世田谷区からのお知らせです 音声コードは各ページに印刷しています 令和3年2月 太子堂五丁目・若林二丁目地区まちづくり通信 第7号です この通信は、太子堂五丁目・若林二丁目にお住まいの方と、地区外にお住まいで土地・建物を所有しているかたにお届けしています 世田谷区では、地区のまちづくりの将来について皆さんと一緒に考える取り組みを進めています。去る令和2年12月には「フィールドワーク」を開催し、6日日曜日は道路・交通、19日土曜日は防災について、それぞれの問題点や今後の方向性についてご意見を伺いました。当日の様子や寄せられた意見は2ページに掲載しています。あわせてご覧ください。 次回は、地区のまちづくりに関するルールづくりについて話し合う「まちづくり懇談会」を3月に開催しますので、ぜひご参加ください。 まちづくり懇談会の開催概要です。 日時 令和3年3月6日土曜日、午後2時から午後4時 テーマ、まちづくりのルールを考えよう 会場 若林まちづくりセンター、3階、活動フロア 住所は、世田谷区若林1の34の2 内容はふたつです 1、今までの振り返りと事例紹介 2、テーマ別の今後の方向性と取組のアイディア、このまちの将来の姿に関する意見交換 懇談会は事前申し込みが必要です。定員は27名です。 申込希望の方は3月4日木曜日までに、世田谷区総合支所まちづくり課まで、電話、メール、ファックスでご連絡ください。 参加される方全員の氏名、住所、電話番号をお知らせください。 参加にあたって配慮が必要な方は申込みの際にあわせてお知らせください。 当日参加できないかたは、郵便、メール、ファックスにてご意見を受け付けます。 連絡先は4面をご覧ください。   「フィールドワーク」を開催しました フィールドワークは、地区の皆さんの関心の高い「道路・交通」と「防災」という2つのテーマを設定し、実際にまちを歩いてもらいながら、地区の課題や将来あるべき姿を参加者と考えました。 全国的に新型コロナウイルス感染症の感染者数が増えている状況ということもあり、参加者は少数でしたが、熱心な意見交換が行われ、充実した時間を過ごすことができました。 テーマ1、道路・交通、普段も緊急時も安心して使える道づくり 日時、令和2年12月6日日曜日、午後1時半から4時半 開催場所:太子堂小学校体育館 参加者、7名 道路・交通に関して、不満に感じること、問題の背景、改善事例の紹介をしたあと、フィールドワークに出かけました。 2グループに分かれて1時間程度、地区内の道路・交通の状況を調べました。 歩幅を使って道路の道幅を調べたり、救急車や消防車が道路を通行できるか実験を行いました。 体育館に戻ったあとは、グループごとに、地区の将来の姿について意見交換をしました。 出された意見は大きく3つに分けられます。 1.道路を考えるときの視点 ・住宅地で生活する人が中心のまちであり、通り抜けの場所ではない。 ・将来は車がいらない社会になるかもしれない。 ・安全性の向上や緊急時の対応についてソフト面からも改善できると良い。 ・将来については、短期・中期・長期と時間軸を分けて考えると良いのでは。 ・世代によって道路の使い方や求めるものが違うので、世代間等の視点の違いを大事にしてほしい 2.道路の幅や形を改善したい ・救急車は遠回りしないと家の前まで来られないので、道は広くしたい。 ・見通しが悪い道路が多すぎる。大掛かりな改善は望まないが要所での改善は必要だ。 3.自転車マナーについて ・放置自転車が多いため、自転車駐輪場を作っても良いのではないか。   「フィールドワーク」を開催しました、の続きです。 テーマ1、道路・交通について、法政大学の杉崎教授からの講評です。 この地区の良さは、広い道路ができることではなく、狭いながらも住む人にとっては住みやすいことかもしれません。 今ある道路をどう使いこなすのか、交通安全のためのルールを決めるなど具体的な検討をする時に大事な観点になると思います。 テーマ2、防災、安心して住み続けるための環境づくり 日時、令和2年12月19日土曜日、午後1時半から4時半 開催場所:太子堂小学校体育館 参加者、7名 防災に関して、不満に感じること、問題の背景、改善事例の紹介をしたあと、フィールドワークに出かけました。 太子堂と若林の2グループに分かれて1時間程度、地区内に設置されている防災関連設備や災害時の被害想定などを確認しました。 また、道路に埋設されている消火栓を開けてスタンドパイプを実際に設置しました。 体育館に戻ったあとは、グループごとに、地区の将来の姿について意見交換をしました。 出された意見は大きく4つに分けられます。 1.道路とその周辺の防災対策 ・延焼を遅らせるために、道路を広げられるなら広げた方が良い。 ・延焼防止のために建物の壁面を下げて道路沿道の空間を取ることは良い。 2.行き止まりろの改善 ・緊急時には隣の庭を通らせてもらえるような方法も良い。道路を作るだけでなく、ちょっとしたことでも改善できるということを伝えていきたい。 3.延焼防止 ・延焼シミュレーションにあったように消防車が来なければこの地域も延焼する恐れがある。今回のようなスタンドパイプ体験が共助のきっかけになると良い。 4.地域とのつながりをつくる・参加者を増やす ・地域の人にもっとまちづくりに参加してもらいたい。   内容はふたつです。 1.今後の予定 令和3年度以降については、これまでのご意見や取り組み等を踏まえて、まちづくりに必要なルール・制度について具体的な検討を進めていきます。 懇談会等の開催にあわせて通信も発行予定です 太子堂五丁目・若林二丁目地区のまちづくりの検討フローは次のようになっています。 令和がんねんどは、まちづくりの検討に着手するとともに、現状の整理を行いました。 その過程で、まちづくりアンケート、まちづくり講演会、まち歩きを実施しました。 令和2年度は、まちづくりの具体的な課題、方向性に関するテーマ別検討を行いました。 その過程で、7月にまちなか写真館とスタンプラリー、9月にオープンハウス、12月にフィールドワークを2回開催しました。 またこの3月にまちづくり懇談会を実施し、地区の将来の姿とその実現方法のイメージを共有する予定です。 令和3年度以降は、まちづくりのルール、制度の具体的な検討を行う予定です。 具体的には、まち歩き、懇談会、説明会等を開催し、まちづくりのルール、制度を具体的に検討し、計画等のたたき台を作ります。 その後、説明会を開催し、都市計画・条例等の手続を行うことで、地区計画・地区まちづくり計画等を策定します。 2.新型コロナウイルス感染症対策 参加者の皆さんが安心して参加できるよう、会場では次の対策を実施します。 1.室内の換気、2.物品等の消毒の徹底、3.手指の消毒及びマスク着用、4.にゅうじょうじの検温の実施、 5.机・座席の消毒、座席間の空間の確保、6.参加者の氏名・体温の記録 懇談会の申込、ご意見 お問い合わせは 世田谷区世田谷総合支所まちづくり課までご連絡ください 担当は たかはし、 おかつ、 杉本、 高澤 電話は 0354322872 です 所在地は 世田谷区世田谷四丁目22番33号 です