6から7ページ 6から7ページに、4コマ漫画1点を掲載しています。 駐車場の使い方について せたっち:車椅子使用者用駐車スペースにある白い斜線って何のためにあるの?  車椅子使用者は自動車のドアを全開にした状態で車や車椅子に乗り移るため、広いスペースが必要になります。そのため、普通の駐車スペースよりも広く整備されており、乗り降りする時に必要なスペースに白い斜線が表示されています。  この白い斜線の部分にものを置いたり、他の車が駐車してしまうと、車椅子使用者が利用できません。  また、車椅子使用者用駐車スペースには国際シンボルマーク(車椅子マーク)が表示されています。 4コマ漫画:車椅子使用者の使い方の例 1 ドアを全開にして、運転席に接近する。 2 腕の力を使って、運転席に乗り移る。 3 車椅子をたたみ、引き上げる。 4 助手席の後ろに収納する。 あると便利なものはあるの?  車椅子使用者は乗降する間、傘がさせないため、屋根を設けると雨の時でも濡れずに利用することができます。 どうして入り口の近くにあるの?  車椅子使用者用駐車スペースを利用する人は移動が困難な場合が多いため、建物の出入口の近くに設置されています。 コラム 思いやり駐車スペース  車椅子使用者用駐車スペースとは異なる駐車スペースです。車椅子使用者だけでなく、高齢者や妊娠中の人、乳児を連れている人が利用しやすいように、少し幅が広い駐車スペースです。 7ページ 7ページに、イラストを3点掲載しています。 外見からは分からない、さまざまな人のニーズ  まちの中には内部障害や難病の人などがいます。体力が無かったり、時には具合が悪いことがあり、元気そうに見えても、優先席などを利用したい時もあります。また、医療機器を使っている人もおり、それぞれが必要な設備を利用しています。 イラスト1:電車の優先席に妊婦、おじいさん、若い人の3人が座っている。優先席の近くに荷物をもって立っているおばあさんが、若い人をにらんでいる。 若い人の心の声:具合が悪くて優先席に座ってるけど、「若い者は立て!」と注意されるといやだな。 イラスト2:デパートのエレベーターの前に人が並んでいる。国際シンボルマーク(車椅子マーク)、ベビーカーマーク、高齢者のマークが貼られた優先エレベーターの前は比較的空いていて、松葉杖の人とベビーカーを押す男性がエレベーターを待っている。外見からはわからない事情がある人が優先エレベーターに近づいている。 外見からはわからない事情がある人:優先エレベーターに乗って良いかな? イラスト3:車椅子使用者用トイレから男性が出てきて、待っていた車いす使用者と目が合う場面。 男性の心の声:あ、待っている人がいた。 車いす使用者の心の声:なんだ…。車椅子の人じゃないじゃん。 病気など、何らかの事情がある人がいます。「この人は使うべきではない」と決めつけないようにしましょう。 1