補助二十六号線沿道地区、街づくりニュース、第六号、れいわ二年九月 発行は、世田谷区北沢総合支所、街づくり課、目黒区都市整備部、都市整備課です。 この街づくりニュースは、補助二十六号線沿道地区、さんかくばし交差点から淡島通りの区間で、としけいかく道路計画線から概ね三十メートルの範囲にお住まいのかたと、土地や建物を所有するかたのほか、個別にご希望いただいたかたに、配布、郵送しています。 日頃から、世田谷区及び目黒区のくせいにご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 両区では、東京都による都市計画道路、幹線街路、補助線街路、第二十六号線、以下、補助二十六号線といいます、の都市計画事業を契機に、 住民とうの方々と沿道の街づくりの将来像を考える「補助26号線沿道地区街づくり懇談会」(以下「街づくり懇談会」といいます。)を開催し、これまで延べ134人の方にご参加いただきました。 こうした中、「第6回街づくり懇談会」は、令和2年6がつ頃に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、延期している状況です。 今後、両区としましては、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、「街づくり懇談会」を開催していく予定です。 次回の「第6回街づくり懇談会」の開催日程につきましては、改めて「街づくりニュース」にてお知らせいたしますので、是非ご参加ください。 今回の「街づくりニュース第6号」では、これまで開催してきました「街づくり懇談会」の概要及び今後の予定について、お知らせいたします。 これまで開催した『街づくり懇談会』の概要 沿道街づくりについて 第1回街づくり懇談会では、東京都による補助26号線の都市計画事業を契機に、沿道の街並みが変わることが予想されることから、世田谷区及び目黒区の両区において、補助26号線沿道地区、以下、沿道地区、といいます。 の将来像を住民とうの皆様と一緒に検討していくため、街づくり懇談会を開催していくという趣旨説明を行い、皆様と意見交換を行いました。 平成30年11月27日 参加者42人 街の現状、課題とうの検討 第2回街づくり懇談会では、沿道地区の将来像を検討するために、大判の地図上で補助26号線の道路計画線の位置などを確認した上で、皆様と地域の魅力と課題について意見交換を行いました。 平成31年2月27日 参加者28人 第3回街づくり懇談会では、全長約4メートル、縮尺250ぶんの1、に及ぶ沿道地区の模型を確認した上で、皆様と沿道地区の将来像について意見交換を行いました。 令和元年7月11日 参加者38人 第4回街づくり懇談会では、現地において街歩きを行い、補助26号線の道路計画線の位置などを確認した上で、皆様と沿道地区の将来の街並みについて意見交換を行いました。 令和元年10月20日 参加者15人 令和元年9月21日から11月30日の期間、街づくりに関するアンケートを実施し、街づくり懇談会以外の場でもご意見を伺いました。 地区の将来像の検討 第5回街づくり懇談会では、第1回から第4回でいただいたご意見を踏まえ、3ページに示す沿道地区の将来像案の4つのはしらを区から提案いたしました。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご意見はアンケート用紙に記入をお願いしました。 令和2年2月27日 参加者11人 今後の予定 街づくりの実現化手法の検討 今後の街づくり懇談会では、沿道地区の将来像案を踏まえ、その実現に向けた具体的なルールとうの手法について意見交換を行っていきます。 区から提案した、沿道地区の将来像案の4つのはしら 一、子どもから高齢者まで誰もが便利で暮らしやすい、静かで良好な住環境が形成されている 二、建物の不燃化、耐震化が進み、災害に強いまち並みが形成されている 三、環境に優しい、うるおいのあるまち並みが形成されている 四、誰もが移動しやすい、安全性と快適性に配慮した道路が整備されている アンケートでいただいたご意見 沿道街づくりについて 安全、安心で利便性の高い、幅広い世代の住民が住める街づくりを希望します。 住民若返り策の一環として、二世帯住宅を建てやすい用途地域の変更をお願いします。 今後ますますの高齢化に備え、身近な場所に商店が出来ることは生活維持のために必要です。 沿道地域の建物は4階から5階建てまで建てられるようにし、パチンコ店、ゲームセンターとうの建築は制限して下さい。 高さ、建ぺい率、容積率の緩和が望ましい。 高齢者も若い家族も共に楽しく暮らせる街にするためには、10mの高さ規制の緩和、日影規制は守りながらや、小規模店舗の立地を認めることは避けて通れないことだと思うが、私は沿道30mの住民ではないので、皆さんの意見に従います。 防災上からも考えるべきである。 道路づけの良い地域とすることに同意します。 私は道路整備に伴い引越すことになるが、近くに住みたい。マンションに住んでも良い。 国有地については、地域のための緑地と住宅の代替地としての活用を是非実現願いたい。 道路整備の進捗に合わせた今後の活動、取組みに期待したい。 都による用地買収準備が進んでいるので、用途地域変更手続きを早急にお願いします。 住民が増えれば住民税とうも増収となる。 池ノ上駅、東北沢駅に近いため、立地条件が良い。そのため、ビルやマンションは人気が出る。 道路が完成したあとを想像すべきである、今はしにくいが。 道路の整備について 自動車の騒音、排気ガスとうには十分留意した道路計画に願います。 補助26号線を横断するバリアフリーの地下通路が必要。西側住民の避難所への通路の確保や、ふじちゅうせい、こまこうせい、都営アパート住民の池ノ上駅方面への通り道の確保のため。 代沢一丁目北側の住民の憩いの場所を確保。掘割部分に出来るだけ広いふたをかけて、多目的に利用できる空間をつくる。 災害に強い街づくりのため、補助26号線周辺の道路整備は重要な課題です。区道の無電柱化と道路拡充を進めて下さい。 街づくり懇談会の感想 将来像案の提案を嬉しく思います。今後とも意見を集約し、案から計画へ前進していくことを期待します。 区の待ちから攻めの街づくりの姿勢が伝わってきます。住民の合意形成上、大変良い取組みだと思います。 意見交換が無く、残念でした。継続は力です。次回以降に期待します。 次回の第6回に期待します。 難しい環境かでの開催に感謝申し上げます。 街づくりアドバイザーより 皆様の大事にしている想いが将来像案に含まれているか、地区の将来像としてふさわしいかどうか、言葉を一つひとつ吟味していきましょう。 街づくりアドバイザー 国士舘大学、寺内義典 教授 補助26号線沿道地区における、街づくりの実現化手法の検討 これまでの街づくり懇談会や、街づくりに関するアンケートなどにより、街の現状や課題とうの検討、沿道地区の将来像などについて、皆様と意見交換や情報の共有を行ってきており、 沿道地区の具体的なルールの検討についてもご意見をいただいております。今後も、引き続き、皆様との意見交換を通して、沿道地区の将来像を共有し、次に示すような具体的なルールとうの手法について意見交換を行っていきます。 地区計画、地区街づくり計画とは 地区計画は、都市計画法に基づき、比較的小さな範囲の地区をたいしょうに、地区の方針と建物の用途や形態などのルールなどを定めることにより、その地区にふさわしい良好な街づくりを進めることができます。 地区街づくり計画は、世田谷区街づくり条例に基づき、世田谷区内の区域について、地区の特徴に応じて、きめ細かい街づくりのルールを定めることができます。 沿道地区では、これらの制度を活用し、沿道地区の将来像の実現に向けて、例えば、建築することができる建物の用途や高さ、屋根や外壁の色彩、垣や柵の作り方、緑化、雨水の流出を抑制するための施設の設置などについて、ルールを検討していく予定です。 用途地域とは 用途地域は、都市計画法に基づき、秩序ある土地利用で良好な都市環境の形成や発展を図ろうとするものです。世田谷区では10種類、目黒区では8種類を指定しています。地域ごとに、建物の用途や建ぺい率、容積率などを定めています。 沿道地区では、沿道の街づくりの将来像を見据え、ふさわしい用途地域を検討していきます。 これまで開催した、補助二十六号線、沿道地区、街づくり懇談会の資料や、街づくりニュースは、世田谷区のホームページからご覧いただけます。 北沢タウンホール、世田谷区北沢2の8の18、11階 北沢総合支所街づくり課にお越しいただければ、資料とうをお渡しいたします。 お問い合わせは、世田谷区北沢総合支所 街づくり課、又は目黒区都市整備部 都市整備課までお願いします。 世田谷区の電話番号は、03の、五、四、七、八 の、八、0、七、三、担当は、及川、岡崎、伊藤です。 目黒区の電話番号は、03の、五、七、二、二 の、六、八、四、六、担当は、かまたき、くさか、わたなべです。