北沢デザイン通信第4号 平成30年、6月発行 思いつながる、人つながる、街つながる 小田急線上部利用施設に関する区の取り組みについての報告。  世田谷区では、北沢デザイン通信を通じて、小田急線(代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間)沿線の街づくりの情報を幅広くお知らせしています。 小田急線上部利用の街づくり、区の取り組み 世田谷区は、小田急線(代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間)連続立体交差事業・複々線化事業による鉄道の地下化に伴い生じる線路跡地の利用(以下「上部利用」という)について、皆様のご意見等をいただきながら検討を進め、計画を策定してきました。平成30年3月には複々線による電車の運行が始まり、連続立体交差事業の完了も近づいている中、区が取り組む上部利用施設について、参加と協働による整備や管理・活用の検討を進めています。 世田谷区小田急線(代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間)上部利用計画 上部利用施設の公共施設部分を整備していくための基本的な計画です。「防災、みどりの基軸づくり」をコンセプトとしています。 北沢デザインガイド 地域の個性を活かしながら、秩序のある連続した空間づくりに役立てるためのデザイン指針です。区民参加のワークショップでまとめたデザインコンセプトを基にした指針となっており、メインコンセプトを「つなぐデザイン つながるまちづくり」としています。 区民参加ワークショップ 主な施設ごとに整備検討ワークショップを実施しています。オープンハウスやアンケートなども実施しています。 北沢PR戦略会議 上部利用施設及びその周辺も含めた「まちの魅力」を高める区民参加の活動です。区が活動を支援しています。 北沢デザイン会議 区が小田急線沿線の街づくりに関する取り組みを報告しています。情報共有、意見交換の場です。 第4回北沢デザイン会議の報告 当日は、仮称北沢3ノ9広場整備検討、下北沢駅西側エリア緑地・通路検討、下北沢駅周辺都市計画道路補助54号線及びセクガイ10号線整備の各ワークショップや、施設整備取り組みの状況、整備スケジュールについて、区より報告がありました。 また、新たに誕生する上部利用施設では、新たな活動が予想されます。施設の管理、活用には、携わる方々の協力が不可欠です。活動の輪をひろげようをテーマに、現在進行形の活動を紹介しながら、今後の取り組みのイメージにつなげる意見交換を開催しました。 小田急線上部利用施設、区施設の整備進行状況 ダイタ富士みごろ広場、北沢さんきゅう広場、駅間をつなぐ通路などの完成した施設の報告や、世田谷代田駅と東北沢駅の駅前広場の整備予定など、その他、今後取り組む施設などを紹介。 一緒にまちの魅力づくりをしませんか 北沢PR戦略会議は、今後整備が進む上部利用施設の管理運営に携わる活動と、施設の周辺を含めた、まちの魅力を高める活動を検討、実践する場です。まち歩きイベント、インタビュー記録、まちの情報収集と発信、ガーデニングなど、テーマごとに九つの部会が活動しています。区ではこれらの活動を支援しています。 下北沢駅前に案内所開設準備中 下北沢駅周辺の街づくりやまちの魅力など、まちの情報を発信する場として、仮称下北沢駅前案内所を設置します。現在、北沢PR戦略会議の部会、下北沢案内チームと共に企画、運営方法を検討しています。案内人やコンシェルジュの募集も行っています。 世田谷区のホームページでも、小田急線上部利用の情報を公開しています。 世田谷区小田急線上部利用の街づくりを検索してください。 問い合わせ先、世田谷区北沢総合支所街づくり課 電話03−5478−8031。ファクシミリ03−5478−8019。