次に8ページです。 8ページには、トイレの場面が載っています。 8ページ右上では、せたっちが 「いちろうさんがトイレに行くよ。ちゃんと使えるかな。年をとるとトイレにも助けが必要になるし、わしの将来も考えてトイレを広くしようかな。」と言っています。 8ページ中央のイラストでは、改修前のトイレと改修後のトイレの2つのイラストが書かれています。改修後のトイレは、改修前より幅が広がっています。 イラストの周囲でせたっち、せたっちの奥さん、いちろうさんがそれぞれ話しています。 せたっちは「壁の位置を変えられるようにしておいて良かった。介助のスペースにもなるね。」と言っています。 せたっちの奥さんは「トイレで、立ったり座ったりするとき手すりがあると楽だわあ。」と言っています。 いちろうさんは「車いすで使えるように出入口も部屋も広くなったね。」と言っています。 8ページ下部には、トイレにおける家づくりのヒントが書かれています。 ニーズの変化 という視点ではトイレの広さについて説明されています。 将来広くしたいときに壁の位置を変えられるようにしておくといいね。たとえば構造上、取り外し可能な壁にするなど。 最初から広くして洗面器や棚を作り、将来はそれらを取り払って広くする方法もあるね。と書かれています。 安全・安心 と言う視点では、手すりを付けて安全に。緊急時の対応。と2つの項目で説明されています。 手すりを付けて安全 については、便座の立ち座りのために手すりを付けると安心だね。と書かれています。 緊急時 の対応については、 緊急時を知らせる呼び出しボタンなどがあると安心だね。部屋との温度差が小さいと体への負担が少ないね。と書かれています。 次に9ページです。 9ページには、洗面・脱衣室の場面が載っています。 9ページ右上では、せたっちが「そういえば最近、おばあさんが立ったまま顔を洗うのが大変だって言っていたなあ。そろそろ洗面台を取り替えようかな。」と言っています。 9ページ中央のイラストでは、せたっちの奥さんが洗面台の前でつらそうにしていて、いすに座って顔が洗える洗面台を想像しています。 想像の中でせたっちの奥さんは「いすに座って楽に顔が洗えるわ。」と言っています。 9ページ下部には、洗面・脱衣室での家づくりのヒントが書かれています。 ニーズの変化 という視点では、洗面台の取替えについて説明されています。 将来洗面台を取り替えやすいように床下の配管工事がしやすい工夫があるといいね。台の高さが変えられる洗面台の製品もあるよ。と書いてあります。 快適 という視点では、使いやすい洗面台について説明されています。 足元が空いているといすに座りながら洗面が出来るね。水栓はシングルレバーなど操作しやすく温度調節が楽に出来るものがいいね。と書かれています。 安全・安心 という視点では、寒さへの対応について、服を脱いだときに急に寒くならないように暖房があるといいね。と説明してあります。