次に6ページです。6ページには、案内サイン に関することが載っています。 ・せたっちの説明 建物内の設備や行きたい場所への経路が分かると利用しやすくなります。 サインをより多くの人に、分かりやすく伝える工夫も考えましょう。 まず、視覚サインのUD事例です。 ・写真 施設の壁に掲示してある、フロアの案内図。色分けされて分かりやすい地図。 ・写真 トイレの入口に掲示してある、ピクトサイン(イラストで分かりやすく表現したサイン)。     車いす、赤ん坊、お年寄りなどのサインがあり、様々な人が使えるトイレであることを示している。 ・写真 公共施設内の柱にある案内サイン。日本語、英語、点字で、施設内に何があるかを表示している。     様々な人に伝えることができ、柱の各面にサインがあるので、どの方向からも情報を得られる。(きたみ複合施設) ・お年寄りの意見 トイレの出入口には、サインを付けて欲しい。必要な設備のある個室に行きたいからね。 ・聴覚障害者の意見 表示内容が多すぎてもかえって分かりにくい。大事な情報に絞ることも大切ね。 ・子どもの意見 フロアの案内図ははっきりとした色や線で作られていると、とっても分かりやすいよ! ・UD専門家の説明 黒地に白の文字は、ハレーションを起こしにくく、陽光や照明が反射する所でも見やすい。 次に、音声案内のUD事例です。 ・写真 駅の構内にある、音声・点字でも情報を提供している案内板(ちとせからすやま駅) ・写真 駅構内にあるインターホン。駅員を呼び出すことができる。 ・写真 ショッピング施設のインターホン。係員を呼び出すことができる。 ・写真 公園トイレにある、音声案内装置。 ・視覚障害者の意見 音声案内は、長過ぎても覚えきれない。係員と話のできるインターホンがあると、安心できるなあ。 ・UD専門家の説明 文字や図だけでなく、耳で聞き取る音声案内も有効です。複数の方法で情報を伝えることがUDにつながる。