資料編 1。世田谷区の人口等の概況 1−1。人口の推移 世田谷区の人口は、1990年代には減少傾向にあったものの、1995年(平成7)年を境に再び増加に転じ、2015(平成27)年1月1日現在の人口は858,639人(日本人のみ)である。(外国人を含む人口は、874,332人) 世田谷区の人口の推移(各年1月1日現在) 1980年(昭和55年)世帯数318623世帯、人口総数770818人、外国人登録人数6241人 1985年(昭和60年)世帯数342460世帯、人口総数783724人、外国人登録人数7532人 1990年(平成2年)世帯数356314世帯、人口総数776385人、外国人登録人数10412人 1995年(平成7年)世帯数364208世帯、人口総数762007人、外国人登録人数13752人 2000年(平成12年)世帯数388875世帯、人口総数779974人、外国人登録人数13586人 2005年(平成17年)世帯数412980世帯、人口総数804730人、外国人登録人数14587人 2010年(平成22年)世帯数432941世帯、人口総数831654人、外国人登録人数16298人 2015年(平成27年)世帯数443107世帯、人口総数858639人、外国人登録人数15693人 ※住民基本台帳のデータを使用。世帯数、人口は日本人のみの数値。 出典:世田谷区統計書。平成27年は世田谷区ホームページを参照。 1−2。年齢別人口の推移 総人口中の年少人口・生産年齢人口・老年人口の構成比(各年1月1日現在) 1980年(昭和55年)年少人口19.3%、生産年齢人口72.4%、高齢者人口8.4% 1985年(昭和60年)年少人口16.5%、生産年齢人口74.1%、高齢者人口9.4% 1990年(平成2年)年少人口13.4%、生産年齢人口75.6%、高齢者人口11.0% 1995年(平成7年)年少人口11.5%、生産年齢人口75.0%、高齢者人口13.5% 2000年(平成12年)年少人口10.8%、生産年齢人口73.7%、高齢者人口15.5% 2005年(平成17年)年少人口10.8%、生産年齢人口72.2%、高齢者人口17.0% 2010年(平成22年)年少人口11.2%、生産年齢人口70.3%、高齢者人口18.5% 2015年(平成27年)年少人口11.8%、生産年齢人口68.0%、高齢者人口20.2% ※住民基本台帳のデータを使用。人口は日本人のみの数値。  年少人口=0〜14歳、生産年齢人口=15〜64歳、老年人口=65歳以上。  出典:世田谷区保健福祉総合事業概要統計編。平成27年は世田谷区ホームページを参照。 1−3。障害者の状況 障害者の推移(各年4月1日現在) ※障害者数総数=身体障害者手帳所持者+愛の手帳所持者(身体障害者手帳との重複者は除く)+難病(小児慢性疾患は除く) 1998年(平成10年)総人口772352人、障害者数総数20249人、構成比2.6% 2003年(平成15年)総人口795328人、障害者数総数22672人、構成比2.9% 2008年(平成20年)総人口825782人、障害者数総数25893人、構成比3.1% 2009年(平成21年)総人口830103人、障害者数総数26757人、構成比3.2% 2010年(平成22年)総人口831654人、障害者数総数27482人、構成比3.3% 2011年(平成23年)総人口835819人、障害者数総数28358人、構成比3.4% 2012年(平成24年)総人口840522人、障害者数総数29259人、構成比3.5% 2013年(平成25年)総人口845922人、障害者数総数30293人、構成比3.6% 2014年(平成26年)総人口852707人、障害者数総数30535人、構成比3.6% ※身体障害者手帳範囲拡大 平成22年度肝臓機能障害 出典:世田谷区保健福祉総合事業概要統計編 1−4。児童の状況 児童人口の推移 1998年(平成10年)総人口772352人、児童人口105093人 2003年(平成15年)総人口795328人、児童人口103332人 2008年(平成20年)総人口825782人、児童人口107661人 2009年(平成21年)総人口830103人、児童人口109154人 2010年(平成22年)総人口831654人、児童人口110806人 2011年(平成23年)総人口835819人、児童人口112622人 2012年(平成24年)総人口840522人、児童人口114222人 2013年(平成25年)総人口845922人、児童人口115826人 2014年(平成26年)総人口852707人、児童人口117745人 出典:世田谷区保健福祉総合事業概要統計編(平成26年度版) 2。世田谷区の福祉のまちづくりの動向と主な取り組み 2−1。世田谷区の福祉のまちづくりの動向(一部抜粋) 国内の主な動きとして、1974年(昭和29年)に町田市が「建築物等に関する福祉環境整備要綱」を策定。 1981年(昭和56年)国際障害者年。 世田谷区の主な動きとして、1982年「福祉のまちづくりのための施設整備要綱」を策定。 世田谷区において初の整備基準。建築主等へ福祉のまちづくりの整備目標を示した。 国内の主な動きとして、1994年(平成6年)にハートビル法が、1995年に東京都が「福祉のまちづくり条例」を施行。 世田谷区は1995年に「福祉のいえ・まち推進条例」を施行。 国内の主な動きとして、2006年(平成18年)に「バリアフリー法」施行、東京都が「建築物バリアフリー条例」を改正。 世田谷区は2007年に「世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例・施行規則」を施行(「福祉のいえ・まち推進条例」を廃止) 国内の主な動きとして、2014年(平成26年)に東京都が「推進計画(平成26年度〜平成30年度)〜ユニバーサルデザインの先進都市東京をめざして〜」を策定。 世田谷区は2015年に「ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)」を策定。世田谷UDスタイル発行。 2−2。世田谷区の福祉のまちづくりに関する主な取り組み(年表)1975年から2015年まで。 1975年(昭和50年) 世田谷区行政。区長公選。 1976年(昭和51年) 世田谷区UD。第1回雑居まつり(以後毎年1回)。 1977年(昭和52年) 世田谷区行政。上野毛4丁目福寿荘開設。 1978年(昭和53年) 世田谷区行政。世田谷区基本構想策定。 1979年(昭和54年) 世田谷区行政。世田谷区基本計画策定。7月、羽根木プレイパーク設置。 世田谷区UD。9月、障害者用リフトバス運行開始。 国等の動き。7月、国際児童年。 1980年(昭和55年) 世田谷区行政。5月、都市美委員会発足。 1981年(昭和56年) 世田谷区行政。10月、都市美委員会活動報告「公用施設の改善に関する提言」 世田谷区UD。10月、世田谷区福祉・安全設計指針調査。10月、世田谷区でミニハンディキャブ運行開始。 1982年(昭和57年) 世田谷区行政。4月、都市デザイン室発足。6月、世田谷区街づくり条例制定。 世田谷区UD。4月、福祉のまちづくりのための施設整備要綱制定。 国等の動き。8月、「老人保健法」成立。 1983年(昭和58年) 世田谷区行政。4月、世田谷区基本計画の調整計画策定「ふれあいのあるまちづくり」が重点施策のひとつに位置づけられる。10月、公共建築員会発足。 世田谷区UD。5月、「ふれあいのあるまちづくり」研究員会設置。 1984年(昭和59年) 世田谷区UD。3月、ヒューマン施設叢書「公共施設は安全か」発行。11月、「ふれあいのあるまちづくり」定例会開始。 1985年(昭和60年) 世田谷区行政。5月、都市整備方針策定・高齢者センター「新樹苑」開設。 世田谷区UD。1月から5月、梅丘中学校前ふれあい通りの基本設計+定例会。9月、「まちで電話をかけるには」実物大模型で公開実験(協力NTT)。 1986年(昭和61年) 世田谷区行政。3月、「世田谷区住宅白書」発行。 世田谷区UD。4月、ふれあい通り(梅丘中学校前第1期工事)完成。 1987年(昭和62年) 世田谷区行政。4月、新基本計画スタート。 国等の動き。6月、「障害者雇用促進法」改正。 1988年(昭和63年) 世田谷区行政。4月、まちづくりリレーイベント開始。10月、せたがやふれあい公社設立。 世田谷区UD。3月、世田谷区福祉施設送迎バス運行研究調査。9月、高齢者住宅設計指針。 国等の動き。4月、「東京都における福祉のまちづくり整備指針」施行。 1989年(平成元年) 世田谷区行政。4月、「東京都における福祉のまちづくり整備指針」施行。 世田谷区UD。2月、リレーイベント「やさしいまちって何だろう」開催(1994まで毎年開催)。 1990年(平成2年) 世田谷区行政。3月、世田谷区住宅条例制定。 世田谷区UD。「やさしいまちづくりデザインノート」作業部会開始。4月、希望ケ丘団地内にLSA付き高齢者向け住宅を開設。10月、ふれんどバス運行開始。 1991年(平成3年) 世田谷区行政。4月、地域行政スタート(5総合支所)。4月、環境配慮指針策定。 世田谷区UD。8月、「やさしいまちづくりデザインノート@だれもが楽しく暮らすために」発行。 1992年(平成4年) 世田谷区行政。4月、世田谷まちづくりセンター設立。 世田谷区UD。3月、世田谷区福祉整備調査(公共施設の福祉整備の現状)。9月、やさしいまちづくりアクセスマップ製作委員会、まちづくりコンペ助成を受ける。 国等の動き。4月、「アジア太平洋障害者の10年(1993〜2002)」決議。 1993年(平成5年) 世田谷区行政。6月、世田谷まちづくりファンド助成開始。 世田谷区UD。3月、「やさしいまちづくりデザインノートC道路編、D公園編、E建築編」発行。4月、世田谷区やさしいまちづくりのための施設整備要綱制定。1993年から94年、やさしいまちづくりの視点からみた世田谷区内の駅施設基礎調査。 国等の動き。5月、「東京都における加齢対応型住宅の建設指針」。6月、「東京都建築安全条例」改正施行(福祉のまちづくりに対応した建築物の整備)。11月、「障害者基本法」成立。 1994年(平成6年) 世田谷区行政。9月、世田谷区基本構想策定。 国等の動き。3月、公共交通ターミナル施設整備ガイドライン。6月、生活福祉空間づくり大綱(建設省)、「ハートビル法」成立。7月、「地域保健法」改正。 1995年(平成7年) 世田谷区行政。3月、世田谷区基本計画、実施計画策定。4月、新都市整備方針策定。4月、特別養護老人ホーム「芦花ホーム」開設。6月、せたがやノーマライゼーションプラン策定。 世田谷区UD。7月、世田谷福祉のまちづくりネットワーク(27団体)結成(世田谷区まちづくりファンド助成決定)。11月、世田谷区福祉のいえ・まち推進条例制定。12月、同条例施行。 国等の動き。3月、「東京都福祉のまちづくり条例」制定。「新ゴールドプラン」実施。6月、長寿社会対応住宅設計指針(建設省)。 1996年(平成8年) 世田谷区行政。3月、世田谷区地域保健福祉推進条例制定。 世田谷区UD。3月、「やさしいまちづくりデザインノートF公共交通編」発行。5月、福祉的環境整備審議会発足。世田谷福祉のまちづくりネットワークが「まちづくりプレゼンツ'96」主催。6月、福祉まちづくり学校。12月、福祉的環境整備審議会答申(整備基準)。 1997年(平成9年) 世田谷区行政。4月、福祉のいえ・まち係発足(条例に基づく届出窓口)。9月、地域保健福祉審議会答申(世田谷・地域保健福祉社会の構築)。 世田谷区UD。3月、条例に基づく整備基準策定。4月、条例に基づく届出制度開始。6月、福祉まちづくり学校。 国等の動き。12月、「介護保険法」成立。 1998年(平成10年) 世田谷区行政。7月、まちづくりネットワークフォーラム「ブリッジせたがや」開催。 世田谷区UD。5月、福祉的環境整備審議会答申(推進計画)7月、福祉まちづくり学校。12月、福祉的環境整備審議会答申(推進地区)。 国等の動き。1月、ハートフル東京推進プラン(東京都福祉のまちづくり推進計画)。3月、NPO法(特定非営利活動促進法)成立。12月、「ユニバーサルデザインに関する国際ワークショップ」(横浜)。 1999年(平成11年) 世田谷区行政。4月、都市環境課発足。各総合支所に建築指導課を設置(条例に基づく届出は各総合支所の街づくり課で実施)。 世田谷区UD。4月、福祉的環境整備推進計画策定及び推進地区の指定。7月、世田谷線リフト付き新型車両導入。 2000年(平成12年) 世田谷区行政。3月、基本計画(調整計画)、実施計画、行財政改善推進計画策定。 世田谷区UD。3月、各推進地区の整備計画策定、成城6丁目イチョウ並木通りバリアフリー工事。12月、福祉のいえ・まち推進条例の一部改正。 国等の動き。11月、交通バリアフリー法施行。 2001年(平成13年) 世田谷区行政。3月、せたがやノーマライゼーションプラン改定。 国等の動き。1月、「障害者施策推進本部」設置(内閣府)。8月、「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン」(国交省)9月、「視覚障害者誘導用ブロック等の突起の形状・寸法及びその配列」(JIS T 9251:2001)。12月、「新しい高齢社会対策大綱」(内閣府)。 2002年(平成14年) 国等の動き。3月、「案内用図記号」(JIS Z 8210:2002)。5月、「アジア太平洋障害者の10年(2003〜2012)」延長決議。10月、「身体障害者補助犬法」施行(厚労省)。12月、「新障害者プラン」策定(内閣府)。 2003年(平成15年) 世田谷区行政。1月、世田谷区地域保健福祉審議会答申(世田谷区高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の改定について)。3月、世田谷区高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画改定。 世田谷区UD。3月、せたがやまちづくりぶっく「やさしいまちづくり」事例編 発行。 国等の動き。1月、「道路の移動円滑化整備ガイドライン」(国交省)。4月、「改正ハートビル法」施行(国交省)。4月、「障害者支援費制度」施行(厚労省)。4月、「浜松市ユニバーサルデザイン条例」施行(浜松市)。 2004年(平成16年) 世田谷区UD。6月、東京都福祉のまちづくり「特区」モデル事業選定(松陰神社通り商店街)。12月、東京都福祉のまちづくり功労者に対する知事感謝状受賞(烏山ネット・わぁーく・ショップ)。 国等の動き。6月、バリアフリー化推進要綱(内閣府)。6月、「障害者基本法改正」(内閣府)。6月、「高齢者・障害者配慮設計指針―情報通信における機器、ソフトウェア及びサービスー第3部:ウェブコンテンツ」(JIS X 8341-3:2004)。7月、「東京都 高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例(ハートビル条例)」施行(国内最初のハートビル条例)。 2005年(平成17年) 世田谷区行政。3月、世田谷区基本計画(平成17〜26年)・世田谷区実施計画(平成17〜19年)策定。7月、世田谷区地域保健福祉審議会答申(せたがやノーマライゼーションプランの策定について)。12月、世田谷区地域保健福祉審議会答申(世田谷区高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の改定について)。 世田谷区UD。1月、福祉的環境整備審議会答申(福祉のいえ・まち推進条例のありかたについて)。 6月、福祉のいえ・まち推進条例改正(ハートビル法に基づく条項を付加)、梅ヶ丘駅周辺案内板づくり(ワークショップ)。 国等の動き。7月、「ユニバーサルデザイン政策大綱」(国交省)。 2006年(平成18年) 世田谷区行政。3月、せたがやノーマライゼーションプランー世田谷。3月、世田谷区高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画(第3期)策定。4月、地域整備課発足(条例に基づく届出は地域整備課で実施)。 世田谷区UD。3月、視覚情報のユニバーサルデザインガイドライン策定。4月、福祉のいえ・まち推進条例・施行規則施行。12月、「まちづくりセミナー ユニバーサルデザインのまちづくり」開催。12月、福祉のいえ・まち推進条例・施行規則改正(バリアフリー法等の改正による)。12月、東京都福祉のまちづくり功労者に対する知事感謝状受賞(経堂商店街振興組合)。 国等の動き。3月、「高齢者・障害者配慮設計指針―点字の表示原則及び点字表示方法―公共施設。設備」(JIS T 0921:2006)。4月、「障害者自立支援法」制定(厚労省)。12月、「バリアフリー法」施行(国交省)。12月、「東京都 高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例(建築物バリアフリー条例)」改正。 2007年(平成19年) 世田谷区行政。3月、第1期世田谷区障害福祉計画策定。 世田谷区UD。2月、世田谷区ユニバーサルデザイン推進大綱。4月、世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例施行[福祉のいえ・まち推進条例は廃止]。4月、世田谷区高齢者、障害者等が安全で安心して利用しやすい建築物に関する条例(世田谷区バリアフリー建築条例) 施行。 国等の動き。3月、「高齢者・障害者配慮設計指針―触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法」(JIS T 0922:2007)。3月、「高齢者・障害者配慮設計指針―公共トイレにおける便房内操作部の形状、色、配置及び器具の配置」(JIS S 0026:2007)。7月、「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン」改訂(国交省)。 2008年(平成20年) 世田谷区行政。3月、世田谷区実施計画・世田谷区行政経営改革計画(平成20〜23年)策定。11月、世田谷区地域保健福祉審議会答申(世田谷区高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の改定について)。 世田谷区UD。10月、ユニバーサルデザイン普及・啓発キャラクター「せたっち」が区民ワークショップの中で提案される。12月、ユニバーサルデザイン環境整備審議会答申(ユニバーサルデザイン推進計画、整備基準及び集合住宅整備基準の考え方について)。 国等の動き。2月、「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」改訂(国交省)。2月、「道路の移動等円滑化整備ガイドライン」改訂(国交省)。2月、「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」改訂(国交省)。3月、「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」施行(内閣府)。 2009年(平成21年) 世田谷区行政。3月、第4期世田谷区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定。3月、第2期世田谷区障害福祉計画策定。 世田谷区UD。3月、ユニバーサルデザインハンドブック「ユニバーサルデザインって何だろう?」発行。3月、世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画策定。9月、世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例・施工規則改正。整備基準のレベルアップを図る(整備基準と遵守基準を設ける)。 2010年(平成22年) 世田谷区UD。3月、できることからやってみよう「だれもが楽しめるイベントにしよう!!」発行。 2011年(平成23年) 世田谷区UD。3月、「みんなが嬉しくなるお店〜ユニバーサルデザインの工夫〜」発行。3月、千歳烏山駅周辺を身近な推進地区に指定(平成25年度まで)。 国等の動き。3月、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」に基づく「移動等円滑化の促進に関する基本方針」の改正。 2012年(平成24年) 世田谷区行政。3月、第5期世田谷区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定。3月、第3期世田谷区障害福祉計画策定。3月、世田谷区実施計画(平成24年度〜平成25年度)。 世田谷区UD。3月、「いつまでも快適に暮らせる家づくりのヒント〜ユニバーサルデザインの家づくり〜」発行。 国等の動き。12月、「都道における道路構造の技術的基準に関する条例」制定。 2013年(平成25年) 世田谷区行政。3月、「世田谷区道路の構造の技術的基準に関する条例」制定。4月、都市デザイン課発足(条例に基づく届出は都市デザイン課で実施)。 世田谷区UD。3月、「魅力ある施設のために〜心づかいと工夫で だれでも・自由に 使いやすく〜」発行。ユニバーサルデザインハンドブック英語版「What is Universal Design?」発行。12月、東京都福祉のまちづくり功労者に対する知事感謝状受賞(NPO法人せたがや子育てネット)。 国等の動き。3月、「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」改訂(国交省)。6月、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律制定・一部施行(2016年全体施行)。6月、「バリアフリー整備ガイドライン 旅客施設編」改訂(国交省)。9月、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」決定。 2014年(平成26年) 世田谷区行政。3月、世田谷区基本計画(平成26年度〜平成35年度)策定。3月、世田谷区新実施計画(平成26年度〜平成29年度)。4月、世田谷区都市整備方針策定。 世田谷区UD。6月、区立施設における音声誘導装置の整備に関するガイドライン策定。 国等の動き。3月、「東京都福祉のまちづくり推進計画(平成26年度〜平成30年度)〜ユニバーサルデザインの先進都市東京をめざして〜」策定。5月、高齢者・障害者配慮設計指針−公共空間に設置する移動支援用音案内(JIS T 0902:2014)。 2015年(平成27年) 世田谷区行政。3月、せたがやノーマライゼーションプラン(世田谷区障害者計画)・第4期世田谷区障害福祉計画策定。3月、「第6期世田谷区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定。 世田谷区UD。3月、ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)策定。3月、「世田谷UDスタイル」発行。3月、ユニバーサルデザイン普及啓発キャラクター「せたっち」の利用許諾を世田谷区がイラストレーターより取得。 3。世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例に基づく届出と適合状況 3−1。世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例(世田谷区福祉のいえ・まち推進条例を含む)に基づく届出と適合状況 届出の推移 ※届出数は変更届を含みます。 平成12年度、建築物70件、集合住宅91件、計161件。 平成13年度、建築物70件、集合住宅120件、計190件。 平成14年度、建築物81件、集合住宅142件、計223件。 平成15年度、建築物77件、集合住宅97件、計174件。 平成16年度、建築物102件、集合住宅91件、計193件。 平成17年度、建築物73件、集合住宅103件、計176件。 平成18年度、建築物157件、集合住宅122件、計279件。 平成19年度、建築物138件、集合住宅122件、計260件。 平成20年度、建築物130件、集合住宅95件、計225件。 平成21年度、建築物131件、集合住宅74件、計205件。 平成22年度、建築物161件、集合住宅74件、計235件。 平成23年度、建築物185件、集合住宅115件、計300件。 平成24年度、建築物207件、集合住宅92件、計299件。 平成25年度、建築物241件、集合住宅75件、計316件。 完了届・適合数の推移 ※完了届出数は各年度の届出数とは一致しません。 これは届出から半年から1年程度で建設行為が完了することによります。 なお、平成22年度より適合数が減少していますが、これは条例改正(基準の強化)によるものです。 平成12年度、完了届出総数84件、適合総数25件。 平成13年度、完了届出総数70件、適合総数42件。 平成14年度、完了届出総数88件、適合総数15件。 平成15年度、完了届出総数123件、適合総数25件。 平成16年度、完了届出総数145件、適合総数13件。 平成17年度、完了届出総数106件、適合総数19件。 平成18年度、完了届出総数106件、適合総数24件。 平成19年度、完了届出総数140件、適合総数46件。 平成20年度、完了届出総数141件、適合総数64件。 平成21年度、完了届出総数154件、適合総数76件。 平成22年度、完了届出総数173件、適合総数24件。 平成23年度、完了届出総数148件、適合総数14件。 平成24年度、完了届出総数186件、適合総数14件。 平成25年度、完了届出総数191件、適合総数16件。 3−2。建築確認申請取り扱い総数(世田谷区) ※世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例対象の建築物だけではなく、戸建住宅等を含む区、都、民間に申請のあった確認申請の総数です。 平成12年度、3848件。 平成13年度、3889件。 平成14年度、3894件。 平成15年度、4079件。 平成16年度、3947件。 平成17年度、3937件。 平成18年度、3674件。 平成19年度、3209件。 平成20年度、3242件。 平成21年度、3255件。 平成22年度、3783件。 平成23年度、3567件。 平成24年度、3817件。 平成25年度、4072件。 4。ユニバーサルデザイン推進計画の検討過程 4−1。世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)検討体制 区長が「世田谷区ユニバーサルデザイン環境整備審議会」へ諮問し、「世田谷区ユニバーサルデザイン環境整備審議会」が答申します。 4−2。世田谷区ユニバーサルデザイン環境整備審議会 委員名簿(平成27年3月現在) 学識経験者 会長、山田 稔(茨城大学教授) 副会長、八藤後 猛(日本大学教授) 川端 基彦(弁護士) 窪田 亜矢(東京大学大学院准教授) 齋藤 啓子(武蔵野美術大学教授) 長谷川 万由美(宇都宮大学教授) 区民代表 明石 眞弓(特定非営利活動法人せたがや子育てネット) 浅見 豊美(公募区民) 大竹 博(特定非営利活動法人世田谷区視力障害者福祉協会) 荻野 陽一(特定非営利活動法人世田谷ミニキャブ区民の会) 中山 淳(世田谷区高齢者クラブ連合会) バネッサ・ロシオ・ブラカモンテ・レスマ(総合研究大学大学院(留学生)) 三井 美和子(世田谷区肢体不自由児(者)父母の会) 山本 裕(公募区民) 事業者 岡村 忠義(世田谷区商店街連合会、松陰神社通り松栄会商店街振興組合相談役) 小池 和子(東京建築士会) 志賀 英介(京王電鉄株式会社) 平成25年度第1回審議会。平成25年5月1日。(1)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の講評・提案等について。(2)普及啓発について。(3)第2期のユニバーサルデザイン推進計画について 平成25年度第1回推進委員会。平成25年5月10日。(1)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)について 平成25年度第1回幹事会。平成25年5月10日。(1)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)について。(2)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の対応方針の作成について 第2回幹事会。平成25年7月5日。(1)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の公表結果について。(2)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業への講評・提案等と区民意見に対する区の対応方針について。(3)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)について。(4)平成25年度ユニバーサルデザインリレーイベントについて 第2回推進委員会。平成25年7月11日。(1)平成24年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の公表結果及び区の対応方針について。(2)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)について 第2回審議会。平成25年10月28日。(1)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)の策定に向けた進め方について。(2)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)の策定における課題等について。(3)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)の策定について諮問 第3回幹事会。平成25年12月4日。(1)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)の策定について〜進め方、たたき台の作成状況ほか〜。(2)平成25年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)に伴う施策・事業個票の記入について。(3)ワークショップによる検討について。(4)区政モニターに見るユニバーサルデザインへの期待 第4回幹事会。平成26年1月9日。(1)「ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)」の策定について。(2)平成25年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)について 第3回審議会。平成26年2月4日。(1)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)の考え方について。(2)スパイラルアップ(点検・評価・改善)に関する部会の開催について。(3)普及・啓発について 平成26年度第1回幹事会。平成26年4月7日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)たたき台について 平成26年度第1回推進委員会。平成26年4月24日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)たたき台について 平成26年度第1回審議会。平成26年4月30日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)たたき台について 第2回審議会。平成26年5月28日。(1)平成25年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の講評・提案等について。(2)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)たたき台における施策・事業の表現について 第2回幹事会。平成26年6月26日。(1)平成25年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の点検結果及び区の対応方針について 第2回推進委員会。平成26年7月4日。(1)平成25年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)の公表結果について 第3回幹事会。平成26年7月22日。(1)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案について 第3回推進委員会。平成26年8月9日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案について 第3回審議会。平成26年8月11日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案について。(2)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)の策定についての答申 第4回幹事会。平成26年11月10日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案のパブリックコメントに対する対応について。(2)ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)案について。(3)平成26年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)について 第4回推進委員会。平成26年11月20日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案のパブリックコメントに対する対応について。(2)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)案について 第4回審議会。平成26年12月8日。(1)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案のパブリックコメントに対する対応について。(2)世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)案について。(3)平成26年度ユニバーサルデザイン推進事業のスパイラルアップ(点検・評価・改善)について 4−4。区民参加による計画づくり (1)“まち”はいろんな魅力の集合体 〜ユニバーサルデザイン・ワークショップ〜 ・平成25年10月〜12月に、以下のテーマで、区民参加のワークショップを4回開催した。 ・テーマ「ユニバーサルデザインの学習、世田谷区の取組みの確認」「商店街のお祭りでおもてなし体験」「子育てグループ活動参加者との意見交換と交流」「広場で考える災害時のユニバーサルデザイン」 (2)意見交換会「世田谷のユニバーサルデザイン進んでる?」の開催 ・平成26年7月12日にユニバーサルデザインの考えを取り入れて整備した代田区民センターの見学会と併せて開催した。 ・「世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)」たたき台から6テーマを選定し、意見交換した。 (3)“世田谷UDスタイル”探訪ワークショップの開催 ・平成26年8月〜11月に、区民の活動団体と協働して、以下のテーマで区民参加のワークショップを4回開催した。 ・テーマ「『世田谷UDスタイル』に向けたヒントの講演と意見交換」「障害のある子ども達との『お買い物訓練』体験」「青空アート&マートでのユニバーサルデザイン発見ツアー」「ベビーカーを使っている親子とバスの試乗体験」 (4)パブリックコメントの実施 ・「世田谷区ユニバーサルデザイン推進計画(第2期)素案」について意見を聴取した。 ・期間は、平成26年9月25日〜10月16日まで。 ・意見募集の方法は区のお知らせ特集号及びホームページにて意見募集の旨を広報した。 ・提出された意見は、124件(77人)だった。