駅は、10台。 東松原駅は、0台。 次に、小田急線についてです。 東北沢駅は、夕方放置自転車目安値10台。 以後、 下北沢駅は、550台。 世田谷代田駅は、0台。 梅ヶ丘駅は、130台。 豪徳寺駅は、40台。 経堂駅は、70台。 千歳船橋駅は、100台。 祖師ヶ谷大蔵駅は、20台。 成城学園前駅は、20台。 喜多見駅は、100台。 次に、田園都市線についてです。 池尻大橋駅は、夕方放置自転車目安値40台。 以後、 三軒茶屋駅は、450台。 駒沢大学駅は、120台。 桜新町駅は、130台。 用賀駅は、200台。 二子玉川駅は、70台。 次に、大井町線についてです。 自由が丘駅は、夕方放置自転車目安値90台。 以後、 九品仏駅は、10台。 尾山台駅は、90台。 等々力駅は、40台。 上野毛駅は、30台。 次に、目黒線についてです。 奥沢駅は、夕方放置自転車目安値70台。 最後に、世田谷線についてです。 西太子堂駅は、夕方放置自転車目安値なし。 以後、 若林駅は、20台。 松陰神社前駅は、10台。 世田谷駅は、20台。 上町駅は、30台。 宮の坂駅は、10台。 松原駅は、なし。 なお、下北沢については、放置自転車台数と実駐輪台数の合計が、平日よりも休日の方が多いため、令和3年10月における休日夕方の実数を使用します。 表3については、以上です。 (2)今後の対応 各駅の自転車利用の特性や駐輪場の立地状況等も踏まえながら、大規模店舗等附置義務駐輪場の整備誘導、多様な手法を用いた放置自転車防止への取り組みなども含め、4章で示す施策の取り組みを進めます。 中間見直しにむけて 引き続き、夕方の放置自転車の状況を含む自転車利用の実態、鉄道の乗降客数の推移、コロナ禍における新たな生活様式の定着及び通勤時の事業所までの自転車利用の状況、シェアサイクルの普及状況等に注視しながら、令和8年度に予定する「世田谷区自転車活用推進計画及び自転車等の利用に関する総合計画」の中間見直し時において、改めて将来の自転車乗入台数を推計し、4章の4.4(2)計画の見直しの考え方に沿って施策・計画の見直しを行ってまいります。 編集・発行は、世田谷区土木部交通安全自転車課です。 郵便番号158−0094です。 住所は、東京都世田谷区玉川1丁目20番1号です。 電話番号は、03−6432−7966です。 ファックス番号は、03−6432−7996です。 ホームページのリンク先は、https://www.city.setagaya.lg.jp/です。 発行日は、令和4年7月です。 広報印刷物登録番号は、ナンバー2091です。