補助二十六号線沿道地区、街づくりニュース、第二号、平成三十一年二月 発行は、世田谷区北沢総合支所、街づくり課、目黒区都市整備部、都市整備課です。 この街づくりニュースは、補助二十六号線沿道地区、さんかくばし交差点から淡島通りの区間で、都市計画道路計画線からおおむね三十メートルの範囲、にお住まいの方と土地や、建物を所有する方のほか、個別にご希望された方に、配布、郵送しています。 日頃より、世田谷区及び目黒区の区政にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 皆様がお住まいの地域では、東京都による都市計画道路幹線街路補助線、街路第二十六号線、以下、補助二十六号線、といいます、の整備を契機に、沿道の街並みが変わることが予想されます。 そこで、両区では、地域の皆様と沿道の街の将来像を考えていくため、平成三十年十一月二十七日に第一回補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会を開催しました。 この度、第二回補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会を開催することになりましたので、是非ご参加ください。 この度、第二回懇談会を開催いたします。開催日は、平成三十一年二月二十七日、水曜日、十九時から二十時三十分の予定で、開場は十八時三十分。 場所は、北沢タウンホール十二階、スカイサロン、世田谷区北沢二の八の十八。 事前予約は不要です。直接会場へお越しください。 第二回懇談会では、前回の街づくり懇談会のご意見やご質問を振り返ると共に、意見交換を行う予定です。 第一回、補助二十六号線沿道地区 街づくり懇談会の記録 開催概要 にちじ、平成三十年十一月二十七日、火曜日、十九時から二十時三十分 会場、北沢タウンホール十二階スカイサロン 参加者、四十二名 街づくり懇談会について、スライド説明 区から、補助二十六号線の整備概要と街づくり懇談会の開催趣旨を説明しました。 意見交換では、参加者の皆様に、補助二十六号線沿道地区の街づくり、について、付せん紙を用いて、各自のご意見やご質問をご記入いただきました。 ご意見やご質問を、道路、街づくり、その他、のみっつにグループ分けをし、意見交換ボードに貼り出して、紹介いたしました。 その際、ご意見やご質問について補足のある方には、ご発言をいただきました。 その場で回答できるご意見やご質問については、区から回答しました。 また、街づくりアドバイザーの寺内義典教授、国士舘大学教授から、専門的な立場でご助言をいただきました。 意見交換、要旨 街づくり懇談会について 質問、街づくり懇談会の趣旨を簡潔に知りたい。 回答、地域の皆様との検討に基づき、補助二十六号線沿道の将来像を共有しながら、建物用途や街並みのルール、用途地域、地区計画等、を定めることが最終目標です。 道路整備にあたっての不安や問題点にも東京都との役割分担の中で、丁寧に対応していきたいと思います。 意見、街づくり懇談会の案内範囲を広げるべきである。 回答、現在、補助二十六号線の沿道おおむね三十メートルの範囲にお住まいの方と権利者の方に、街づくりニュースを配布していますが、範囲外の方でもご希望の方には配布いたします。また、街づくり懇談会にはどなたでもご参加いただけます。 意見、街づくり懇談会での意見や回答を記録として公開してほしい。 回答、皆様からのご意見とその回答は、街づくりニュースでお知らせするとともに、今回の回答は、次回の街づくり懇談会でお示しします。 補助二十六号線沿道の街づくりについて 意見、沿道住民が建替えしやすいように、用途地域を変更してほしい。 回答、区としては、用途地域の変更と地区計画の策定を念頭に置いており、今後の街づくり懇談会で検討していきます。 意見、防火的な商業ビル、多用途マンションを建てるべきである。立ち退かなければならない家族のために、沿道に高層住宅を建てるなどの方策を考えてほしい。 意見、当該エリアは住宅街であるため、中層化建物やコンビニ建設などを行うべきではない。 回答、整備される道路沿道に、将来的にどのような用途の建物があると良いのか、今後、街づくり懇談会で検討していきます。 質問、地区計画とは何か。 回答、地区計画は、用途地域によるルールに加え、建物の用途や高さ等について、地区独自のルールを定めるものです。どのような街になってほしいのかという皆様の想いによって、地区計画の内容を決めていきます。 補助二十六号線の整備について 意見、横断歩道を設け地域の分断を最小限にすべき。 回答、道路の詳細は、現在、東京都が設計中ですが、通学路の分断への対策など、今後の街づくり懇談会での検討の中で、地域の要望があれば、東京都にお伝えしていきます。 意見、道路構造を理解する必要があるため、道路の模型を早く開示してほしい。 回答、今後、東京都から情報をいただき、模型を製作し、道路構造のイメージを分かりやすくお示ししようと考えています。 模型は、いずれ街づくり懇談会でお示ししますので、お待ちください。 意見、道路整備に反対である。現時点で道路整備が決まったことではないのに、整備ありきの議論を行うことに納得できない。 回答、今後、東京都が、計画決定されている道路の事業認可を取得すると、道路になる土地を提供し、残地での建替えをする方が出てきます。街づくり懇談会は、そうした方々に、沿道の街づくりのルールに沿って建替えていただくために、街の将来像を検討する場であることをご理解ください。 質問、どんな道路が出来るのか、どんな問題点があるかを洗い出せば、住民の間に反対の人が非常に増える可能性もある。それでも区は反対の意見を採り上げないのか、道路整備を前提にし続けるのか。 回答、補助二十六号線の整備主体は、東京都であるため、区が道路整備の是非について決めることはできません。住民の皆様からいただいた道路整備に関するご意見やご要望は、反対意見も含めて、事業主体の東京都へお伝えします。 また、ご意見やご質問には、東京都と区の役割分担の中で、対応していきます。 アンケートの意見、要旨 街づくり懇談会について 自分たちが住んでいる所のことなので、色々な意見を尊重して話し合っていきたい。 老若男女、様々な方が住んでいるので、広く意見の集約ができると良い。 道路整備の是非も議論すべきである。 区の説明により収束していけば建設的な意見が多くなるだろう。 沿道街づくりについて 用途地域の変更と地区計画は必要である。計画があれば早急に。 環境が変わると思う。振動や騒音が心配。 車優先の計画になっているように感じる。歩行者優位の道路とすべきである。 地域が道路によって分断されようとしているので、地元住民が納得できる街づくりをしてもらいたい。 その他 区のホームページ等で工事の進み具合が見えると良い。 早めに補助二十六号線の模型を見せてほしい。 街づくりアドバイザーからのコメント この区間の補助二十六号線は、掘割式の構造が大部分のため、通学や買い物などの日常生活に関わる生活圏が分断される可能性があります。 地域の皆様の日常生活のニーズを整理し、議論していくことが必要だと感じました。 道路構造や交通量に関しては、類似事例の紹介を通して、皆様がイメージしやすいような工夫も必要です。 今後、地域の課題と対策を、皆様と一緒に考えていきたいと思います。 補助二十六号線沿道地区街づくり懇談会、とは 補助二十六号線の整備を契機に、沿道地区の将来のめざすべき街並みや、それを実現するための方法などを、地域の皆様と考える場です。 沿道地区の現状や課題を整理し、街の将来像について、地域の皆様と話し合いながら、建物の建て方のルールなど、街づくりの実現化手法を具体的に検討していきます。 是非、皆様のご意見をお聞かせください。 お問い合わせは、世田谷区北沢総合支所 街づくり課、又は目黒区都市整備部 都市整備課までお願いします。 世田谷区の電話番号は、03の、五、四、七、八 の、八、0、三、一、担当は、岡崎、北島、高安、小川です。 目黒区の電話番号は、03の、五、七、二、二 の、九、七、一、四、担当は、かまたき、森田です。