下高井戸駅周辺街づくりニュース第4号 平成31年3月発行 下高井戸駅周辺街づくり懇談会を開催しています。 下高井戸駅周辺では、京王線連続立体交差事業を契機に街づくりの検討を進め、平成25年度に、世田谷区では地区街づくり計画を、杉並区では地区まちづくり方針を策定しました。 これらを実現するために、土地・建物をお持ちの権利者の皆さまと、平成26年度より街づくり懇談会を開催しています。 これまでの街づくり懇談会の開催を契機として、4つの街づくり勉強会が発足しました。 一方、下高井戸商店街振興組合では将来の街のイメージを考え、街づくりの案(たたき台その2)を作成しました。 今年1月に開催した第9回街づくり懇談会では、4つの街づくり勉強会及び下高井戸商店街振興組合の活動状況について情報を共有し、意見交換を行いました。 なお、街づくり懇談会の概要は、裏面に記載しています。 下高井戸駅周辺街づくり懇談会の活動報告会 街づくり懇談会の活動内容を地域の皆さまにご紹介する場として、3月1日より18日まで活動報告会を開催しました。 展示パネルやヴァーチャルリアリティー映像等をご覧いただき、街づくりに関するアンケートにお答えいただきました。 いただいたご意見は今後の街づくりの参考とさせていただきます。 ヴァーチャルリアリティーとは、仮想空間の中で立体化した街のイメージを、歩行者の目線をはじめとして、あらゆる角度から画面上で見ることができるものです。 活動報告会での主なご意見 駅の北側だけでなく、南側のことも考えていく必要がある。 街づくりの案(たたき台その2)の計画で示されている、駅前広場に面している建物に駅から雨に濡れずにアクセスできれば人がたくさん来ると思う。 バス、タクシーが駅前まで入ってこられる案は良いと思う。 側道はどうなっていくのか。 駅の改札口の位置は変わるのか。 連立事業のスケジュールはどうなっているのか。 高架下の利用方法について知りたい。 第9回街づくり懇談会の内容 懇談会は平成31年1月27日日曜日の午前10時から12時で開催しました。 第9回街づくり懇談会では、4つの街づくり勉強会の活動内容について、各代表者より報告していただきました。 1.下高井戸駅北口周辺地区まちづくり勉強会 共同建替えや駅周辺のにぎわい等を考えるために、平成28年3月に発足。 共同化した際に、中庭などほしい空間ついて話し合い、VRを用いてイメージを共有した。 先進事例の見学会でまちづくりの経過などを勉強した。 2.松原3丁目29番街区共同化を考える会 共同建替えの検討を進めるために、平成28年12月に発足。 共同化による敷地の有効活用、建築規模、施設構成、事業計画を勉強した。 VRを用いて、デザインなどの具体的なイメージを確認した。 3.下高井戸駅北口地区再開発準備会 再開発を検討するために、平成28年3月に再開発準備会を設立。 平成29年に検討範囲を広げ、権利者と勉強を重ねている。 再開発準備組合設立に向けて活動している。 4.松原3丁目30番街区共同化を考える会 共同建替えの検討を進めるために、平成30年4月に発足。 共同化による敷地の有効活用、建築規模、施設構成、事業計画を勉強した。 VRを用いて、デザインなどの具体的なイメージを確認した。 下高井戸商店街振興組合が考える街づくりの案(たたき台その2) 下高井戸商店街振興組合が作成した街づくりの案(たたき台)へのアンケート等でいただいたご意見を参考に、第9回街づくり懇談会では「街づくりの案(たたき台その2)」が提案され、意見交換が行われました。 街づくりの案(たたき台その2)は、しもたかステーション(松原3−30−12)でお配りしています。 VR(バーチャルリアリティー)の活用 第9回街づくり懇談会では、街づくり勉強会で検討している施設計画と下高井戸商店街振興組合が作成した街づくりの案(たたき台その2)を、街の将来イメージとしてVR映像により共有しました。 街づくり懇談会での主なご意見 駅周辺 駅の出入口の位置は人の流れに与える影響が大きい。 駅の出入口の位置は変えたくない。 駅の出入口は新設を希望する。 雨の日でも子供たちが遊べる場所がほしい。 共同建替え 共同建替えをする場合、多額の自己負担をしてまで参加したくない。 公共施設 車、自転車が利用しやすい街にしてほしいので、駐車場、駐輪場を確保してほしい。 問い合わせ先 世田谷区北沢総合支所街づくり課 電話番号 03−5478−8031 杉並区都市整備部市街地整備課 電話番号 03−3312−2111(内線3379)