放射二十三号線沿道地区、まちづくりニュース 第十二号、 れいわ二年八月 発行は、世田谷区北沢総合支所、まちづくり課です。 このまちづくりニュースは、放射二十三号線沿道地区、松原交差点からおおはら二交差点かっこ、環状七号線、かっことじ、までの区間で、放射二十三号線の道路計画線から概ね三十メートルの範囲にお住まいのかた、土地や建物を所有するかた、個別にご希望されたかたに、配布、郵送しています。 現在、東京都により都市計画道路、幹線街路、放射第二十三号線、以下、放射二十三号線、といいます、の整備事業が進められており、世田谷区では平成二十七年度より、放射二十三号線沿道地区、まちづくり懇談会、以下、まちづくり懇談会、といいます、を開催し、地域の皆様と具体的な街の将来像について検討を進めています。 れいわ二年二月むいか、木曜日、に開催した、第十一回、まちづくり懇談会、では、第十回で区が提案した、用途地域の変更案、及び、地区計画の策定案、について、引き続き意見交換を行いました。また、東京都から、放射二十三号線の道路の整備案、の説明があり、それぞれ次のようなご意見、ご質問をいただきました。 第十一回、放射二十三号線沿道地区、まちづくり懇談会の記録 にちじ、れいわ二年二月むいか、木曜日、午後しちじ、から、くじ 場所、だいた区民センター二階、第一、第二会議室 参加者、二十三めい まちづくり懇談会における主なご意見、ご質問 用途地域の変更案、及び地区計画の策定案について 区の用途地域の変更案は、区域一を、第二種中高層住居専用地域、区域二を、第一種住居地域としているが、どちらも、第一種住居地域、にすべきだと思う。 同じ幅員の同じ道路、放射二十三号線、が通るのだから、放射二十三号線沿いの皆さんには同じ権利があって良いと思う。 用途地域を放射二十三号線の整備に合わせて変えてしまうのは急ぎ過ぎである。長期的な視野で世田谷区の問題を見据えて変更しても遅くはないと思う。 用途地域を変更すると、大きな駐車場を必要とする病院や、火薬を使う工場もできるかもしれない。そのような可能性をつくってもいいのか。 地区計画で高さを抑えたとしても五階建ての建物が建つかもしれない。 区案について、案の内容説明だけでなく、案の内容に決めた理由も説明してほしい。 放射二十三号線の道路の整備案について 東京都の説明で、中央分離帯がなくなる位置や、横断歩道、信号機の位置がわかった。 給水所東側の井の頭通りや主要生活道路第二百十七号線からの進入方法がわかった。 植栽、街路樹、の高さは、検討しているのだろうか。 車椅子でも無理なく通れるような配慮をしてほしい。 まちづくりアドバイザーからのコメント てらうち、よしのり、先生、国士舘大学、理工学部、教授 放射二十三号線の横断箇所や信号機の位置などが具体的に見えてきました。横断や車利用の影響を踏まえた質疑応答も行い、議論が大きく前進したと思います。 あいば、しん、先生、東京都立大学、都市環境学部、教授 用途地域と地区計画については、少し異なる考え方が競っているという認識ですが、11回の懇談会を通じて、かなりまとまってきたと思います。 放射二十三号線沿道地区 用途地域の変更及び地区計画の策定に向けた区の提案について 第十一回、まちづくり懇談会、では、区からこれまでの、まちづくり懇談会、での意見交換やアンケート結果などを踏まえて整理したまちづくりの目標及びそれを実現するための方策である、用途地域の変更案、地区計画の策定案、を提案し、意見交換を行いました。 まちづくりの目標及び方策案 これまでの、まちづくり懇談会、での意見交換やアンケート結果などを踏まえ、まちづくりの目標及び方策案、をまとめました。 目標一、歩行者や自動車の安全性と利便性を考慮に入れた道路を整備する。 方策、引き続き検討する、東京都など関係機関と調整する。 目標二、住宅を主体とし、周辺の住環境と調和のとれた街並みを形成する。 方策、既定の地区まちづくり計画、地区計画の策定。 目標三、誰もが身近に日常生活の利便性を享受できる施設の立地を誘導する。 方策、用途地域の変更、地区計画の策定。 目標四、環境にやさしい、うるおいのあるみどり豊かな街並みを形成する。 方策、既定の地区まちづくり計画、地区計画の策定。 目標五、道路整備による街の変化に対応した、円滑な建て替えを実現する。 方策、用途地域の変更。 目標六、建築物の不燃化を促進し、安全安心な街並みを形成する。 方策、既定の地区まちづくり計画、地区計画の策定。 用途地域の変更案 用途地域には、地域ごとに建築することができる建物の用途、建蔽率、容積率、敷地面積の最低限度などを定めています。 放射二十三号線沿道地区、にふさわしい街並みの形成をめざし、以下のふたつの区域の用途地域を変更することを提案しています。用途地域については、東京都と協議を進め、東京都が決定します。 区域一を、第一種低層住居専用地域、から、第二種中高層住居専用地域、に変更。 区域二を、第一種低層住居専用地域、から、第一種住居地域、に変更。 現況の用途地域、計画図 変更案の用途地域、計画図 地区計画の策定案 地区計画では、建築物の用途や形態などについて、法律で定められた項目の範囲内で、きめ細やかなまちづくりのルールを定めることができます。 放射二十三号線沿道地区、では、周辺の住環境との調和のとれた街並みを形成するために、建築物の用途の制限や建築物などの高さの最高限度などを定めることを提案しています。 策定案の地区計画、計画図 策定案の地区計画、地区整備計画、制限内容のひょう 今後の予定 これまで、放射二十三号線沿道の街の課題を共有し、まちづくりの目標及び方策、を検討してきました。今後、地区計画の策定と用途地域の変更に向けて取り組んでいきます。 なお、次回の第十二回、まちづくり懇談会、開催は、れいわ二年しがつ末頃を予定しておりましたが、 新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、現時点におきましては、れいわ二年十一月頃の開催を考えております。開催日程が決まりましたら、改めてご案内いたします。 これまで開催した、放射二十三号線沿道地区、まちづくり懇談会、の資料や、まちづくりニュース、は、世田谷区のホームページからご覧いただけます。 資料などは北沢タウンホール十一階、北沢総合支所、まちづくり課の窓口でもお渡ししています。 放射二十三号線沿道地区、まちづくり検討対象区域図 お問い合わせは、世田谷区北沢総合支所、まちづくり課までお願いします。電話番号は、 03 5478 8073 担当は、長岡、岡崎、あまみや、です。