次に7ページです。7ページには、道路・公園のUDに関すること が載っています。 ・せたっちの説明 建物と併せて、道路や公園の工夫がまち全体の魅力につながります。 まず、座れるスペースのUD事例です。 ・写真 駅前にある案内板近くに設置してあるベンチ(うめがおか駅北口) ・妊婦さんの意見 散歩や買い物の途中でひと休みしたい時に便利ね。 ・UD専門家の説明 設置場所は、目の不自由な人など、すべての歩行者の通行に支障とならない所にすることが大切。 次に、スロープのUD事例です。 ・写真 公園にあるすこし高い位置の休憩スペース。階段でもスロープでも行くことができる。(きゅうでんみずなし公園) ・車いすを使用している方の意見 車いすやベビーカーで利用できるね。スロープの幅が140センチメートル以上なら、車いすと歩行者がすれ違えるよ。 ・UD専門家の説明 スロープは、階段などのメインルートのそばに設置し、利用者が選べるようにすること。 次に、車などの進入防止のUD事例です。 ・写真 公園の出入口に、二輪車進入防止の柵がある。柵には二段手すりも付いていて、半円形にカーブした形で人を通すようになっており、     自転車やバイクは通れないが、車いす使用者やベビーカーは通ることができる。 ・ベビーカーを押すお母さんの意見 自動車やバイクなどの進入防止は、歩行者に優しい空間になるわね。 ・UD専門家の説明 車止めの柵を設置する場合、車いす使用者の通行ルートや、有効幅員1.2メートル以上を確保すること。 次に、電線類の地中化のUD事例です。 ・写真 電線や電信柱がなく、すっきりとした町並みの様子です。隠れUD、おしゃれUD のアイコンが付いています。 ・お年寄りの意見 標識が何本も乱立せず最小限のポールだと、すっきりした景観だね。 ・UD専門家の説明 道路や歩道のスペースをより広くとれ、歩行者や自動車運転手にとって視覚的な妨げが無くなる。災害時のリスクも減少。 次に、細めのグレーチングのUD事例です。 ・写真 歩道と車道の境界にある溝にふたをする細い目のグレーチング。隠れUD のアイコンが付いています。 ・お年寄りの意見 杖の先やハイヒールのかかとなどが、落ちないので安心だね。 次に、道路のスムーズな接続のUD事例です。 ・写真のみ 既存の道路と、新しく開発された道路との境界が、スムーズな段差でつながっている様子。 ・UD専門家の説明 開発等で新設する道路と、既存道路との接続部の段差は2センチメートルにおさえる。隅切りもスムーズなすり合わせが必要。