令和元年10月 太子堂五丁目・若林二丁目地区街づくり通信 第一号です。 この通信は、太子堂五丁目・若林二丁目にお住まいの方と、地区外にお住まいで土地・建物を所有しているかたにお届けしています。 太子堂五丁目・若林二丁目地区の 街づくりを一緒に考えてみませんか。 世田谷区では、木造住宅が密集している地区を中心に、災害に強い街づくりに取り組んでおります。 太子堂五丁目・若林二丁目地区は、東京都により「震災時に特に甚大な被害が想定される地域」として「整備地域」に指定され、区としては、防災性の向上を図るとともに良好な住環境の保全をめざした街づくりを優先的に進める地区として、世田谷区都市整備方針に位置付けております。 今後は、地区の現状を踏まえつつ、地区の皆さまのご意見を伺いながら、一緒に地区の街づくりの将来について検討していきたいと考えております。つきましては、街づくりアンケートや街づくりについて考えるきっかけとなるような講演会等を開催いたしますので、ぜひご参加ください。 今年度の予定 この街づくり通信の紙面上でアンケートを実施しています。 11月9日に街づくりに関する講演会、令和2年1月に街歩き、3月に懇談会を予定しています。詳しい開催の日程や結果は今後の街づくり通信でお知らせします。 1 データでみる「太子堂五丁目・若林二丁目地区」 地区の主な特徴 住宅地としての利用が進み、特に若林二丁目は地区内の敷地の8割が住宅です。 建物の数が多く、空地が少ない、いわゆる「密集市街地」です。特に太子堂五丁目は1ヘクタールあたりの建物の数が区内で最も多いです。 現在も人口は増え続けています。 狭い道路が多く、6m未満の道路のみに接する敷地の割合が区平均より高いです。特に太子堂五丁目は4m未満の細街路の割合が約5割です。 火災危険度が周辺地域に比べて高く、特に若林二丁目は、防災性の高い建物の割合が区全体より低いです。 2 防災性向上のための取組を進めています 新たな防火規制区域の指定、東京都建築安全条例、平成にじゅう、よねんより 地震などの災害発生時に火災などの危険性が高い区域を指定し、個々の建築物の建替えにより防火性の高い建築物へ誘導するものです。 不燃化特区制度、令和2年度まで 老朽建築物の除却や建替え等の費用助成などにより、地区内での建築物の不燃化を支援する制度です。 3 街のいいところみつけた その1、 烏山川緑道 河川の上部を利用して整備された緑豊かな緑道で、春には桜が楽しめます。 4 アンケート 地区の状況や、今後の街づくりの取り組みなどについて伺います。 問1、地区の状況についての満足度 問2、街づくりに関する取組への参加 問3、講演会や意見交換会を開催する日程 問4、街づくりに関して、聞きたい・知りたいテーマ 問5、自由記入欄   紙面内容はみっつです。 1 はじめの一歩 街づくり講演会を開催します 事前申し込み不要、 どなたでも参加できます。 参加にあたって配慮が必要な方は 事前にご連絡ください。 日時、 令和元年11月9日 土曜日、 午後2時からよじはんまで 会場、 太子堂小学校 2階、 ランチルーム 住所、 世田谷区太子堂5-7-4 りょくどう側、正門からお越しください 講演会の内容は、講師による講演、街の現況についての報告、参加者による意見交換です。 講演は、わが街再発見!街づくりのはじめの一歩、 として、 普段生活している場所だから知っているつもりの街を、日常とはちょっと異なる目線で見てみると、新しい発見があります。ほかの街での事例なども踏まえ、発見の方法をお話します 講師、 杉崎和久氏、 法政大学大学院公共政策研究科教授 2 街づくりとは 太子堂五丁目・若林二丁目地区で検討していく「街づくり」は、市街地の保全や整備を意味しています。テーマとしては、調和のとれた外壁の色、地域の公園整備、耐火性の高い建物の誘導、行き止まりろの解消、避難空間の確保、宅地内の緑化、段差のない商店街、ちゅうりんじょうの確保、のような内容が考えられます。 3 ご意見 お問い合わせは 世田谷区世田谷総合支所街づくり課までご連絡ください 担当は 黒岩、 雄勝、 杉本、 高澤 電話は 0354322872 です 所在地は 世田谷区世田谷四丁目22番33号 です