世田谷区北沢タウンホールESCO事業のご紹介 〜施設概要〜 【北沢タウンホール】 所在地 : 世田谷区北沢2−8−18 用途 : 区役所北沢総合支所・多目的       ホール・店舗・バス折返場 階数 : 地下3階/地上12階及び搭屋 敷地面積 : 2,142u 建築面積 : 1,613u 延床面積 : 12,414u 1.今回のESCO事業とは? ESCO事業(Energy Service Companyの略称)とは、事業者が包括的な省エネルギー対策を実施し、その効果を保証することで、確実な施設運営費の削減を実現する事業です。 ※本事業でのESCO契約期間は3年間(平成27年度〜平成29年度) ※本事業の契約形態は“ギャランティード・セイビングス契約”です。 ギャランティード・セイビングス契約とは・・・施設管理者が省エネルギー設備の初期投資を行い、省エネルギー改善により実現する削減額から、一定額を毎年ESCO事業者にサービス料として支払う方式です。 2 .北沢タウンホールにおけるESCO導入効果 光熱水費を約13.9%削減予定 電気・ガス・水道の使用量及び設備機器保守金額を減らすことに より、従来の北沢タウンホールの年間光熱水費約6,740万円に対し、年間で約940万円の経費削減を予定しています。 CO2排出量を約16.5%削減予定 年間約189トンのCO2を削減し、地球温暖化防止に貢献します。これは、ブナ自然林に換算すると約145ヘクタール(東京ドーム約31個分・世田谷区の約2.5%の広さ)のCO2吸収量に相当します。 3 .省エネルギー手法のご紹介 冷温水発生機の更新 冷温水発生機は、施設内で使われる空調の為に夏季は冷水、冬季には温水を作りだす機器です。 今回の事業では、既設(25年使用)の冷温水発生機を最新の効率の良い機器に更新し、省エネ性能が従来比で約30%向上しました。(冷房効率の定格値で比較) 空調機ファンの高効率化 施設内の空調に使用されている空調機のファンを回すモーターは、長時間稼動しているため多くの電気を消費します。 今回の事業では、各機器のモーターを、高効率機器に更新し、併せてインバーター制御を導入することにより、必要な負荷に応じた運転を行い、大幅な節電を図りました。 ※インバーター制御とは・・・インバーターを使った可変電圧・可変周波数の交流電源によって電動モーターの速度制御を行う方式。 照明器具、誘導灯のLED化 各階事務所やロビー、会議室等で使用されている照明器具及び誘導灯をLED照明に更新し、電気の消費の削減を図りました。 節水器の導入 施設内で使用されているトイレに節水器を導入し、水の勢いを落とさずに流れる水の量を減らし、節水を図りました。 4 .ESCO事業スケジュール 事業者募集要項ホームページ公開平成25年9月25日(水) 提案公募説明会平成25年10月15日(火) 現地ウォークスルー調査平成25年10月29日(火)、11月13日(水) 提案書の受付締め切り平成25年11月28日(木) プレゼンテーション及び審査平成25年12月16日(月) 最優秀および優秀提案の選出平成25年12月24日(火) 詳細協議平成26年1月〜平成26年8月 ESCO契約の締結平成26年8月29日(金) 設計・工事期間平成26年8月29日(金)〜平成26年12月 試運転・調整期間平成27年1月〜平成27年3月20日(金) ESCOサービスの開始平成27年4月1日(水)〜(サービス期間3年間) 関係所管・お問い合わせ先     関係所管       : 北沢総合支所・施設営繕担当部・環境総合対策室     お問い合わせ先  : 公共施設マネジメント推進課                    マネジメント推進担当 03−5432−2608     運営事業者     : 東テク株式会社 (平成27年3月)