補助二十六号線沿道地区、街づくりニュース、第四号、れい和元年九月 発行は、世田谷区北沢総合支所、街づくり課、目黒区都市整備部、都市整備課です。 この街づくりニュースは、補助二十六号線沿道地区、さんかくばし交差点から淡島通りの区間で、補助二十六号線の道路計画線から概ね三十メートルの範囲にお住まいのかた、土地や建物を所有するかた、個別にご希望されたかたに、配布、郵送しています。 日頃から、世田谷区及び目黒区の区政にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 世田谷区と目黒区では、東京都による都市計画道路、幹線街路、補助線街路、第二十六号線の整備を契機に、地区の街並みが変わることが予想されます。 地域の皆様と沿道の将来像を考える、補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会を開催しています。 この度、第四回、補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会、街歩き、を開催いたします。開催びは、れい和元年十月二十日、日曜日、九時三十分から十二時三十分の予定で、集合時間は九時三十分。 集合場所は、世田谷区立、池之上小学校、一階、家庭科室、世田谷区代沢二の四十二の九。 事前予約は不要です。直接会場へお越しください。 第四回、街づくり懇談会では、補助二十六号線沿道地区を、皆様と一緒に歩き、気が付いたことをまとめ、沿道の将来像について検討します。 歩きやすい服装、靴でご参加ください。雨天決行。荒天中止。 第三回、補助二十六号線沿道地区 街づくり懇談会の開催概要 にちじ、令和元年七月十一日、木曜日、十八時三十分から二十時三十分 会場、北沢タウンホール十二階スカイサロン 参加者、三十八名 第三回街づくり懇談会の振り返り 区から、平成三十一年二月二十七日に開催した、第二回街づくり懇談会での意見交換やアンケート概要を、説明しました。 また、第二回街づくり懇談会でいただいたご意見やご質問について、東京都からの回答の紹介と、区からの回答を行いました。 意見交換 意見交換では、参加者の皆様に、お住まいの地域、京王井の頭線の北側、南側、によって、よっつのテーブルに分かれていただき、各テーブルで、沿道の将来像をテーマにお話しいただきました。 各テーブルでは、補助二十六号線の道路計画線の位置を示した図面に、各自のご意見やご質問をご記入いただいた付せんしを貼り、意見交換を行いながら整理しました。 最後に、各テーブルで出されたご意見やご質問を、全体で発表し、参加者全員で共有しました。 意見交換における主なご意見、ご質問 沿道街づくりについて 住宅地としての今の状況は変わらないようにしてほしい。 住居が大多数で居住者が多い現況を踏まえ、「静穏な住宅地域の更なる充実・発展」を望む。用途地域の変更は不要ではないか。 交差点付近は店も必要ではないか。それ以外は住宅地として保全してほしい。 地権者住宅などには、少し緩和をしてほしい。 沿道の用途地域は、建て替えしやすいよう緩和を希望する。 建物の高さをある程度高くし、低層部には学習塾やクリニック等が立地できるようになるとよい。 道路ができて交通至便な地域になったら、新しい住宅地として開発される可能性もでてくる。マンションが立ち並ぶ地域にもなり得る。 どのような街に将来なったらよいかは、若い次の世代の思いも尊重されるべきである。 道路整備について 淡島通りと交差する北西部は、工事期間中に自家用車が通れなくなるため、どのように対応されるのか確認したい。 工事期間中も道路完成後も騒音・振動の対策をしっかりしてほしい。 広い道路が出来ると駐停車が多くなるため対策が必要である。 ポイントは東西の横断。できるだけたくさんの横断箇所がほしい。 高齢者や車いす、子どものために、歩道橋ではなく横断歩道で横断できるようにする必要がある。 高齢者や子どもが安全に横断できるように青信号の時間に配慮してほしい。 道路の両側に桜の木を植えてほしい。 地域で育てていく花壇を作ってほしい。 地域の思い出として、桜並木を大切にしたい。古い樹もたくさんあります。 具体的な場所に関するご意見、ご質問について 三角橋交差点付近 学生も多く、横断時の安全対策が課題である。 東京大学出入口付近 広域避難場所である大学へのアクセスがしにくくならないか心配である。 補助26号線 東京大学付近 擁壁の圧迫感を緩和するような工夫(壁面緑化など)をしてほしい。 北沢一丁目公園 北沢一丁目公園を大きくしてほしい。 補助26号線 掘割部分 歴史的に水害が起こりやすい場所であるため、豪雨対策が必要ではないか。 補助26号線 掘割の上空部分 池ノ上駅側から東側の住宅地へ行きにくくなるため、渡しがあるとよい。 掘割に蓋をかけて、公園にしてほしい。 線路南側の国有地 旧国家公務員の土地を、立退きが必要な人の代替地として活用できないか。 公園などとして活用し、火災の延焼を防止する役割を持たせるのはどうか。 代沢東地区会館付近 横断歩道を確保してほしい。 都営代沢一丁目アパート付近 クランク部分を一体的な交差点にしてほしい。 下代田児童遊園に渡る子どもたちが安全に横断できるようにしてほしい。 補助26号線 副道 左右に行けるように副道を北側に延ばせないか。 都営代沢一丁目アパート前 道路が傾斜しているため、上り坂を通過する車がエンジンをふかすことによる騒音が心配である。 淡島通り付近 淡島通りに出にくくなるので階段を使わずに出やすくしてほしい。 救急車が入れないので危険である。 子どもたちが安全に横断できるようにしてほしい。 補助26号線 淡島通り以南、三宿側 南側の道路の開通に併せて、交通量の増加が心配である。 アンケートの意見、要旨 沿道街づくりについて 今までどおり、静かな住宅街を保ってほしい。 交差点周辺は、商店中心の街づくりでも良いと思う。 防災面等、安全・安心に暮らせる街づくりを進めたい。 道路整備について 幹線道路ですので、早く進めてほしい。 静かな住宅地に大きな道路が出来るので、騒音や振動が心配である。 街づくり懇談会について 模型が出来たことにより、議論が活発になり効果があった。 今の街の良さを維持したいとの気持ちで、前向きな意見が多かった。 街づくりアドバイザーからのコメント 街づくりアドバイザー、てらうち、よしのり教授、国士舘大学 模型により、皆さんが同じイメージの中で議論ができて、よかったです。わたし個人も、模型を見て歩道のトンネル部分に防犯面の課題があると感じました。 また、「地域の思い出の木を残したい」等の緑に関する意見が非常に特徴的でした。東京都と区が役割分担しながらしっかりと考えていただきたいテーマだと考えます。 今後の懇談会でも、例えば用途地域が建築に与える影響のシミュレーション等、わかりやすい具体的な情報提示をいただき、議論をより深められればと思います。 これまで開催した、補助二十六号線、沿道地区、街づくり懇談会の資料や、街づくりニュースは、世田谷区のホームページからご覧いただけます。 北沢タウンホール十一階、北沢総合支所街づくり課にお越しいただければ、ご提供もいたします。 お問い合わせは、世田谷区北沢総合支所 街づくり課、又は目黒区都市整備部 都市整備課までお願いします。 世田谷区の電話番号は、03の、五、四、七、八 の、八、0、七、三、担当は、岡崎、安、北島、伊藤です。 目黒区の電話番号は、03の、五、七、二、二 の、九、七、一、四、担当は、かまたき、くさかです。