補助二十六号線沿道地区、街づくりニュース、第五号、れい和二年一月 発行は、世田谷区北沢総合支所、街づくり課、目黒区都市整備部、都市整備課です。 この街づくりニュースは、補助二十六号線沿道地区、さんかくばし交差点から淡島通りの区間で、補助二十六号線の道路計画線から概ね三十メートルの範囲にお住まいのかた、土地や建物を所有するかた、個別にご希望されたかたに、配布、郵送しています。 日頃から、世田谷区及び目黒区の区政にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 世田谷区と目黒区では、東京都による都市計画道路、幹線街路、補助線街路、第二十六号線、以下、補助二十六号線といいます、の整備を契機に、 地域の皆様と沿道の将来像を考える、補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会を開催しています。 この度、第五回、補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会、を開催いたします。開催びは、れい和二年二月二十七日、木曜日、十八時三十分から二十時三十分の予定で、会場は十八時。 会場は、北沢タウンホール、十二階、スカイサロン、世田谷区北沢二の八の十八。 事前予約は不要です。直接会場へお越しください。 第五回、街づくり懇談会では、令和元年九月から十一月に実施した、街づくりに関するアンケートの結果報告を行うとともに、これまでの街づくり懇談会等でいただいたご意見を踏まえた上で、街の将来像について、意見交換を行う予定です。 第四回、補助二十六号線沿道地区 街づくり懇談会の開催概要 にちじ、令和元年十月二十日、日曜日、九時三十分から十二時三十分 集合、世田谷区立池之上小学校、一階、家庭科室 参加者、十五名 街歩き 街歩きは、補助二十六号線の道路計画線の位置などを示した、街歩きマップ、を見ながら、二つのグループで現地を歩きました。 第三回街づくり懇談会の振り返り 令和元年七月十一日に開催した第三回街づくり懇談会での意見交換やアンケートの概要のほか、いただいたご意見やご質問について、東京都及び区からの回答を示した資料の確認を行いました。 意見交換 意見交換では、参加者の皆様に、街歩きをしたグループごとに二つのテーブルに分かれていただき、補助二十六号線沿道地区の将来像をテーマに、街歩きをして気付いたことも踏まえて、お話いただきました。 各テーブルでは、拡大した、街歩きマップ、に、各自のご意見やご質問をご記入いただいた、付せん紙、を貼り、意見交換を行いながら整理しました。 最後に、各テーブルで出されたご意見やご質問を、全体で発表し、参加者全員で共有しました。 アンケートの意見、要旨 沿道街づくりについて 用途地域について、沿道は若干の変更は良い。その他の住宅地はできる限り現状を維持する。 大通りが出来ると色んなお店もできると思いますが、住民の方の今の静かさの妨げになるようなお店が出来るのは心配である。 補助二十六号線の整備について 工事期間は長期にならないようにして欲しい。 エンジンをふかすことによる騒音を考慮しているのだろうか。 その他 街歩き自体は発見が多くあり、有益であった。 街づくりアドバイザーからのコメント 街づくりアドバイザー、てらうち、よしのり教授、国士舘大学 街歩きを行い、具体的な議論が増え、沿道街づくりの検討が更に進展したように感じました。 交通は、川の流れ、のようなものです。小川しかなかった地域に大河ができ、便利になる一方で上手くさばかないと許容量を超えてしまいます。周辺道路を含めた視点で考えることも必要になります。 また、店舗は、人の流れ、の多い場所へ集積するのが一般的なので、当地域に店舗が定着するかどうかは、道路の形状などを確認しながら検討する必要があります。 交通の流れは、街の利便性、安全、賑わい、活気などに関係します。街にとって良い、流れ、をどのようにつくるかという視点は、今後の議論の助けになると思います。 意見交換における主なご意見、ご質問 沿道地区の将来像について 静かな住環境を維持したい。 現在の静かな住環境も魅力的だが、高齢者が孤立しないよう、若い世代も住む活気のある街になると良い。 子どもの声が聞こえ、活気ある明るい街になると良い。 がけの部分について、公園を拡大するとかできないか。 沿道の街づくりは、建物の高さ、音の観点から住みやすいまち、環境づくりをしてほしい。 後背地が日影になることは避けてほしい。 身近なところでショッピングできるのも良い。以前はもっとお店があった。 沿道建物の高さは、現状、十メートル、より少し高くなるのはやむを得ないと思う。 規制緩和をするようなことも考えてはどうか。 日常の買い物ができる店舗やレストランがあると良いが、淡島通りの沿道、近隣商業地域部分、と同じような街並みになるのは考えにくい。 共同化してマンションを建てられるようにすることも考えられないか。 鳥や虫の育つ環境を取り戻したい。 住環境が守られる範囲で堅ろうな建物も必要ではないか。 沿道の街づくりとはいえ、所有者の意向による部分もあるので、簡単にはいかないのではないか。 用途地域や地区計画等のしくみを街づくり懇談会の中で説明してもらいながら、住宅地の環境維持を軸とした街並みのルールを検討したい。 沿道地区周辺の交通について 京王井の頭線に面する南側の道路を拡幅してほしい。 京王井の頭線の南側では、補助二十六号線の交通だけでなく、大きな道路ができることで抜け道となる道路など、周辺の交通動線も考慮した計画をしてほしい。 京王井の頭線北側では、現状の交通動線に満足しているので、あえて補助二十六号線から西側に新たに自動車が流入しないような策を講じ、住宅地の交通安全を保つことも考えられるのではないか。 道路整備について 一付近、東大通路部分の横断を確保してほしい。 二付近、補助二十六号線と周辺の道路はどのように高低差処理をするのか。 三、国有地、国有地を代替住宅や災害対策に活用してほしい。 四付近、万が一、付近にある窪地が浸水した際、移動ルートがかなり限定されてしまうことに不安を感じる。 五付近、東西を渡れるような地下通路ができないか。 六付近、道路よりも高い位置で、車イスも横断できる太鼓橋のような構造物がほしい。 五から七付近、傾斜部分は車の音が大きくなるのではないか。 掘割部分、天蓋をかけた公園にすると、横断できる場所になる。 その他 路地と大通りのある街になり、非常にアンバランス。全体をみて計画をしてもらいたい。 工事期間中の工事車両の動線が不安なため、どのようにするのか提示してほしい。 補助二十六号線沿道地区、街づくりに関するアンケート、の結果、概要 令和元年九月に発行した街づくりニュース第四号とともに配布した、街づくりに関するアンケート、の結果、概要、について、ご報告いたします。 結果の詳細は、第五回補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会、でご提示する予定です。ご協力いただきありがとうございました。 調査目的、補助二十六号線沿道の将来の街の姿に対する意向の把握 調査対象、補助二十六号線の沿道三十メートル以内にお住まいの方や土地・建物を所有する方 実施期間、令和元年九月十七日、火曜日、から、十一月三十日、土曜日 配布数、七百七十九通、回収数、十八通 問一、補助二十六号線沿道の将来の街の姿について、将来こうなってほしいと思う街のイメージ、や、将来こうあるべきと思う大切にしたい考え方、をお選びください。 二から三階建て程度の住宅を中心としたまち、回答数、五 五階建て程度までが可能な住宅を中心としたまち、回答数、九 小規模、百五十平方メートル程度、のコンビニエンスストアやカフェなどの店舗や飲食店などがあるまち、回答数、十一 中規模、五百平方メートル程度、の食料品スーパーや銀行の支店などの店舗や病院などがあるまち、回答数、四 比較的規模の大きな、千五百平方メートル程度、の食料品スーパーマーケットなどの店舗や事務所などがあるまち、回答数、ゼロ パチンコ店やカラオケボックスなどがあるまち、回答数、ゼロ その他、子どもや高齢者が安心して歩けるまち、街路樹や植栽の美しい緑あふれるまち、沿道は、選択肢、二、三、四、それ以外の区域は一を基本、大型道路ができる分、緑の多いまち、帯状の沿道と面としての住宅地がバランスのよいまち、回答数、五 問二、その他、沿道地区の街づくりについて、ご自由にお書きください。 用途地域について 第一種低層、静かな環境を守ってほしい。 道路脇の土地の用途地域は変更し、一階はカフェなどができるようになると街全体の雰囲気が良くなると思います。 沿道の用途地域は建て替えの際に少しでも広く造れる様に緩和してほしい。 街並みについて ゆったりとした街並みにしてほしい。 無電柱化や植栽による美しい都市景観を創出してほしい。 桜並木やイチョウ並木等の並木のある沿道にしてほしい。 道路整備について 一日も早い完成を願っています。 工事計画をすぐに中止して下さい。 これまで開催した、補助二十六号線、沿道地区、街づくり懇談会の資料や、街づくりニュースは、世田谷区のホームページからご覧いただけます。 北沢タウンホール十一階、北沢総合支所街づくり課にお越しいただければ、ご提供もいたします。 お問い合わせは、世田谷区北沢総合支所 街づくり課、又は目黒区都市整備部 都市整備課までお願いします。 世田谷区の電話番号は、03の、五、四、七、八 の、八、0、七、三、担当は、岡崎、安、北島、伊藤です。 目黒区の電話番号は、03の、五、七、二、二 の、九、七、一、四、担当は、かまたき、わたなべです。