北沢デザイン通信 号外 平成28年3月発行 発行元 世田谷区北沢総合支所街づくり課 拠点まちづくり第一課 下北沢駅西側エリアの検討ワークショップを開催しました ワークショップの目的 世田谷区では、小田急線 代々木上原駅から梅ヶ丘駅間 連続立体交差事業などによる鉄道地下化に伴い生じる跡地利用 以下、上部利用という の検討を進めてきました。平成27年8月に、世田谷区小田急線 代々木上原駅から梅ヶ丘駅間 上部利用計画をまとめるとともに、上部利用計画の内容を紹介する オープンハウス(パネル展示など)や、北沢デザイン会議を開催するなど、その内容を広く発信してきました。  今回、上部利用のうち、下北沢駅西側エリアを対象として、区の整備プラン(緑地や通路など)を検討することを目的に 下北沢駅西側エリア緑地・通路検討ワークショップを開催しました。 対象地の概要  ワークショップで検討対象とした区域は、小田急線 代々木上原駅から梅ヶ丘駅間 上部利用のうち、下北沢駅の西側エリア 約300メートル です。 施設の概要 立体緑地 南北の高低差、駐輪場の上部空間を生かした立体緑地を整備し、回遊性や歩行者の安全性の向上を図り、新たなまちの魅力を創出します。 緑地・小広場 人々の豊かなみどりの癒し空間の拠点とします。 通路 日常的な利用とともに、災害時には緊急車両の通行や防災活動ができるよう、連続する通路とします。通路沿いにはみどりを配置して住環境に配慮します。 ワークショップの経過  ワークショップは、平成27年度に全3回、開催しました。 第1回ワークショップ 開催日 平成27年10月17日土曜  参加者 45名  テーマ 思いや考えを共有する  内容 下北沢駅西側エリアの緑地や通路に対する皆さんの思いや考えを共有しました。 第2回ワークショップ 開催日 平成27年11月28日土曜  参加者 46名  テーマ アイデアを出し合う  内容 エリア全体の整備コンセプトについて確認し、3つの整備プラン 案 をもとに、意見交換を行いました。 第3回ワークショップ 開催日 平成28年2月6日土曜  参加者 38名  テーマ 整備イメージをつくる  内容 これまでの検討をふまえて作成した整備イメージ 案 について、意見交換を行いました。 全3回ワークショップの成果と今後の課題 成果 みんながつながる緑の庭をコンセプトとして整備します 立体緑地の通路は、ゆるやかな曲線基調とし、根元から立ち上がるしょくさいを配置します。 立体緑地では、周辺住宅のプライバシーに配慮し、住宅の開口部に面する部分はしょくさいを密にするなどの工夫を行います。 緑地・小広場は、かつてのやとの地形を活かした広場とします。 緑地・小広場は、シンプルな空間とします。 立体緑地から緑地・小広場へたほうこうに下りる階段を配置します。 防災倉庫はしょくさいで修景します。 通路沿いにはしょくさいして、住環境に配慮します。 今後の課題 しょくさいの維持管理について 具体的なしょくさいやしつらえについて 自転車の通行ルールについて 緑地・小広場の利活用や管理、運営ほうほうについて 今後の予定 来年度は、今年度の検討結果をふまえて、詳細な設計段階に入ります。具体的なしつらえや、施設の利用や管理、運営ほうほうについて、地域の皆さまとの意見交換の場を設けることも検討していきます。 問い合わせ先 世田谷区北沢総合支所まちづくり課 〒155−8666世田谷区北沢2‐8‐18北沢タウンホール6階 電話 03−5478−8031 ファックス 03−5478−8019