北沢デザイン通信 第8号 〜思いつながる、人つながる、街つながる〜 令和4年8月発行 世田谷区北沢総合支所街づくり課 全12ページ 1ページ目 小田急線上部利用施設に関する取り組み等についてご報告します。 世田谷区では、北沢デザイン通信を通じて、小田急線(代々木上原駅から梅ヶ丘駅間)沿線の街づくりの情報を幅広くお知らせしています。  本号では、令和4年3月に行われた第8回北沢デザイン会議でお知らせした小田急線上部利用施設や京王井の頭線高架下利用施設に関する取り組み等のほか、加えて最新の情報をご報告します。 1ページの画像その1 青空を背景に、「シモキタ雨庭広場開会式」の看板と関係者の集合写真 1ページの画像その1のキャプション シモキタ雨庭広場開会式の様子 1ページの画像その2 小田急線上部利用施設を高いところから撮影し、上部利用施設以外を薄い色に加工した写真 1ページの画像その2のキャプション 下北沢駅周辺から世田谷代田駅方面を望む 2ページ目 第8回北沢デザイン会議 北沢デザイン会議とは  小田急線の上部利用など小田急線沿線の街づくりの取り組みについて、誰もが自由に参加できる情報共有・意見交換の場として、平成26年から開催しています。 開催概要 【日 時】令和4年3月13日 日曜日 【場 所】北沢タウンホール2階ホール及びオンライン開催 【参加者】約130名(ホール、オンライン合計) 【プログラム】 01 開会あいさつ 02 経過報告及び今後の取り組み ・世田谷区の上部利用施設の情報 ・小田急電鉄の上部利用施設の情報 ・京王電鉄の取り組み紹介 03 地域によるまちの活用の事例紹介 自由が丘(目黒区)の事例紹介 04 デザインアドバイザーより 05 意見交換 2ページの画像その1 スクリーンに向かって距離を置いて並べられたイスに座る参加者の写真 2ページの画像その1のキャプション 会場の様子 01 開会あいさつ  平成26年から始めた北沢デザイン会議が、長期にわたって開催することができていることは、みなさんのご協力の成果だと思っています。  平成27年に小田急線上部利用施設の整備について「北沢デザインガイド」を策定し、デザインアドバイザーの東京大学大学院 出口敦先生にご助言をいただき、これまで9割程度の施設が完成を迎えてきました。  当初は線路の上に何ができるのか、下北沢らしさというものが全く違うものになってしまうのではないかというような心配の声もありましたが、小田急電鉄や京王電鉄からも、下北沢を中心としたエリアに新しい価値や文化をインプットして、幅を広げるといった内容の商業施設が提案されたと思います。  街は確かに形を成してきましたが、本格的につながって脈を打ち出すのは、これからです。施設が完成し、今度は、エリアマネジメント活動やみどりを継続する活動など、ソフトの時代に移ります。  このようにして、「参加と協働」で様々な課題を乗り越えて、世田谷区、そして区民のみなさん、商業・事業者のみなさん、鉄道事業者各社のみなさん、下北沢に想いを持って関わっていくみなさん、それぞれが立場を越えて熱く語り合って今日を迎え、これまでたくさんの方々の努力があったことに感謝申し上げます。 2ページの画像その2 保坂区長の顔写真 2ページの画像その2のキャプション 世田谷区長 保坂展人 02 経過報告及び今後の取り組み 世田谷代田駅から東北沢駅までの上部利用施設等の完成部分や今後の取り組みについて、世田谷区・小田急電鉄・京王電鉄より報告しました。 経過報告(完成部分)については4ページから7ページをご覧ください。今後の取り組みについては8ページから9ページをご覧ください。 2ページの画像その3 当日の資料 令和3年度の実施事業の図 2ページの画像その4 小田急線上部利用施設を紹介する動画の一場面 3ページ目 03 地域によるまちの活用の事例紹介  潟Wェイ・スピリットの中山事務長より、自由が丘駅駅前広場等の公共空間の活用事例、組織体制及び住民参加の仕組みについて、お話しいただきました。(事前収録動画を放映しました。) 3ページの画像その1 中山氏の顔写真 3ページの画像その1のキャプション 自由が丘商店街振興組合/都市再生推進法人潟Wェイ・スピリット 中山雄次郎事務長 3ページの画像その2 人がたくさんいるお祭りの様子を高いところから撮影した写真 3ページの画像その2のキャプション 自由が丘女神まつり 駅前広場の活用 3ページの画像その3 会議風景の写真 3ページの画像その3のキャプション まち運営会議 住民参加の仕組み 当日資料については、世田谷区のホームページでご覧いただけます。(12ページ参照) 04 デザインアドバイザーより デザインアドバイザーの出口先生より上部利用施設の今後について、お話しをいただきました。 下北沢駅駅前広場の整備  段差の解消、照明の配置など、細部のチェックを進めながら、誰もが使いやすい広場を整備していただきたいと思います。整備がゴールではなく、区と住民とが一緒になって、いい状態を保てるように進めてください。また、今後は、利活用と管理運営の両面に取り組む局面に入ってくると思います。 安全な街が第一  魅力的な空間が出来上がってきて、人が集中し始めています。ぜひ安全な街にしていただきたいと思います。 デザインからマネジメント、マネジメントからさらにガバナンスへ  北沢地域には既にいくつもの団体が活動しており、それをどうやってネットワーク化し、地域全体のマネジメントの組織体制をつくっていくのか、ポイントは3つあると考えます。 @「デザインガイド」に代わる「マネジメントガイド」の検討 A地域で熱心に活動されている団体を上手くネットワークしていく組織の構築 B公共的な資金だけでなく、組織が財源を得ながらマネジメントをしていくこと  地域のマネジメントは、みんなが同じ方向を向いて、街づくり活動をしていくことにほかなりません。上部利用施設が続々と完成してきており、これから新たな課題も出てくると思います。これからの地域のマネジメントのため、ネットワークや組織体制、方針などを関係者でつくり上げていただきたい。 3ページの画像その4 出口氏の顔写真 3ページの画像その4のキャプション 東京大学大学院 新領域創成科学研究科教授 出口敦氏 05 意見交換  参加者の皆様からチャットやふせんでいただいたご意見・ご質問に対して、世田谷区・小田急電鉄・京王電鉄よりお答えしました。 10ページから11ページをご覧ください。また、当日ご紹介できなかったご意見等も含め、詳細は世田谷区のホームページでご覧いただけます。(12ページ参照) 3ページの画像その5 顔写真 3ページの画像その5のキャプション 世田谷区北沢総合支所 拠点整備担当課長 3ページの画像その6 顔写真 3ページの画像その6のキャプション 小田急電鉄株式会社 エリア事業創造部 課長代理 3ページの画像その7 顔写真 3ページの画像その7のキャプション 京王電鉄株式会社 開発推進部 課長 4から7ページ目 02-1 当日の説明内容 〜経過報告について〜(令和4年7月時点の情報に更新しています。) 4から7ページの画像その1 世田谷代田駅西側から東北沢駅までの地図を掲載し、写真やイメージパースを示す箇所に番号を振った。 資料の見方 色分け 整備の主体に応じた色分けをしています。 世田谷区 緑色 小田急電鉄 青色 京王電鉄 エンジ色 地図中に色分けや図形などで示している項目 世田谷区が整備(駅前広場、通路、緑地・小広場、立体緑地、アクセス道路、環七横断橋、交差道路等通行の安全性の確保) 小田急電鉄(施設利用地) 京王電鉄(施設利用地) 鉄道事業者施設(駅舎等) 交差道路 ※今後整備する施設は、変更になる可能性があります。 世田谷区オフィシャルチャンネル(YouTube)で、小田急線上部利用施設の紹介動画をご覧いただけます。(P.12参照) 世田谷区1 代田富士356(みごろ)広場 平成28年開園 写真掲載 行き交う電車や富士山の眺めを楽しむことができる広場。防災倉庫を設置して緊急時に備えています。 世田谷区2 通路(環状七号線以西) 平成29年開通 写真掲載 代田富士見橋から代田富士356広場をつなぐみどり豊かな通路です。 世田谷区3 代田富士見橋 平成27年開通 写真掲載 世田谷代田駅西側の環状七号線に架かる橋。歩きながら富士山の眺めを楽しめる場所となっています。 世田谷区4 世田谷代田駅 駅前広場 令和3年完成 写真掲載 ダイダラボッチの足跡と富士山の眺望を活かした個性ある駅前広場を整備しました。 世田谷区5 通路(世田谷代田駅から下北沢駅間の一部) 令和2年開通 写真掲載 通路と建築敷地が一体的な空間に感じられるように仕上げを工夫しました。 世田谷区6 シモキタ雨庭広場 令和4年開園 写真掲載 高低差のある地形を活かし、雨庭等を整備した広場です。防火水槽を埋設して緊急時に備えています。 世田谷区7 通路及び緑地・小広場 令和4年完成 写真掲載 下北沢駅南西口から世田谷代田駅方面へとつながる通路に沿ってみどり豊かな広場を整備しました。 世田谷区8 アクセス道路 令和4年開通 写真掲載 下北沢駅駅前広場と茶沢通りをつなぐ歩行者等が主体の道路。緊急車両の通行は可能です。 世田谷区9 下北沢駅 駅前交通広場 バスロータリー等日常の駅前広場 イメージパース掲載 歩車道を一体活用した駅前広場 イメージパース掲載 世田谷区10 下北沢東自転車等駐車場 平成30年開業 写真掲載 下北沢駅周辺の駐輪場不足を解消するため茶沢通り東側の通路下に98台の駐輪場を整備しました。 世田谷区11 通路(下北沢駅〜東北沢駅間の一部) 平成29年開通 写真掲載 下北沢駅と東北沢駅をつなぐ通路。全体のつながりを意識したみどりやベンチが整備されています。 世田谷区12 北沢さんきゅう広場 平成29年開園 写真掲載 住宅地の中の静かで穏やかな広場です。防災倉庫を設置して緊急時に備えています。 世田谷区13 東北沢駅 駅前広場 令和3年完成 写真掲載 「安心とうるおいのある交流空間づくり」をコンセプトに整備しました。 小田急電鉄1 賃貸住宅「リージア代田テラス」 平成28年開業 写真掲載 2階(約700u) 小田急電鉄2 複合施設「世田谷代田キャンパス」 平成31年開業 写真掲載 2階(約400u) 小田急電鉄3 店舗・事務所「KALDINO」 令和2年開業 写真掲載 2階(約300u) 小田急電鉄4 温泉旅館「由縁別邸 代田」 令和2年開業 写真掲載 2階(一部3階)(約2,000u) 小田急電鉄5 保育園「世田谷代田 仁慈保幼園」 令和2年開園 写真掲載 2階(約1,400u) 小田急電鉄6 店舗兼用住宅・商業施設「BONUS TRACK」 令和2年開業 写真掲載 2階(約900u) 小田急電鉄7 居住型教育施設「SHIMOKITA COLLEGE」 令和2年開業 写真掲載 5階(約2,200u) 小田急電鉄8 複合施設「(tefu)lounge」 令和4年開業 写真掲載 5階(約1,700u) 小田急電鉄9 商業施設「シモキタエキウエ」 令和元年開業 写真掲載 2階(約1,500u) 小田急電鉄10 イベントスペース「下北線路街 空き地」 令和元年開業 写真掲載 小田急電鉄11 商業施設「reload」 令和3年開業 写真掲載 2階(約1,900u) 小田急電鉄12 商業店舗「ADRIFT」 令和3年開業 写真掲載 1階(約400u) 小田急電鉄13 宿泊施設「MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA」 令和3年開業 写真掲載 2階(約1,700u) 京王電鉄1 商業施設「ミカン下北」 令和4年開業 写真掲載 [A街区] 5階(約2,800u) 京王電鉄2 自転車等駐車場「京王サイクルパーク下北沢」 平成31年開業 写真掲載 2階 370台 8から9ページ目 02-2 当日の説明内容 令和3年度の実施事業及び今後の取組みについて  下北沢駅の周辺(駅南西口側・京王井の頭線高架下周辺、駅前広場)の施設整備の内容及び今後の整備スケジュールについて、世田谷区・小田急電鉄・京王電鉄より説明しました。(写真については、令和4年7月現在のものを掲載しています。) 当日の資料については、世田谷区のホームページでご覧いただけます。(12ページ参照) 8から9ページの画像その1 駅前西口側、駅前広場、京王井の頭線高架下周辺の位置を示した地図 駅前広場 北側のスロープ・階段のしつらえ、植栽やベンチ、壁面や歩道の色彩、歩車道境界の段差と柵等について検討を進めました。 令和3年度の整備概要及び令和4年度の整備予定は、右の図のとおりです。 ●北側の動線計画について 整備イメージ(令和4年度整備予定箇所) 8から9ページの画像その2 整備イメージイラスト 図面に掲載されている内容 正面の階段、スロープ、中央の階段、斜路付き階段 ●工事計画について 8から9ページの画像その3 令和3年度の整備概要 上から撮影された写真に図が描かれている。 図面に掲載されている内容 電線共同溝(T期)、仮設スロープ設置、防火水槽設置(東京都消防庁)、水道管設置(T期)(東京都水道局) 8から9ページの画像その4 令和4年度の整備予定 平面図 図面に掲載されている内容 本設階段・スロープ、歩道照明、街きょ(既存道路部)、仮設スロープ撤去、地盤造成、水道管設置(U期)(東京都水道局)、電線共同溝(U期)、街きょ(既存道路部、ロータリー南側) 駅南西口側  舗装や植栽等の工夫により、デザインイメージを調整し、小田急電鉄の施設と区の施設の連続的な空間を整備しました。  緑地・小広場を2か所整備することで、これまでみどりが少なかった下北沢駅周辺において、みどり豊かな空間が新たに生まれます。 8から9ページの画像その5 緑豊かな歩行空間の写真 8から9ページの画像その5のキャプション @緑地・小広場(世田谷区)*名称:シモキタ 雨庭広場 8から9ページの画像その6 緑豊かな広場の写真 8から9ページの画像その6のキャプション A通路(世田谷区)、緑地・小広場(世田谷区・小田急電鉄) 8から9ページの画像その7 商業ビルの写真 8から9ページの画像その7のキャプション B商業施設(小田急電鉄) 8から9ページの画像その8 駐輪場の写真 8から9ページの画像その8のキャプション C自転車等駐輪場(小田急電鉄) 京王井の頭線高架下周辺  高架に沿って、区が下北沢駅駅前広場と茶沢通りを結ぶ歩行者等が主体の※道路(アクセス道路)を、京王電鉄が高架下等に商業施設を整備しました。 これにより下北沢駅周辺における回遊性のさらなる向上や、新たなまちの賑いや魅力が創出されます。※アクセス道路は、緊急車両を除く一般車両の通行不可。 8から9ページの画像その9 図書館カウンター下北沢の外観写真 8から9ページの画像その9のキャプション 図書館カウンター下北沢(世田谷区)*D 商業施設(京王電鉄)内 8から9ページの画像その10 商業施設の外観写真 8から9ページの画像その10のキャプション D商業施設(京王電鉄) 8から9ページの画像その11 アクセス道路の写真 8から9ページの画像その11のキャプション Eアクセス道路(世田谷区) 10から11ページ目 05 意見交換  ご参加の皆様からチャットや付箋(ふせん)でいただいたご意見・ご質問に対して、世田谷区・小田急電鉄・京王電鉄よりお答えしました。  以下にその一部をご紹介いたします。 その他のご意見は世田谷区のホームページでご覧いただけます。(12ページ参照) 10から11ページの画像その1 付箋(ふせん)が貼られた模造紙の写真 10から11ページの画像その2 いただいた意見の位置を示す地図 下北沢駅駅前広場(下北沢らしさについて) 質問 ・世田谷区はウォーカブル推奨都市として、何か取り組みを予定してますか? ・「下北沢らしい」って、どのようにお考えですか? (回答者:世田谷区)  下北沢は歩行者主体の街としての特徴があることからも、駅前広場の歩道には、ベンチや憩いを感じていただける緑の配置を考えております。また将来の利活用については、下北沢らしい活用の工夫や演出を地元の方々と考えていきたいと思っています。 世田谷代田駅から下北沢駅間の緑地・小広場 質問  下北沢駅南西口から世田谷代田駅間の緑地を、子どもも皆集まれる場所に出来たら良いなと思う。夏はお祭りなどで出店も出してほしい。 (回答者:世田谷区)  西側緑地は一部工事が完了していて、ぜひ子どもたちに楽しく遊んでいただきたいと思います。お祭りなどの活用については、近くにお住いの方の理解を得ていく必要があります。利用に当たっては、法律や条例に則った範囲で使用許可を取って使っていただくことになりますので、今後、皆さんと利用のあり方について考えていきたいと思っております。 緑地・小広場の周辺道路 質問  緑地・小広場とボーナストラックとの道路(鎌倉通り)に、横断歩道または信号機は作れないでしょうか?かなりスピードを出す車が多く不安です。 (回答者:世田谷区)  今後、緑地・小広場の利用が始まると、ボーナストラックから広場を通って下北沢駅へ行くルートができるため、その利用状況をしっかり確認し、交通管理者と相談しながら横断歩道の設置等、歩行者にとって安全で歩きやすい道づくりを進めていきたいと考えております。 下北沢駅駅前広場(災害対策について) 質問  街づくりで重要なのは安心安全だと思います。全体として災害時の対策はどのようなことが取られているのか。まちの人だけでなく、電車の乗客も地上に出てくるのが心配です。 (回答者:世田谷区)  駅前広場には多くの方が一時的には滞留できると思います。その後、広域避難場所である羽根木公園などに、小田急線上部利用の通路を通って真っ直ぐ歩いて行くことができます。そのような災害への対応の視点を持って取り組んでまいりました。 下北沢駅駅前広場(利用開始について) 質問  茶沢通りから駅前広場への車のルートができていない中で、空間だけできても使えないのではないでしょうか。 (回答者:世田谷区)  駅前広場に至る交通動線の補助第54号線については、鋭意整備を進めております。駅前広場が完成した時点で、通勤通学の送迎などで利用ができるよう、今ある道路を通って駅前広場に車が入って来ることができないか検討しています。一方で、道幅が狭かったり一方通行であったりと、下北沢は歩行者が非常に多いことから、心配するご意見をいただいております。  安全に車を誘導して、安全に街を歩いていただくためにどうしたら良いか、検討を深めている状況です。 下北沢駅駅前広場(整備検討について) 質問  素敵なイメージをありがとうございます。駅前広場について、住民側で議論し、色々と提案を出したと記憶しています。その中で、何か反映されたことがあればぜひ教えていただきたいです。 (回答者:世田谷区)  整備自体が地元の方々との話し合いの中で作り上げてきたものであります。どれかというよりも全てを見ていただきたいと思っております。ただ、駅前広場は、道路として法令遵守しなければならないことをしっかり説明をさせていただきながら、この形になってきたということを、ご理解していただきたいと考えております。 下北沢駅駅前広場(ロータリーについて) 質問  下北沢駅前にどうしてバスロータリーが必要なんですか。補助54号線にバスが来れば十分だと思うのですが…。今の駅前の広々としたヨーロッパ風の広場イメージにとても好感を持っています。 (回答者:世田谷区)  街の課題であった鉄道とバス・タクシー等との交通結節機能の強化、また駅前のバリアフリー化による駅前を利用する方々の利便性の向上、身体の不自由な方々の自動車などが駅前まで車で入って来られるような環境づくり、それらを踏まえ小田急線の連続立体交差事業を契機として、駅前広場整備を進めております。  多くの権利者や関係者の協力のもと、現在の整備に至っており、駅前広場を整備する趣旨を改めてご理解いただけますようお願いいたします。 まちのにぎわいづくりについて  小田急・京王の新しい施設を御紹介くださりありがとうございました。まちに次々と新しい施設が出来てくるのを楽しみに見守っています。施設が完成した後は、商業的な利用の他にも地元と協力した「まちづくり」の手法で運営していくこともあるかと思います。小田急・京王さんにそれぞれ今、考えているまちづくり的な活動などあるようでしたら教えてください。 (回答者:小田急電鉄)  小田急は、植栽の管理等でシモキタ園藝部と一緒に共同管理を進めております。今後の管理やイベント等においても、地元の方々と連携を進めていきたいと思っております。 (回答者:京王電鉄)  京王は、3月30日にミカン下北が開業することでやっと街に参加することができます。皆さまとしっかりと連携を図りながら、京王やミカン下北ならではの取り組みと、地域課題の解決にも皆さまと一緒に取り組んでいきたいと思っております。 12ページ目 シモキタリングまちづくり会議(旧 北沢PR戦略会議)の活動について シモキタリングまちづくり会議とは(名称が変わりました)  小田急線上部に整備する各施設の活用や周辺部を含む「まちの魅力」を高める取り組みを検討し、実践する場として、平成28年から開催しており、現在8つの部会を中心に活動しています。  令和4年3月には、これまで5年間の活動を踏まえ、住民参加と地域住民の自主的な活動をより深化させ、地元の町会や商店街などと連携を深める趣旨で、「北沢PR戦略会議」から「シモキタリングまちづくり会議」へ名称を変更しました。 12ページの画像その1 リーフレットの表紙写真 12ページの画像その1のキャプション 今後、リーフレットなどを通して、名称変更や活動内容を幅広くお知らせしていきます。 トピックス1 第5回 報告会が開かれました。  令和4年3月21日(月・祝)にシモキタリングまちづくり会議第5回報告会が開かれました。  今回は、新型コロナウイルス感染症対策を講じつつ、小田急線線路跡地の屋外で開催され、パネルなどにより各部会の活動や名称変更について報告されました。  12ページの画像その2,3 屋外に並べられたパネル、屋外に並べられたイスに座る人や発表者などの様子 12ページの画像その2,3のキャプション 報告会の様子 トピックス2 下北沢まちの案内所を移設しました。  令和4年6月に下北沢駅前の「下北沢まちの案内所」を、駅前広場の工事に伴い、しもきたスクエア内から小田急線東口改札前に移設しました。  引き続き、案内部会のメンバー、ボランティアの方々により小田急線上部利用の街づくりの取り組みの周知や、まち案内を行っています。 12ページの画像その4 案内所がクレーンで吊り上げられている様子 12ページの画像その4のキャプション 移設工事の様子(クレーンで吊り上げました。) 12ページの画像その5 案内所正面の様子 12ページの画像その5のキャプション 移設後の案内所の様子 区ホームページ・問い合わせ先 「02経過報告及び今後の取り組み」及び「03地域によるまちの活用の事例紹介」等の当日資料及び、「05意見交換」の詳細は2次元コードからご覧いただけます。 12ページの画像その6 QRコード 世田谷区オフィシャルチャンネル(YouTube)で、小田急線上部利用施設の紹介動画をご覧いただけます。 12ページの画像その7  QRコード 世田谷区のホームページでも小田急線上部利用の情報を公開しています。 世田谷区 小田急線上部利用の街づくり 検索 問い合わせ先 〒155-8666 世田谷区北沢2-8-18 北沢タウンホール 11階 【本通信及び北沢デザイン会議について】 北沢総合支所街づくり課 TEL 03-5478-8031 FAX 03-5478-8019 【小田急線上部利用施設等の整備について】 北沢総合支所拠点整備担当課 TEL 03-5478-8012 FAX 03-5478-8019