世田谷区立烏山中学校ESCO事業のご紹介 施設概要 【世田谷区立烏山中学校】 所在地 :世田谷区南烏山4−26−1 開設年 :平成16年度 施設機能 :中学校、温水プール 、児童館、教育相談室 延床面積 : 約11,662 u @ESCO事業とは? ESCOとはEnergy Service Companyの略で、『省エネルギーに関する包括的なサービスを 提供し、それまでの環境を損なうことなく省エネルギーを実現し、その結果得られる 省エネルギー効果を保証するサービス』であり、確実な施設運営費の削減を実現する事業です。 ギャランティード・セイビングス契約 施設管理者が省エネルギー設備の初期投資を行い、省エネルギー対策により実現する 削減額から、 一定額を毎年ESCO事業者にサービス料として支払う方式 AESCO事業導入効果 電気・ガス・水道の使用量を削減することにより、従来の烏山中学校の 年間光熱水費約4,556万円より、年間で約1,034万円の光熱水費の 削減を予定しています。 ESCOによる省エネ対策により、年間CO2排出量約836t(※)より、 年間で約212 t のCO2を削減し地球温暖化防止に貢献します。 これは、世田谷区のシンボルの木であるケヤキの木 約4,700本分 のCO2吸収量に相当します。(※平成28年度ベースライン) B省エネルギー手法のご紹介 コージェネレーションシステムの最適化 コージェネレーション1台(90kW)を、マイクロコージェネレーション2台(35kW)へ更新しました。 このうち1台は停電対応機とし、災害対策を図っています。 冷温水機系統の排熱回収配管を改修する事でラジエター放熱量を削減、排熱利用率を高く保つ事で、 総合効率を向上させます。 この手法によりコージェネレーションシステムに係るエネルギーを約24%削減します。 老朽化機器高効率化 空調・衛生用ポンプ及び空調機は老朽化が進んでいる為、更新しました。 これらは旧式のIE1モーター搭載機であるため、IE3高効率モーター搭載機へと更新することで 省エネ化が実現する。この手法により機器に係るエネルギーを約2%削減します。 一般照明のLED化 中学校内部施設全体の一般照明を高効率かつ高寿命なLED照明器具へと更新しました。 さらに、段調光機能を搭載したLED照明器具を導入することで、従来の照明に係るエネルギーの約38%の削減に寄与し、 更に快適性やランプの交換費用の削減にも寄与しています。 ろ過ポンプインバーター導入 定速運転ろ過ポンプにインバーターを導入し、の手動弁による調整分をインバーターによる調整へと変更する事で、 プール水質を維持しつつ、ポンプ搬送動力の約56%の省エネルギーを図ります。 節水器具の導入 使用頻度の多い場所及び水量を削減可能な箇所について、節水器具の設置及び水量調整の見直しにより水道水使用量の削減を図ります。 またプールの強制シャワーを改修し目詰まりを解消し水量を確保の上、放水時間を短縮する事で約10%の水道水使用量の削減を目指します。 クラウドBEMS装置の導入 BEMS装置導入により、電気・ガスのエネルギー使用量を用途別に把握可能にし、見える化の実現。 さらにESCO事業者クラウドBEMSサービスを活用することで、世田谷区・当施設・ESCO事業者の三位一体によるエネルギー管理のPDCAを通じ、 持続可能な省エネルギーを実現させます。 C烏山中学校ESCO事業スケジュール 事業者公募要領を区ホームページにて公開平成30年8月20日 提案公募説明会平成30年9月27日 現地ウォークスルー調査平成30年10月29日 事業提案書の受付締切平成30年12月14日 最優秀および優秀提案の選出及び結果通知平成31年1月24日 詳細協議平成31年3月〜令和元年6月 ESCO契約の締結令和元年6月27日 設計・改修期間(試運転・調整を含む)契約締結日〜令和2年3月31日 ESCOサービス開始令和2年4月1日〜(サービス期間3年間) 関係所管・お問い合わせ先 主な関係所管 :施設営繕担当部・教育委員会事務局・生涯学習部 お問い合わせ先 :公共施設マネジメント推進課マネジメント推進担当 03−5432−2608 運営事業者 :アズビル株式会社 (令和2年4月)